【忙しい朝に】はねるボブの直し方をスタイリストが解説!はねる原因&予防法も紹介
ボブはとても可愛いヘアスタイルですが、毛先がはねる事に悩んだことはありませんか? ボブをきれいにキープするのは意外と大変なんです。 今回ははねるボブの原因や予防方法などを美容師・新屋敷建伍さんの解説とともにご紹介します。 はねる悩みを解決してボブスタイルを楽しみましょう。
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ボブがはねる原因&対策
まずはボブがはねる原因をしっかりと理解しておきましょう。
はねる原因と対策についてご紹介します。
- 乾かさずに寝てしまう
- 髪の毛が傷んでいる
- 毛の流れのせい
①乾かさずに寝てしまう
ボブがはねてしまうのは、髪の毛を乾かさずに寝てしまう事も原因の1つ。
髪の毛はしっかりとブローしながら乾かしましょう。
髪の毛を濡れたままにするとキューティクルが広がった状態に。
ダメージが大きく、髪が広がる原因になってしましいます。
お風呂上りに結ぶのも、跡がついてしまうのでおすすめしません。
疲れていると面倒に感じますが、しっかりとドライヤーで乾かしましょう。
②髪の毛が傷んでいる
髪の毛が傷んでしまっていると、ハリやコシがなく癖が付きやすいです。
そのため、ダメージが原因ではねてしまいます。
自然乾燥は髪の毛が傷みやすいですが、ドライヤーを長時間当てることによる乾燥のし過ぎも傷みの原因に。
ヘアオイルなどで毛先をしっかりと保湿してあげましょう。
Q.ハネを防ぐためのヘアケアはどう選べばいい?
A.担当の美容師さんに相談してみる
③毛の流れのせい
例えば「右側はちゃんと内巻きになっているのに、左側だけはねている」なんてことはありませんか?
毛の流れやつむじが原因で片方だけはねてしまうのです。
毛の流れはつむじを中心に円を描くようにできています。
そのためサイドの髪の毛は、毛の流れが正反対。
右側だけがはねる場合は、毛の流れのせいで毛先が左右対称にならず両方とも右に向かってはねる現象が起きてしまうのです。
はねが強い場合はストレートアイロンを使用して直してあげましょう。
Q.毛流れのせいでハネてしまうときの対処法は?
A.後ろから前に乾かす!
髪の毛は時計回りに生えていて、多くの人は右側がハネやすいです。
髪を乾かす際に後ろから前に乾かすして根本矯正をしてあげましょう。
下を向いて左側は左手、右側は右手で乾かすと簡単に根本の生えグセを矯正できますよ!
忙しい朝に!はねるボブで作れるヘアアレンジ
ボブでもヘアアレンジは楽しみたいですよね。
忙しい朝にも簡単にできるはねるボブで作るヘアアレンジについてご紹介します。
①外はねウェット
はねてしまったら、思い切って外はねヘアにしてしまいましょう。
ウェット感をプラスすると、大人っぽくこなれ感も演出。
- 少しはねる位に軽く巻き、サイドの表面は耳の高さで内巻きにしてくびれを作ります。
- 前髪も流すように巻いて、全体にジェルを馴染ませて完成
外巻きも内巻きも強く巻かずに、ゆるく巻くのがポイント。
②ひとつ結び
「朝髪の毛をセットしている時間がない」という方にとって、ひとつ結びは強い味方。
はねていても上手にごまかすことが可能です。
全部の髪をまとめてしまうのではなく、後れ毛をしっかり出して。
後れ毛を出すだけで一気に今っぽくなりますよ。
一つ結びにすると頭の形が気になる方は、トップをほぐして丸みをだしてみて。
③ハーフアップ
ハーフアップのお団子でカジュアルなヘアアレンジ。
残りの後ろの毛は外はねに軽く巻いてあげると、はねも目立ちません。
お団子ではなく、編み込んだりくるりんぱをしてハーフアップしても可愛らしく仕上がりますよ。
はねるボブはパーマでかわいく
ボブ×パーマはゆるふわでとても可愛らしい雰囲気に。
はねるボブ×パーマのヘアスタイルについてご紹介します。
【美容師おすすめ】内巻きワンカールスタイル
\ハネ防止なら内巻きカールが◎/
強制的に毛先を曲げられるので、はねにくくなります!
①Aラインボブ
耳あたりにボリューム感がある、Aラインボブは面長の方にピッタリ。
面長のかたは前髪なしに抵抗感がある場合が多いですが、前髪なしのAラインボブは可愛らしい印象になります。
毛先を内巻きにして、ガーリーに仕上げても可愛いですよ。
②スパイラルパーマ
ゆるめのスパイラルパーマで女の子らしさ全開のヘアスタイルをしてみませんか?
ウェット感を出せば今っぽくおしゃれに、マットな質感を出せば大人っぽくもなります。
スタイリング剤を変えるだけで、雰囲気も変わるのでその日の気分に合わせてアレンジを楽しめます。
はねるボブは事前に予防
はねるボブは事前に予防することが出来るのでしょうか?
はねるボブの予防方法についてご紹介します。
- 髪の毛の乾かし方
- はねない長さ
- ストレートパーマ
①髪の毛の乾かし方
髪の毛を乾かす時に一工夫をすれば、毛先が内巻きにカールしてくれます。
はね予防の乾かし方をご説明します。
- 髪の毛全体を根元から濡らし、ドライヤーを根元に当てながら手で立ち上げて乾かす
- 根元がしっかり乾いたら、毛先が内巻きになるように指で通しながら乾かすだけ
癖があまりない方ならば、これだけできれいな内巻きが完成します。
根元を乾かす時は下から風を当てるのではなく、髪の毛を少し引っ張りつつ乾かすと立ち上がりやすいですよ。
②はねない長さ
はねる予防として、美容院でカットする際にはねない長さでカットする方法。
「はねない長さでカットして下さい。」と言うと、スタイリストさんが長さを見極めてくれるはず。
例えば後頭部の癖が気になる方ならば、前下がりボブにカットするとまとまります。
しかし、この方法は髪の毛が伸びてくるとはねが出てきてしまうので、1か月程度しか予防できません。
ボブ維持のために、こまめに美容院に行く方に最適な予防方法。
Q.はねにくいボブの長さとオーダー方法を教えて!
A.鎖骨より下or肩より上がおすすめ
鎖骨より下や方より上だとまとまりやすくなります!
美容院でオーダーするときには、人に寄って生えグセがちがうのでどこがハネやすいかを美容師さんに伝えましょう!
③ストレートパーマ
「忙しい朝にセットする時間がない。」「好きな長さのボブがいい。」と言う方は、ポイントストレートパーマが人気です。
ポイントストレートパーマとは、部分的に縮毛矯正を掛ける事。
髪の毛全体に掛けるわけではないので、時間や料金の負担も少ないです。
しかしはねる心配はないのですが、縮毛矯正なので自然な内巻きにはなりにくいのがデメリット。
「内巻きにはならないけれど、はねないなら良い。」と言う方に好評です。
内巻きにしたい時は、毛先だけストレートアイロンでカールさせるのも良いです。
Q.内巻きにしても外側にハネてしまう…
A.ドライヤーで生えグセを直すと解決
後ろから前にしっかり乾かすことで自然と髪が内側に入ります。
綺麗に乾かせば、コテで巻かなくても内巻きになりますよ!
はねる毛先を予防して、ボブを楽しもう
はねるボブの原因や対策、ヘアアレンジについてご紹介しました。
ふんわりやわらかい印象のあるボブですが、毎朝はねを直すのは大変ですよね。
予防方法はどれも簡単にできる事ばかりなので、ぜひ試してみて下さい。
ちょっとした予防方法やはねを生かしたヘアアレンジで、ボブを楽しみましょう。
出典:Beauty navi
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いつも行っている美容師さんに、髪質にあったヘアケアを選んでもらいましょう!
美容師は髪の医者なので、ぴったりのヘアケアを処方してくれます!