【美容師監修】すぐできる!前髪に失敗してしまったときの対処法&セルフカットのコツ
自分で前髪をカットして、とんでもない失敗をしてしまった…。 そんな経験はありませんか? 前髪は少し違うだけで、顔の印象もガラリと変わってしまう部分です。 そこで、前髪をセルフで切ったけど失敗してしまった人のために、簡単前髪アレンジ法を美容師の優李香さんに教えていただきました! また、セルフカットを習得して、自分が納得いく前髪を作る方法も見ていきましょう。
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失敗しないために前髪セルフカットのやり方
出典:beauty-navi
前髪が伸びてき鬱陶しいけど、美容院に行くほどではない。
時間もないし、お金もかかるので面倒に感じることもあるでしょう。
そんな悩みを解決する失敗しないセルフカット方法をご紹介します。
①準備をする
まずは、セルフカットに必要な道具を揃えます。
具体的には、よく切れるハサミ、クリップやピン、髪をまとめるためのゴムやヘアバンド、コームです。
ハサミが切れにくいと失敗する可能性が高くなるので、切れ味のよいハサミを用意するのがポイント。
また、スキバサミもあれば便利です。
子供の髪をカットするのに使っている、スキバサミでOK。
髪をとめるクリップも、100均ショップで前髪用として販売されているので、そちらを購入しても良いでしょう。
基本的に、髪は乾いたままにしておきます。
②一回目のカット
まずは、カットしない後ろの髪をゴムで結びましょう。
ショートカットの方は、そのままでもOK。
サイドはクリップなどで留め、前に垂れてこないようにします。
次に、前髪を人差し指と中指で真っ直ぐ下ろします。
そして、切りたい長さよりも1cm程度、長めにカット。
この時に真っ直ぐにしようと力を入れていると、カットした後に前髪が持ち上がり短くなり過ぎます。
軽く引っ張るようにするのがポイントです。
また、失敗しないコツとしては、ハサミを身体と並行に保つことです。
基本姿勢を意識すると前髪が斜めになることもありません。
③微調整
長めにカットをした後は、徐々に自分の希望の長さにカットして揃えていきます。
一回カットしたら、その都度コームで前髪を整え慎重に長さを確認しましょう。
長さを確認しながら切ることを何度か繰り返し、ベストな長さにしていきます。
ぱっつんとしたスタイルではなく、自然な動きのある前髪にしたい場合は、スキバサミをほんの少し斜めに傾けカットしていきましょう。
また、前髪のボリュームダウンをしたい時には、内側の髪だけハサミを縦に入れて前髪をカットします。
難しければスキバサミで前髪を梳きましょう。
④サイドをカット
前髪とサイドを繋げる髪型にするならば、ピンで留めておいたサイドの髪を下ろして、少しずつ斜めにカットしていきます。
サイドの髪を切り過ぎると、顔が全面に出てしまいますが、長めに残すことでフェイスラインに沿ったナチュラルなヘアスタイルに仕上がります。
また、サイドの髪を左右に分けた時に少ない方の髪を短くすることで、流した時にバランスが良くなるでしょう。
⑤仕上げ
切り終えたらコームで整えながら仕上がりを確認します。
普段ヘアセットする時に、前髪を軽く内巻きにセットする方は、長めにしておくことを忘れずに。
サイドに前髪を流したい場合は、コームで思い通りの流れになるかを確認しましょう。
Q. セルフカットできる前髪と美容院でカットがおすすめの前髪を教えて!
A. ぱっつん前髪はセルフ◎他は美容院がベター
\セルフカットしやすい前髪/
提供:@anm_yucca
\美容院でのカットがおすすめの前髪①流し前髪/
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\美容院でのカットがおすすめの前髪➁シースルーバング/
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\美容院でのカットがおすすめの前髪③重めの前髪/
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もし前髪のカットに失敗してしまったら…おすすめアレンジ8選
出典:beauty-navi
前髪を切ってみたけど、失敗してしまった時のリカバリー方法を見ていきます。
色々な方法を知っていると、すぐに対処することができますよ。
- ピンでねじってアレンジ
- 分け目を変えて流しアレンジ
- 重めの前髪を作ってもらう
- オールバックでアレンジ
- アイロンでアレンジ
- リボンやヘアバンドでスタイリング
- 透け感アレンジ
- ハットでアレンジ
①美容師のおすすめ:ピンでねじってアレンジ
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手軽なリカバリーは、ピンでまとめてしまうアレンジ方法です。
前髪が短いと気になるのは、周りの人に指摘された時でしょう。
指摘されるのは前髪が短くなったことで、いつもと違う雰囲気なっているからです。
そこで、切り過ぎた前髪をピンでサイドに留めて、前髪のないスタイルにします。
ピンでの留め方は、一つにまとめてフロント部分で留める、左右に分けてねじった髪をピンで留めるなどです。
この時にアクセントのあるピンにすることで、おしゃれで留めていると印象付けられます。
頭頂部と黒目の外側をつないだ三角形のような形をギザギザしたラインでとるイメージにするとバランスよくなります♪
②美容師のおすすめ:分け目を変えて流しアレンジ
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前髪をストレートに下ろしたヘアスタイルの時には、前髪を流したり、形を作ったりしてアレンジしましょう。
この時に毛束感を持たせて、額が見える範囲を大きくすると短すぎる前髪は目立ちにくくなります。
また前髪以外の髪の毛を、ボリューミーにスタイリングし前髪を流します。
すると、全体のバランスが良くなり、前髪が短くても馴染むヘアスタイルが作ることができます。
カールアイロンで流れやすく巻くといいですよ!
③美容師のおすすめ:重めの前髪を作ってもらう
前髪をセルフカットしたけど左右差が気になるというような失敗をした方におすすめのアレンジがこれ。
こちらはもともと薄め~普通くらいの厚さで前髪を切っていた女性が、頭の頭頂部から多く前髪に持ってきて厚め前髪にアレンジしています。
こうすることで失敗した短い前髪や左右差にばらつきのある前髪がすっぽりと隠れるのです。
トップをふんわりとしたスタイルにしボリュームを持たせることで小顔効果も得られるのでショート・ショートボブの方は特におすすめ。
④オールバックでアレンジ
ムースやスタイリングジェルを使用して、前髪をバックにまとめましょう。
ショートカットなら格好いいスタイリングに仕上がります。
前髪だけではなくサイドもオールバックすれば、辛口なファッションもばっちり決まります。
女性らしいヘアスタイルにしたい方は、前髪を適度に分けて後ろに流せばOKです。
⑤アイロンでアレンジ
失敗した前髪にアイロンで動きを付ける方法です。
ひとつは、前髪を内側にくるんと巻くようにセット。
重めの前髪がクラシカルな雰囲気の髪型になります。
ふんわり仕上げることで女性らしさも出せるでしょう。
次に、前髪をアイロンで左右に分けて癖づけるスタイルです。
髪が長めの方なら、後ろの髪をアップにして前髪も上げると、まとまりがありすっきりします。
これならオフィスでもフォーマルシーンにも、幅広く馴染むスタイルになります。
⑥リボンやヘアバンドでスタイリング
前髪が失敗した時に簡単にアレンジできるのが、リボンやヘアバンド、ターバンです。
セットの必要がないので、時間がない時にベスト。
大きめのリボンなら、リボンに目が行くことで前髪の失敗がカバーできます。
ターバンの場合は、失敗した前髪を入れ込んでしまいリカバリーしましょう。
また、シックなカラーのヘアバンドで、前髪を押さえる方法もあります。
押さえることで短いと感じていた前髪も、ベストな長さにすることができます。
⑦透け感アレンジ
前髪にボリュームがあるスタイルだと、失敗した前髪に余計にインパクトを与えてしまいます。
そこで、前髪を多めに取り、サイドやアップに持っていきましょう。
前髪を薄めにすれば、前髪の印象が弱くなり失敗したことに気付かれません。
その際、ハーフアップにしても良いですし、ピンやゴムで留め、透け感のある前髪にするのもgood。
⑧ハットでアレンジ
帽子でアレンジするのもひとつの方法です。
帽子にも色々なタイプがあるので、ワンパターンになりません。
短い前髪を帽子のつばで押さえる方法や、帽子で前髪を全て隠してしまう方法もおすすめです。
冬ならニット帽を深く被ると、季節感も出てかわいいですね。
前髪カット失敗の原因!セルフカットでやりがちなミス
出典:beauty-navi
どうしてセルフカットで失敗してしまうのでしょうか。
ついついセルフカットでやってしまう失敗を見ていきます。
失敗する原因を理解することで失敗しないようにできるでしょう。
- 髪を濡らしてカット
- 長さの確認ミス
- ハサミの切れ味が悪い
- カットする時の姿勢
具体的に見ていきましょう。
①髪を濡らしてカット
美容院で髪をカットしてもらう場合、髪を濡らすことが多いではず。
それが正解だと勘違いして、前髪を濡らしてカットすることが失敗の原因です。
また、お風呂上りに濡れた状態で切ってしまうことで失敗してしまいます。
美容院の方はプロですので濡れた髪で、乾いた時に長さはどうなるかは感覚で理解しています。
しかし、プロではありませんので必ず髪は乾いた状態でカットしましょう。
つまり、仕上がり具合を目で見ながらカットすることです。
②長さの確認ミス
髪の毛を乾いたままセルフカットしたのに、短くなってしまうのはどうしてでしょうか。
一番多いのが、下に向かって前髪を引っ張る行為です。
どうしても真っ直ぐ切ろうと指に力が入ってしまい、自然の状態ではなくなっています。
次に多いのが、一回で長さを見極めてしまうことです。
一回で長さを決めるのではなく、長めにしながら徐々にカットしていくのが失敗しないコツです。
③ハサミの切れ味が悪い
ハサミも失敗しない大切なポイントです。
ハサミの切れ味が悪いと、歪んでしまったり、切れなかったりするのでハサミを何度も動かすことになります。
そうすると決めた位置で切れずに、徐々にポイントがずれてしまうのです。
また、普通のカットバサミは一直線に切れてしまうので、セルフカット初心者はスキバサミと併用するのがおすすめです。
④カットする時の姿勢
セルフカットする時に、洗面所などで前かがみになってカットしていませんか?
こちらもしてしまいがちなミスのひとつです。
前かがみの姿勢では、頭が前に倒れているので正確な長さの確認ができていません。
セルフカットする時には、しっかりと鏡の真正面に立つようにします。
姿勢は背筋を伸ばして、その身体に並行になるようにハサミを持ちましょう。
並行に持つことでハサミが傾くことがなく、カットした時に斜めになりません。
美容院で前髪カットを失敗されないように
出典:beauty-navi
美容院で伝えた通りの前髪になっていないと、ガッカリした経験はありませんか?
それは、美容院の技術の問題ではなく、お互いの気持ちがフィットしていないことから起こります。
前髪をオーダーする時には、どのような仕上がりにしたいかを伝えましょう。
「1cm前髪を切ってほしい」とオーダーするのではなく「普段は前髪をふわんわりと巻いている」「サイドに軽く流している」など、普段のセット方法や理想を具体的に説明しましょう。
仕上がりを伝えれば、どうカットすれば理想の仕上がりになるかを考えてくれます。
また、したい前髪があっても髪質やクセから似合わない、その通りにならないということもあります。
そのため、まったく新しい前髪に挑戦する時には、いきなりオーダーせずに相談することから始めましょう。
前髪の種類
ではここで、前髪のイメージを共有しやすいよう人気前髪のスタイルを3つ紹介します。
前髪の種類①:ぱっつん前髪
前髪の量が多いと重く見えてしまうぱっつん前髪ですが、すきバサミを使って全体を軽くしスタイリング剤を使って束感を作ることによって簡単いまどき前髪になります。
比較的セルフカットもしやすいスタイルですが、左右差や重さなどの調整はどうしても難しいので、やはり美容院で切ってもらうのがおすすめ。
前髪の種類➁:流し前髪
こちらは前髪の王道とも言える流し前髪のスタイル。
分け目をふんわりとさせ、おでこを見せる範囲を狭めるのがコツ。
ぱかっと分け目を作ってしまうと幼い印象を与えたり、外側のおでこが広く見え小顔効果を得られにくくなります。
前髪の種類③:シースルー前髪
こちらも今ブームのシースルーバングです。
前髪の量を通常より少な目に作ることが特徴。
セルフカットをしようとすると、量が少なくなりすぎてスカスカになってしまったり、重みが足りず思ったより前髪が短くなりすぎることもしばしば。
ぜひ美容師の方に切ってもらいましょう。
【プロ監修】シースルー前髪のやり方&切り方!垢抜けバングを作る3つのコツ話題の「シースルー前髪(バング)」とは? picturefromsource:https://...
前髪が失敗しても前向きに
出典:beauty-navi
髪型決まらないと一日中、気分が重くなるでしょう。
まして、前髪が失敗すると、すぐに伸びてこないのでダメージが大きいのは当然です。
しかし、前髪の失敗で毎日暗い気分で過ごすのは勿体ない。
さまざまなアレンジ方法を覚えておけば、新しい髪型にも挑戦できます。
それによって「このヘアスタイルも似合うかも」と新しい発見があるかも知れません。
提供:@anm_yucca
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。
サイドの髪を止めて横のラインを切り、縦に数回ハサミを入れる
だけで完成します!