【美容師監修】前髪が割れるのはなぜ?原因&夜のブロー・朝のスタイリングで直す方法
パカッと割れてしまう前髪は、どんなにおしゃれをしても隠せませんし、気になって気分も落ち込んでしまいますよね。 今回は朝のスタイリング方法や出先での前髪の直し方、オシャレな対策方法をご紹介します。 さらに美容師・間嶋さんに前髪が割れてしまう原因別に特徴や直し方、オススメのスタイルなどをお聞きしました。 前髪割れに悩んでいる女性、必見です。
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前髪がぱっくり割れちゃうのをなんとかしたい!
外出先でふと鏡を見たときに、パカッと割れる前髪をみつけると、残念な気持ちになってしまいますよね。
他人からすればそれほど気にならないことなのかもしれませんが、本人からすると気になってしまって会話や仕事に集中できないこともあるでしょう。
前髪のスタイリングは女性にとって重要で、前髪がキマるとその日一日気持ちよく過ごせますし、表情も明るく自信に満ちた行動ができるようになります。
次項から前髪が割れる原因や、解消方法を詳しくチェックしていきましょう。
前髪が割れる原因
前髪が割れる原因はどんなものがあるのでしょうか?
美容師・間嶋さんに前髪が割れる原因とその特徴、対策方法をお聞きしました。
- 生えグセによるもの
- 皮脂や汗、水分
- つむじの位置
- 前髪をつくったばかり
原因①:生えグセによるもの
前髪が割れる最大の原因として、生まれつきの生えグセが挙げられます。
前髪が割れるように左右に分かれたクセ毛を持っている人は、どうしても前髪が割れやすくなります。
前髪に生えグセがあると、朝きちんとスタイリングをしても、湿気に反応して徐々に前髪が割れることもあります。
前日のお風呂上りにきちんとブローをしないのも、生えグセがでやすくなる原因となります。
\濡らさないと治らない!/
原因②:皮脂や汗、水分
朝スタイリングをきちんとしていても、一日を過ごす間に皮脂や汗が分泌されて生えグセが復活することがあります。
特に額は皮脂が多く分泌される部位なので、クセがでやすいと言えます。
前髪だけでなく、サイドの髪にもうねりが出ることもあるので、皮脂や汗はこまめに拭き取るのがおすすめ。
メイクでフィニッシュパウダーを使ったり、皮脂くずれ防止コスメを使ったりするのも、皮脂を抑えることにつながりますよ。
\洗い流さないトリートメントが◎/
乾かす前に流さないトリートメントをつけましょう。
髪がうねる原因のひとつである、水分の影響をうけたキューティクルの不均一性を整えてあげることができます、
原因③:つむじの位置
人はそれぞれつむじの位置がことなりますが、つむじが前の方にある人ほど、前髪が割れやすいと言われています。
つむじによるうねりが前髪をうねらせ、不自然な毛流れをつくってしまうことも。
つむじの形は変えることはできないので、乾かし方やスタイリングの方法によって髪をセットする必要があります。
\水で濡らして治そう/
生えグセ同様根元を水で濡らし、根元の方向を治しましょう。
原因④:前髪をつくったばかり
長年前髪なしで過ごしていた人が前髪をつくると、以前分けていた位置で前髪が割れやすくなります。
分け目を固定している人ほど、前髪は割れやすくなるので、前髪を分ける際には位置を固定せずに日ごと変えるのがおすすめです。
\カットが原因かも!?/
根元を水で濡らして、根本の方向を直すことがポイント!
カットが原因のことも多いので、もし上手くできない場合は再度調整することがオススメです。
前髪が割れるのを防ぐ!お風呂上り後のブローのやり方
ここでは、前髪が割れるのを防ぐお風呂上りのブローのやり方を紹介します。
以下の4ステップで、翌日の前髪の割れを抑えることができますよ。
①:お風呂上りはすぐに髪を乾かす
お風呂上りはすぐに髪を乾かすようにしましょう。
生えグセは髪が濡れている状態の方がくっきり出るので、そのままにしておくとクセがついたまま髪が乾いてしまいます。
特に前髪は髪の量が少なく、自然乾燥で乾きやすいのですぐに乾かすことを意識しましょう。
②:前髪の根元に上からドライヤーを当てる
まずは、前髪の根元に向かって、上からドライヤーの温風を当てます。
このとき、前髪全体を右に引っ張り風を当てる、左に引っ張り風を当てるを繰り返すと、生えグセが目立たなくなりますよ。
真っすぐした方向に引っ張るよりも、左右に満遍なく引っ張る方が割れが出にくくなります。
③:左右に指を動かしながら全体を乾かす
前髪に指を入れて左右に動かしながら、全体を乾かしていきましょう。
髪の中間と毛先をさっと乾かすイメージで、温風を当てていきます。
④:上からドライヤーの冷風を当てて完了
全体が乾いたら、上からドライヤーの冷風を当てます。
冷風を当てることで、クセの目立たない前髪の形をキープすることができますよ。
冷風を当てると、サラサラ感やツヤ感もアップします。
髪全体を乾かす際にも、最後に冷風を当てるのがおすすめですよ。
おすすめのドライヤーを知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
ドライヤーおすすめランキングTOP10!速乾や軽量などこだわり別に厳選ドライヤーを選ぶときのポイント ドライヤーを選ぶときには、以下の5つのポイントがあります。 ...
前髪が割れるのを阻止!朝のスタイリングのポイント
前髪が割れるのを防ぐ朝のスタイリングのポイントをご紹介します。
美容師・間嶋さんに「前髪割れに悩む女性にオススメのスタイル」もお聞きしたので、朝を効率よく過ごしましょう。
①:根元をしっかり濡らす
まずは根元をしっかり濡らしましょう。
水をスプレーボトルに入れたものや、ヘアウォーターなどを適量スプレーし、しっかり濡らします。
表面だけでなく、根元を濡らすことを意識しましょう。
もちろん、髪の毛全体を水で濡らすのもOKです。
②:逆方向に引っ張りながらドライヤーを当てる
前髪が割れてしまった方向とは逆に引っ張りながら、ドライヤーの温風を上から当てています。
力を入れすぎずに、さーっと流すように引っ張ると髪を傷めずに乾かすことができますよ。
③:根元に指を入れて揺らしながら風を当てる
次に、前髪の根元部分に指を入れて、左右に揺らしながら温風を当てていきましょう。
乾いていない部分を乾かすイメージで、軽く風を当てるだけでOKです。
前髪は量が少ないので、すぐに乾きますよ。
④:ロールブラシを使ってブローする
ロールブラシを使って、前髪をブローしていきましょう。
ふんわりさせたい部分、流したい部分をブローによってスタイリングします。
前髪が割れる方向とは逆にブローをかけると、割れが目立たなくなりますよ。
⑤:どうしても直らない場合はヘアアイロンで修正
ここまでやっても、前髪の割れが直らない場合は、ヘアアイロンを使って修正していきます。
ヘアアイロンによって、前髪の割れとは逆方向に髪の向きを整えます。
ヘアアイロンをスライドさせるように毛流れを変えると、前髪が割れるのが目立たなくなりますよ。
⑥:ヘアスプレーで固定する
つくった前髪の状態を一日キープするために、ヘアスプレーで固めるのもおすすめです。
ヘアスプレーは付けすぎると前髪がペタンとなったり、スプレーの水分と反応して割れが復活したりすることもあるので注意が必要です。
前髪は髪の量が少ないので、ワックスよりもヘアスプレーの方が軽いつけ心地でスタイリングをすることができますよ。
美容師・間嶋さんオススメ!前髪割れに悩む女性にオススメのスタイル
薄いとカバーする毛量がすくなくキープ力がわるくなるので、いつも割れる方は量感を増やしてみてください。
なぜか夕方にぱっくり…出先で前髪が割れた時の直し方
出先で前髪が割れると、ドライヤーもないし修正が不可能なのでは?と思っている人も多いことでしょう。
確かに自宅でヘアセットをする時のように完璧に直すことはできませんが、前髪の割れを目立たなくすることは可能です。
出先で前髪が割れるのが気になった際には、ヘアピンを使って前髪をアレンジしてしまえば割れが分からなくなります。
ポンパドールにしたり、編んだりしてヘアピンで留めれば、見た目も華やかですし気分を上げることができますよ。
また、「髪のお直しシート」を使って前髪に付着した皮脂や水分をオフするのもおすすめです。
お直しシートは割れるのを完璧に修正することはできませんが、パカッと割れた部分を目立たなくすることは可能です。
職場や学校で割れる前髪が気になる人は、休憩時間にマジックカーラーを使うという方法もありますよ。
前髪が割れるお悩みはサロンでのケアも有効◎
前髪をセルフカットしている人も多いですが、セルフカットをすることで前髪が割れやすくなっている人もいます。
特に、前髪を部分的に梳きすぎてしまうと、生えグセに関係なく割れてしまうこともあるのです。
前髪が割れるお悩みは、サロンで解決してもらうのもおすすめ。
美容師さんに相談すれば、生えグセが目立たなくなるようなカットを施してもらえます。
また、場合によってはストレートパーマや部分矯正といった施術をおすすめしてもらえるかもしれません。
前髪を分厚くすることで割れにくくなることもあるので、そういったアドバイスを受けることもできますよ。
Q. ストパーや前髪矯正って有効?
A. うねりが気になる方にオススメ!
「生えぐせを直したい」「つむじを隠したい」方は、根本の解決にはならないのでオススメしません。
どうしても前髪が割れるなら…帽子やターバンで隠すのもアリ!
どうしても前髪が割れるクセが直らない場合は、帽子やターバンを使って隠してしまうという方法もあります。
帽子やターバンによって前髪を上から押さえてしまえば、割れることもありませんし、割れるとしても出先で修正することもできますよ。
見た目もとってもおしゃれなので、前髪が割れることでお悩みの方はぜひお試しください。
前髪が割れるのはちょっとのテクニックで解消できる
前髪が割れる原因は生えグセで、スタイリング次第で割れを解消できるということが分かりましたね。
パカッと割れる前髪は、隠せない部位だけあり気になってしまいますが、ちょっとした心がけ次第で解決できるなら試さない手はありませんよ。
特に、お風呂上りにすぐ乾かすというのは、特別な道具も必要ないですし、すぐに実践できますよね。
乾かし方やスタイリング方法を工夫して、パカッと割れる前髪悩みを解消しましょう!
出典:Beauty navi
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根元を水で濡らして、根本の方向を直すことがポイント!
濡らさないと絶対に治らないのが特徴です。