【ピアスの作り方】初心者向け簡単デザイン＆上級者向け技ありデザイン

世界にひとつだけ♡ピアスを手作りしよう

アクセサリーショップや雑貨屋さんでたくさん種類があるピアスですが、自分で手作りする魅力もあり、最近はハンドメイドのピアス作りが流行の兆しを見せています。

自分で手作りする魅力としてはまず「世界にひとつだけのもの」であることと「自分好みのデザインにできる」ことが挙げられます。

アクセサリー作りはハードルが高いと思っている人も少なくないかもしれませんが、実は必要になる材料や道具も少なく、作り方も簡単なので手軽に始められるというメリットも。

手作りピアスで普段のコーディネートにハンドメイドのアクセサリーを取り入れてみてはいかがでしょうか？

【作り方の前に】ピアスを作るときに必要な道具

いざピアスを手作りしてみたいと思っても、初心者さんにとってはどのような道具が必要なのかもよく分からないという場合も多いのではないでしょうか。
ここでは、作り方をご紹介する前にピアスを作る際に必要になる道具や材料についてご紹介していきます。

手芸店やAmazonなどの通販で購入することができるだけではなく、ホームセンターなどの手芸コーナーや100円ショップでも手に入ることがあるので、意外と近所で手に入るかもしれないのも嬉しいポイントですよね。

①ピアスに付ける飾り

まずはピアスにしたい飾りの部分を準備しましょう。
初心者さんは作り方の解説もあるピアスの制作キットなども販売されているので、そのようなもので制作に慣れてから自分のオリジナル作品を作るのも良いかもしれませんね。

飾りになるものはたくさんあり、ビジューやレジンといったオーソドックスなものから布やタッセル、紐、毛糸…など、アイデア次第でどのようなものもピアスにすることができるのも魅力の一つですよ。

②ピアス専用の金具

2つ目は、ピアスの飾りを取り付けるピアス専用の金具が必要です。
ピアスの金具にも様々な種類や素材のものがあり、金属アレルギーの人に優しい樹脂のものも販売されています。

手芸店などで購入できますが、最近では100円ショップでもピアス用の金具が販売されているようなので、そちらを利用しても良いですね。

③接着剤

次は、ピアスと金具を接着するための接着剤です。
ピアスの飾りの種類が多いこともあり、布用や樹脂用など、接着剤の種類は多い方が安心です。

ボンドで接着している人も少なくありませんが、ボンドに適している素材ではない場合に強度に少し不安が残るので、できるだけ専用のものを使うようにしましょう。

④ペンチ

ピアスを作る際に丸カンやTピンなどを使うことも多いですが、それらを曲げたり折ったりする際に必要になるのがペンチです。
繊細な作業が必要になるときに使うものなので、できるだけ先が細く、自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。

⑤ニッパー

ワイヤーや金具を切断したり、丸カンを潰したりといった作業には、ペンチではなくニッパーが役立ちます。
こちらもペンチと同じように使いやすく、自分の手に馴染むものを購入しておくようにしましょう。

⑥ワイヤー

ピアスと金具を繋いでおいたり、ワイヤー自体がピアスの飾りとして使えたりと様々な使い道があるワイヤーは、一つ持っておくととても便利です。
ワイヤーは100円ショップやホームセンターなど身近な場所で購入することができるのも嬉しいポイントですね。

⑦トップコート

「ピアス作りにトップコート？」と疑問に思う人も多いかもしれませんが、ピアスの飾りにツヤを出したり、紐や糸が解れてしまった場所の修復に使ったりととても便利なアイテムです。

こちらも100円ショップで手に入るもので十分利用できるので、1つ購入しておきましょう。

ピアスの作り方【初心者向け】

それではここからは、実際のピアスの作り方をご紹介していきます。
初心者さんや初めてハンドメイド作品を作るという人は、最初は簡単に作れるものからチャレンジしてみて、それから徐々にステップアップしていくのがおすすめですよ。

ビーズピアス

初心者さんや初めてさんは、簡単なのに見栄えがとても良いビーズで作るピアスがおすすめです。
作り方もとても簡単で、Tピンやワイヤーに好きなビーズを通して丸カンなどで繋げ、金具につけるだけ。

ビーズの種類もとても多く、キラキラ光るものから木製のものまで選び放題なので、世界に一つだけのピアスを作りたいと思っている人にもおすすめですよ。

おすすめの作り方はTピンや丸カン、ビーズをたくさん用意して華やかな印象のピアスにするという作り方です。

べっこうピアス

高級感のある手作りピアスを作りたいという場合には、べっこうを使ったピアスにするのが良いですよ。
べっこう自体は雑貨屋さんや手芸屋さんに売られていて、意外と手軽に入手することができます。

ビーズのように穴が開いているものを購入してくればビーズピアスの作り方と同じような方法で作れます。
べっこうピアスを作るときには、大きめのべっこうを購入するとモードな雰囲気のピアスになりますよ。

くるみボタンピアス

ピアスを作るのは初めてだけど、ハンドメイドの心得は少しあるという場合には、くるみボタンのピアスを作ってみてはいかがでしょうか。

くるみボタンとは、金属や樹脂の芯材を布で包んで固定したボタンのことで、カーディガンなどに付けられることが多いボタンです。

そのような洋服に付けられるサイズの小さなくるみボタンは、アレンジ次第でピアスやネックレスなどのアクセサリーにすることができますよ。
作り方はくるみボタンを作る過程の中でピアスの台座を一緒に包めば完成なので、とても簡単に作れます。

くるみボタンに刺繍をしたり、ラインストーンをボンドで貼ったりとアレンジ方法も多彩なのでオリジナル作品を作ってみてくださいね。

ふわふわファーピアス

ビーズピアスと同じ位簡単なのにまるでお店で購入したような仕上がりになるのが、ファーを使ったピアスです。
ふわふわのファーはこれからの季節に使いたいピアスですが、お店で購入すると意外と割高に見えてしまうものですよね。

ファー自体は100円ショップでも購入できるので、安価に作ることができることも魅力の一つです。
様々なカラーのファーを準備しておけば、ファッションに合わせて色を選ぶことができて良いですよ。

レジンピアス

徐々にピアス作りに慣れてきた初心者さんは、レジンで作るピアスにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

レジンは専用の道具や手間がかかりそうなイメージもありますが、一度道具を揃えてしまえば様々なデザインのものを作ることができるので揃えておいて損はありません。

レジンピアスの作り方は、まずレジンでピアスに付ける飾りを作っておきます。
レジンを型に流し込んで固まるまで待つだけですが、時短したい場合はUVライトを使うとすぐに固まるので便利です。

レジンが固まったら千枚通しや穴開けで金具を通す穴を開け、ピアスの金具と繋げれば完成です。

ピアスの作り方【中級・上級者向け】

ピアスの作り方に慣れてきたら、少し上級者向けの飾りを作ってみるのも良いですよ。
作れる種類が多くなっていけばアレンジも幅広く行うことができるので、どんどんピアス作りが楽しくなってきます。

ここでは、中級者〜上級者さんにおすすめのピアスの作り方についてご紹介していきます。

ビジューピアス

ハンドメイド慣れしている人やピアスの作り方に慣れた中級・上級者さんは、本格的な仕上がりになるビジューピアスを作るのがおすすめです。
ビジューとはラインストーンに似ているキラキラと光る模造宝石を指します。

ネックレスやピアスなどたくさんのハンドメイド作品に使われている人気の素材で、手作り感の少ない本格的なものを作れるのが魅力の一つです。
ビジューピアスの作り方は、ビジューを台座にはめたり接着剤で土台に固定して、それをピアス金具につなげるというものです。

ペンチやニッパーといった道具を使うので扱いが難しく、中〜上級者向けの作り方になっています。

タッセルピアス

最近流行しているピアスのモチーフとして、タッセルが挙げられます。
タッセルはもともとカーテンをまとめる紐についている飾りの1つでした。

現在ではアクセサリーに使われるようになっただけではなく、高級ブランドのカバンにつけられたりとさまざまな使い方をされるようになりました。
ピアスにする場合は、ミニサイズのタッセルにすると可愛らしい印象になります。

作り方は意外と簡単で、刺しゅう糸を作りたいサイズの厚紙などにたっぷり巻きつけ、半分よりやや上の部分で縛り、下側を切れば完成です。
これをピアス金具につなげるのがタッセルピアスの作り方です。

プラ板ピアス

プラ板といえば、子どもの工作で使われているイメージがありますが、ピアスなどのアクセサリーの材料として使われることが増えてきています。
プラ板で作られた作品を見てみると、透明感のあるころんとして飾りは可愛らしく、手作りならではのあたたかみも感じられますよ。

作り方は、プラ板に希望のサイズよりもやや大きめに絵を描いてカットし、あらかじめ金具用の穴を開けた状態でオーブンやトースターで焼成します。
その後にぷっくりとした質感を出すためにトップコートを塗って金具をつければ完成ですよ。

ワイヤーアートピアス

ワイヤーアートはあまり聞き慣れないものなのでどのようなものか想像がつかないという人も多いかもしれませんね。
ワイヤーアートとは、ワイヤーをビーズや天然石に巻きつけることで固定して作るアクセサリーなどのことで、豪華な作品になることが特徴です。

作り方は、少し太めのワイヤーで天然石やビーズをぐるぐると囲みながら固定していき、ワイヤーの先を丸めます。
丸めた部分に金具をつければワイヤーアートピアスの完成ですよ。

複合ピアス

たくさんのピアスの作り方をご紹介してきましたが、これまでご紹介したものを組み合わせて自分のオリジナリティを出すのもオススメです。
例えばタッセルとビーズを組み合わせたり、くるみボタンとビジューを組み合わせたりと自由自在です。

あなただけのオリジナルを作ることができるので、ピアスの作り方に慣れたらぜひチャレンジしてみてくださいね。

手軽にチャレンジ◎100均で手に入るピアスパーツをチェック

ピアスパーツはほとんどの場合手芸店で販売されていますが、最初から本格的なものではなく、手軽に使えるもので作って見たいと思っている人も少なくないのではないでしょうか。
そのような場合にチェックして欲しいのが100円ショップです。

手芸店とは違って種類も少なく品質もあまり良くないのではないかと考える人もいますが、最近の100均は思っているよりもたくさんのパーツを購入でき、品質も良いものが多いので練習だけではなく普段使いにもおすすめです。

①レジン

ピアスパーツを作るために使えるレジンは、以前までは手芸屋さんでしか購入できなかったのですが、最近100均でも販売されるようになりました。
透明なものだけではなく色付きのものもあるので、自分で色付けする手間がかからないというメリットもありますよ。

②レジン型

レジンはそれ1つだけでは使いにくいものですが、100円ショップではレジンを固めるときに使う型も販売されています。
型には丸や四角といった図形から猫や花の形などさまざまあり、ピアスパーツ作りのバリエーションが広がりそうですよ。

③ビーズ

初心者さんにおすすめしたビーズピアスでは、どんなビーズを使うかによって印象がガラッと変化します。
そのため、たくさんの種類のビーズがあると制作しやすいのではないでしょうか。

100円ショップでは多くのビーズが販売されているだけではなく、メインになる華やかなビーズとサブの小さいビーズなど用途によって使い分けられるのが魅力です。

④刺しゅう糸

くるみボタンに刺繍を施したり、タッセルを作ったりと何かと使う機会がある刺しゅう糸は、100均でも揃えることができます。
100円で10色も入っているような高コスパのものもあり、とても便利です。

刺しゅう糸だけではなくレザー紐や毛糸など他にもピアスパーツ作りに役立つものがあるので、チェックしてみてくださいね。

⑤ピアス金具

ここまではピアスパーツに使える商品をご紹介してきましたが、実は100円ショップには耳につけるピアス用の金具も販売されています。

また、ピアスホールに通すタイプだけではなくノンホールピアスにすることができる金具も販売されているので金属アレルギーや穴を開けていない人も付けられるものも作れますよ。

超初心者さんはピアスのハンドメイドキットもおすすめ♡

道具や材料を簡単に揃えられるとはいえ、初めてハンドメイドに挑戦する人にとっては一人で何もわからない状態のまま挑むのは少し抵抗感がありますよね。
そのような人には、ハンドメイドキットを使って少しずつハンドメイドの世界に慣れていくのがおすすめです。

ここでは、ハンドメイドキットとはどういうものか、また、おすすめのハンドメイドキットについてもご紹介していきます。

ハンドメイドキットとは？

ハンドメイドキットとは、1つの作品をそのキットを購入することで完成させることができるように材料が揃えられているセットのことです。

ハサミやニッパーやペンチといった道具類はセットになっていないことが多いのでそれは別途準備する必要がありますが、材料はほとんどが揃っているので気軽に始められるというメリットがありますよ。

おすすめのハンドメイドキット

ハンドメイドキットはピアスに関するものだけでもたくさんの種類があり、目移りしてしまいます。
ここでは、Amazonで購入できるピアスに関するハンドメイドキットを5つご紹介していきます。

①TOHO ビーズキット ベーシックアクセサリー ゴールドリーフのスウィングピアス

TOHOはハンドメイドの材料を多く取り扱っているお店で、このようなハンドメイドキットも販売しています。
写真を見ると初心者でも作れるのか心配になってしまうほど繊細で可愛らしいデザインですが、作り方や予備のパーツもあるので安心ですよ。

②メイグローブビーズアンドクラフト ガラスビーズ×パール×リングフックピアス手作りキット

ビーズをピンに通して金具をつける基本のピアスの作り方から勉強したいという場合には、メイグローブビーズアンドクラフトのピアス手作りキットがおすすめ。
作り方は写真付きなので、初めてさんでも写真をじっくり見比べながら作ることができます。

③OBOLO ハンドメイド ピアス アクセサリー キット

ある程度ピアス作りに慣れてきたら、OBOLOのハンドメイドキットのような商品を購入してみてはいかがでしょうか？
このようなキットは作り方は付いていないものの、たくさんのパーツをお得に購入できるので作りながら作り方を勉強することができますよ。

④手作り工房MY mama ピアスが10個以上作れちゃう福袋

革風の素材やくるみボタン、ビジューなどといったピアス作りに必要な素材がたくさん入っている福袋です。
ピアスを作る練習に使えるだけではなく、実際に普段使いするピアスを作る際にも使用できるのも嬉しいポイントですね。

⑤ハンドメイド キット スターター セット

ペンチやニッパーを購入するだけでたくさんのピアスを作ることができるハンドメイドキットスターターセットは、初めてさんにもおすすめです。
どのように組み合わせるかは自分次第で、オリジナル性の高いものを作ることができることがメリットです。

手作りピアスの作り方を知ってオリジナルピアスを作ろう！

ハンドメイドのピアスは作り方も難しく、簡単に作れるものではないと思われがちです。
ですが、ビーズを通すだけでできるものもあり、最近では女性の間で「自分のオリジナルピアスが作れる」と人気になっています。

100円ショップでも材料や道具を揃えることもできるので、世界に一つだけのオリジナルピアスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか？