オールインワンコーデでもトイレで困らない!注意点と対処法で解決◎
ここ数年で特に人気が出たオールインワンファッション。 簡単におしゃれコーディネートができるので、愛用している人も多いのではないでしょうか。 そんな時短とおしゃれが両立する便利アイテムのオールインワン唯一のお悩みといえば、外出先でのトイレ。 今回はオールインワンコーデのときにどのようにトイレを済ませばよいのかご紹介します。
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オールインワンとは?
オールインワンとは、上下が繋がった服のことを指します。
オールインワンはインナーとの組み合わせは必要ですが、上下のコーディネートを考える必要が無く忙しい朝にもとても便利ですよね。
ひと繋ぎの服といえばサロペットもあります。
厳密にいうと、サロペットは背中で肩ひもがクロスしているもののことですが形状はほぼ同じです。
オールインワンコーデだとトイレに困る理由
オールインワンやサロペットを着たとき、トイレに困った経験はありませんか?
オールインワンでトイレに行くときに困る原因はこんなところにあります。
理由①:上下繋がっているので上も脱がなくてはいけない
通常トイレに行くときは下だけを脱げばいいのですが、オールインワンは上下繋がっているので上も脱がなくてはいけません。
オールインワンの上にジャケットやカーディガン、アウターなどを羽織っている場合は、アウターから脱がなくてはいけないので更に大変です。
バッグを置いて、アウターを脱いで、オールインワンを下げて、という工程だけでもすごく時間がかかってしまいます。
コーデを考えるのは楽ですが、こういった場面は逆に手間がかかりますね。
理由②:裾がトイレの床についてしまいやすい
オールインワンはパンツの裾がワイドになっているデザインが多く、いつも通り脱ぐと裾がトイレの床についてしまいます。
いくら綺麗なトイレでも、トイレの床に服がついてしまうのは避けたいところ。
ましてや、不特定多数の人が使うようなトイレで綺麗なところなんてそうそう無いですよね。
裾が床につかないよう注意しながら用を足すのは、とてもストレスが溜まります。
オールインワンやサロペットでトイレをするときの対処法
オールインワンやサロペットでトイレに行くとき、どんなポイントに気をつければよいのでしょうか。
トイレでのストレスを軽くする方法をご紹介します。
- フィッティングボードがあればすべて脱ぐ
- クリップやゴムなどを活用する
- 靴下や靴の履き口に裾を入れ込む
- 内股に裾を挟む
- ファスナーやボタンに手が届きにくいときは手伝ってもらう
- できるだけ脱ぎ着しやすいオールインワンを選ぶ
対処法①:フィッティングボードがあればすべて脱ぐ
デパートのトイレなどによくあるフィッティングボード。
最近増えてきて見かけることも多くなりましたよね。
フィッティングボードがあるトイレなら、思い切ってオールインワンを脱いでしまうとよいでしょう。
フィッティングボードに靴を脱いで上がって脱いでしまえば、裾が汚れることが無く安心してトイレを使うことができますよ。
対処法②:クリップやゴムなどを活用する
髪を留めるクリップやゴムなどがあれば、活用できます。
オールインワンを脱ぐ前に裾をきゅっと留めておけば、オールインワンを下ろしても裾がトイレの床についてしまうことがありません。
もし髪を留めるクリップやゴムがなければ、もちろん事務用品でもOK。
小さくてかさばらないので、オールインワンのときはぜひバッグに入れて持ち歩きましょう。
対処法③:靴下や靴の履き口に裾を入れ込む
もしクリップやゴムが手元に無い場合は靴下や靴が使えます。
オールインワンを下ろす前に、裾を靴下や靴の履き口に詰めるように引っかけておきましょう。
これなら先ほどの方法と同じく、床に裾がつかずオールインワンが汚れません。
対処法④:内股に裾を挟む
クリップやゴムが無く、足元もサンダルで引っかけるところが無い場合の最終手段がこちら。
オールインワンを下ろすときに内股に力を入れて裾を両足で挟み、床に落ちないようにしましょう。
油断しがちなのは用を足した後。
うっかり内股を離してしまわないよう、オールインワンを上げるときまで注意してくださいね。
対処法⑤:ファスナーやボタンに手が届きにくいときは手伝ってもらう
ここまではトイレの床につかないようにする方法をご紹介しましたが、そもそもオールインワンを脱ぐことも大変なことがあります。
特にファスナーやボタンが後ろにあるタイプは、手が届きにくいことも。
そんなときは、トイレの個室に入る前に友だちなど一緒にいる人に手伝ってもらいましょう。
着るときも無理せず、トイレから出たらすぐにファスナーを上げてもらうことをおすすめします。
対処法⑥:できるだけ脱ぎ着しやすいオールインワンを選ぶ
友だちや家族など誰かと一緒に出掛けているときは手伝ってもらえますが、ひとりで出掛けているときはこの方法を使うことができません。
ひとりで出掛けるときは、そもそも脱ぎ着しにくいオールインワンを選ばないほうがよいでしょう。
タイプ・シーン別!オールインワンでのトイレ方法
サロペット
サロペットとは肩ひもが後ろでクロスしている、上下つながった服のことを指します。
サロペットでトイレに行くときは、まず裾が床につかないようクリップやゴムで留めて、肩ひもを下ろします。
あとはいつもと同じように服を下げてトイレを済ませます。
出るときについ裾にクリップがついているのを忘れがちなので、必ず外しましょう。
つなぎ
つなぎとは、先ほどのサロペットと違い上着に袖がついていて広く覆うことができる服のことを指します。
まずは先ほどと同様にクリップ等で裾を留めるか、あるいはつなぎなら裾をふくらはぎの辺りまでくるくるとたくし上げるだけでも固定されますのでこの方法もおすすめです。
長袖のつなぎの場合、袖にも要注意。
長い袖がトイレの中に入ったり、ついてしまわないように気を配りましょう。
ガウチョタイプのオールインワン
ガウチョタイプのオールインワンは、裾が広がっているのでコツをつかまないとすぐに床について汚れてしまいがちです。
クリップやゴムがある場合は留めることができますが、無い場合は裾をくるくると太もものあたりまで上げましょう。
太ももまで上げたらそれを内股でおさえながらオールインワンを下ろし、腰かけます。
用を足した後は裾を手で押さえながら立ち上がり、元に戻します。
式場でオールインワンを着たとき
最近人気が高まっているパンツドレス。
スタイリッシュな印象で、おしゃれですよね。
そんなパンツドレスはファスナーが後ろについているものが多く、脱ぎ着がとても大変です。
そんなときは、友だちや家族に手伝ってもらい、トイレの個室に入る前にファスナーを下ろしてもらいましょう。
そもそも結婚式には同僚や友人、家族など誰かしら親しい人がいるはず。
ファスナーはうまく下ろさないと服に引っかかってしまうこともあるので、無理せず頼ることをおすすめします。
また、ホテルや大きい結婚式場ならば、トイレにフィッティングボードがついているところも増えているので、できるだけフィッティングボードつきのトイレを選びましょう。
フィッティングボードがあれば、靴を脱いで上がって全て脱いでから用を足すことができます。
トイレに困らないオールインワンコーデのポイント
トイレが面倒なオールインワンも、着方を工夫すればその手間が少し軽減されます。
トイレに困らないオールインワンコーデのポイントはこちらです。
- オールインワンの上からセーターなどかぶりの服を着ない
- オールインワンの下にTシャツなどを重ね着する
- ベルトを使う
- カーディガンを肩にかけておく
- 靴を工夫する
ポイント①:オールインワンの上からセーターなどかぶりの服を着ない
特に寒い季節はオールインワンの上からかぶりの服を重ねたくなりますが、そうするとトイレがとても大変です。
オールインワンを下ろす前にかぶりの服を脱がなくてはいけないので、そうすると時間がかかるだけでなくセットした髪が崩れてしまったり、メイク崩れの原因にもなります。
オールインワンの上から何か着たい場合は、ジャケットやカーディガンなど前から開けるものを選ぶとよいでしょう。
ポイント②:オールインワンの下にTシャツなどを重ね着する
Tシャツなどの薄手のトップスにオールインワンを重ねるのは人気のスタイルですが、実はトイレに行きやすいというメリットも。
もしインナーを着ずにオールインワンを着ている場合、トイレで上半身の服を下着以外全て脱ぐことになります。
上半身下着だけでのトイレは寒いだけでなく、気持ち的にも微妙ですよね。
オールインワン下にTシャツを着ていれば、上半身下着だけになることは無いので安心です。
ポイント③:ベルトを使う
全体的にストンをしたタイプのオールインワンは、できればベルトでウエストマークすることをおすすめします。
ベルトでウエストをおさえないと、トイレで肩ひもを下げたときにそのまま下に落ちてしまうことがあります。
オールインワンが一気に落ちるのを防ぐためにベルトを活用しましょう。
ポイント④:カーディガンを肩にかけておく
もしも見た目的にベルトをつけたくないなら、カーディガンを肩にかけておくと便利ですよ。
トイレに入ったらカーディガンを腰に巻くことで、先ほどのベルトとっ同様に一気に落ちてしまうのを防げます。
ポイント⑤:靴を工夫する
裾が床につかないようにするには、靴選びがポイントです。
例えばショートブーツを履いていれば、履き口に裾を入れ込むことができます。
また、サンダルなどの靴でもヒールが高めのものを選び少しでも床までの距離を長くすることで、うっかり床についてしまうのを防ぐことができます。
オールインワンコーデのトイレの注意点
オールインワンコーデのとき、どのようなトイレを選ぶかも重要です。
トイレ選びのポイントをご紹介します。
- 和式トイレには入らない
- 狭いトイレも避けたほうがよい
- できるだけフィッティングボードつきのトイレを選ぶ
- 個室が1つだけのトイレは避ける
注意点①:和式トイレには入らない
オールインワンやサロペットで用を足すときは、トイレ選びの段階から気を付けましょう。
最も不向きなのは言うまでもなく和式トイレです。
そもそも和式トイレは洋式トイレよりも床が汚れやすく、もし裾が床についてしまったらとてもショックですよね。
また、和式トイレでは内股にパンツの裾を挟んだまま用を足すというのがとても難しいです。
裾をゴムやクリップで留めればできないことはありませんが、できれば和式は使わないほうがよいでしょう。
注意点②:狭いトイレも避けたほうがよい
洋式トイレでも、狭くて荷物置き場が無いようなところは避けたほうがよいでしょう。
というのも、オールインワンを脱ぐときに腕を伸ばしたり大きな動作があるので、狭いと脱ぎにくくて大変です。
また、荷物置き場が無いとバッグや上着を置くことができません。
トイレを選ぶときは、広い洋式トイレで荷物置き場があるかチェックしましょう。
注意点③:できるだけフィッティングボードつきのトイレを選ぶ
フィッティングボードつきのトイレならオールインワンを脱いでしまうことができるので、とても便利です。
注意点④:個室が1つだけのトイレは避ける
個室が1つしかないトイレはできれば避けたほうがよいでしょう。
というのも、個室が1つしかない=自分が使っていると他の人を待たせてしまうということになるので、どうしても時間がかかってしまうオールインワンで入ってしまうと待たせていないかと気が気じゃないですよね。
できるだけ個室が多いトイレを選べば他の人に迷惑をかけず、また自分も精神的に余裕をもって用を足すことができますよ。
オールインワンコーデでトイレの時に役立つおすすめアイテム
最後に、オールインワンでトイレに行くときに便利なアイテムをご紹介します。
どれもかさばらない小さな物なので、ぜひ外出のときに持ち歩いてくださいね。
おすすめ①:2個セットのヘアゴム
こちらは2本セットのヘアゴム。
オールインワンのトイレ対策にはヘアゴムが便利ですが、そのためには2本必要ですよね。
これなら2本1セットでお得なうえに、2本をブレスレットのように腕につけても可愛いですよ。
ゴムをバッグにしまっていると取り出すのが面倒ですが、腕につけていればスムーズです。
おすすめ②:すぐに洗えるヘアゴム
スプリングタイプのヘアゴムは汚れても洗って拭けばすぐにバッグに入れて持ち歩けるので、オールインワンのトイレ対策にぴったり。
こちらは12個セットで589円ととてもお買い得です。
髪に跡がつきにくいので、食事中に髪をサッとまとめるときにも使えます。
おすすめ③:くちばしクリップ
裾を留めるクリップも、どうせなら他に使い道があるものを選びたいですよね。
こちらは髪用のくちばしクリップ。
裾を留めるときは片手でクリップを開き裾を挟むだけでOK。
また、メイク直しのときに前髪を留めたり、おだんごヘアのときに毛先を固定するときにも役立ちます。
シンプルなデザインで大人っぽいクリップです。
対処法を知っていればトイレも心配無し
初めてオールインワンを着るとき、トイレはどうすればいいのか不安になりますよね。
しかし今回ご紹介した対処法を使えば心配することはありません。
慣れればあまり時間もかからずスムーズにトイレを済ませることができますよ。
お役立ちアイテムも使って、ストレス無くオールインワンコーデを楽しみましょう♡
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