ロングヘアのセルフカットに挑戦!レイヤーなど後ろ&前髪の切り方を解説
ロングヘアの方はそれだけで迫力があり、存在感も抜群です。 しかし、こまめにケアをしないとボリュームが出過ぎてしまったり、ぼさぼさに見えてしまうこともあるでしょう。 ここでは、ロングヘアの方にピッタリのセルフカット方法について消化していきます。 後ろのレイヤーの入れ方や、前髪の切り方など詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。
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ロングヘアの人がセルフカットするメリット
では、ロングヘアの人がセルフカットするメリットには何があるでしょうか?
- 時間がかからない
- お金を節約できる
- 思い通りに髪型をチェンジ
次に、ロングヘアの人がセルフカットするメリットを見ていきましょう。
①時間がかからない
美容室で髪を切ろうと思うと、すぐに切ってもラうことはできません。
まず、予約を取って、空いた時間にお店に向かう必要があります。
自分の予定と合わせて考えると、なかなか行きたい日に行けないこともあるかもしれません。
さらに、シャンプーやブロウなどさまざまなことを含めると、1時間以上はかかってしまい、結局移動時間も含めると半日潰れてしまうことも。
セルフカットで髪を切れば、自分の都合に合わせていつでもさっと済みます。
慣れた人なら、十分ほどでセルフカットを終えることもできるんだとか。
②お金を節約できる
美容室に行かずに、毎回セルフカットでケアを続ければ、大きな節約につながります。
サロンにもよりますが、カット代は5000円前後かかってしまい、お店によってはロング料金も発生する場合もあるでしょう。
広がってしまった毛先だけを整えたり、ボリュームを抑えたいなど変化が乏しいこともあるかもしれません。
そんな細かい部分だけでも、セルフカットできるようになれば、年に半分ほどの美容室代を節約でき、他の趣味やファッションなどにお金をかけていくこともできます。
③思い通りに髪型をチェンジ
放っておくと伸びっぱなしの状態になり、髪も傷んで見えてしまいます。
しかし、仕事や子育てで忙しく、なかなかサロンに行けない状況が続いてしまうと、あっという間に数カ月たってしまうことも。
気になる毛先や広がりも、いつでもさっとケアして解消することができます。
美しいサラサラのロングヘアの魅力を最大限に活かしながら、マイナーチェンジを繰り返すことで、飽きの来ないロングヘアを楽しむことができるでしょう。
ロングヘアのセルフカットで揃えたい道具
では、ロングヘアのセルフカットで揃えたい道具には何があるでしょう?
- ハサミ
- ブラシ
- ケープ
- 霧吹き
- 鏡
- すきバサミ
- ダッカールピン
次に、ロングヘアのセルフカットで揃えたい道具を見ていきましょう。
①:ハサミ
ロングヘアをセルフカットするときには、まずきちんとしたハサミを用意しておきましょう。
家においてある文房具用のハサミでは、切れ味が悪く、毛先を痛めてしまったり、歪んでしまうこともあるので注意です。
散髪用の切れ味鋭いものを一つは揃えておいてくださいね。
特に、仕上がりにこだわっていくのであれば、プロ御用達のシザー製ハサミがおすすめ。
サイズもいろいろありますが、まずは6インチのものを揃えておけばまちがいありませn。
②:ブラシ
ロングヘアをセルフカットするうえでは特になくてはならないアイテムです。
どうしても長く多い髪の毛を切っていると、いつの間にか毛先が広がってしまいます。
そのまま切り進めてしまうと、毛先が歪んでガタガタになってしまいますよ。
コームを使ってラインを取るとやりやすくなります。
持ち手が細いものを選べば、ブロッキングもしやすくなりますよ。
③:ケープ
ロングヘアの場合、ケープを一つ用意してから進めていかないと、切った髪の毛が後々部屋の中で散乱して大変なことになります。
切る量が多いなら、ある程度髪がまとまったあと、一度捨ててから再び進めるのもいいかも。
④:霧吹き
霧吹きを使って、髪の毛を濡らしてからカットをすれば、髪の毛が広がることなくセルフカットができます。
ロングの場合は特に広がりやすくなっているので、霧吹きはマストアイテム。
シャワーでびしょびしょの状態にしてしまうと、その後乾かすのが大変になってしまったり、扱いが難しくなってしまいます。
霧吹きなら水分量の調節も簡単なので、自分の濡らしたいように髪を濡らすことができるはず。
⑤:鏡
きちんと後ろの髪まで映る大きなものをチョイスしましょう。
セルフカットで行うと、後ろの髪がどうなっているのかがわからず、失敗につながることもあります。
そうならないように、3面鏡の大きなサイズを用意しておけば安心ですね。
⑥:すきバサミ
不器用な方程、是非すきバサミは一つ用意しておきましょう。
ハサミだけでは、思った以上に刃が入り過ぎてしまって短く切り過ぎてしまうこともあります。
手元が見えない部分なら、特にすきバサミを使っていくのがおすすめ。
⑦:ダッカールピン
髪が長く量も多いため、いっぺんにカットすることは難しいです。
今ハサミを入れている部分が明確にわかるように、細かくブロッキングしながら行えばきれいにできます。
ダッカールピンなら、挟んで髪を留めることができるので、簡単に扱えて、すぐにブロッキングできます。
100均で手に入れられるので、準備しておいてください。
また、ピンの扱いが苦手な方はヘアゴムでも代用可能です。
ロングヘアのセルフカットのコツ
では、ロングヘアのセルフカットのコツを見ていきましょう。
①細かくブロッキング
セルフカットになれていない方こそ、ブロッキングは丁寧に行っていきましょう。
いっぺんに髪を多く切ろうとすると、毛束がずれて、毛先がガタガタになってしまいます。
厚みが感じない程度に薄くスライスを取り、後はピンやゴムな度でまとめていきましょう。
元の髪が長く、多いので、より細かくブロッキングしてください。
②髪をすくなら内側を
雑なセルフカットでは、途中で短い髪がピンピンと飛び出してぼさぼさの印象に。
ロングは表にかかる髪をブロッキングした状態で、中の髪を中心にすいていけば、印象を変えずにボリュームを鰓していくことができます。
セルフカットでロングヘアのボリューム調整◎髪をすく方法
では、セルフカットでロングヘアのボリューム調整の仕方を見ていきましょう。
①頭頂部の髪を分ける
髪の毛のボリュームを減らしたい時には、やみくもにハサミを入れてはいけません。
ロングヘアなら目立ちにくいかと思っている方もいるかもしれません。
しかし、あまりにも中途半端な部分にすきバサミを入れてしまうと、途中でピンピンと細かい毛がとびだしてみっともない仕上がりに。
セットしたときのおさまりを良くするためにも、上からかかる髪の毛はカットしないようにブロッキングします。
②さらに細かくブロッキング
ロングヘアで最も重要なのは、とにかく細かくブロッキングしていくことです。
ここを雑に行ってしまうと、ガタガタの仕上がりになりますよ。
頭頂部をブロッキングした後は、残った部分をそれぞれ3等分ほどに分けていきます。
もちろん、サイドと後頭部はそれぞれ別にしてくださいね。
③髪をねじりながら縦にハサミを入れる
ブロッキングができたら、下のスライスから髪をすき始めます。
髪を軽くねじって縦にハサミを入れれば、自然な透け感が出ます。
深いところからハサミを入れれば、ボリュームはかなり抑えられますが、その分違和感のある空洞ができてしまうことも。
あまり深くハサミを入れないように、ハサミを閉じ切らないようにして使っていくのもテクニックです。
④セットしてから微調整
全体をすき終わったら、気になるところがあったとしても、まずは一度髪を下ろしてセットしてみましょう。
完成に近づけた状態で確認することで、客観的な視点で見つめることができます。
ここで、まだ重たいと感じる部分があれば、そちらを重点的にブロッキングして軽くすいてください。
あまりにも続けていると、失敗することもあるのでほどほどに。
ロングヘアからチェンジ!髪の長さを変えるセルフカット方法
では、髪の長さを変えるセルフカット方法を見ていきましょう。
セミロング
①ツインテールに縛り、カット
まずは全体の髪をツインテールを作るようにセンターパートに分け、顎の下を這わせるようにして縛ります。
ゴムを留めるときは、できるだけ顎から離さないように注意しましょう。
毛先は手で握れるくらい残しておき、両方のゴムの位置が合うように正面で揃えます。
位置があっていれば、ゴムの位置を目安にゴムの下をカット。
②レイヤーを入れていく
耳の横のレイヤーを入れたい部分の毛束を取り、そのまま耳の横で縛ります。
縛った毛束を頭の上を通しながら反対方向に持っていき、耳の横のラインまでゴムを滑らしましょう。
全体にブラシをかけ、気になるところを揃えていけば完成です。
ミディアム
①頭をサイド、トップ、後頭部の4つのパートに分ける
前髪とサイドの部分を残し、後頭部はトップの部分を後ろ髪で分けていきます。
最初に後ろ髪からカットを進めていくので、後ろ髪を指日本分ほどスライスを取って再びピンで留めておいてください。
好みの長さにカットしたら、上からかぶさる髪も同じように指2本分のスライスを取り,、切ります。
②トップ、サイドを合わせて切る
後ろ髪が完成したら、続けてトップ、サイドの順で切っていきます。
全てがつながるように、確認しながら少しずつ切っていくのがポイントです。
長さを切りたい時にはハサミを横に、ぼかしていったりボリュームを減らしたい時には縦に入れていくとうまくいきます。
裏側に縦バサミでさらに収まりよく削りを入れれば出来上がり。
ボブ
①バリカンで思い切りカット
丸みがあるきれいなボブカットは、思い切りバリカンでまっすぐに切り落としてしまうのもおすすめ。
バリカンなら力の弱い方でも、簡単にまっすぐに毛先を切りそろえることができますよ。
髪がとても長い方は、最初にある程度髪をカットしてから行ってもいいかも。
ロングヘアを後ろで一つに束ねたら、ゴムの位置を好みの長さにずらし、その位置を目安にバリカンを押し当てるだけです。
ゴムがずれないように左手で抑えながらセルフカットしてくださいね。
②ハサミで確認しながら微調整
バリカンである程度まっすぐに切りそろえることができたら、全体をブラッシングして飛び出た長さを調整していきます。
髪を襟足部分だけが残るようにブロッキングして、まずは襟足が短くなるようにすればおさまりがよくなります。
内側からすきバサミでボリュームを減らしていけばOK。
ショート
①まずはバッサリ切り落とす
ロングからショートにする場合は、かなりの長さのカットをすることになります。
そのため、最初にボブくらいの長さになるようにバッサリとカットしておきましょう。
ここでは毛先がガタガタになっても後に響くことはないので適当に切り落としても構いません。
扱いやすい長さになれば十分です。
②上下に分けて襟足からカット
ハーフアップを作るような要領で、髪の毛を上下にブロッキング。
最初は襟足部分からカットします。
自分の好みの長さになるように横にハサミを入れたら、自然なラインが出るよにハサミの角度を変えたり、ねじりながら切ってぼかしていくと◎
③トップの髪を整える
襟足が終われば、次はトップの髪をカットします。
ここでうねりやハネが気になるのであれば、一度きれいに整えてからセルフカットを続けてください。
トップの髪を短くし過ぎると、はねてしまうので、丸みが出るように少し長めに作ることが成功の秘訣です。
サイドもトップに合わせて長さを調節していけば良し。
セルフカットでロングヘアにレイヤーを入れる方法
では、セルフカットでロングヘアにレイヤーを入れる方法を見ていきましょう。
①おでこの生え際でポニーテールを作る
おでこの生え際に向かって、後ろの髪の毛を前に持ってきてポニーテールを作ります。
ブラシを使って、とにかく一つにまとめてください。
もし、まとまらない場合は、毛先をさらにゴムで再び結べばOK。
②毛束を持って毛先を揃える
結んだ髪の毛を掴みながら毛先を揃えていきます。
長さをあまり変えたくないという方は、長さが変わらない程度に揃えるだけでもいいです。
③結んだ髪を3等分してすいていく
結んだ髪を3つに分けて、毛先をさらにきれいに揃えます。
その後好きばさみを使って、ボリュームを減らしてください。
それぞれの毛束を同じように繰り返していきますよ。
④髪をほどいてバランスを整える
全てのゴムをほどいて、長く残った毛先をカット。
丁寧に切りそろえれば印象もぐんときれいになります。
さらに、ボリュームを減らしたいという場合は、上半分をブロッキングして、下の部分の髪をすいていけばおさまりがよくなるはず。
ロングヘアを上手に切れたら♡前髪セルフカット法
では、前髪セルフカット法を見ていきましょう。
①前髪とサイドの髪を分ける
まずは前髪の部分とそうでない部分をブロッキングしていきます。
三角になるようにきれいに分けてとることがポイントです。
耳にかけて落ちてこないならそれでも十分ですが、切りづらい方はピンを使って留めてください。
②好みの長さになるまで切る
まずは伸びすぎた前髪を、好みの長さになるように切ります。
全ての前髪を指2本で挟み、長さが揃っているのが確認出来たらハサミを横に入れて切っていきましょう。
③前髪をシースルー状にしてすいていく
前髪をシースルーになるようにブロッキングしたら、内側の部分はピンで留め、表側の部分を指で挟みながらすいていきます。
すくときはハサミを縦に、5か所ほどカットすれば良し。
再びシースルー所にして、内側は留めて表側を3か所すいたら完成。
ロングヘアのセルフカットにおすすめのアイテム
①Iromo (イロモ) 散髪 ヘアカット すきばさみ セット
何から購入すればいいのかわからないという方は、まずこちらのセットを試してみるのはいかがでしょうか?
プロも使っているシザーの散髪用ハサミ、すきバサミ、クリップ、コーム、クロス、ケースなどの6点がセットになっています。
これさえあれば、自宅でプロ級のカットを実践できますよ。
②パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S
毛量の多いロングの方のセルフカットなら、バリカンも一つあってもいいかも。
パナソニック製のものはリピーターも多く、多くの方が愛用しています。
細身のサイズ感で、女性の手にも馴染みやすいですよ。
③BORDER. カット クロス
頭からすっぽりかぶるだけで簡単にケープを取り付けることができます。
散らばりやすいロングのセルフカットも、これさえあれば後片付けが簡単ですね。
折りたためば小さく収納もできます。
④サローネ・ヘアカットブラシ
ブラッシング感覚で、簡単にロングヘアの毛量を調節していくことができます。
一度にカットできる量が少ないので、仕上がりはナチュラルに。
ブラシタイプなのでロングのセルフカットにピッタリです。
⑤山善 卓上 三面鏡
置き型の三面鏡で、両手をふさぐことなく後ろ姿をしっかりと確認することができます。
両サイドの開きの角度を変えていくことができるので、見たい部分もしっかり確認できますよ。
使用しないときは扉を閉じておくこともできるので、使いたい時にさっと出して使うことができるのも魅力です。
⑥shefun ダッカール プロ用
ロングの方の場合は、細かくブロッキングしながらセルフカットをすることが成功のポイントです。
ダッカールは多めに用意して、気になる部分を留めておけば安心。
プロ用のタイプならずれにくく、簡単に髪を留めることができます。
髪の量に合わせて3つのサイズから選んでください。
ロングヘアもセルフカットでキレイを維持しよう
ロングヘアは、放っておくと髪も傷みやすく、枝毛や癖毛が目立ってしまいます。
そのままにしているとうねりや広がりが悪化して、せっかくきれいに伸ばしていてもただのぼさぼさ髪に見えてしまうことも。
そうならないように、気になるときはすぐにセルフカットでメンテナンスできるよ状態にしておくと◎
コツを覚えれば、サロンでカットしたような自然で美しい仕上がりになりますよ。
是非、時間とお金を節約しながら、常に一番素敵な状態を維持していきましょう。
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