ヘアブラシの正しい洗い方!つけおきやクリーナー・ボンドで簡単お手入れ
毎日使っているヘアブラシですが、きちんとお手入れしているでしょうか? ヘアブラシの正しい洗い方について紹介していきます。 ヘアブラシといっても、使っている素材に合わせた洗い方が大切です。 つけおきやククリーナー、ボンドなどを使って簡単にお手入れし、きれいなヘアブラシを維持しましょう!
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【洗い方の前に】ヘアブラシを洗うベストな頻度ってどのくらい?
普段から頭皮ケアとしてヘアブラシを使っている人もいますよね。
しかし、ヘアブラシは一見きれいに見えていても、実際は埃や皮脂など見えないものがついていることがあります。
いつでもきれいなヘアブラシを使うためにも、洗い方以外にも頻度について知っておきましょう。
まずヘアブラシは、週に1回以上の洗いが必要とされています。
洗ってきれいな髪に使っていたとしても、見えないゴミや汚れがついているため、週1回のメンテナンスが必要です。
本体の洗い方だけでなく、この曜日に洗うと決めておくと、きれいなヘアブラシを維持することができるでしょう。
【素材別】ヘアブラシの正しい洗い方
ヘアブラシの洗い方って、単に水で洗えば良いのでは?と思う人もいるでしょう。
しかしヘアブラシって、さまざまな素材でできていますよね。
素材に合わせた洗い方をしなければ、カビなどのトラブルを招くため、素材によった洗い方が大切ですよ。
木製ヘアブラシ
木製でできているヘアブラシは、水に濡らすとカビや匂いを発してしまうので、水洗いやシャンプーでの洗い方ができません。
木製ヘアブラシの洗い方は、ヘアブラシクリーナーやボンドで髪の毛や汚れを掻き出すだけで良いでしょう。
どうしても汚れが取れない時は、乾いた布で拭き取るようにします。
水で洗うと乾ききれなかったときにカビてしまうので気をつけましょう。
ナイロン製・プラスチック製ヘアブラシ
ナイロン製、プラスチック製のヘアブラシは水洗いが可能です。
初めに髪の毛や汚れを取り除いておき、水洗いをしていきます。
洗い方はぬるま湯にシャンプーを溶かしておき、そこにヘアブラシを振り洗いで洗っていきましょう。
汚れが酷い場合には、30分程度つけ置きしても良いですが、色落ちしそうなものは注意が必要です。
最後によくすすぎ、よく乾かして洗い方は完了になります。
獣毛を使ったヘアブラシ
ヘアブラシには天然の獣毛を使ったものもあり、髪の艶が出るからと愛用している人もいるでしょう。
獣毛も水洗いができますが、長持ちさせるならクリーナーなどで簡単に手入れするだけに留めることをおすすめします。
洗う場合には、軽く水ですすぐ程度に留めましょう。
また力を入れる洗い方をすると、獣毛は簡単に抜け落ちてしまうため、優しい洗い方を心掛けましょう。
ヘアブラシの日々のお手入れにもおすすめ!ブラシクリーナーを使った洗い方
ヘアブラシの洗い方やお手入れで活躍するアイテムといえば、ブラシクリーナーです。
熊手のような形をしていて、100均でも売られるようになってきたため手に入りやすいアイテムです。
ブラシクリーナーを使うと、髪の毛だけでなくブラシに絡まった埃も取りやすくなるので、これを使った洗い方を紹介していきます。
用意するもの
必要最低限必要なのはブラシクリーナーです。
あとは自分の持っているブラシに合わせ、シャンプーや水などを用意しておきましょう。
また汚れを掻き出したときに埃などが下に落ちてしまうので、気になる場合にはティッシュなどを用意し、汚れない対策が必要です。
やり方
ブラシクリーナーとヘアブラシを手に持ったら、いよいよきれいに洗っていきます。
ブラシクリーナーを利用した洗い方の手順は、以下の通りです。
①ブラシを横に持つ
ブラシクリーナーを使うときは、ヘアブラシを横に持って使っていくと楽に髪の毛や汚れを掻き出すことができます。
縦に持つと、髪の毛がなかなか掻き出せず、きれいにするまでに時間がかかります。
聞き手でクリーナーを持ち、反対の手でブラシを持つと掃除しやすいでしょう。
②ブラシクリーナーで汚れを掻き出していく
ブラシクリーナーは、表面ではなく根元から入れて汚れを掻き出していきます。
このとき、しっかりと奥までクリーナーを当てないと、根本にある汚れが掻き出せないので注意しましょう。
軽くひっかくように前に掻き出すだけで、かなりの髪の毛と汚れを取ることができますよ。
③細かい部分までクリーナーを当てて掻き出す
大まかな汚れが掻き出せたら、細部までクリーナーを当てて掻き出していきましょう。
特に根本部分は髪の毛や埃が入り込んでしまっていることもあるので、さまざまな角度から汚れがないか確かめながら作業を進めます。
きれいに掃除できたら、次の作業に移りましょう。
④最後にふき取りまたは水洗いで完了
ヘアブラシについていた髪の毛や汚れがきれいに取り除けたら、最後にふき取りまたは水洗いをしていきます。
自分の持っているブラシの素材に合わせて、ここからの洗い方が異なってきます。
木製や獣毛ならふき取り掃除、ナイロン製やプラスチック製なら水洗いと、種類に分けた洗い方をして完了です。
またブラシクリーナーに汚れがついた場合には、軽く水洗いしてきれいに保っておきましょう。
気になる臭いや汚れを除去!シャンプーを使ったヘアブラシの洗い方
ブラシクリーナーは見た目の汚れを取るのに適していますが、残念ながら長年染みついた匂いまでは取り除くことができません。
ブラシの匂いが気になるなら、シャンプーを使った洗い方がおすすめです。
用意するもの
用意するものは、ブラシクリーナーを使ってきれいにしたヘアブラシとシャンプー、水またはぬるま湯です。
シャンプーは基本的に普段使っているもので構いません。
また手桶などがあるとつけ置きできるので便利ですよ。
やり方
基本的に振り洗いとつけ置きになります。
手桶(洗面器)に水を張ってシャンプーで洗うだけの簡単な洗い方ですよ。
①手桶に水またはぬるま湯とシャンプーを入れる
手桶や洗面器に水やぬるま湯をはり、そこにシャンプーを3プッシュ程度溶かし入れておきます。
泡立てる必要はないので、軽く溶かすイメージで入れておきましょう。
ブラシをきれいにしていない場合には、ここで早めに掃除しておきます。
②振り洗いとつけ置きをする
汚れを取り除いたブラシを、シャンプーを溶かした水に入れて振り洗いします。
汚れや匂いが軽い場合には、振り洗いだけで構わないでしょう。
匂いが気になる場合には、30分程度つけ置きしておきます。
つけ置くことで匂いが洗い流されますが、素材によってはつけ置き時間に変化を持たせるのが大切です。
また木製ブラシや獣毛ブラシの匂いが気になる場合も振り洗いがおすすめです。
これらはつけ置きするとカビの原因になるため、さっと洗うだけの洗い方が良いとされています。
③よくすすぐ
ブラシについたシャンプーをよくすすぎ洗いします。
ここでシャンプーが残ると、次の匂いの原因になるので注意しましょう。
細部までしっかりとすすぎ、洗い残しがないように気をつけます。
④よく乾燥させて完了
すすぎが完了したら、あとは乾かすだけです。
ブラシを軽く拭き取ったあとに立てて乾かすか、または毛を下にして乾かします。
毛が上を向いた状態で乾かすと、継ぎ目部分に水が入って匂いの原因になるのでおすすめできません。
しっかりと乾燥させてから使いましょう!
一晩つけおきでお手入れ楽ちん♡重層を使ったヘアブラシの洗い方
シャンプーで落としきれない匂いには、重曹を使ったつけ置き洗いがおすすめです。
重曹の効果で見えない皮脂汚れも落とせるので、さっぱりときれいにしたい人に向いている洗い方ですよ。
用意するもの
用意するものは、汚れを取り除いたヘアブラシと手桶、重曹です。
重曹は3杯程度の量で構いません。
多すぎると溶け切らないので注意しましょう。
やり方
それぞれの手順を紹介していきます。
基本的にシャンプーでの洗い方と似ているので、難しいことはありませんよ。
①手桶に水を入れ、重曹を溶かし入れる
手桶に水やぬるま湯を入れ、重曹を3杯程度入れて溶かしておきます。
熱すぎるお湯を使うとブラシを傷めてしまうので、肌と同じ程度の温度までがおすすめです。
重曹が溶け切るまでよくかき混ぜておきましょう。
②きれいにしたブラシを入れてつけ置きする
汚れを取り除いたヘアブラシを、重曹水の中に入れてつけおきします。
匂いが気になる場合には、1日程度つけ置きした方が良いでしょう。
木製や獣毛ヘアブラシはカビてしまう可能性があるので、30分ごとに様子をみてつけ置き後、すぐにすすいで乾かしましょう。
③よくすすぐ
重曹水をよくすすぎます。
手桶の水を取り替えてよくすすいだあと、流水でも流し洗いをします。
見えない部分にも入り込んでいることがあるので、細部までよくすすいでくださいね。
④乾かして完了
最後に水を拭き取り、乾かして完了です。
シャンプーの洗い方同様に、乾いた布で拭いた後にブラシ部分を下にして乾かします。
半乾きだとより匂いが強くなり、カビも発生するのでよく乾燥させてくださいね。
洗わず簡単◎歯ブラシやつまようじを使ったヘアブラシのお手入れ方法
洗うまではいかないけれど、手軽に掃除しておきたいという人もいるでしょう。
そんなときに役立つのが歯ブラシやつまようじです。
歯ブラシやつまようじを使った洗い方、手入れ方法を紹介します。
用意するもの
用意するものは、歯ブラシまたはつまようじ、汚れのついたヘアブラシです。
また乾いた柔らかい布があると、表面などの汚れをきれいに落とすことができますよ。
やり方
動画はつまようじを使ったお手入れ方法です。
歯ブラシ、つまようじでポイントを紹介します。
①手で取れる汚れは取っておく
初めに、大まかな髪の毛などは手で取っておきます。
手でつまむようにブラシから引き抜けば、大まかな髪の毛や埃を取り除けるので、細かい作業ができるように処理しておきましょう。
特に長い毛は初めに取っておくことで、歯ブラシやつまようじに絡むことなく手入れがしやすくなりますよ。
②ブラシの根本部分につまようじや歯ブラシを当てる
つまようじの場合は、ブラシの取っての付け根部分につまようじを差し込みます。
そしてそれをクルクルと一定方向に巻いていくと、根本についている髪の毛や埃を巻き取ってきれいにすることができます。
歯ブラシの場合には、ブラシの横の根本から上に向かって掻き出すようにブラッシングすると、根本の汚れをきれいにすることができます。
特に歯ブラシは、獣毛ブラシをきれいにするときに役立ちますよ。
③汚れを掻き出す
同じ方法で根本の汚れが無くなるまで掻き出していきます。
歯ブラシやつまようじを移動させ、隅々まで汚れを掻き出していきましょう。
特にヘアブラシの根本部分に汚れが溜まりやすいので、そこを重点的に掃除していきます。
④表面や細部まで汚れを確認する
ある程度きれいになってきたら、表面や細部まで汚れを確認しておきましょう。
特に毛の密着度が高い獣毛ブラシは、根本や表面といった細部に見えない汚れが付着しています。
歯ブラシ、つまようじ両方を用いて最後まできれいに掃除しておきましょう。
⑤全体の汚れを乾いた布で拭き取り完了
最後に全体の汚れを乾いた布で拭き取っていきます。
持ちて部分や背面、またブラシの表面もあます所なく拭き取りましょう。
布に汚れがつかないことを確認できたら完了です。
ボンドを使ったヘアブラシのお手入れ方法
ちまちま掃除するのではなく、ごっそり気持ちよく掃除したいなら、木工用ボンドを使ったお手入れ方法もおすすめです。
ボンドを塗って乾かすだけなので、とても簡単です。
用意するもの
用意するものは、ヘアブラシと木工用ボンド、つまようじです。
使っているヘアブラシ以外は100均で揃います。
多くの量を使うので、小さいボンドよりも大容量のボンドを用意しておきましょう。
やり方
基本的に塗って乾かすだけのやり方です。
ブラシの洗い方の前にボンドを塗ってきれいにしておくと、より細かな汚れが落とせてきれいなブラシを維持できるでしょう。
①きれいにしたヘアブラシにボンドを塗っていく
ボンドを塗る前に、大まかな髪の毛などの汚れは手で取り除いておきましょう。
髪の毛や汚れが多いと、ボンドを塗るのが大変になります。
塗りやすいように事前に汚れを除去しておきましょう。
そしてある程度の汚れが落とせたら、ヘアブラシの根本にボンドを塗っていきます。
隅々まで塗り、ヘアブラシの根本をボンドで埋め尽くしましょう。
②2日ほど自然乾燥させ、一気に剥がす
ボンドを塗り終わったら、2日ほど乾燥させます。
半透明に色が変わるので、変わったら根元から一気に剥がしていきます。
なかなか剥がせないときは、四隅を浮かせてから剥がすとやりやすいですよ。
ボンドをすべて剥がしたら完了です。
また獣毛ブラシは、毛が抜けやすくなるためこの方法は使えないので注意しましょう。
ヘアブラシを洗うのが面倒...ストッキングやネットを使えばお手入れラクラク♡
ヘアブラシの洗い方をいくつか紹介しましたが、いちいち洗い方を実践するのも面倒という人もいるでしょう。
そんな人は、それぞれの洗い方できれいにした後に、ストッキングやネットを使ってヘアブラシを保護しておくと、次の手入れがとても楽になりますよ。
用意するもの
用意するものは、要らなくなったストッキング(またはネット)、きれいに掃除したブラシです。
ストッキングがない場合には、目の細かいネットで構いません。
100均などで売っている洗面ネットを使うのもおすすめですよ。
やり方
ストッキングやネットを使ったお手入れは、基本的にきれいな状態を維持する方法になります。
そのためまずはヘアブラシを他の方法を使ってきれいにしておきましょう。
①ヘアブラシをきれいに掃除しておく
ヘアブラシは事前にきれいにしておくことが大切です。
ここで汚れが残っていると、ストッキングを被せたあとも、その汚れから匂いなどが発生します。
まずはヘアブラシをきれいな状態にしておきましょう。
②ストッキングをブラシよりも大きく切って被せる
ストッキングやネットを、ブラシよりも大きく切っておきます。
真四角になるよう切り、それをブラシに被せていきます。
根本までしっかりとストッキングが被るよう、毛先に食い込ませていきましょう。
ストッキング(ネット)がブラシの一つ一つに入り込んだら完了です。
あとは汚れが溜まったなというタイミングで交換するだけなので、これでいつでも手入れが楽になりますよ。
100均ダイソーの「ブラシケアネット」でヘアブラシのお手入れが楽になる♡
ストッキングよりも簡単に手入れを楽にしたいなら、ダイソーに売っているブラシケアネットがおすすめです。
使い方はストッキングと同じなので難しいことはなく、きれいにしたブラシに被せ、使ったあとに引きはがすだけです。
40枚も入ってお得なので、ヘアブラシの洗い方やお手入れをより簡単にしたいなら、今すぐダイソーに行って買ってきましょう!
週に1回のヘアブラシの洗い方できれいなブラシを維持しよう
ヘアブラシって、気が付いたときにはさまざまな汚れがぎっしりと付いていますよね。
それを使い続けると、頭皮の匂いや汚れに繋がり、果てには切れ毛などの原因にもなりかねません。
きれいなヘアブラシは、きれいな頭皮や髪の毛を維持してくれます。
汚いヘアブラシを使い続けるのではなく、正しい洗い方を知ってきれいに維持してあげましょう!
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