ジェルネイル?スカルプ?長さだしの種類とは?セルフでのやり方も!
わかっているようで、よくわからない「ジェルネイルの長さだし」についてお伝えします。 ジェルネイルの長さ出しの種類や特徴、深爪など長さ出しのできないケースについてもまとめました。 100均アイテムを使ってできる、セルフでのジェルネイルの長さだしのやり方や注意点もご紹介! これを読んでもっとジェルネイルを楽しみましょう。
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長さだしとは?リベアとの違いも!
ゲル状の樹脂を爪に塗りUVライトで固めるジェルネイル。
サロンでやってもらったり自分でセルフネイルをやったりして、経験のある方も多いでしょう。
よく「長さだし」というワードを耳にしますが、おぼろげにしか理解していないのでは?
長さだしとは?
「長さだし」とは、その名の通り自分の爪に長さをプラスするということ。
ロングネイルにする場合の他、折れてしまった爪を他の指の爪と長さを揃えるために、長さを足すケースもあります。
リベアとの違い
「リペア」は、自爪が割れたり欠けたりした時に補修をすること。
状態ごとに専用の接着剤や補修材を使って行います。
セルフケアでリペアを行うためのグッズなどもありますが、個人でやるリペアは強度もそれほど期待できませんので、サロンでやってもらうのがおすすめですよ。
ジェルネイルやスカルプの違いは?長さだしの種類
ジェルネイルの長さだしの種類は、以下の3つです。
ジェルで長さだし
ナチュラルなイメージで少しだけ長めにしたいという時にはこちらがいいでしょう。
ハードジェルまたはソフトジェルのバイオジェルで長さを出すことができますが、数ミリ程度になります。
スカルプで長さだし
スカルプは、アクリル樹脂で自分の爪に合わせて人工爪を作っていくもので、専用のパウダーとリキッドを使って作ります。
スカルプは、強度も強く、重めのストーンなどでデコっても大丈夫。
ただし、自分でオフすることが難しいのでサロンでやってもらうのが無難でしょう。
チップで長さだし
こちらは、あらかじめ作られた人工爪(チップ)を接着剤で自分の爪にくっつけて長さだしするやり方。
比較的簡単に自宅でもできる方法ですね。
チップをつけてから、さらにソフトジェルを塗るので強度が出ます。
ネイル用の長さだしチップは100均などでも売られていますよ。
ジェルネイル?スカルプ?長さだしをしたいときのおすすめの選び方
ここからは、長さだしをするときのおすすめの選び方についてお伝えします。
ジェルでの長さだしがおすすめの人
キツイ匂いが気になる方などは、ジェルでの長さだしがおすすめです。
というのは、スカルプは粉と液を使って化学反応で固めますが、その液体の匂いがかなりキツイため体質によっては具合が悪くなる場合もあるからです。
ふわっとした仕上がりのイメージにしたい人も、ジェルでの長さだしがいいでしょう。
スカルプでの長さだしがおすすめの人
スクエアやとがった形などのシャープな形にしたい時は、スカルプがおすすめ。
爪をよりロングネイルにしたい人も、こちらの方法がいいでしょう。
また、スカルプは強度がありますので、ストーンジュエルなどを多めにつけたい人も、この方法がおすすめですよ。
ジェルネイルの長さだしにかかる費用や所要時間は?
ここからは、持ちや所要時間、費用についてまとめてご紹介しましょう。
ネイルの持ち
どの方法で長さだしをしても、数週間から1ヶ月程度は持つことがほとんど。
ネイルの持ちは、自爪の健康面を考えて2~3週間程度と言われていますので、それを目安に付け替えをするのがおすすめです。
ただし、セルフで行った場合は、数日程度しか持たないケースや、数週間大丈夫だったケースとバラツキがあるようです。
所要時間
所要時間は、本数や方法によっても違ってきます。
どの方法でも、1本5分から10分くらいを通常のジェルネイルのメニューにプラスすると考えましょう。
例えば通常のジェルネイルなら1時間半から2時間程度かかるのが普通ですから、長さだしはプラス50分以上です。
平均費用
長さだしは、1本300円から1000円程度で施術しているサロンが多いです。
サロンによって、金額はバラバラですので、事前に確認するのがいいでしょう。
100均で材料を揃えてセルフで行う場合は、総額数百円からできます。
深爪やグリーンネイル!ジェルネイルでの長さだしができない爪の特徴
中には長さだしができないケースもあるんです。
では、長さだしができない爪の特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
以下が、長さだしのできない爪の特徴です。
- 極端な深爪
- グリーンネイル
- ささくれなどがある
それぞれを詳しく見ていきましょう。
①:極端な深爪
爪を短く切りすぎて深爪になっていると、長さだしのチップの装着が難しい場合もあります。
爪が指先のお肉より短いと土台になるフォームをはめることも難しいでしょう。
指先の白い自爪部分が1~2ミリないと長さだしはできないサロンがほとんどです。
②:グリーンネイル
グリーンネイルとは、緑膿菌(りょくのうきん)の感染によって黒っぽい緑色になってしまった爪のこと。
どうして緑色になるかというと、緑膿菌が「ピオシアニン」や「ピオベルジン」というグリーン系の色素を出すからなんです。
ジェルネイルやスカルプが自爪からリフトしている(浮いている)状態で、しばらくそのまま放置してしまって、爪と皮膚の間に菌が繁殖して起こるケースなどがあります。
グリーンネイルの状態だとジェルネイル自体ができませんので、長さだしもできないだけじゃなく、速やかな皮膚科の受診が必要です。
グリーンネイルの原因となるリフトを防ぐためには、ジェルネイルの前の下準備をきちんとすることが大切ですよ。
甘皮処理やダスト除去、油分除去などの下準備をおろそかにするとリフトしやすくなり、グリーンネイルの原因にもなります。
③:ささくれなどがある
小さなささくれなどがある場合も、ジェルネイルの長さだしの薬品で炎症を起こしたり感染症になったりする可能性があるでしょう。
ささくれや傷のある場合は、治ってからになります。
セルフでの長さだしのやり方
セルフで手軽にできるのが、チップでの長さだしです。
ここでは、100均アイテムを使ってできるやり方をご紹介しましょう。
用意するもの
用意するものは以下になります。
・セリア ネイルチップ
・ネイルファイル
・消毒用エタノールとコットン
・ネイルグルー
・ダストブラシ
・ベースコートとトップコート
やり方
①ネイルチップは、いろいろな大きさのものが組み合わせて入っています。
その中から、自分の爪の幅の端から端までをおおうことのできる、ぴったりの大きさのものを選びましょう。
②自爪は、爪の先の白い部分を1~2ミリ程度残す感じに、短めに切っておきましょう。
自爪が長いままだと、チップが取れた時に自爪も一緒に取れてしまい、深爪の原因となりやすいからです。
③粗めのネイルファイルで自爪の上半分を削りますが、あまり強く力を入れすぎないように注意してください。
削り終わったら、ダストブラシでしっかりとダスト(細かい削りかす)をはらいましょう。
④爪の油分・水分を飛ばすために、消毒用エタノールを含ませたコットンなどで、爪の表面をふき取ります。
これらのプレパレーション(下処理)をしっかりすることで、リフトの防止にもなりますよ。
⑤ネイルグルーを、ネイルチップの少しくぼんでいる部分につけ、空気が入らないように貼り付け、30秒ほど押さえます。
ネイルグルーとは、ネイル用の透明瞬間接着剤のことを言いますよ。
⑥ネイルチップと自爪の高さを合わせるためにチップ側をネイルファイルで削り、大まかな形にチップをカットしましょう。
さらにネイルファイルで形を整え、ダストをはらいます。
⑦ベースコート、トップコートを塗って強化して出来上がり。
ジェルネイルの長さだしで指先のおしゃれを楽しもう
かわいい色やアートがたくさんあるジェルネイルは、最近ではセルフで行う人も増えて、より身近なものになってきました。
100均のセリアなどでも購入できて、ベースコートやトップコート、カラージェルやチップも100均でも揃うんです。
長さだしをすれば、ロングネイルなどのステキなネイルアートも楽しめますね。
サロンでやってもらうには心配ないのですが、セルフでジェルネイルを行う場合には、プレパレーション(下処理)をしっかりやることがとても大切になります。
ジェルネイルや長さだしのやり方の注意点を正しく理解して、指先のおしゃれを楽しみましょう。
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