ギブソンタックのやり方＆レングス・シーン別簡単アレンジ50選♡

ギブソンタックとはどんな髪型？

最近よく耳にする人気のギブソンタックとは、簡単に言えば低い位置で髪の毛をまとめるヘアスタイルのことを指します。
由来は古く、19世紀のアメリカの画家チャールズ・ダナ・ギブソンが描いて流行した「ギブソン・ガール」のヘアスタイルから、海外で定番のヘアスタイルとなりました。

「タック」という言葉には「折り込む」という意味があり、髪を内側に折り込んでいくためにギブソンタックと呼ばれるようになりました。
上品にまとめたりゆるふわにしたりとイメージが変えられる上に、意外にも簡単につくれることからさらに人気が再燃しています。

ギブソンタックの基本のやり方＆コツ

難易度が高そうに見えるギブソンタックも、簡単につくれるポイントがあります。
上手にギブソンタックをつくる基本のやり方とコツをチェックしましょう。

①低めのポニーテールをつくる

ギブソンタックは、まずポニーテールをつくるところから始まります。
低い位置でまとめるのがギブソンタックの特徴なので、低めのローポニーテールにしていきましょう。

このとき、ヘアワックスや固まらないスタイリング剤を使えばまとまりやすく、仕上がりも良くなります。
ポニーテールができたら全体的に少しずつ後れ毛を出しておくと、こなれ感がかわいいギブソンタックになりますよ。

②ポニーテールをくるりんぱする

ギブソンタックの2番目の行程は、つくったポニーテールをくるりんぱしていきます。
結んだゴムの上の位置に穴を開け、下側から親指と人差し指を出して髪を引き抜くとつくりやすいです。

くるりんぱができたら毛先を2つに分けて左右に引っ張ると、ねじれた所が引き締まってきれいになります。
くるりんぱした部分とトップを少しずつ摘まんでほぐしておくことで、仕上がりのイメージを変えられるので調整してみてください。

③長い毛先はゴムで結ぶ

ギブソンタックで大事なのは毛先を折り込む行程ですが、ミディアムやロングの場合は髪の長さできれいに折り込みにくいという難点があります。
そのため、髪が長いなら毛先をゴムで結んでおくようにしましょう。

毛先から10㎝程度を目安に取って小さなお団子をつくります。
そうすると、折り込む際に髪がばらけずストッパーの役割も果たして崩れにくくしてくれますよ。

④毛先をくるりんぱに折り込む

いよいよギブソンタックで重要な毛先を折り込む行程です。
くるりんぱしてできたV字の空間に毛先を折り込みましょう。

髪が長くて余ってしまう場合は、下から引き出してもう一度折り込んで毛先を隠してください。
反対に髪が短いなら折り込みやすいように毛先を外ハネに巻いておくと良いでしょう。

⑤ヘアピンで留める

ギブソンタックの最後の行程は、折り込んだ毛先の固定です。
ロールした部分に隠れるようにヘアピンを使って留めていきます。

地肌から離れないよう注意して、アメピンでロール部分を挟むように斜め下に深く差してください。
続いてアメピンがV字になるように反対からも差すと固定され、ギブソンタックが完成します。

ボブヘアにおすすめのギブソンタック簡単アレンジ10選

髪が短くてギブソンタックがつくりにくそうに思えるボブヘアですが、諦める必要はありません。
ボブヘアでもかわいくつくれるギブソンタックのアレンジ術をご紹介します。

①ねじって留めるだけのお手軽スタイル

ボブヘアでギブソンタックをつくろうと思うと、基本のやり方では形が思うようにつくれません。
そんなときは、髪を半分に分けてねじってヘアピンで留めるという簡単なアレンジを使ってみましょう。

髪を後ろで重ねるように固定しているので、とても簡単ながら見た目はギブソンタックらしいスタイルになっています。
しっかり後れ毛を出して全体をほぐせば、本格的に仕上がりますよ。

②短くてもできるこなれヘア

ボブヘアのまとめ髪はきちんと感は出やすいですが、もっとカジュアルに軽く仕上げたいときもありますよね。
はじめに全体にウェーブをかけておくことでふんわりとしたボリュームをつくっていきましょう。

このアレンジは襟足を折り込んで細かく留めていく必要がありますが、中央に寄せるように留めていくときれいに仕上がります。
耳上の髪をねじってロールの上に引いておくと、固定したヘアピンを隠しつつ手間をかけたように見せられます。

③トップにボリュームを出して

特別な日にはボブヘアもおしゃれなギブソンタックにしたいですよね。
トップにボリュームを出すことで、女性らしいやわらかさを演出できます。

ハーフアップにしてくるりんぱすれば、ボブヘアでも毛先が折り込みやすくなります。
顔周りの後れ毛はふんわりカールさせて色っぽく仕上げてみてください。

④サイドをねじってグレードアップ

ボブヘアだからといっていつも同じギブソンタックでは飽きてしまいますよね。
ねじりを入れる場所をうなじ近くに変えて折り込みの上に固定すると、立体的になっていつものスタイルも雰囲気を変えられますよ。

このアレンジでは毛先を三つ編みにしてまとめて折り込んでいるので、よりつくり込んだ印象になっています。
ヘアアクセはロール部分から少し外してつけることで、ギブソンタックを主役にできますね。

⑤ロープ編みでやさしい雰囲気に

ボブヘアで古風に仕上げたいなら、サイドをロープ編みにすると三つ編みより簡単でしっかりまとめられる上にやさしく女性らしい雰囲気になります。
このアレンジの場合は、トップはあまり巻かずにツイストを目立たせるようにした方が印象が良いですね。

後れ毛はあまり出さないようにしてきちんと感を演出すると魅力的に仕上がります。
和風なヘアアクセをランダムにつけているのもかわいいですね。

⑥短い襟足はヘアコームで留めて

ボブヘアはサイドは長くても襟足が短い場合が多いので、ギブソンタックが思うように決まらないという方もいるでしょう。
それなら、折り込んで入れるのではなく折り上げてヘアコームで留めるというのもアリです。

サイドを三つ編みにして後ろで固定し、三つ編みを包むように襟足を折り上げるときれいにロールできます。
襟足が落ちてくるのが気になるなら、コームに飾りがついているものを選ぶと目立たなくなりますよ。

⑦ゆるっとしたルーズさで上級者見え

ボブヘアの長さでもギブソンタックをゆるっとルーズにセットすることで、より上級者っぽい印象になります。
カールとほぐしでふんわり仕上げても、襟足はきちんと固定しておけばだらしなく見えるのを防げますよ。

ギブソンタックは襟足を上げるのでインナーカラーが見せられるのも魅力です。
襟足までしっかり外ハネにカールさせておくと固定が外れても崩れにくくなります。

⑧ざっくりまとめてカジュアルに

ボブヘアのギブソンタックも、ざっくりまとめればカジュアルさと女性らしさを両立できます。
耳上の髪から後ろに流しながらねじっていくと本格的な仕上がりになりますね。

髪を3つに分けて、サイドを固定してから中央の襟足を折り込むようにすると、量が多くても固定しやすいです。
トップをほぐしてエアリー感を出すことで軽やかに見せられますよ。

⑨重めトップを軽く仕上げて

ボブヘアにも様々ありますが、トップが重いとギブソンタックの形がうまくうれないこともありますよね。
そんなときは、トップと襟足を別で固定するのも良いでしょう。

このアレンジでは、両サイドはねじって高い位置で固定し、襟足は低い位置で丸めるように折り込んでいます。
ランダムな形が個性的で、カジュアルコーデにもお呼ばれコーデにも合いそうですね。

⑩襟足を残す進化系アレンジ

ギブソンタックは低い位置でまとめていればいいので、その特徴さえつかんでいれば自由なアレンジができます。
襟足が短いボブヘアの方はあえて襟足をたっぷり残して、ハーフアップのように仕上げてもおしゃれになりますよ。

両サイドの髪を多めにとってねじりながら後ろに固定して、中央の髪を少し取って巻きつけるように固定します。
後ろから見るとリボンのような形になってかわいいですよ。

ミディアムヘアにおすすめのギブソンタック簡単アレンジ10選

少し長さがあるミディアムヘアですが、セルフセットが苦手という方もいますよね。
不器用さんにもおすすめしたいミディアムヘアのギブソンタックアレンジをご紹介します。

①ルーズ感がムードたっぷりのアレンジ

ミディアムヘアほどの長さがあれば、ギブソンタックをルーズに仕上げても襟足をきちんと折り込むことができます。
サイドの髪を取ってハーフアップにし、残りの髪をゴムの上に折り込むと完成です。

こうすることでトップのやわらかい印象を引き出せるので、デートにも使えるムード感を演出。
前髪のセットによってさらに雰囲気を変えられますよ。

②くるりんぱ多用で女子力アップ

ミディアムヘアで華やかな印象のギブソンタックをつくりたい場合、くるりんぱを多く使うことで簡単に手が込んだような仕上がりになります。
トップだけを取ってハーフアップにし、くるりんぱしたサイドの2つを結んでさらにくるりんぱしましょう。

あとは基本のやり方通りに折り込めば完成です。
サイドに余分なヘアピンが必要ないのに立体的な形がつくれます。

③ゆるふわがおしゃれなアレンジ

ミディアムヘアはやや長さがある分、巻き髪が印象的なギブソンタックがつくれますよ。
ざっくりとローポニーテールをつくり、毛先にボリュームを持たせて折り込むと良いですね。

少し太めにトップをほぐしてウェーブ感を強調させるとレディな雰囲気になります。
ヘアアクセはシンプルなものを使うとヘアスタイルの魅力が際立ちますよ。

④三つ編みできちんと感を演出

サイドに三つ編みをするのもかわいいですが、ミディアムヘアのように少し長さがあるなら折り込む部分を三つ編みにしても、おしゃれなギブソンタックになります。
ハーフアップして残った下の髪を半分に分け、それぞれをゆるめの三つ編みにしましょう。

三つ編み部分を先にハーフアップの穴に折り込んでから、ハーフアップの毛先を折り込んで仕上げてください。
トップをふんわりほぐせば、ワンピースやスカートコーデが似合う大人の女性のヘアスタイルになりますよ。

⑤タックにねじりを加えて

ミディアムのギブソンタックなら、三つ編みではなくねじって折り込んでもかわいいです。
三つ編みにするには髪が短い場合でも、少しずつ取ってねじりながら留めるだけなので簡単につくれます。

真っ直ぐ上に折り込むのではなくランダムに固定していくことでラフに仕上がり、ガーリーな印象にもなりますね。
サイドが崩れやすくなるので、サイドから中央にかけて順番に留めていくようにしましょう。

⑥ロープ編みでトップを立体的に

ギブソンタックはポニーテールやハーフアップからつくるのが一般的なので、ハチがぺたんこになってしまうお悩みも。
長さのあるミディアムヘアなら、トップの束を取ってゆるくロープ編みにすることで立体的でアクセントの効いたギブソンタックになります。

このアレンジでは、ローポニーテールをくるりんぱしてふんわり折り返し固定しています。
全体を崩れない程度にしっかりほぐして髪のやわらかさを引き出すと良いですね。

⑦さっとつくれるクールアレンジ

ミディアムヘアの方がギブソンタックのようなまとめ髪をすると、甘さが際立ってカジュアルコーデに合いにくいこともあるでしょう。
きっちり固定せずざっくり感をあえて残すことで、クールさ漂う大人のヘアスタイルになりますよ。

サイドを太めにねじって固定し、残りの髪をざっと折り込んで固定します。
インナーカラーやハイライトを入れていると、ところどころにカラーが出てとても素敵に仕上がります。

⑧丸さがかわいくきれいに決まる

ミディアムヘアのギブソンタックは長さを生かしたスタイルがつくれますよ。
女性らしく仕上がるよう、耳は隠してつくっていきましょう。

お団子のように丸く折り込むことで、一般的なギブソンタックとは一味違う仕上がりに。
うなじの後れ毛を残しておいて、最後にロール部分を包むように固定すると崩れにくく丸さが際立ちます。

⑨大胆ヘアアクセでイメチェン

ミディアムヘアでギブソンタックをするとき、シンプルすぎると味気ない印象になることもあります。
その場合は大ぶりのヘアアクセを使って違ったイメージに仕上げてみてください。

このアレンジはサイドを少なめに取ってハーフアップにし、多めに残した髪を折り込んでいます。
それによってロール部分にボリュームが出て、エッジの効いた三角のヘアアクセと相性が良くなりますね。

⑩ローポニーテールと合わせて上品スタイル

ギブソンタックは髪をすべて折り込む必要はないので、ミディアムヘアをアップにしたくないときにも使えます。
ローポニーテールと組み合わせて、両方のいいとこどりをした上品なスタイルをつくりましょう。

後ろの髪を3等分にして中央をローポニーテールにしておき、左右の髪を折り込んでいけば立体的な仕上がりに。
つややかで美しい髪を強調できますよ。

ロングヘアにおすすめのギブソンタック簡単アレンジ10選

髪が長くて量が多いなど、ヘアセットへの悩みがつきないロングヘア。
持ち前のロングヘアを生かしてつくるギブソンタックのアレンジをご紹介します。

①王道なきれいめヘア

ロングヘアであれば、やはり王道のギブソンタックがつくりやすいという強みがあります。
基本のやり方でつくってきれいなまとめ髪を完成させましょう。

ロングヘアは長さがあるのでくるりんぱに巻きつけるだけでなく、くるくる巻きながらロールをつくって結び目の上で固定する方法も使えます。
後ろの遅れ毛は出さずにすっきりさせて、大人のきれいめヘアを楽しんでください。

②お団子からつくる時短アレンジ

ロングヘアの難点は長すぎて自分では扱いにくいこと。
ですがお団子からつくり始めれば、短時間で簡単にギブソンタックがつくれるんです。

ローポニーテールをつくってそのままお団子にし、くるりんぱと同じ要領でお団子を中に入れ込むだけで完成します。
あとは全体を少しずつほぐしていけば、きちんと仕上げたようなヘアスタイルになりますよ。

③前髪も使ったすっきりヘア

前髪も長いロングヘアの場合、前髪はどうセットするか悩みますよね。
ギブソンタックなら前髪もセットの一部として使えるので、すっきりとまとめることができます。

前髪を2つに分けてそれぞれ編み込みをし、その毛先を後ろで合わせて結びましょう。
残りの髪も2つに分けてそれぞれの毛先を結んだら、三つ編みに巻きつけて固定することで崩れにくくきれいな形になります。

④サイド編み込みで上級者ヘア

ロングヘアのセットが得意な方は、前髪やサイドを編み込みにしてギブソンタックをつくるのもおすすめです。
先にローポニーテールをつくっておき、サイドを編み込みにして結び目の上でくくり、くるりんぱさせます。

折り込みやすいように毛先を結んで、丸めながら編み込みの下に固定します。
編み込みはしっかりほぐしておくことで、女性らしいやわらかさを感じさせるかわいさになりますね。

⑤サイドねじりをアクセントに

ロングヘアで三つ編みをするのは結構大変です。
そんなときは、ねじるだけでもギブソンタックをアクセントの効いたヘアスタイルにすることができます。

サイドを残してローポニーテールをつくり、サイドの髪をねじりながら結び目の上で固定します。
そこに巻きつけるように一度くるりんぱし、毛先から巻くようにしてねじりの下で固定するとヘアピンが覗きません。

⑥くるりんぱ＋ねじりのお呼ばれアレンジ

お呼ばれでお出かけするときは、少し手間をかけてロングヘアをセットしたいですね。
それならくるりんぱとねじりを駆使して、時短なのにセットしてもらったようなギブソンタックをつくってみましょう。

ハーフアップをくるりんぱしてからその下にサイドの髪をねじって固定し、残りの髪をくるりんぱしながら折り込んでいきます。
全体的に立体感が出て、どの角度から見ても美しい仕上がりです。

⑦ロープ編みで大人っぽさを上げて

ロングヘアでギブソンタックをつくると折り込む部分が長くなるので、下にボリュームが偏ってしまいやすいです。
トップはロープ編みしてボリュームを出せば、全体的なバランスが整いやすくなりますよ。

このアレンジではトップを4つのロープ編みにしているので、ゆるっとしたボリューム感がリッチな印象です。
これなら残りの髪をふんわり折り込んでもまとまり良く仕上がりますね。

⑧縦横にアクセントをつける豪華アレンジ

ロングヘアだからこそ首元はすっきりさせたいものの、ただアップにするだけでは味気なく感じてしまいます。
そんなときは、上と下で髪の毛を分けたら、まずサイドを取ってロープ編みにして後ろで固定し、上の残りの髪を三つ編みにしてみましょう。

こうすることで縦横にアクセントの効いたヘアスタイルになり、サイドはすっきりさせることができます。
残った髪は巻きながら横長になるように固定すれば、首元がきれいに出ますね。

⑨編み込みの使い方で個性を出して

ロングヘアでギブソンタックをつくる際、三つ編みや編み込みは折り込んだ上に配置することが多いです。
でもあえて下に配置することで周りとかぶりにくいヘアスタイルにできます。

それにより編み込みの立体感が強調され、華やかな雰囲気になりますね。
ほぐしてゆるふわに仕上げて華奢さを演出しましょう。

⑩編みおろしがレディなアレンジ

ロングヘアでギブソンタックを応用するなら、編みおろしとの組み合わせも女性らしく決まります。
ハーフアップにして耳後ろの髪を中心に折り込み、残りの髪を三つ編みにしていきます。

折り込む際はねじりながら固定すると仕上がりがきれいです。
編みおろしの部分は、左右で2本の三つ編みをつくってほぐしてからねじって1本にすることで、ボリュームのある三つ編みが完成します。

結婚式や和装に◎ギブソンタックのシーン別ヘアカタログ20選

結婚式＆パーティー

①アンニュイな抜け感アレンジ

結婚式やパーティーのような楽しい席では、きちんとまとめすぎるよりはふんわりとしたギブソンタックの方が合います。
全体を巻いてからつくるようにすれば、立体感が出しやすくより女性らしいニュアンスになりますね。

折り込むときもきっちり入れるよりは少しずつ丸みをつけるように留めるのがポイント。
後ろの遅れ毛は出さない方が印象が良いですよ。

②お団子みたいなボリューミーヘア

ギブソンタックはそれだけで上品さがあるヘアスタイルですが、華やかなシーンではもう少しイメージを変えたいときもあります。
それなら、折り込む部分を三つ編みにすることで複雑なお団子をしているような豪華な形になります。

少しほぐすとやさしい雰囲気になるので、お祝いの席にもぴったり。
崩れるのが心配な方でも安心して過ごせます。

③ねじりを加えて華やかアレンジ

髪の量が多い方がギブソンタックをする場合は、三つ編みを2本つくってクロスさせるように折り込む方法も使えます。
トップを広めに取ってくるりんぱしておくと、ボリュームを少し減らせてまとめやすくなりますよ。

サイドをねじって後ろで固定するとより華やかな雰囲気になりますね。
そこに飾りのついたコームを差せば、安定感もおしゃれ度もアップします。

④サイドで折り込んでアシンメトリーに

結婚式やパーティーはあまり頻繁にあるイベントではないので、個性的なスタイルに仕上げて楽しみたいですね。
アシンメトリーなギブソンタックはドレスとの相性も良いでしょう。

サイドでハーフアップをつくってくるりんぱにし、その毛先と残りの髪をそれぞれ三つ編みにして折り込む方法です。
左右に立体感が出るため前から見てもかわいくなりますよ。

⑤レトロなクラシカルアレンジ

最近ではレトロなドレスの人気もさらに高まっているので、クラシカルなギブソンタックと合わせるととてもおしゃれです。
左右に分けた髪をそれぞれ分けて3段ほどくるりんぱを重ねていくと、立体的でかっちりとしたヘアスタイルになります。

その根元を結んで残りの部分を穴に折り込むと、高さのあるギブソンタックになりますね。
前髪もくるんとカールさせればレトロかわいいレディになります。

和装

①和服が映えるシンプルアレンジ

本格的な和装をする機会といえば、成人式があるでしょう。
着物に合わせて王道なギブソンタックでまとめ髪美人を目指したいですね。

ハチのボリュームが落ちないように、くるりんぱをしたときにしっかりほぐしておきます。
ロングヘアなら2回巻きつけて折り込むと形よく仕上がりますよ。

②崩しすぎないまとめヘア

上品で清楚な印象に仕上げたい着物では、あまり髪型を派手にしない方が魅力的。
ギブソンタックもサイドを細く三つ編みにして後ろで固定するくらいが華美になりすぎず、どんなシーンでも使いやすいです。

ほとんどほぐさず、折り込みもつるんと仕上げるよう意識しましょう。
大ぶりのヘアアクセをつけて角度によって表情が変わるのも楽しいです。

③ふんわりボリューミーで女っぽく

夏にはイベントが多く、浴衣で出掛けることも気軽に楽しまれています。
浴衣の場合はやわらかい雰囲気の方が合うので、ギブソンタックをふんわりつくって女っぷりを上げましょう。

このアレンジでは、サイドをロープ編みにしてパールをあしらっています。
折り込みがきれいなので首元がすっきりしていて、ドキッとするような後ろ姿です。

④サイドに流したこなれ感アレンジ

浴衣に合うヘアスタイルは様々ですが、サイドに流しているのも素敵ですよね。
ギブソンタックもサイドに流してつくることで、こなれ感あるスタイルになります。

ハーフアップをななめにしてつくるためバランスに注意が必要ですが、容量は同じです。
大ぶりの花のヘアアクセが似合うヘアスタイルですね。

⑤ロープ編み×三つ編みで立体的に

浴衣を着るときは特に髪型は崩れてほしくないですが、きちんとまとめすぎるのもイマイチ。
しっかり固定しつつたっぷりほぐしてふんわりと仕上げましょう。

サイドをロープ編みにし折り込み部分は三つ編みにして、立体的な形を作っておくことがポイントです。
崩れやすそうなのに崩れないので、お祭りや花火大会など人が多い場所もお出かけしたくなります。

デート

①正統派なきれいめアップヘア

デートのときは女性らしさが際立つようなヘアスタイルをしたいですよね。
きれいめなギブソンタックをつくって彼からの印象をアップさせましょう。

このアレンジではサイドはねじって固定していて、頭を包むようになっているで花輪をしているようなかわいさがあります。
折り込みはほぐさずクラシカルに仕上げています。

②後れ毛で色っぽく

ギブソンタックの色っぽさは遅れ毛で演出できます。
特に後ろの遅れ毛を出しておくことで女性らしさが引き出されますよ。

耳の後ろの髪を多めに残しておいて折り込んだあとに根元に巻きつけるようにすると、メリハリの効いたギブソンタックになります。
遅れ毛は出しすぎるとだらしないので気をつけてください。

③高めタックでうなじを見せて

うなじが好きな男性は多いので、デートのときには髪をアップにしているという方も多いでしょう。
ギブソンタックもやや高めに折り込むことで、よりうなじをきれいに見せられます。

ポニーテールを高くすると形が良くないので、ハーフアップにして残りの髪をしっかり折り込むのが効果的です。
リボンのヘアアクセがキュートですね。

④三つ編みとヘアアクセで甘々アレンジ

三つ編みを取り入れたギブソンタックはどこか甘さを感じられるスタイルになります。
両サイドの高い位置から三つ編みをつくって折り込んでいるので、お団子が並んだようなかわいい仕上がりになっています。

低い位置にボリュームが出ているので、トップは崩さずあえてナチュラルに。
かわいいヘアアクセをそえて、デートにぴったりの甘いムードがつくれそうです。

⑤ななめタックの変化形アレンジ

何度もデートを重ねている彼には、たまには違うヘアスタイルで会うのも良いですね。
ギブソンタックでななめに大胆に折り込むも上品な雰囲気になりますよ。

サイドの髪を取って結んでくるりんぱにして、残りの髪はななめにくるくると丸めながら引き上げていきます。
ヘアクリップやコームを使えば固定しやすくなるので試してみてください。

女子会

①スタイルを選ばない上品アレンジ

女子会ではつくりこみすぎない方が好印象。
くるりんぱを2段にしてサイドはすっきりさせて、ハチにボリュームを出しましょう。

このアレンジのポイントは、くるりんぱした毛先を先に折り込んで固定しておくこと。
そうすることでロール部分が一直線になってしまわないので、個性が出せますよ。

②リボンピンでガーリーに

女性はアクセサリーにも目ざといので、かわいく使って褒めてもらえるスタイルにしたいですね。
女子会だからこそ使いたいリボンピンで、ギブソンタックをちょっとガーリーに仕上げてみるのもおすすめです。

ギブソンタック自体は基本のやり方でつくって、バランスの良い仕上がりにしましょう。
サイドに寄せてラフに連なるリボンが、思わずかわいいと言いたくなるヘアスタイルです。

③ヘアバンドで大人かわいいアレンジ

女子会ならあまり気負わず色々なヘアスタイルが楽しめることでしょう。
ヘアバンドを使ってカジュアルなギブソンタックに挑戦するのも良いですよ。

ヘアバンドに巻きつけるように髪を折り込んでいけば、ボブヘアくらいのレングスでも十分形がつくりやすいです。
インナーカラーがアクセントになっておしゃれな仕上がりになりますね。

④適度に崩して魅力アップ

ギブソンタックは手軽にできますが、手抜きのように見せては女子会の気分も下がります。
くるりんぱを何段もつくってほぐすと、まるでフィッシュボーンのような手間のかかったヘアスタイルに見えますよ。

残りの髪は三つ編みにして折り込むとしっかり固定できます。
顔周りの遅れ毛を巻いて女性らしく仕上げましょう。

⑤お団子を使ってギブソンタック風に

女子会は楽しいもののヘアセットは簡単に済ませたいという方も少なくないですよね。
それなら3つのお団子を使って簡単にギブソンタック風にするのがおすすめです。

中央とサイドで3つのお団子を作ってくるりんぱし、毛先が余る場合はヘアピンで固定して隠してください。
お団子1つでつくるよりもボリューム感とふんわり感が出るので、女子会にぴったりです。

ギブソンタックがうまくできない...崩れるのを防止するおすすめの道具3選

くるりんぱや折り込む動作など、行程が簡単とは言ってもどうにもうまくできないとお悩みの方は少なくないでしょう。
ギブソンタックを上手に、しかも崩れにくくしてくれるおすすめの道具をまとめました。

①フルリフアリ／はさんで巻くだけギブソンタック

フルリフアリの「はさんで巻くだけギブソンタック」は、名前の通り本体で髪をはさんで巻くだけでギブソンタックが完成する優れもの。
髪を巻き上げて先端のクリップで留めればらせん状のワンタッチテープが髪をしっかりホールドしてくれるので、ヘアピン要らずなのに崩れません。

ロング～セミロングの方におすすめで、髪が太い方や量が多い方なら特にきれいに仕上がります。
本体を隠すようにセットしていくことで、耳の後ろからきっちり折り込まれたギブソンタックがつくれます。

②ラッキーウィンク／ギブソンコーム2way

ラッキーウィンクの「ギブソンコーム2way」は、コーム型で髪の折り込みと固定を両立してくれるアイテムです。
はじめにハーフアップにしておき、毛先にコームを差して折り返しクリップ部分で固定すれば、あとは1回転させてゴムの上に差すだけ。

すべり止めつきで髪が抜けて崩れる心配もありません。
コンパクトなので髪質によってはミディアムでも十分使えるでしょう。

③ウテナ／マトメージュ まとめ髪アレンジウォーター

ウテナの「マトメージュ まとめ髪アレンジウォーター」は、ギブソンタックをつくる際に髪がばらけてしまうのを防いでくれます。
まとまり成分によってサラサラの髪もパサつきやゴワつきのある髪もしんなりなじませて、セットしやすくなります。

しかもバリッと固まってしまわないので、ゆるふわに仕上げたいときにもぴったり。
雨や汗でもスタイルをキープするから、長時間のお出かけも安心です。

ギブソンタックでヘアアレンジをもっと多彩に！

ギブソンタックはシンプルにつくっておしゃれになるだけでなく、三つ編みや編み込みなどと組み合わせることでさらにバリエーションを広げることができます。
シーンや服装にあわせてアレンジしたり、ヘアアクセでイメージを変えたりと楽しみ方は様々です。

大人っぽいまとめ髪にしたいなら、ぜひギブソンタックに挑戦してみてください。
少しの工夫でぐっと魅力度がアップするヘアスタイルになりますよ！