オーガニックカラーとは?メリット・デメリット&人気のアッシュカラー集
美容室で一度は目にしたことのあるオーガニックカラー。 普通のカラーとは何が違うの?髪のダメージに優しいの?気になるオーガニックカラーのメリット・デメリットについて分析してみました。 オーガニックカラーで叶う人気のアッシュカラーもご紹介しているので、参考にヘアカラーを楽しんでください。
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話題の「オーガニックカラー」とは?
オーガニックカラーとは、オーガニック成分の配合されたカラー剤のことを指します。
「ローズマリー」「シアバター」「ホホバオイル」など耳にしたことのあるハーブエキスが配合されています。
髪や頭皮のダメージを軽減してくれるのが大きな特徴です。
オーガニック成分が入っていること以外は、一般的なカラー剤と変わりはありません。
また、最近よく耳にするイルミナカラーは「WELLA」の開発したカラー剤で、ツヤ感・手触りなどがよく発色がいいことが特徴です。
一般のカラー剤、イルミナカラーとの違いはオーガニック成分が配合されているかどうかという点で違いがあります。
オーガニックカラーのメリット・デメリット
では、オーガニックカラーにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下、気になるメリット、デメリットを3つずつご紹介していきます。
①髪のツヤ感出て手触り・まとまりがよくなる
メリットとしては、オーガニックカラーはオーガニック成分が配合されていることで保湿力が高く、普通のカラーよりもうるおいを与えてくれるのでまとまりのある仕上がりになります。
乾燥でパサつく髪の毛にもツヤ感がうまれ手触りの良い仕上がりが特徴です。
また、オーガニックカラーの種類によっては、くり返し染めることで髪の毛のツヤ感やまとまりがより良くなってくるものもあります。
②頭皮への刺激が少なく優しい
オーガニックカラーは刺激が少ないので、髪の毛だけでなく頭皮にも優しく染めることができるのが特徴です。
頭皮が敏感で普通のカラー剤が染みてしまうような場合も、オーガニック成分によって刺激がやわらぐためヒリヒリ感を感じることなく染めることができます。
③カラー剤特有のにおいが少ない
植物由来のハーブエキスが配合されているため、カラー剤特有のにおいが少なく染めたあとのにおいが気になりにくいです。
カラー中も、染めたあとのにおいも軽減されるので、ツンとくるあのにおいが苦手な方にも向いています。
デメリット
①ハイトーンには向いていない(明るくできる限界がある)
デメリットは、ハイトーンのような明るい色には向いていない点があります。
オーガニックカラーだけではハイトーンに対応できません。
10レベル以上の明るいカラーの場合は、ブリーチ剤などで明るくした後にオーガニックカラーで色味を重ねていく必要があります。
そのため、ハイトーンにする場合はブリーチする必要があるので、オーガニックカラーであっても少なからず髪にダメージが残ってしまいます。
②通常のカラーよりもお値段が高め
通常のカラーよりもお値段が高めに設定されていることが多いです。
通常のカラーに比べると1000~1500円ほど金額がプラスになる美容室が多いようです。
また同じオーガニックカラーでも、オーガニック成分の配合によってお値段に違いが出ることもあるので、予約前に確認することをおススメします。
③植物アレルギーの場合かゆみなどの原因になることがある
オーガニック成分は植物由来成分のものですが、植物アレルギーの場合に成分が合わないとかゆみやアレルギーが出てしまうことがあります。
髪や頭皮に優しいものではありますが、心配な方は染める前に確認しておくと安心です。
オーガニックカラーで叶う色の種類やトーン
オーガニックカラーについてご紹介しましたが、実際どのような色やトーンに染めることができるのでしょうか。
トレンドも合わせた3つのカラーをご紹介します。
- オリーブグレージュ
- シアーベージュ
- アッシュグレー
オーガニックカラーで叶う色の種類やトーン①オリーブグレージュ
「グレージュ」とは、グレーとベージュの中間のカラーのことで透明感があり、「オリーブ」はマット感のある色味でなじみやすいカラーであることが特徴です。
二つを合わせたのが「オリーブグレージュ」で、オリーブで黄みをおさえ、グレージュで赤みをおさえてくれるので透明感のある外国人風のカラーに仕上がります。
トレンドカラーで一気におしゃれ感が増します。
ブリーチなしでも色が入りやすく、イメージの色味が出やすいカラーなのも人気の特徴です。
そのため、オーガニックカラーでも実現しやすい色の一つです。
オーガニックカラーで叶う色の種類やトーン②シアーベージュ
トレンドのシアーカラーはナチュラルで透明感があり、その中でもやわらかい雰囲気になるシアーベージュはグッと女性らしさが増すカラーです。
暗めの髪色でも重たさが出ないのが魅力でもあります。
ナチュラルさが特徴なので、お仕事などであまり明るくできない方にもおススメのカラーです。
ブリーチなしでもシアー感を出すことができるので、オーガニックカラーでもきれいな色味に染めることができます。
オーガニックカラーで叶う色の種類やトーン③アッシュグレー
アッシュグレーはくすんだスモーキーな色味が特徴で、日本人の髪質に多い赤みをおさえてくれるため透明感のある仕上がりになります。
どのトーンでもきれいに発色するので暗めの色味でも透明感が出やすく、色落ちの過程もおしゃれで色の変化を楽しみながら髪色をキープできるのもアッシュグレーの人気の理由のひとつです。
人気集中!オーガニックカラー×ブリーチなしのアッシュカラー集
では、実際にオーガニックカラーではどんな色の染めることができるのか。
ブリーチなしで楽しめるカラーを5つご紹介していきます。
①カーキグレージュ
透明感たっぷりのカーキグレージュ。
トレンド感NO.1の色味で、たくさんあるグレージュの中でも日本人にぴったりの色味。
ツヤ感と見た目の軽さの両方を叶えてくれるトレンドカラーです。
グリーン系のカーキは赤みを抑えてくれるのとやわらかい印象にしてくれ、グレージュのくすみ感が重なることで透明感あふれる色を叶えてくれます。
②ミルクティーグレージュ
ツヤ感たっぷりのミルクティーグレージュ。
ベージュが強めにでる色合いなのでナチュラルな雰囲気で、優しい印象になります。
透け感があり暗く感じないのもミルクティーグレージュの特徴です。
ブリーチなしでも明るさが出せるのはいいですね。
暗めのトーンで染めてもやわらかい質感がだせるので、お仕事などで明るくできないという方も程よくおしゃれな感じが出るのでおススメです。
③ダークグレージュ
暗めなトーンが印象的なダークグレージュ。
パッと見た印象が黒髪に見える暗めなカラーですが、グレージュの色合いが重なるとこんなにおしゃれに。
光が当たるとアッシュ感が強く見えるので、クールなイメージやカッコいいイメージに見えます。
ボブやショートヘアとの相性がバツグンで、クール・カッコいいイメージが好きな方に人気のカラーです。
④マットアッシュ
マットでくすんだ感じを出したやわらかい印象のマットアッシュ。
マット系のカラーは日本人特有の赤みを消してくれ、赤みが消えることでやわらかい髪色に仕上がります。
黄みを消してくれるアッシュ系カラーと組み合わせることで、より自然な色合いに仕上がります。
マットアッシュは軽さもだしてくれるので、ロングヘアの方でも重たさが目立たないのでおススメです。
⑤コバルトブルージュ
落ち着いた大人な印象のコバルトブルージュ。
暗めのブルーと濃い紫がメインの寒色系カラーです。
暗めながら透明感が強く、光の加減で様々な色合いを楽しめます。
ツヤ感があり髪のダメージも目立ちにくいので、ダメージが気になる方にもおススメです。
色落ちが気になりにくい特徴もあるので、キレイな髪色をキープできます。
「オーガニックカラー×ブリーチなし」でも楽しめるカラーはたくさんあります。
アッシュカラーで、透明感たっぷりでトレンド感満載な髪色を楽しみましょう。
オーガニックカラーの色持ちをよくするテクニック♡
色持ちを良くするテクニックをご紹介します。
染めた後のお手入れは通常染めた後とかわりません。
色がなじむまでに24時間は必要と言われているため、染めた当日のシャンプーは控えることをおすすめします。
シャンプーの洗浄力は色までも落としてしまうことがあるので頭皮を中心に洗う、カラー専用のシャンプーを使うことで色持ちを良くすることができます。
そのほか、髪の保護のため洗い流さないトリートメントを使うことや、毎日のシャンプーの後にしっかりと乾かすことで色持ちが変わってきます。
きれいな色がキープするには、毎日の積み重ねが大切ですね。
セルフでオーガニックカラーにしたい!おすすめのカラー剤2つ
最後に、美容室に行く時間がない!セルフで染めたい!という方向けにお勧めのカラー剤を2つご紹介します。
①ネイチャー アンド コー ボタニカル カラートリートメント STONE GRAY 02
ひとつ目は、髪をいたわりながらほんのりと染めることができるカラートリートメントです。
5種類のボタニカル成分でノンシリコンながら仕上がりはなめらか。
使い方は簡単で、シャンプー後に髪の水気をよく切りコンディショナーの代わりに使用し約5分放置するだけ。
使い続けることで徐々に濃く色が定着するので、好みの色にすることができます。
美容室で染めたあとの色持ち対策にも使えます。
②グリーンノートヘナ オーガニータ サハラブラウン
ふたつ目は、ハーブ100%で髪を傷めずにつややかに色づけしてくれるこちら。
ヘナは植物の染料のみで髪を染めるので、体や髪に安心して使えるのが特徴です。
ハーブ100%ながら、これまでのヘナよりも短時間で染まりがよくきれいに発色してくれます。
トリートメント効果も高いのでハリ・ツヤが良く、ヘナ特有のにおいが後にあまり残らないのも使いやすい。
ヘナは白髪染めにも向いているものになります。
オーガニックカラーでひと味違うヘアカラーを♡
ダメージの気になるヘアカラーも、オーガニックカラーなら髪や頭皮に優しく楽しむことができます。
トレンドのアッシュ系カラーにもピッタリで、様々なカラーが叶えられます。
髪に優しく、トレンドを忘れず、ぜひいつもとはひと味ちがうヘアカラーを楽しんでみて下さい。
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