【プロ監修】フェイスパウダーの使い方！パフ・ブラシの使い分け方＆化粧崩れを防ぐテク

【使い方の前に】フェイスパウダーとは？

美肌を演出してくれるフェイスパウダーとは一体どのようなコスメなのか、使い方も合わせて詳しくご紹介します。

種類

まず、フェイスパウダーの種類を2つ使い方と一緒にご紹介します。

プレストパウダー

＼メリット・デメリット／

粉末をプレスとして固めたもの。
使い方は、パフを使って肌につけます。

パウダーファンデーションのように、優しく肌にフィットするので崩れにくさも抜群。
コンパクトサイズで、ミラーがついているものも多く、持ち運びも大変便利なアイテムです。

ルースパウダー

＼メリット・デメリット／

一方ルースパウダーは、粉末状になっており、ふんわり質感に仕上がるのが特徴。
使い方は、ブラシにパウダーを取り肌につけます。

微粒子なため、肌の凹凸や毛穴にも滑らかにフィット。
肌悩みもナチャラルにカバーして美肌を演出してくれるでしょう。

微粒子のパウダーなので、粉飛びが気になるのが難点です。

ファンデーションとの違い

フェイスパウダーとファンデーションとの違いは、いくつかあります。
ファンデーションには、肌色を綺麗に見せるための色素が含まれており、肌色に合わせて選ぶ必要があります。
カバー力によっては、コンシーラーなしでも美肌を演出できる優れもの。

ふんわり肌にフィットするので、ナチュラルな美肌に仕上がります。
フェイスパウダーは、肌悩みに合わせて色が選べるのが特徴。

しかも、皮脂を抑えてテカリも防いでくれます。
油分が多いファンデーションの仕上げとしても使われることが多く、美肌をキープする効果も持ち合わせていますよ。

ハイライトとの違い

まず使い方が異なります。
ハイライトの使い方は、おでこや鼻筋、顎先などポイントで入れる使い方をします。

入れたところに光が当たると立体感を演出し、メリハリのある印象に。
透明感も増すので美肌効果もあります。

まるでスポットライトを浴びたような美しい仕上がりになるので、ツヤ感が欲しい方にもおすすめです。
さらに、シミやくすみなどの肌悩みを光で飛ばして肌を綺麗に見せてくれます。

フェイスパウダーの嬉しいメリット

ここでは、フェイスパウダーを使うことで得られるメリットについてご紹介します。

1. 使い方次第で肌悩みをカバーして美肌に仕上げる
2. 余分な皮脂を吸収してメイク崩れを防ぐ
3. 透明感を引き出しワンランク上の美肌になる

①使い方次第で肌悩みをカバーして美肌に仕上げる

フェイスパウダーをつけることで、肌悩みを自然にカバーし美肌に仕上げてくれます。
肌悩みは、コンシーラーを使ってカバーしますが、それだと厚塗り感が出てしまうので、悩んでいる方も多いでしょう。

最後にフェイスパウダーをつけるだけで、気になるシミやくすみ、ニキビ跡などはある程度カバーすることができます。
コンシーラー不要で美肌が手に入るので、素肌感を活かしたい方にもおすすめです。

②余分な皮脂を吸収してメイク崩れを防ぐ

日中の過剰な皮脂分泌を抑えてメイク崩れを防ぐ効果もあります。
朝しっかり保湿をしても、いつの間にか汗をかいていることはありませんか。

乾燥肌の方でも、皮脂が分泌されてメイクが崩れてしまうことも珍しくありません。
そこでフェイスパウダーの使い方をマスターしておけば、過剰に分泌された皮脂を吸着し、テカリを抑えてサラサラ質感をキープできます。

特に油分が多いファンデーションを使っている方は、メイク崩れしやすいので、フェイスパウダーをつけて美肌を守りましょう。

③透明感を引き出しワンランク上の美肌になる

フェイスパウダーは、透明感を引き出し、ワンランクアップさせくれる優秀なアイテム。
ここでは、美肌に仕上がる使い方についてご紹介します。

パフ？それともブラシ？フェイスパウダーの正しい使い方

フェイスパウダーは、パフとブラシどちらを使えばいいのでしょうか。
ここではそれぞれの使い方と順番についてもご紹介します。

使う順番

まずは、下地とファンデーションでベースを完成させます。
パウダーでもリキッドでも、フェイスパウダーは最後に肌につけるのが鉄則。

使用するアイテムが多いほど、厚塗り感も出ますしメイクも崩れやすくなるので注意。
できれば、一つのアイテムにたくさんの機能がついた物を選びましょう。

日焼け止めは、下地やファンデーションでカバーできるものを、肌悩みもカバーできるアイテムだと尚よし。

パフの使い方

＼ワンポイントアドバイス／

少量のパウダーを取ったらパフにしっかりと馴染ませてから肌に塗布します。
パフをパウダーにつけただけで肌に塗布するとムラになりやすいので注意です。

全体にパウダ〜が馴染んだら、皮脂を抑えるようにつけていきましょう。

ブラシの使い方

＼ワンポイントアドバイス／

ブラシにパウダーを取ったら、手の甲もしくはティッシュなどに馴染ませます。
ブラシ全体にパウダーが行き届いてから肌につけると、均一に伸ばすことができるでしょう。

おでこや顎先などにさっとひと塗り。
仕上げにパウダーをつけるだけなので、重ね塗りする必要はありません。

ブラシを使ったほうが薄く均等にお粉を乗せることができるので、ムラになりにくく◎
メイク初心者の方にもおすすめ。

化粧崩れを防ぐ！フェイスパウダーの使い方テクニック

ここからは、化粧崩れを防ぐ使い方をご紹介します。

1. 面積の広い部分からつけていく
2. 乾燥肌には保湿成分を含むパウダーを使う
3. テカリが気になる部分につける
4. 余分なファンデーションは落としてからつける 5 . ファンデーションを塗り過ぎない

① 面積の広い部分からつけていく

②乾燥肌には保湿成分を含むパウダーを使う

肌の乾燥が気になる方は、保湿できる商品を使いましょう。
潤い成分やオイルなどを含んでいれば、肌の乾燥を防ぎ、しっとり美肌をキープできます。

それでも乾燥が気になるようなら、化粧水ミストを使うと良いでしょう。
メイクの上からでも使えるので、日中の乾燥対策にも。

③テカリが気になる部分につける

肌のテカリが気になる部分にだけでつける方法もありです。
最後の仕上げとして、顔全体につけなくてもOK。

皮脂分泌が多いおでこや顎先、小鼻などのテカリ予防として使うのも一つの手です。

部分的にフェイスパウダーをつけることで、メイク崩れを防ぐことができますよ。

④余分なファンデーションは落としてからつける

油分なファンデーションは落としましょう。
油分が多いファンデーションは特にメイク浮きしやすいので、不要なファンデはスポンジを使って吸収しておきましょう。

⑤ファンデーションを塗り過ぎない

仕上げにパウダーをつけるときは、フェイスパウダーのつけすぎを調整しましょう。
厚塗りした上に重ねて塗布すると、それだけでも厚塗り感が出てしまいますよ。

それから、フェイスパウダーはチークの後に塗るように。
チークよりも先に塗るイメージがありますが、全体を統一させるためには、一番最後に塗布した方が綺麗に仕上がります。

フェイスパウダーを使ってメイク直しするときのコツ

日中メイクが崩れた時に直す使い方としては、乳液で肌の保湿ケアをしてからフェイスパウダーをつけることです。
UV効果がついていれば、日焼け止めを塗り直す必要がないため、楽にメイク直しができます。

また、乳液を使うことで、崩れたり浮いているメイク料を拭き取り、肌の保湿を同時にできます。
ベースの潤いを確保しつつ、フェイスパウダーをさっと塗って美肌を演出しましょう。

＼フェイスパウダーをメイク直しに使う際の注意点／

クレンジングは？単品使用OK？フェイスパウダーの使い方Q&A

ここでは、気になるフェイスパウダーの使い方やケア方法についてご紹介します。

フェイスパウダーのみの使用でOK？

ナチュラルメイクや休日メイクでは、ファンデーションを使わないこともあります。
ですが、まるっきりすっぴんというのは乗り気しないと感じる方もいるでしょう。

そんな時は、フェイスパウダーを単品のみの使い方で美肌を演出。
適度なカバー力と皮脂吸着効果で、テカリのないさらっとした美肌に仕上がります。

ファンデーションがなくても毛穴をカバーし、肌表面を整えて、美しい肌を演出してくれますよ。
お肌を休めたい、休日のちょっとした買い物にはフェイスパウダーのみの使い方がおすすめです。

クレンジング方法は？

フェイスパウダー単品の使い方でも、しっかりクレンジングをする必要があります。
機能性が高いとその分、毛穴などに詰まりやすいので、メイクオフしてください。

単品使いなら、肌あたりの優しいミルクタイプのクレンジングでも十分に落とすことができますよ。
クレンジングのあとは洗顔もして、毛穴に汚れが詰まらないようにし、美肌をキープしましょう。

パフやブラシのケア方法

フェイスパウダーに使うブラシやパフは、常に清潔な状態をキープしたいもの。
ここでは、使い方と合わせてお手入れの方法をそれぞれご紹介します。

パフ

パフをケアする時は、いつも使っているクレンジングで洗いましょう。
パフに付着している汚れは、フェイスパウダーやファンデーション、皮脂汚れが主です。

肌にちたメイクはクレンジングで落とすように、パフについている汚れも同じようにして落としましょう。
メイク汚れにはクレンジングが一番効果的です。

ブラシ

ブラシを洗う時は、専用の洗浄液を使うのがおすすめ。
繊細なブラシは、中の方まで汚れが詰まっているので、手洗いだけでは落としきれないことも。

専用の洗浄液を使えば、液につけて縁を描くようにくるくる回すだけで汚れが落とせます。
しかも、ブラシに負担をかけないので、毛抜けも防げるでしょう。

おすすめのプチプラフェイスパウダー5選

ここでは、プチプラのおすすめ商品を5つご紹介します。

①キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー

まるでマシュマロのよなふんわり美肌に仕上がる仕上げ用パウダー。
肌色に合わせてカラーも展開されているので、自分に合う色でナチュラ美肌に。

MBは、SPF50+もついているので、夏場の強力な紫外線からも肌を守ってくれますよ。

②CHACOTT フィニッシングパウダー

汗をかいても水に濡れても落ちにくいと大評判の韓国パウダー。
微粒子が毛穴の凹凸にもふわっとフィットし、肌表面を整えてくれます。

カラー展開は全部で5色。
マットで透明感のある仕上がりを叶えます。

③エクセル クリア ルーセントパウダー NA

しっとりタッチでふんわり仕上げる上質パウダー。
毛穴とくすみに対応しているので、大人肌の悩みもナチュラルにカバーしてくれます。

保湿効果もついているので、メイク中の肌の乾燥も防ぐスキンケア効果たの高いルーセントパウダーです。
肌色を補正する効果もあるので、上品で美しい仕上がりを叶えてくれるでしょう。

④ケイト フェイスパウダーA

テカリや崩れを抑え、透明感を与えて肌のトーンをアップさせるフェイスパウダー。
リキッドやBBの上から重ねるだけで、余分な皮脂は吸着してさらっとした質感に。

ナチュラルタイプで、どの肌質にも合わせやすいのも魅力的です。

⑤クリアラスト フェイスパウダー

ファンデなしでも毛穴をカバーし、美しい仕上がりを叶える完成度の高いカバーパウダー。
カバー力の高いパウダーが肌に密着し、肌悩みをナチュラルにカバーします。

毛穴をフラットにし、紫外線からも肌を守る機能も搭載。
これ一つでベースが完了するので、単品使いしたい方にもおすすめです。

おすすめのデパコスフェイスパウダー4選

続いて、デパコスアイテム4つをご紹介します。

THREE　アルティメイトダイアフェネス ルースパウダー　グロー

＼おすすめポイント♡／

①エレガンス ラ プードル オートニュアンス

美肌を完結させるフィニッシュパウダー。
5色のペールカラーがパウダーにプレスされており、どの肌質にも使えます。

くすみ、黄ばみ、赤みなど、気になる肌色全ての悩みを自然にカバーしてくれるでしょう。
仕上がりは、エレガントで大人っぽいツヤのある肌になるパウダーです。

②ゲラン メテオリット ビーユ

女の子らしいピュアと透明感をもたらす魔法コスメ。
特殊なポリマーが光を味方につけ、きらめく美肌に。

足りない血色を補い、くすみを飛ばして透明感を引き出します。
お肌のトーンを最高峰の美しさで魅了させるパウダーです。

③マック フェイスパウダー ミネラライズ スキンフィニッシュ

ハイライト効果をもたらす仕上げ用パウダー。
メタリック感のある仕上がりになるので、ツヤ感と透明感を出していきたい方にもおすすめ。

ゴージャスなツヤを与えてくれるので、ピカッと光るような美しい仕上がりを叶えてくれるでしょう。
ハイライト不要で透明感を演出してくれますよ。

フェイスパウダーの使い方をマスターして美肌を演出しよう！

正しい使い方をすれば、肌を綺麗に仕上げながら、余分な皮脂は吸着し、メイク崩れのない美肌をキープするフェイスパウダー。
メイクの仕上げに肌につけることで、ワンランクアップした仕上がりに。

崩れを防ぎたい方はもちろん、ナチュラルな美肌をキープしたい方は使い方をマスターし、美しい仕上がりを叶えましょう。