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不倫の末に略奪婚…幸せになれる?

不倫から略奪婚にこぎつけた際の結婚指輪
不倫や略奪婚、一昔前に比べればより一般的になったフレーズですが、そうした不倫や略奪といった行為に対する周囲の風当たりが弱まったかといえば決してそんなことはありません。
不倫ネタで騒がれた芸能人に対する炎上ぶりを見ても、そうした風潮は一目瞭然。

特に女性の不倫女性に対するシビアな目線は、いまだに苛烈なものが歴然として残っています。
また、男性側にしても仕事の面などで悪影響が出ることはある程度避けられません。

不倫の末であっても略奪婚という形をとっても幸せになるにはそれに伴う困難や苦労を引き受ける覚悟と、2人の絆が何よりも大切になってきます。

不倫相手を略奪できる条件

略奪婚するために不倫相手を抱きしめる女性

条件①

不倫からの略奪がうまくいくケースの場合、相手の子供が成人以上という条件がまず挙げられます。
不倫の末の離婚や別居といった環境の激変は、子供には何の責任もないところで行われてしまうため、最大限の配慮が必要になります。

特に相手の子供が多感な思春期の場合などは、親の不倫や離婚といったことがトラウマになってしまうといったメンタル面でのケアも必要になることも。
その点、大学生以上、もしくは社会人となった子供の場合は、親と子としてだけでなく、社会に出た人間同士としての話し合いが可能になるということもあり、子供が小さい時よりも比較的すんなりと略奪婚にたどり着ける場合があります。

条件②

法的に婚姻関係にはあるけれど、長期の別居状態や、同居していても家庭内別居状態にあるというような不倫相手の場合は、条件さえ折り合えば略奪が比較的カンタンなケースであることが多いようです。
特に子供のために実質破綻している結婚生活を維持しているというわけではなく、お互いの意地や離婚にまでなかなか踏み切れないといったタイミングの問題でズルズル結婚生活を続けいているというケースの場合は、略奪婚狙い側が金銭的な保障を提示できれば、思ったよりも早く不倫関係が解消できることも。

条件③

実は不倫相手の妻も、同時進行形で他に交際相手がいたという場合も、すんなり不倫からの略奪婚が成立するケースです。
お互いの伴侶が他に結婚まで考える相手がいるという場合、隠しきれていると思っているのは当人だけで、家庭内にはそれなりに冷たい風が吹いているもの

そんな状況に耐え切れず、夫が不倫中に妻もまた不倫に走るといったケースが増えているからです。
こういったある意味痛み分けのような状態の場合、不倫カップル双方ともに慰謝料無しで離婚、さらに略奪婚へと移行していくというドラマのような展開もまれではないそう。

条件④

妻側からかねがね離婚の申し出があった、という場合も不倫相手の略奪が比較的容易なケースです。
しかし、そこで注意が必要になるのは妻の側が前々から離婚したがっていたのに、どうして不倫状態のままにしていたのかということ。

妻側からの離婚申し立ての原因にもよりますが、夫である不倫相手がこれまで首を縦に振っていなかった理由が、単なるメンツや妻に対する未練といったものの場合、不倫自体が妻へのあてつけだった可能性が高くなってしまいます。
その場合仮に略奪婚に成功したとしても、不倫相手の気持ちに整理がついていなかったり、妻への未練を略奪婚後も引きずられる可能性もあるので気をつけましょう。

不倫からの略奪婚、二人の末路は?

不倫からの略奪婚相手に花束をプレゼントする男性

末路①:本当の幸せをつかんだ

数々の精神的、肉体的、さらに金銭的困難を乗り越えた末に略奪婚というゴールを迎えた2人。
不倫中はできなかった公の場で夫婦と名乗れる幸せを噛み締めたというカップルも少なくありません。

特に不倫中とは違う略奪婚とはいえ法定婚カップルとなったことのありがたみを感じる場面が、どちらかが病気やケガをした場合
お見舞いに行くこともできず、手術などの場合の同意書を確認することもできない不倫カップルにはないそうした保証が受けられるのも略奪婚を成功させたからこその幸せです。

末路②:夢と現実のギャップが大きすぎた

紆余曲折があっても、最終的には略奪婚で幸せになったというカップルがいる反面、略奪婚に対する夢と現実のギャップが大きすぎたという末路を迎えたカップルも少なくありません。
不倫は辛いとはいえ、現実感のない恋愛のみに酔っていればいい部分がありますが、結婚は絵に描いたような日々がずっと続くワケではないのが本当のところです。

特にW不倫カップルでもない限り女性の側が略奪婚とはいえ初婚だったりすると、結婚の現実が実際以上にこたえるという女性も少なくありません。
そうしたギャップからくるイライラやストレスが原因でいさかいが絶えなくなり、略奪婚成立からそんなに間を空けずにあえなくダメになってしまうカップルも。

末路③:金銭的負担が想像以上だった

不倫相手の元妻に家庭をないがしろにしていた、などの非がなかった場合、欧米ほど高額ではないとはいえある程度の慰謝料の支払いが必要となるのは当然です。
さらに不倫相手であった、現在の略奪妻に対しての元妻の慰謝料請求も覚悟が必要です。

さらに養育費を月払いではなく、ある程度まとまった額での支払いで請求された場合などは、慰謝料や転居費用、ローンの精算などと相まってかなりな額の借金を背負うスタートとなることがあります。
略奪婚が成立した当初は一緒になれれば、金銭的な苦労なんてと思っていたとしても、情熱も冷め、落ち着いてくると月々の支払いが思いのほか大変と言う現実に直面してしまうことも。

末路④:子供の問題が大きかった

離婚当初は子供に思いを残しつつも、不倫相手との新しい生活に目がくらんでいた不倫相手も、毎日の生活が落ち着いてくると子供に対する申し訳なさや愛情、会いたいという気持ちがこみ上げてきてどうしようもなくなるということもあります。
特に子供から元サヤに戻って、また家族で暮らしたいと懇願されると元々妻のことが嫌いで不倫に走ったわけではないような不倫相手の場合グラグラしてしまう、ということも。

そんな相手を見るにつけ不安にかられた略奪側と今度はケンカやいさかいが絶えず起こるようになってしまって略奪婚自体が破綻することもあるようです。

末路⑤:遺産問題が起きた

特に不倫相手がかなり年齢差のある年上男性の場合や、家業を継いでいる男性の場合、遺産相続の問題が大きな影を落とすことになるというのもよくある話です。
特に前の婚姻で子供が大勢いる場合などは、いざ不倫相手が亡くなった時に備えて遺産の取り分で親族一同を巻き込んだ争いになることも。

さらに略奪婚カップルに連れ子がいる場合の養子縁組を巡っての争いなどがこじれるうちに、肝心のカップル同士の仲がおかしくなってしまうといったケースもあるようです。

末路⑥:周囲から孤立した

略奪婚以降も元妻と暮らしていた家でそのまま暮らすといった場合、ご近所などからの噂や中傷といったことで孤立を深めてしまうということもあるようです。
また場合によっては、職場で冷遇される仕事自体に支障が出るといったケースも。

さらに、かつての妻と共通の友人知人などが多かった不倫相手の場合、略奪婚の代償として、昔からの友人知人全てから絶交を言い渡されるといったことになる場合もあり、社会的に孤立を深めてしまうといったケースも見受けられます。

不倫からの略奪婚を成功させたい!

不倫の果てに略奪婚を選んだ人の置手紙
では、不倫からの略奪婚を成功させる方法をみていきましょう。
不倫からの略奪婚を成功させる方法には、以下のものがあります。

  1. 相手の妻からの要求はできるだけ了承する
  2. 子供を取引材料に使わない
  3. 親族の心証を少しでも良くする
  4. 噂話には耐える
  5. SNSは使わない

続いて、不倫からの略奪婚を成功させる方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①:相手の妻からの要求はできるだけ了承する

不倫という法定婚を脅かす行為をしている以上相手の妻からの離婚にあたっての要求には誠心誠意をもってできる限り対応するのが不倫からの略奪婚を成功させる近道です。
どのみち、慰謝料請求をされれば、不倫相手も、女性も妻への債務から逃れることはできません。

ならば、せめても自ら支払いに応じたという体裁をとって調停委員や、周囲の人間からの非難を少しでも緩和するのが得策というものです。

方法②:子供を取引材料に使わない

不倫や離婚によって最も貧乏くじを引くのが子供です。
自分達の意思とはまったく関係のないところで、環境の激変だけを押し付けられるといった理不尽に耐えなければいけない子供達のメンタル的、金銭的ケアは大人としての義務です。

また、少しでも離婚にあたって自分に有利に条件が進むように子供をダシに使うような行為は厳に慎みましょう。
そうした行為が子供の心をいかに深く傷つけるかについては多くの事例を見るまでもないことです。

方法③:親族の心証を少しでも良くする

元妻とは離婚して他人になったとしても、子供との縁が切れるわけではありません。
不倫の末の略奪婚という、人の道に反することを敢行する以上、非難の目を向けられることは仕方のないことですが、極力努力して、親族たちとの繫がりを大切にするようにしましょう。

特に、不倫夫側の親兄弟からすれば本人に対するふがいなさや苛立ちは当然のことだとしても、結婚していた男を略奪した女性側への恨みや怒りは相当なものとなってしまいます。
そうした夫親族側の自分に向けられる白い目に耐え、少しでも自分に対する心証を良くするためにコツコツ努力することがゴールイン後も仲良く暮らしていくためには欠かせないことです。

なぜなら、先々に控える親の介護問題や、夫が先立った時の遺産相続の問題など、多かれ少なかれ夫の親族に助力を頼まなくてはいけない事態が控えているからです。
さらに自分と略奪相手との間に子供が生まれた場合なども、自分の子と祖父母との関係の修復ができていないと子供自身に寂しい思いをさせることにもなりかねません。

方法④:噂話には耐える

人の噂も75日、とは言いますが、いくら不倫の末の略奪婚狙いであっても、無責任な噂話や、嘘のまじった話などを広められてはメンタル的にまいってしまうことも。
しかし、そうした噂でたまったストレスを、略奪相手にぶつけるのはやめましょう。

多かれ少なかれそうした陰口は略奪相手も言われていること
そうしたストレスや苛立ちに自分自身も耐えているのに、さらに当の不倫相手にまで苛立ちをぶつけられるようではまさに立つ瀬がありません。

方法⑤:SNSは使わない

不倫からの略奪を成功させたい時にはツイッターやインスタ、ブログといったSNSは極力使うのを止めましょう
自分では相手の妻や関係者に気付かれてはいないと思って、思いのたけをぶちまけたり、愚痴ったりといったはけ口として使っていたとしても、どんなことがきっかけでアカウントがバレてしまうかわかったものではありません。

相手にアカウントバレした時、まだ離婚の協議中であったような場合は、SNSの記述を動かぬ証拠としてより不利な離婚条件を突きつけられたり、最悪、断固として離婚拒否といったことに発展しないとも限りません。

不倫相手の略奪を考える時の心得!

略奪を狙う不倫相手との密会部屋の鍵
では、略奪を考える時の心得を考えていくことにしましょう。
略奪婚のために不倫相手を奪うことを考える時の心得としては、以下があります。

  1. お互いに秘密は作らない
  2. メリットだけでなくデメリットも直視する
  3. 仕事面の影響を出来る限り小さくする

続いて、不倫相手を家庭から奪おうと考える時の心得を、1つずつ詳しくみていきます。

心得①:お互いに秘密は作らない

略奪を成功させるまでには、乗り越えなくてはいけない難問が山積しています。
そうした問題に一心同体で立ち向かっていかなくてはいけない時に、隠し事が発覚するとそれまでの絆がもろく崩れてしまうことがあります。
これくらいのことは許してくれるだろう、などと軽く考えず小さなことも逐一相手とシェアするように心得ておきましょう。

心得②:メリットだけでなくデメリットも直視する

周囲に同じような経緯を辿った略奪婚カップルがいる場合は別ですが、普通は頭の中で想定したことと現実にはギャップがあるのが当然です。
さらにそういった際にはついついデメリットをより小さく、メリットをより大きく見積もりがちです。

しかし、故意にではなくても現実から目を背けていては不倫相手の略奪の成功は難しくなってしまう危険性があります。
常に最悪を考えて、最上の方法を探すようにしましょう。

心得③:仕事面の影響を出来る限り小さくする

不倫からの略奪婚カップルに対しての世間の風当たりは昔にくらべて緩和されたとはいえ、まだキツいものがあります。
そうした風当たりに耐える時に、さらに追い討ちをかける心配があるのが金銭問題

そこで、略奪するにあたって直面する金銭問題を解決、もしくは少しでも減らすためにお互いの仕事への影響はなるべく最小限にとどめるように根回しを怠らないようにしましょう。
仕事に影響が大きく出た場合は、収入への不安が生じるだけではなく、特に男性側のメンタル的ダメージが大きくなってしまいます。

略奪婚へと踏み切っても自分もそして相手も社会的な立場をなくさなくてすむ、あるいはその影響を出来るだけ少なくてすむ方策を立てておくのは非常に大切です。

不倫から略奪婚を狙う時の注意点

不倫略奪相手とのメール
では、不倫から略奪婚を視野に入れる時の注意点をみていくことにしましょう。
不倫から略奪婚を視野に入れる時の注意点には、以下のものがあります。

  1. 不倫以上に法に触れることはしない
  2. 金銭的負担は覚悟する
  3. 子供の問題を早めにクリアにする

続いて、不倫から略奪婚を視野に入れる時の注意点を、1つずつ丁寧にみていきます。

注意点①:不倫以上に法に触れることはしない

不倫からの逆転略奪婚ゴールを狙う場合の注意点その1としては、不倫という事実以上に法に触れるようなことは絶対にしないことです。
なかなか離婚してくれない相手に焦れて、無言電話をかけたり、嫌がらせメールを何通も送ったり、子供の通う学校周辺をうろつくといったような犯罪行為スレスレ、あるいは違法行為に手を染めると、万が一離婚が撤回された場合は、自分がストーカー扱いされるだけといった目に遭うことにもなりかねません。

また不倫相手の妻への嫌がらせなどをした場合は、さらに傷害罪などに問われる危険性も発生します。
夢中になっていて、周囲が見えなくなっていたとしても犯罪は犯罪

常に冷静さをもって行動するようにしましょう。

注意点②:金銭的負担は覚悟する

不倫からの逆転略奪婚ゴールを狙う場合の注意点その2としては、金銭的負担は覚悟することです。
不倫、略奪で自分が思い描いていた結婚生活を破壊されてしまった元妻に対しての償いは、現実では金銭しかない場合がほとんどです。
さらに子供のことを考えて住んでいた家やマンションをそのまま元妻と子に明け渡して、ローンの支払いを慰謝料と養育費代わりにするという夫婦もいますが、こうした解決方法をとった場合、二重ローンが組めず、略奪婚カップルはいつまでたっても自宅をもてないということもあります。

また、月払いの養育費などは、子供に対する誠意と義務とはいえ、毎月毎月のこととなると、家計にとって大きな負担となるのも否定できません。
その一方で略奪婚をするということは、多かれ少なかれそうした金銭的債務がつきものと覚悟を決める必要があります。

注意点③:子供の問題を早めにクリアにする

不倫相手と元妻の間の子供の問題が何とか解決したとしても、略奪婚カップルの子供の問題が浮上することもあります。
特に、前妻との子供を孫として夫の両親が可愛がっている場合などは、略奪婚は認めても新たに孫を作ることは許さないというケースもあるよう。

実子をもつかどうかで略奪婚カップルの間に隙間風が吹くということもありえるので、少しでも円満な
不倫からの逆転略奪婚ゴールを狙う場合には、子供の問題を少しでも早めにクリアにすることです。

不倫の末の略奪婚でハッピーになるには2人の結束が不可欠

不倫略奪の果てのゴールイン挙式
通常の結婚に比べ、不倫からの略奪婚には関わる人の数も多くなり、必然的にそれぞれの意見やその相違が生まれやすくなっています。
さらにそこに、愛情問題や金銭問題、子供の将来や仕事などが絡んでくると、モメ事なくすんなりいくはずがありません。

そうした数々の困難をどうにか乗り越えてまで共に手をとりあった2人。
犠牲になった人、犠牲にした物を考えて、幸せをつかむ努力を着実に積み重ねていくようにしましょう。

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ライター
noel編集部

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