【ファンデーションの塗り方】プロ伝授のファンデの種類別×パフ・ブラシ使いこなし術

【ファンデーション前の土台作り】化粧下地の塗り方をマスター

ファンデーションの塗り方の前に、まずはノリや仕上がりをアップさせる化粧下地の塗り方をマスターしておきましょう。
ファンデ前の、化粧下地の塗り方を3つ順にご紹介します。

①スキンケアは丁寧に

化粧下地を塗る前にスキンケアは終わらせておきましょう。
洗顔後、化粧水や乳液、美容液を使って肌の保湿を十分に行います。

特に普段から乾燥しやすい部分は、コットンパックを行ったり、テカりが目立ち安い部分はクリームを避けておきます。
次に必要であれば、日焼け止めを薄く塗布しておきましょう。

日焼け止めとスキンケアアイテムの相性によってはモロモロとしたカスのようなものが出る場合もあります。
スキンケア後少し時間をおいて肌に馴染んだことを確認してから日焼け止めを塗るとモロモロが出にくいようです。

②化粧下地はムラ無く薄付き

スキンケアが終わった後は、まずは肌に残ったベタつきやクリームをティッシュオフしておきましょう。
広げたティッシュで顔を覆い、優しく肌に密着させ余分な油分をティッシュに吸着させます。

それではメイクアップ前に移りますが、化粧下地もファンデと同じく薄付きで仕上げるのがベスト。
手のひらにメイクアップ下地を取り、指の先で適量を取り少し温めながら肌に塗布しておきます。

ムラになっている塗り方はファンデが上手く載らなかったり、厚塗り感が出てしまいます。
下地を塗った後は均一になるようにハンドプレスでお肌に密着させましょう。

③部位によって化粧下地を使い分け

メイクアップ下地は、次に使うファンデの仕上がりを良くするだけでなく、塗り方で肌へのダメージを緩和したり、毛穴を目立たなくさせたりする効果のものもあります。
効果と目指す肌によって、化粧下地を使い分けた塗り方もメイク上達の近道です。

毛穴が気になる小鼻周りには、毛穴落ちを防ぐタイプやテカリ防止機能のあるもの、乾燥しやすい目元やヨレやすい部分にはしっとりとした美容成分の入った種類を使い分けるのがオススメです。

Q.プロおすすめの化粧下地は？

A. ETUDE HOUSE フェイスブラー

ブラー効果とは、カメラのピントをずらして撮影したようなふんわりととした雰囲気を表す技法です。
その名の通り毛穴やくすみをカバーし、滑らかでふんわりとした肌に仕上げてくれる下地です。

お値段も2000円以下とプチプラで、UV ケアまでしてくれるのが素敵！
軽い付け心地も人気の理由の１つです。

ほどよいツヤ肌に♡パウダーファンデーションの塗り方

スポンジやパフ

①ファンデーションの塗り方は顔の広い部分からスタート

パウダーファンデの塗り方ですが、事前にメイクアップ下地で肌をフラットに整えておきましょう。
下地を塗ってすぐにパウダーを塗るのではなく、少し時間を置いてからファンデに移りましょう。

ファンデをスポンジに適量とり、ファンデを載せましょう。
次に、頬のスポンジを内側から外側に向かって滑らすように塗っていきます。

②力を入れずに肌の上を滑らせる

パウダーの塗り方は、スポンジを肌に抑えつけながらの塗り方ではなく、滑らすようにするのがポイント。
パウダーが肌の上にふわっと載っている状態が正しい塗り方です。

顔の中央を中心にファンデが塗れたら、ファンデーションのついてない面で優しく肌になじませていきましょう。
塗りムラがある場合は、キレイな部分で馴染ませましょう。

③細かい部分の塗り方はスポンジを軽く折り曲げて

小鼻や目の周辺、唇周りの細かい部分の塗り方は、スポンジを小さく折りたたんで塗りましょう。
小さく折り畳めない場合は、使い捨てスポンジやチップを使うのもオススメ。

ファンデーションブラシ

①フラット型ブラシで薄く均一に伸ばす

ブラシを使ったパウダーファンデの塗り方は、スポンジの塗り方と同様に、軽くファンデを取り、顔の広い面を中心に塗り拡げていきましょう。
フラットブラシを使った塗り方も、肌の上を滑らすように塗るのがベスト。

頬の大きいパーツの内側から外側に向かって塗っていきましょう。
顔の外側のファンデ量が少なくなるのがベストな塗り方です。

②歯ブラシ型は小鼻周りの細かいパーツ中心

最近流行りの歯ブラシ型のブラシは、毛が柔らかいものが多いため肌の上をくるくると滑らせるように載せていきましょう。
特に粗が目立つ箇所の小鼻周りは小さめものに持ち替えて、くるくると磨くように塗りましょう。

毛の柔らかいブラシは、パウダーの含みがよく少量でもしっかりとカバー出来ます。
肌の上で滑らす塗り方をすることで肌にツヤが生まれふんわりとした質感になりますよ。

③丸い柔らかいブラシで全体にベールをかけるようにカバー

カブキブラシのような、丸いブラシを使う場合はパウダーの含みがよいため、一度手の甲で量を調整するのがベストな塗り方。
ブラシの毛先全体にファンデーションが含まれたら、毛穴の気になる頬から順にブラシくるくると塗っていきましょう。

特に肌のあらが目立つ部分やシミなどに対しては、少量を足すのもOK。

プロおすすめのパウダーファンデーション

アディクション ザ グロウパウダーファンデーション

パウダーならマットな質感なのかな？と思いきや、美しいツヤ感を叶えてくれるパウダーファンデーション。
高い透明感と上質なツヤが人気の商品です。

化粧持ちもよく、その透明感が長く持続してくれます。
シンプルで洗練されたパッケージも魅力的です。

＼透きとおった肌に！／

Q. パウダーファンデーションをキレイに仕上げるコツは？

A. スポンジでのばす

理想の陶器肌に♡リキッドファンデーションの塗り方

スポンジやパフ

リキッドファンデーションのスポンジやパフでの塗り方は、一度手の甲にファンデを出して量の調整を行いましょう。
スポンジにリキッドを含ませて肌に塗りつけるのも良いですが、基本は指先にとったファンデをほっぺた、おでこ、小鼻のにポイント置きしてからで塗り拡げていきます。

また、指であらかた伸ばしたあとに、肌との密着感をアップさせるために軽く叩き込んでいくのもベスト。
また、水に濡らしてスポンジを使う場合は、しっかりと固く絞ることが大事ですよ。

ファンデーションブラシ

リキッドファンデをブラシで塗る場合も、まずは手の甲に出し指を使って肌の上に載せます。
ある程度指で伸ばすことで温まり、肌なじみが良くなります。

ブラシを使った塗り方は、顔の中心から外側に向かって放射線上に塗り拡げていきましょう。
まずは、顔全体に馴染ませて、更にしっかり隠したい部分ファンデを少量とり重ねていきましょう。

塗りムラができないように、しっかりと馴染ませましょう。

プロおすすめのリキッドファンデーション

アディクション　ザグロウファンデーション

みずみずしい肌を作り上げてくれるリキッドファンデーション。
パールのグロウでも、オイルのグロウでもない水のツヤがコンセプトで透明感たっぷりの仕上がりに。

紫外線からも守り、全15色のカラーバリエーションであなたに合う肌色がきっと見つかります。

＼誰でもきれいなツヤ肌ができる優秀さ／

Q. リキッドファンデーションをキレイに仕上げるコツは？

A. ファンデーションブラシを使うとキレイにできます。

乾燥肌にもおすすめ！クリームファンデーションの塗り方

スポンジやパフ

クリームファンデーションは、スポンジやパフで塗布する際に、スポンジに吸収されやすいため基本は指を使って伸ばすのがオススメ。
クリームファンデの塗り方は、頬のやや内側、眉間、小鼻、目周り顎に5点置きし、人差し指や中指を使って肌の上を滑らせるように塗っていきましょう。

スポンジを使う場合は、専用のものを使うのがおすすめ。
指では馴染みにくい箇所やヨレやすいパーツにスポンジで軽く叩き込むようにすると密着度がアップします。

ファンデーションブラシ

ファンデーションブラシを使う場合は、クリームファンデーションを顔に載せた後ブラシを使って伸ばしていきましょう。
リキッドよりもこっくりとしており、カバー力もあるため、しっかり塗るという意識ではなく、薄くフラットに広げると意識して塗り拡げる塗り方がおすすめ。

また、指でファンデを伸ばした後、細かい部分のみをブラシを使ってカバーする方法も肌なじみがよくなりますよ。

プロおすすめのクリームファンデーション

TV&MOVIE　10min ミネラルクリームファンデーション

肌に優しく、自然になじんでカバーしてくれるクリームファンデーション。
SPF50+・PA++++で紫外線対策もバッチリです。

パウダーと違って保湿力も非常に高く、うるおいや密着力を重視する人に特におすすめです。

＼ツヤと自然なカバー力！／

Q. クリームファンデーションをキレイに仕上げるコツは？

A. スポンジ1つでムラなくのばせる！

初心者でも簡単◎クッションファンデーションの塗り方

クッションファンデの塗り方は、専用のスポンジやパフを使って塗りましょう。
クッションファンデは水分をたっぷり含んでいるものが多く、専用のもの以外だと吸われやすく、ベタッとした仕上がりになってしまいます。

専用のパフを使ってクッションファンデをプッシユし、移ったら、肌にスタンプを押すイメージで塗っていきます。
基本は、ペチペチとパッティングを行うイメージで塗っていきましょう。

クッションファンデは塗り拡げるのではなく、叩き込むことでしっかりと肌に密着します。

Q. おすすめのクッションファンデーションは？

A. 韓国コスメ

韓国コスメのクッションファンデといえばこれ！といっていいほど有名なのがこのM クッションファンデーション。
そのお手軽な値段と均一なカバー力で日本でも絶大な人気を誇っています。

Q. クッションファンデーションをキレイに仕上げるコツは？

A. 細かくたたきこむように！

ベタ塗り厳禁！ファンデーションを塗るときの注意点

ファンデーションの塗り方が実際にわかったところで、塗るときに気をつけておきたい注意点を3点ご紹介します。

①顔全体に塗りすぎない

塗っているときに、顔全体にベタッと塗ってしまうとなんだかメリハリが少なくのっぺりした印象になってしまった経験のある方も多いかもしれません。
ファンデは、毛穴や肌の悩みが気になる顔の中央に塗っていくのがベスト塗り方です。

顔全体に載せると、肌本来が持っている血色感や顔の凹凸感が埋もれて感じられず厚塗りな印象になってしまいます。
顔の中心にファンデーションを広げたら、顔の輪郭は馴染ませる程度の塗り方がベスト。

②首と顔の色を合わせる

気をつけておきたいのが、ファンデーションの色選びです。
色を白く見せたいからと言って、肌の色に合ってないファンデを塗ってしまうと顔だけが悪目立ちしてしまいメイク下手な印象になってしまいます。

ファンデーションは、顔と首の色の中間のカラーを選びましょう。
色白に見せたい場合は、首元までしっかりと馴染ませて、ファンデーションと素の肌の差がわからないようにぼかしましょう。

③ファンデーションだけでカバーしない

美肌に見せるために、毛穴やシミ、クマをファンデでしっかり隠したいと考えてしまいがちですが、ファンデーションだけでなくコンシーラーや下地をしっかり使ってカバーするのがおすすめの塗り方です。
ファンデだけでカバーしようとしてしまうと、どうしても厚塗り感が出てしまい、重たい印象になってしまいます。

カバー力が少し弱いファンデーションは無理をせずコンシーラーや下地、または光でお肌のあらをごまかしてしまいましょう。

チークはファンデーションの前？それとも後？

パウダーチーク

パウダーチークは、ファンデーション後の塗り方が一般的です。
ファンデを塗り終えフェイスパウダーの後に、大きめのブラシを使ってふんわりと入れましょう。

クリームチーク

クリームチークもファンデーションの後の塗り方がが一般的ですが、ファンデ前に仕込んでおくのも、自然な血色感が出ておすすめですよ。
また、ナチュラルに仕上げたい場合は、リキッドやクリーム、クッションタイプのファンデの場合はフェイスパウダーの前にクリームチークを載せておくと肌なじみが良くなりますよ。

ファンデーションブラシ＆パフのお手入れ方法

ファンデーションブラシ

パウダーファンデやフェイスパウダーを塗った際には、ティッシュオフを必ず行うことで汚れを防げます。
ファンデーションブラシのお手入れは専用の洗浄液を使う方法がベストですが、専用のものがなくて代用したい場合は中性洗剤を水に溶かしたもので洗ってあげましょう。

また、洗った後は陰干しをしてしっかり水分を飛ばしておきましょう。
リキッドファンデやクリームファンデの場合、湿ったブラシのまま保管してしまうと雑菌が繁殖しやすくなってしまうため、適度にお手入れを行いましょう。

パフやスポンジ

パフやスポンジは消耗品でもあるため汚れがひどい場合は、新しいものに買い換えるのが一番です。
水に濡らして使うスポンジや、クッションファンデは、専用のソープや中性洗剤を含ませてしっかりと洗いすすぎましょう。

特にスポンジは乾きにくいため風通しの良い場所でしっかり乾かしてからの保管が大切です。

＼メイクツールのお手入れ方法が詳しく知りたい方はこちら／
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noel編集部

塗り方を覚えたら！ファンデーションの仕上がりがUPするおすすめアイテム

プロおすすめのアイテム

水でふくらむスポンジ

今やベースメイクを作るのにはテッパンとなりつつある水でふくらむスポンジ。
様々な形が出ており、しずく型やひょうたん型は細かい部分までしっかりファンデーションを塗ることができるので人気です。

余分な皮脂を落としてくれるので脂性肌の人には特におすすめ◎

＼100均やドンキでも購入できます！／

＼ここから編集部おすすめ！／

スポンジ＆パフ

①ビューティブレンダー

海外のyoutuberやインスタグラマー達がこぞって使っているメイク用のパフ、ビューティブレンダー。
雫のような形のパフで、水に濡らし、固く絞ってファンデをお肌に密着させます。

水に濡らし固く絞ってからファンデを肌に叩き込むのでピタッと膜を貼ったような密着感が生まれ、カバー力も期待できます。
しずく型のパフで、尖っている先端は小鼻周りの細かい部分に、底部分は広範囲にピッタリフィットする形です。

②ロージーローザ ジェリータッチスポンジ ハウス型

ロージーローザジェリータッチスポンジです。
こちらも水に濡らしてから使用するファンデーションや下地、コンシーラーを肌に塗布する際に使えるスポンジです。

水に濡らして絞ることで、ぷるぷるのジェリーみたいな肌触りになりお肌への刺激も少なくなります。
ハウス型になっているため、細かい部分にもしっかりフィットしてくれますよ。

汚れたらそのまま捨てて新しいものに替えれるため衛生的に使用できますね。

③資生堂 スポンジパフ アーティストタッチ

水あり、水なし両用で使える資生堂スポンジパフアーティストタッチです。
卵型のフォルムが持ちやすく手にも肌にもピッタリとフィットします。

スポンジに厚みがあるため、軽いタッチで使用できファンデーションの厚塗りを防ぎます。
特に、キメが細かいため、リキッドファンデーションがムラなく伸ばせますよ。

ファンデーションブラシ

①資生堂 ファンデーション ブラシ 131

資生堂ファンデーションブラシ131です。
こちらのブラシは毛足の短く柔らかいファンデーションブラシでリキッドファンデーションとの相性抜群のブラシ。

毛足が短いため、ファンデーションを多く含みすぎること無く、薄付きにムラ無く伸ばすことが出来ます。
斜めにカットされているので、細かい部分にもしっかりフィットしてくれます。

②AVIL 歯ブラシ型 ファンデーションブラシ

キュッと目の詰まった柔らかい肌触りの歯ブラシ型ファンデーションブラシです。
毛量が多くコシのある柔らかいブラシでキメが細かくしっかりとファンデーションが肌に密着しカバーしてくれます。

塗り方はスタンプをしつつ、軽く伸ばして使うのがおすすめ。

③リキッドファンデーション用ブラシ熊野筆

化粧用の筆やブラシといえば、熊野筆の人気があります。
ナイロン毛ではなく、自然の毛を使っているため肌触りがよく、コシがあり柔らかいブラシです。

リキッドファンデーション用ブラシというだけあって、薄付きでナチュラルに伸ばしてくれます。
程よいコシのある毛質で細かい部分の修正にも最適。

ファンデーションのタイプに合わせた塗り方で効果をアップさせましょう

ファンデーションは、種類によって得意不得意がありますが、正しい塗り方を行うことで、カバー力や仕上がり、効果をアップさせることが出来ますよ。
パウダーファンデや、リキッドの塗り方や、少々コツがいるクッションファンデの塗り方をこの機会にマスターして、よりきれいなお肌を目指しましょう。

出典：Beauty navi