【プロ監修】アイホールとはどこ?基本のアイメイク用語&一重・奥二重のお悩み解消術
雑誌のメイク特集などで「アイホール」という言葉をよく目にしますが、アイホールが目のどこの場所だか知っていますか。 アイホールがどこなのかイマイチ分からないという人は意外に多いはず。 今回は、そんなアイホールを含めたアイメイク用語について紹介していきます。 一重さんと奥二重さんが抱えているアイメイクの悩み解消法についてもコスメコンシェルジュのchocondさんにお聞きしました! ぜひ参考にしてくださいね。
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「アイホール」とはどこのこと?
アイホールは、簡単に言うと上まぶたの眼球の部分になります。
上まぶたを触った時に眼球の膨らみを感じる部分がアイホールです。
そして、上まぶたを触ると眼球部分のすぐ上に骨があるのが分かると思います。
その骨の下までがアイホールの範囲です。
人によっては、触らなくても鏡を見ただけでアイホールがどこなのかはっきり分かる場合もありますが、見ただけでは分からない人も多いです。
アイホールはアイシャドウを塗る時の大切なポイントになるので、場所を覚えておきましょう。
Q. アイシャドウをアイホールからグラデーションする意味は?
A. 目元に奥行きをつけるため
覚えておきたい◎アイメイクにまつわる用語集
雑誌を読んでいるとアイメイクに関する用語が沢山出てきますが、よく意味が分からない用語が出てくることもありますよね。
ここでは、覚えておきたいアイメイクにまつわる用語について紹介します。
目の周り
目の周りは、眼球を取り囲む上まぶたと下まぶたのことですよ。
アイクリームを使う時や囲み目メイクをする時に出てくる用語ですね。
細かい場所ではなく、割と広い部分を指す言葉になります。
アイクリームの説明書きに目の周りと表記がある場合は、上まぶたはアイホールくらいの範囲で下まぶたは涙袋くらいの範囲に塗れば良いでしょう。
囲み目メイクをする時に目の周りとある場合は、上まぶたは二重の線を少しはみ出すくらいの範囲で、下まぶたは涙袋の部分と考えて良いでしょう。
目のきわ
目のきわは、簡単に言うとまぶたと眼球の境目の部分になります。
上まぶたの場合は上まつげのすぐ上のラインになり、下まぶたの場合は下まつげのすぐ下のラインになりますよ。
写真のアイラインが引いてある部分が目のきわになります。
目のきわは、アイラインを使う時に出てくる用語ですね。
同じようにアイラインを使う時に出てくる用語で「まつげの生え際」という言葉がありますが、これはまつげが生えている部分になりますよ。
二重幅
二重幅は、その名の通り二重の幅です。
上まぶたのまつげの生え際から二重の線までの範囲が二重幅になります。
二重の人と奥二重の人にあてはまる用語ですね。
二重幅は、アイシャドウでアクセントになる色を乗せる場所になります。
奥二重の人の場合、目を開けている状態だと二重幅がほとんど見えないので、二重幅から少しはみ出す範囲にアイシャドウを塗りましょう。
アイシャドウの質感
「質感」とは大辞泉によると「材質がもつ視覚的、触覚的な感じ」になります。
それをアイシャドウにあてはめると、視覚的な質感はツヤが出るタイプやマットタイプのようにどう見えるかという意味になります。
一方、触覚的な質感はパウダータイプやクリームタイプなどのように触り心地やつけ心地を意味するものになります。
アイシャドウの質感は、そのアイシャドウがどんなつけ心地でどう見えるかという意味になりますね。
ひと言で言えば、そのアイシャドウの特徴ということですね。
ラメ
ラメの語源は、金糸や銀糸が織り込まれた輝きのある織物を指すフランス語の「Lame」です。
アイメイクの場合のラメは、アイシャドウやアイライナーでキラキラと光るタイプのものになります。
金銀糸が織り込まれた織物のように目元を輝かせるアイテムのことになりますね。
同じラメでも、輝きがほんのりと上品なものと宝石のように輝きが強いものなどそのタイプは様々ですよ。
輝いているパウダーの粒子がより大きいほど、輝きが強くなります。
グリッター
ラメと似ている言葉でグリッターという言葉があります。
ラメとグリッターの違いが分からないという人も多いでしょう。
グリッターは英語の「glitter」で、輝きやきらめきという意味の言葉になります。
グリッターは輝くものを指すので、言葉の意味だけを考えるとグリッターの中にラメが含まれる形になります。
ですがアイメイク用語として見るならば、グリッターとラメは同じと考えて良いでしょう。
ラメと同様にアイメイクでのグリッターは、目元をキラキラと輝かせるタイプのアイシャドウやアイラインなどのことです。
ただ、キラキラがかなり強いアイテムにグリッターと名付けているメーカーが多いようです。
Q. 囲み目メイクをするときにおすすめのアイシャドウは?
A. 【セザンヌ】シングルカラーアイシャドウ 06オレンジブラウン
濃すぎず淡すぎないオレンジブラウンを使うことでお洒落な印象に!
目頭だけはハイライトを入れることで潤み感が出て、怖くなりすぎない。
一重・奥二重さんが悩みがちなアイメイクの悩みを解消♡
一重や奥二重の人がぱっちり二重の人と同じようにアイメイクをしても上手くいかないことが多いです。
ここでは一重さんと奥二重さんが抱えやすいアイメイクの悩みについて、解消法と合わせて紹介します。
アイホールが分からない
一重や奥二重の人の場合、鏡で見ただけではアイホールが分かりにくい特徴があります。
アイホールはまぶたの眼球の丸みを感じる部分になるので、手で触って確認するのが一番分かりやすいです。
眉毛の下の部分に骨があり、骨の下までの範囲がアイホールになるので、まぶたを触って眼球の丸みと骨の位置を確認してみましょう。
また、眉毛の真ん中を少し引き上げるとアイホールが浮き出る場合もあるので、この方法も試してみてくださいね。
グラデーションが目立たない
アイシャドウでグラデーションを作るのは、結構難しいです。
自分ではグラデーションを作ったつもりでも、色が混ざってしまうことがよくあります。
グラデーションを作る時におすすめなのが、ひと塗りするだけで完成するひと塗りアイシャドウです。
アイシャドウのパレットがすでにグラデーションになっているので、ブラシをアイホール部分にひと塗りするだけで美しいグラデーションを作ることができますよ。
重いまぶたで目元が暗くなる
一重や奥二重の人のアイメイクの悩みと言えば、まぶたが重く腫れぼったくなり暗い印象になってしまうことです。
重く腫れぼったい印象を与えないためには、アイシャドウを3色使って濃淡を出すことがポイントですよ。
まず、ハイライトカラーをまぶた全体に乗せてまぶたに明るさを出すことで、すっきりとした印象を出します。
薄いブルーやベージュゴールドなどの明るい色がを使いましょう。
次にアイホール部分にハイライトカラーよりも少し濃い色を乗せます。
最後に二重があったらいいなと思う部分に一番濃い色を乗せれば完成ですよ。
3色のアイシャドウでまぶたに濃淡を出すことで、まぶたの腫れぼったさを解消することができます。
アイラインが隠れちゃう
一重や奥二重の人がアイラインをする時は、アイラインを目立たせるのがおすすめです。
ぱっちり二重の人はアイラインが分からないように自然に引くのがコツですが、一重や奥二重の人の場合はアイラインを引いているのが分かるように仕上げましょう。
一重や奥二重の人におすすめなのが、リキッドアイライナーです。
リキッドアイライナーはアイラインを目立たせるためのアイライナーになります。
少し太めに目尻側を跳ね上がるようにリキッドアイライナーを引きましょう。
Q. アイシャドウでアイラインをひくときのやり方・コツは?
A. アイライン用の細く平たいブラシを使う!
工程①・・・目尻のキワから埋めるように目のキワ全体に引いていく
工程②・・・目尻を引っ張りながら目尻のラインを引く
工程③・・・全体のバランスを整える
【コツ】
アイライン用の細く平たいブラシを使うとアイシャドウでも綺麗なアイラインを引くことができます。
アイブロウブラシもおすすめ!
目のキワにアイシャドウを押し込むように埋めるとナチュラルな印象に。
目尻のラインは特に丁寧に少しずつ描いてみてください。
【プロ監修】グラデーションを上手く作れるおすすめアイシャドウTOP3
続いて、コスメコンシェルジュのchocondさんにお聞きしたグラデーションを上手く作れるおすすめアイシャドウを3点、ランキング形式でご紹介します。
第3位
【バビメロ】ブリンブリンアイジェム
アイホール全体にまずアイシャドウを伸ばし、目のキワに重ね付けするだけで単色グラデーションが綺麗に決まります。
第2位
【エクセル】スキニーリッチシャドウ
左上のベースカラーから順番に重ねて行くだけできれいなグラデーションが決まります。
微細パール入りでほどよく艶のある目もとに。
第1位
【ソフィーナオーブ】ブラシひと塗りシャドウN
たった10秒で立体感のある目もとになれるため、時短コスメとしてもおすすめです。
アイホールはアイメイクの大切なポイント
今回はアイホールなど、アイメイクのポイントについてお話ししました。
アイホールという言葉はよく聞くけれど、実際にどこの場所なのか知らなかったという人は意外に多いはずです。
アイホールはアイシャドウを使う時のメインの場所になるので、アイメイクの中で最も大切な場所と言っても良いくらいです。
アイホールの場所をしっかり押さえておけば、アイメイクの技術もグンとアップします。
アイホールを押さえて美しい目元を手に入れましょう。
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そのままではぼんやりしてしまいがちな目もとに、アイシャドウをグラデーション塗りすることで、目のフレームをハッキリさせることができます。
濃い色から順番に乗せるとナチュラルなグラデーションになるので、初心者さんにおすすめです。