市販グレーカラートリートメントのおすすめ5選&しっかり色味を出すコツ
髪を傷めずに使えるカラートリートメント。 上手く色がのらないとか、思い通りの色が出なかったとがっかりしていないでしょうか。 カラートリートメントの中でもグレーの色は、アッシュ系の髪色をキープできるといわれています。 市販のおすすめグレーカラートリートメントや、しっかりと色味を出せるコツを紹介します。
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カラートリートメントとは?ヘアカラーとの違い
カラートリートメントの特徴
カラートリートメントは、髪の色を染めることができるトリートメント剤のことです。
カラートリートメントは髪の表面を包むように色素でコーティングしながら、ダメージを受けた髪を補修できる優れもの。
髪が傷んでいる人でも気軽に使えます。
初めはなかなかカラーが定着しづらいですが、何度もカラートリートメントを使ううちに段々と色が入っていきます。
気に入らない色であれば使うのをやめて、シャンプーしていくうちに色が落ちていくので心配ありません!
ヘアカラーとの違い
ヘアカラーは髪の内部から脱色させて、色を入れる仕組みです。
1ヶ月程度と長い期間色持ちがするのが特徴です。
ただ、元々の色素を脱色させたり、ヘアカラーを入れたりするせいで、髪の毛や頭皮を傷めてしまう可能性がありますね。
頭皮が荒れたり、髪がぱさぱさになったり、枝毛になったりで悩む女子も多いのではないでしょうか。
カラートリートメントは表面をコーティングするだけなので、ヘアカラーと比べて色持ちは悪いです。
でも、シャンプーの度に継続することで徐々に髪に付いていき、髪の毛を傷める心配がありません。
カラーリングと併用する使い方もOKです。
トリートメントすることで、ヘアカラーの持ちが長くなりますよ。
カラートリートメントでグレーに染めたい!アッシュグレーとはどんな色?
「アッシュグレーで垢抜ける」・「アッシュグレーは流行色」と言われたことはありませんか?
そもそもアッシュグレーはどのようなカラーを指すのか分かりにくいですよね。
実は「アッシュ」も「グレー」も灰色の意味。
微妙な違いがあり「グレー」は灰色全般、「アッシュ」の場合は、紫や青みがかかったような灰色を指しています。
カラーリングやカラートリートメントで「アッシュグレー」を使うのは、日本人の髪にグレー本来の色味が出せるからです。
日本人の髪の色素には黄みやオレンジに近い赤みがあり、せっかくグレーにカラーリングをしても上手く色が出せません。
青みがかったアッシュグレーを使うと、黄みや赤みが消えるのでクリアなグレーの色味になります。
アッシュグレーで染めると髪に軽さや透明感が出て、爽やかな印象や軽やかさを出せますね。
アッシュグレーのカラートリートメントをグレー系やアッシュ系のカラーリングが落ち始めた時から続けて使っていくと、髪の黄ばみや赤みを抑えられ、綺麗な色を持たせられるメリットもあります。
市販のグレーカラートリートメントのおすすめ5選
おすすめのグレーのカラートリートメントを紹介します。
グレーのカラートリートメントが欲しいと思ったら、ぜひ試してみてくださいね。
おすすめ①:アンナドンナ エブリ カラートリートメント グレー
綺麗な髪色に染まりやすいと評判のカラートリートメントです。
そのままのグレーでもいいですし、他の色と混ぜて好みのカラーを作れます。
ブルーやパープルを足してアッシュグレーの色合いにもできますし、グリーンを混ぜて緑がかったグレーにしても素敵ですね。
カラーシャンプーと併用すると色あせも防げます。
おすすめ②:エンシェールズ カラーバター ダークシルバー
エンシェールズカラーバターは濃厚なクリーム状で、ジアミン系の染毛剤不使用の肌に優しいカラートリートメントです。
グレーには標準の色味の「シルバー925」・明るめの「プラチナシルバー」・濃いめの「ダークシルバー」があります。
ヘアカラーした髪に黄みが出ないように維持したいなら、アッシュ系に色づく「ダークシルバー」がおすすめ。
色を薄めるトリートメントもあるので、色の濃さを調節することもできますよ。
もちろん、他のカラーと混ぜて好みの色を作ることもできます。
おすすめ③:パイモア スペクトラムカラーズ ペールアッシュ
パイモアスペクトラムカラーズのグレー系のカラートリートメントには、「ペールアッシュ」と「ペールシルバー」があります。
「ペールアッシュ」は青みがかったグレーに発色します。
ヘアカラーをして退色し始めると「赤みが出るのが嫌!」という方に向いていますよ。
「ペールシルバー」の方はアッシュ系にすると髪の黄みが強く、染めた所が緑色になるのが悩みという方に向いています。
黄みをカバーして、垢抜けたアッシュ系の髪色になるという口コミもあります。
おすすめ④:ナプラ N. カラートリートメント Si シルバー
カラーリングした髪の色持ちを良くするために作られたカラートリートメントです。
アッシュなどのブルーグレー系、寒色系のカラーにした方向けに、柔らかいトーンの髪色を持たせるためのグレー系のカラーです。
ハイブリーチの髪の人なら、ほんのりとシルバーグレーに染まります。
こちらのカラートリートメントを使って、染めたアッシュ系のカラーの持ちがかなり長くなり、2ヶ月ほど綺麗な色が続いたという方もいます。
トリートメントの効果でツヤも出るということで、リピしている方も多いですよ。
同じラインのカラーシャンプーもあるので、一緒に使うとかなり持ちが良くなるのではないでしょうか。
おすすめ⑤:ネイチャー アンド コー ボタニカル カラートリートメント STONE GRAY 02
青みがあるグレーに染めるならこちらのカラートリートメントがおすすめです。
染めてから時間が経って赤みが出てきたり、金髪のように変化してきたりした時にもグレー系の色味に抑えられたというレビューもあります。
黒髪の方の場合は、太陽光のもとで柔らかいトーンに見えるように仕上げられたという声も寄せられています。
髪質にもよるでしょうが、細めで柔らかい髪の方が色が入りやすいようですね。
カラートリートメントの基本的なやり方
グレーでも他の色でもお家で手軽に染められるカラートリートメント。
やり方を説明しますので、挑戦してみましょう。
やり方①:乾いた髪に塗る
カラートリートメントは、シャンプー前の乾いた髪に塗った方が色が髪にのりやすいです。
髪が濡れていると水滴で流れてしまい、色素が表面にとどまりにくいです。
何回かカラートリートメントをして、ある程度色が入るようになるまでは、全体的に乾いた髪に丁寧に広げて塗った方がいいですよ。
やり方②:塗布後30分~1時間ほど待つ
メーカーにもよりますが、カラートリートメントを塗った後には「10分~1時間程度放置しましょう」と説明があります。
数分でOK!というカラートリートメントもありますが、口コミなどを見ると、最初の内はあまり色が入らない場合が多いです。
できれば、最低でも30分はおいてからの方がいいかもしれませんね。
特に使い始めの頃は色が入りにくいので、髪を洗うまでに1時間はおくようにしましょう。
読書をしたりネイルをしたりするのもいいですし、料理や掃除などの家事を片付けると1時間はあっという間ですね。
やり方③:髪を洗う
カラートリートメントを塗って決まった時間が来たら髪を洗います。
できればカラートリートメントと同じラインのシャンプーを合わせ使いすると染まりや持ちが良くなるかもしれません。
持ちを良くして色あせを防ぐカラーリングシャンプー、グレーやアッシュグレーなどのカラーが入っているカラーシャンプーが販売されている場合もありますよ!
トリートメントが入っているため、洗髪後にコンディショナーやトリートメントを使う必要がないタイプがほとんどです。
カラートリートメントでしっかりグレーに染めるコツ
グレーを入れておしゃれな髪色にするコツを紹介します。
コツ①:ブラッシングをしてからブラシで塗る
グレーの髪色をしっかりと入れるために、ムラにならないように塗りましょう。
まず、ブラッシングをして髪の絡みやもつれをときます。
色が塗れない部分をなくすようにできますね。
また、ミディアムやロングの方、量が多くてしっかりとした髪質の方は、全面を包むように上手く塗れない場合があります。
髪をクリップなどでブロッキングしてから、専用の染毛用のブラシやコームで塗るようにしましょう。
髪の全方向からムラなく塗れますし、生え際などの細かい部分にも上手に付けられますよ。
コツ②:待ち時間にはラップやキャップでカバーする
グレーのカラートリートメントを塗って待つ間、髪の毛はどのようにしていますか?
待ち時間にはラップで全体を包み込んで密着させておくか、シャワーキャップなどをかぶるかするとグレーの色が入りやすいです。
密着させると髪に定着させられますし、体温で保温効果が高くなり髪への定着が良くなります。
ブラシやコームで髪を整えてまとめ、ラップやキャップに入れ込むようにしてみてはいかがでしょうか。
カラートリートメントを使うときの注意点
カラートリートメントを使う時に、注意したいポイントを見てみましょう。
注意点①:ヘアアイロンはほどほどに
熱によるダメージは、髪をぼろぼろにしてしまいます。
カラートリートメントをしても、傷ついた表面からカラーが抜けていってしまうかも。
ヘアアイロンは130度くらいの低温に設定します。
完全に髪が乾いている状態の時にアウトバストリートメントを塗って保護し、多くても2回までにしましょう。
注意点②:タオルドライしてすぐに乾かす
カラートリートメントをして洗った後は、すぐにタオルで髪から水気を取り、ドライヤーで乾かしましょう。
ただ、ドライヤーもヘアアイロンと同様に熱が髪に当たるので注意しないといけません!
ドライヤーをかける前にアウトバストリートメントを塗ってケアしましょう。
アウトバストリートメントにはオイルタイプとミルクタイプがあります。
オイルは熱に強く、ミルクはダメージを補修する効果があるため、乾かす時にはオイルの方が向いています。
毛先の方が傷んでいることが多いので、髪の根元から乾かすのがおすすめです。
ずっと同じ所を乾かすと頭皮に熱のダメージを与えるので、小刻みに動かしたり、冷風に切り替えたりして熱を持たせないようにしてくださいね。
しっかり乾かさないと定着しづらく、汗でカラートリートメントが流れたり、枕に付いてしまったりします。
グレーなどのカラートリートメントでせっかく綺麗に染めても、襟の部分や帽子に付いてしまったらがっかりなので、しっかりと乾かしましょう。
黒髪でもグレーのカラートリートメントで染まる?
残念ながら、黒い髪の状態ではグレーに染まりにくいでしょう。
カラートリートメントが上手くできてつやつやの髪になっても、元の色が濃すぎてグレーの色が全く目立たないのです。
対策方法としては、いったんブリーチをして色素を抜くか、ヘアカラーで髪の毛を明るめに染めるやり方があります。
グレーの色が目立つようになり、カラートリートメントで綺麗な髪色に仕上げられるのではないでしょうか。
人気のカラートリートメント「エブリ」に関するQ&A
トリートメント効果はある?
エブリのカラートリートメントには、すでにトリートメントが入っています。
髪を補修してつやを出す効果があり、使用後にコンディショナーやトリートメントを使う必要はありません。
ただ、髪を乾かすときにはアウトバストリートメントを利用して、髪を熱から保護する必要があるので忘れずに付けるようにしましょう。
手やお風呂は汚れない?
エブリカラートリートメントは、石鹸で落とせます。
洗い場に付いてしまった場合は、すぐブラシでこすってお湯で流せば大丈夫!
手については、多くても石鹸で2~3回くらい洗えば落ちます。
ただ、爪や甘皮部分、手荒れが気になる所に入ると取れにくいです。
グレーだと手が汚れているように見えるので、焦るかもしれませんね。
絶対に手に色残ししたくない方は、使い捨てのビニル手袋があるといいですね。
グレーのカラートリートメントでカラーと健康な髪をキープ!
カラートリートメントのグレー系の色は、アッシュ系の色味にしているメーカーが多いです。
アッシュグレーを選ぶと髪が柔らかい雰囲気になり、クールで爽やかな女子になれると人気がでています。
アッシュ系のカラーは時間が経って色落ちしてくると、日本人の髪特有の黄みや赤みが目立つようになります。
グレー系のカラートリートメントを週に2~3回使うことで、黄みや赤みを抑えて染めた髪を長持ちさせる効果が期待できますよ。
髪色をキープできるだけでなく、トリートメントが入っているので、つやつやでさらさらな健康な髪を維持できるのも魅力です!
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