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高校生カップルは、現実的に結婚できる?

高校生カップルが結婚したいと悩む人

高校生カップルでも法律で定められた年齢に達していれば、結婚は可能です。
男性は18歳、女性は16歳から結婚できますが、高校生カップルの結婚は難しいのが実情と言えます。

高校生で18歳といえばまだ学生で経済的にも自立していませんし、結婚できても両親の援助なしで高校生カップルだけで生活するのは困難です。
法律上は結婚が許されても、学業と仕事の両立は簡単ではないので、どちらかの親と同居となります。

お互い高校を卒業して仕事を持てるようになれば、二人だけでの生活が実現しますが、高校生時代は親を頼りながら生活することになるでしょう。

高校生カップルが結婚する可能性は?

高校生カップルが結婚する時に履く靴

中学生や高校生時代に出会い交際するカップルは、約70%を占め、そのうちの約30%は、中学生・高校生の出会いをきっかけに結婚しています
なかには幼なじみの異性が大人になって恋人関係となり、結婚するカップルも。

社会人になると仕事を通して、人間関係の交流が広がりたくさんの人と出会いますが、学生時代の恋を実らせ結婚するのは素敵なことですね。
高校生カップルの出会いの場は、同じ学校の先輩後輩、部活動、友人の紹介など身近な人と恋愛に発展しやすいと言えます。

高校生カップルが結婚するために必要な準備

高校生カップルが結婚したくて手を繋ぐ

高校生が結婚したいと思った時、どのような準備が必要なのか見ていきます。

  1. 精神的な覚悟 
  2. 金銭的な問題
  3. 将来のこと

続いて、高校生カップルに必要な準備をものをそれぞれ詳しく解説します。

準備①:精神的な覚悟 

「好き」という感情を持つのは大切ですが、高校生カップルの結婚は好意だけでは難しいのが現実です。
親に結婚したいと言った時、喜んで賛成する親は少なくほとんどの場合、反対されるでしょう。

高校生カップルの場合、親が納得する理由や学校に説得できるかも覚悟のひとつになります。
更に「高校生なのに結婚して」と周囲からの冷たい視線にも耐えなければなりません。

家庭を持つため友達と遊ぶことも少なくなり、寂しい想いをすることもあるでしょう。
こういった精神的に我慢を強いられることも心の準備と覚えておくと良いですね。

準備②:金銭的な問題

高校生カップルでも結婚は、自立した大人とみなされます。
しばらくは親と同居でも全て親の援助と言うわけにはいきませんので、ある程度の貯蓄は準備しておきたいものです。

高校生カップルは学業が本業ですが、家庭を持つということは生活を支えることにも繋がります。
休日や学校が終わってからバイトに励み、生活費を稼ぐ必要がありますね。

結婚したいと思ったら、少しずつ貯金をして親への負担を軽くすることを心がけましょう。

準備③:将来のこと

高校生カップルが結婚する場合、将来の二人の生活を考える必要があります。
学生時代は親と一緒に暮らせても高校を卒業したら、親元を離れて二人だけの生活の準備を整えなければなりません。

お互いに大学進学を諦め、仕事をして生活費を稼ぐことになりますが、高卒だとお給料が低い傾向のため、子供ができた時の出費や教育費など子供の将来に備えが必要です。

高校生カップルが10代で結婚をするメリット

高校生カップルが結婚して幸せなな女性

高校生という若い世代で結婚すると、どのような良い面があるのか早速見ていきます。

  1. 子供が成長しても若い夫婦
  2. 一人の人を長く愛せる
  3. 作業の工程を覚える

続いて、高校生カップルが結婚する良い点を詳しく説明します。

メリット①:子供が成長しても若い夫婦

高校生カップルが結婚する理由は、さまざまですが妊娠が引き金となることもあります。
10代の若い年代で子供を産めば、子供と一緒に遊ぶ体力や出産に対してのリスク、体への負担が少なくなります

また、近年は晩婚化で高齢出産も増えているので子供が成長しても周囲の母親と比較すると若いので、子供自慢のママになるに違いありませんね。

メリット②:一人の人を長く愛せる

高校生カップルが結婚を決めるのは相当な覚悟が必要ですが、それだけ真剣な愛の証拠と言えます。
結婚後も二人で長い人生を歩み続け、同じ人を長く愛せるのは素晴らしいことです。

世の中には結婚しても直ぐに離婚するカップルもいますが、周囲の反対を押し切り願いが叶ったのであれば、簡単に愛が崩れることはありません。

メリット③:作業の工程を覚える

高校生カップルでも結婚は「責任のある大人」と世間から見られるため、結婚に必要なプロセスを覚えることができます
自分で調べたり、両親から教わりながら自分で学べるのも良い点といえるでしょう。

高校生は勉強の毎日ですが、結婚をきっかけに社会の決まりについて知る機会に恵まれ、周りの同級生と比べて知識が深まります。

高校生カップルが10代で結婚するデメリット

高校生カップルが結婚して手を合わせる

10代で結婚する高校生カップルは、どのような悪い点があるのでしょうか。

  1. 経済的に親の援助が必要
  2. キャリアを積めない
  3. 友達と気軽に遊びに行けない
  4. 周りがうるさい
  5. 親からの祝福が少ない
  6. 仕事が限定される
  7. 夢が叶う確率が低い

引き続き、高校生カップルが結婚する悪い面を詳しく説明していきます。

デメリット①:経済的に親の援助が必要

学校を卒業するのが最優先なので、結婚しても学生生活を続ける必要があり、生活費の一部を両親に頼らざるを得ない状況と言えます。
バイトをしても生活するだけの収入は期待できないので、高校生カップルは親との同居が不可欠です。

高校生カップルは生活面で苦労しますが、卒業後は二人だけでの生活が待っているので、新生活の資金が必要になります。
結婚の夢は叶っても二人だけでの甘い新婚生活は、卒業まで待つことになりそうです。

デメリット②:キャリアを積めない

高校生カップルが結婚する理由は、お互いの強い愛情や妊娠など人によって事情は異なりますが、仕事のキャリアが失われる確率が高いです
他の友達は大学に進学して大企業に就職後、徐々にキャリアを積みますが、高校生カップルで結婚した場合、その時点で進学への道は閉ざされ不利になります。

生活するため毎日仕事で勉強する時間がなかったり、子供の教育費を貯めるのが最優先で、自分の進学が難しいでしょう。

デメリット③:友達と気軽に遊びに行けない

家庭があるため友達に誘われても「いいね、行こうよ」と簡単に遊びに行けず、学校が終わったら直行でバイトに向かい生活費を稼がなければなりません。
高校生は友達と遊びたい時期ですが、結婚しているためその場で返事をして遊びに行けないのも高校生カップルのデメリットのひとつです。

デメリット④:周りがうるさい

高校生で結婚というのは、常識から外れていると考えを持つ人もいます。
「高校生カップルが結婚した」というだけで、近所の噂になったり冷たい視線を浴びせられたり、学校ではいじめにあう恐れも出てきます。

柔軟な考え方ができない人に出会うと肩身の狭い思いをすることになり、しばらくは辛い思いで過ごさなければなりません

デメリット⑤:親からの祝福が少ない

「私たち結婚します」と高校生カップルが宣言しても、「おめでとう」と喜ぶ親はほとんどいないでしょう。
多くの親は「まだ、早すぎる」「学校はどうするんだ」と、怒鳴られ反対されるのは予想がつくはずです。

本来なら結婚はおめでたいはずですが、高校生カップルなので反対される確率は高いといえるでしょう。
生活力のない高校生カップルの面倒もみなければならないので、親の負担は増えるばかりです。

デメリット⑥:仕事が限定される

就職において結婚は「責任感がある」と高く評価され、他の同僚より出世が早まる場合がありますが、高校生カップルの場合、何故、若くして結婚したのか不信感を持たれ不利になることが考えられます。
また、履歴書の最終学歴は高校卒業となるので、一流企業やお給料の高い職種につくことが難しくなります

生活費を稼ぎたいと思っても、高卒なので仕事が限られてしまい、希望の職業に就けないことも覚えておきましょう。

デメリット⑦:夢が叶う確率が低い

高校生カップルでも将来の夢があっても、結婚したら家族を支えることになるため、希望通りの人生が歩めなくなる恐れがあります
将来就きたい職業があっても、結婚によって大学に進むのを諦めたり結婚か夢か選択を迫られ、夢で終わってしまうのもデメリットです。

高校生カップルが結婚するために!長続きするためのポイント

高校生カップルが結婚して見つめ合う

高校生カップルが結婚の夢を叶えるために、長続きする秘訣を紹介します。

  1. 浮気をしない
  2. 価値観の違いに注意する 
  3. こまめに連絡する
  4. 共通の趣味や話題を持つ
  5. 相手を尊重する
  6. 一定の距離を置く 
  7. 結婚の約束をする

続いて、高校生カップルが交際を長続きさせて、結婚にたどり着くための秘訣を詳しく説明します。

ポイント①:浮気をしない

長続きの秘訣は、浮気をせずお互いを信頼することです
別れの原因の多くは浮気ですが、信用を失いお互い不愉快な思いになります。

高校時代は出会う異性が限られ、一人の異性を一途に想うことができても、卒業後はたくさんの人と出会い、声をかけられて魅力的だと恋に落ちる可能性もあり得ます。
本当に好きで結婚を考えているなら、どんな素敵な人に声をかけられても浮気をすることはないですよね。

また、一度でも浮気をしてしまうと不信感を抱き、二人の関係が危ぶまれます。

ポイント②:価値観の違いに注意する

環境が変わり価値観が違っても相手を理解して付き合うようにしましょう。
高校時代は視野が狭く見るものや考えが同じでも、社会にでるとさまざまな人に出会い、人間関係の年齢層も幅広くなるためいろいろな人から影響を受けます。

高校時代は価値観が似ていたのに、社会生活を送るなかで徐々に考えが違ってくると上手くいかない原因に繋がります。
価値観は人それぞれ違っても、相手の気持ちを考えれば、理解して合わせるのは可能です。

ポイント③:こまめに連絡する

高校の時は毎日会えますが、卒業後はそれぞれの道を進むので毎日のように話すのが難しくなります。
新しい生活で忙しくなると気持ちが離れやすいため、LINEや電話でコミュニケーションを取り続けるのがコツです

頻繁な連絡は逆効果ですが、相手の都合の良い時間帯にLINEを送ったり、時々電話で話をして気持ちを確認するのも効果的です。

ポイント④:共通の趣味や話題を持つ

高校が同じだと先生や友達の話題など共通の会話ができますが、卒業すると進路が別れて別の学校に入学する人もいます。
高校時代は学校生活の出来事をメインに話せますが、環境が違うとお互い知らない話になり、会話が弾まない可能性もありますよね。

話が合わないと退屈に感じて気持ちが冷める原因になるので、二人で楽しめる趣味を持ったり、新しく何かを始めるなど共通の会話が楽しめるように心がけるのも大切です。

ポイント⑤:相手を尊重する

長続きさせるには、相手の立場に立ってものごとを考え、発言すると良いですね
10代の若さ故にわがままを言って、相手を困らせたり自分の感情だけで言うと、重たいと思われ負担に感じてしまいます。

お互い精神的に大人ではないので、感情のコントロールが上手くできず、気持ちがすれ違ってしまうと上手くいかなくなります。

ポイント⑥: 一定の距離を置く 

恋人関係でマンネリ化が改善できずに、別れてしまうカップルは多くいます。
高校生生活が同じ学校でクラスも一緒の場合、新鮮味が失われがちです。

毎日会って会話をするのもコミュニケーション上、大切ですが頻繁だと別れに繋がるので、長続きさせたい時は適度に距離をおいて新鮮な想いを持ち続けるように努力しましょう

ポイント⑦:結婚の約束をする

高校を卒業するとお互いの進路が変わり、会う機会が減ったり人間関係が変わり、気持ちが冷める可能性も出てきます。
お互いの愛が強いのであれば「卒業したら結婚しよう」と約束を交わすのも長く続きます。

宣言することで責任感が芽生えて、結婚に向けて計画を立てやすくなります
実際に婚約だけして、正式な結婚は卒業後にすれば別れる可能性は低いでしょう。

高校生カップルの結婚でも幸せになれる!

高校生カップルが結婚して皆から祝福される

高校生カップルというだけで結婚を反対されるのは辛いことですが、お互いの愛が本物であれば、卒業を待って結婚するのも良いですね
好きと言う感情が強いと周囲が見えなくなり、二人だけの世界になりがちですが、周りの意見を参考に検討してみましょう。

高校生時代は、結婚に憧れを抱きやすく現実として考えられない人もいます。
お互い支え合って生きていくのは素晴らしいですが、結婚のマイナス面も受け入れられるか、考えてから決めるようにしましょう。

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ライター
noel編集部

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