気持ちを整理する方法10選＆気持ちの整理がつかないときのNG行動

気持ちの整理がつかない原因

気持ちの整理がつかない原因にはどのようなものがあるのでしょう。
その原因には、以下の4つがあります。

1. 人間関係が上手くいかない
2. 恋愛が上手くいかない
3. 仕事でミスをしてしまう
4. 信頼していた人に裏切られる

原因を、それぞれ詳しくみていきます。

原因①：人間関係が上手くいかない

気持ちの整理がつかない原因として多いのが、人間関係が上手くいかないことです。
もともと、人間関係が上手くいかないコンプレックスを抱えている人に多い原因です。

学生時代も社会人になった今も、他の人は楽しそうにコミュニケーションをとっているのに自分はその輪に入れない状態が気持ちを乱れさせるのです。
自分では普通に話をしているつもりなのに、なぜか相手の人との関係がいつも悪くなってしまうことで自分がどんな人間なのかどうみられているのかがわからなくなります。

ずっとモヤモヤした気持ちを抱えてしまうのです。

原因②：恋愛が上手くいかない

恋愛が上手くいかないことも気持ちの整理がつかない原因となります。
付き合うことまでは上手くいくのに、途中で相手に別れを告げられてしまうことで自分の何がいけないのだろうと気持ちを乱してしまいます。

恋愛を上手くいくと人と自分とではどう違うのか考えすぎてしまい、自然体でいられなくなるのです。
そのうち、彼にどう接したら嫌われないかという思いばかりが頭を巡るため、かえって不自然な行動をとってしまいます。

愛されない自分やすぐに飽きられてしまう自分をどう受け止めたら良いのか、わからなくなってしまうのです。

原因③：仕事でミスをしてしまう

気持ちの整理がつかない原因として、仕事でミスしてしまうことも多くあります。
ちょっとした仕事のミスがずっと頭から離れずに、また同じミスをするのではないかと思ってしまうのです。

それも、仕事のミスを強く指摘され、他の人に迷惑をかけてしまうと余計に気持ちが落ち着かなくなってしまいます。
指摘してきた相手に対しても、仕事に対しても強いストレスを感じてしまうからです。

特に、完璧に仕事をこなす人がそばにいると、自分自身と比べてしまい気持ちを落ち込ませてしまいます。

原因④：信頼していた人に裏切られる

信頼していた人に裏切られることも、気持ちの整理がつかない原因のひとつです。
この人なら絶対に信じられると思っていた人に手の平をかえされたときに、なにもかも信じられなくなってしまいます。

裏切った相手だけでなく、他の人も自分を騙しているのではないかと思い込んでしまうのです。
その状態が長く続くと、次第に自分自身を信用できなくなります。

いったいなにを信じたら良いのか、信じるよりも常に疑う心持ってしまうのです。
そうなってしまうと気持ちはさらに落ち着かなくなります。

恋愛でも活用できる！気持ちを整理する方法

恋愛でも活用できる気持ちを整理する方法にはどのようなものがあるのでしょう。
その方法には、以下の10つがあります。

1. 我慢せずに話を聞いてもらう
2. スポーツで汗を流す
3. 好きな映画を観てひたる
4. 思いっきり泣く
5. 自分がストレスと感じるものを捨てる
6. 一度客観的に捉えてみる
7. 怒りの感情はすぐに表現しない
8. 自分にとって有意義な方向を考える
9. 友人と楽しく過ごしてみる
10. 理想の自分を想像する

方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①：我慢せずに話を聞いてもらう

我慢せずに話を聞いてもらうことで、気持ちの整理ができるようになります。
伝えたいことや聞きたいこと、いいたことをずっと我慢していると気持ちがどんどん整理できなくなってしまうのです。

話を聞くのが上手な友だちに聞いてもらうのが一番ですが、知っている人には知られたくないような心の内があるなら、カウンセリングや占いなどにいって自分が思っていることを吐き出してみましょう。
思いは心の中にしまっているより、吐き出してしまうと意外とそんなに深刻ではないことに気づくこともあります。

恋愛でのモヤモヤも同じです。
試してみてくださいね。

方法②：スポーツで汗を流す

気持ちの整理をしたいときは、スポーツで汗を流すのもおすすめの方法です。
スポーツは自分がやりたい、楽しいと思えるものを選んでみましょう。

自分の苦手なものや体力に合わないものだと逆にストレスを抱えてしまうこともあります。
自分が楽しいと思えるスポーツの方が集中できるため、汗をかいたあとに気もちもスッキリしてきますよ。

汗と一緒に心のモヤモヤを流してしまいましょう。
スポーツで集中すると気持ちがリセットできます。

恋愛で上手くいかないときも役立ちますよ。

方法③：好きな映画を観てひたる

好きな映画を観てひたることも、気持ちの整理をしたいときに役立ちます。
思いっきり映画に入りこめるような内容のものを選びましょう。

映画を観てひたることで、普段の自分では体験できないようなことを疑似体験できます。
活力がないときはなおさらです。

前向きなエンディングの映画を選ぶと気持ちもスッキリと前向きになってきます。
こんな主人公になりたいと思える映画を選んでみてくださいね。

素敵な恋愛をしたい人は主人公になりきって恋愛成就する作品をみると自然と恋愛体質になれます。

方法④：思いっきり泣く

気持ちの整理がしたいときは、思いっきり泣くのがおすすめの方法です。
自宅に帰りひとりで思いっきり泣く、話を聞いてもらいながら思いっきり泣くなど今の自分に合った方法を選んでみましょう。

人目が気になる人はひとりで泣くのがおすすめです。
自分の気持ちを知って欲しい人なら、誰かに話を聞いてもらいながら泣くのがスッキリします。

ひとりは寂しいけれど、話を聞いてもらうのもどうなのだろう？と悩むときは感動する内容の舞台をみにいけば、他の人も泣いているので遠慮なく泣くことができます。

方法⑤：自分がストレスと感じものを捨てる

思い切って自分がストレスと感じたものを捨てるのも気もちの整理がしたいときにおすすめの方法です。
捨てるのがもったいないと感じるならリサイクルショップに売りにいけば、必要な人が使ってくれます。

ストレスを感じているものが人であれば、その人との縁を気持ちの上で切ってみましょう。
相手にそれをいう必要はありせん。

「この人とは一線を置く」と心に決めるだけで良いのです。
自分に合わない人と一緒にいても疲れるだけですから、いらない人間関係はスッパリ切るのがおすすめですよ。

付き合っている彼氏も自分と合わなければ終わりにしましょう。

方法⑥：一度客観的に捉えてみる

気持ちの整理をしたいときは、自分自身を一度客観的に捉えてみることが大切です。
今は自分自身の気持ちにばかり目がいっていますが、自分を遠くからみるようなイメージを持ってみましょう。

それが難しければ、今一緒にいる人はあなたと同じ価値観や感性を持っています。
相手の嫌な部分はあなたの嫌な部分であり、良い部分はあなたの長所です。

自分の周囲にいる人をみることで自分を客観的にみることができます。
どんな人が周囲にいるかを観察してみましょう。
あなたの彼はあなたの鏡でもあります。

方法⑦：怒りの感情はすぐに表現しない

気持ちの整理をする上で大切なのは、怒りの感情はすぐに表現しないことです。
怒りの感情をそのまま表現してしまうと後で「あんなことをいわなければ良かった」と後悔するようになります。

それよりも、少しクールダウンできる時間を作って、もし相手に伝えるときも、なにについて自分が怒りを感じているのかを再確認してみてください。
それでも怒りが収まらないときは、紙に書きだすと気もちの整理がしやすくなります。

その中で、伝えなくてはならないことがあれば、後日冷静になってから伝えることで相手や彼にも伝わりやすくなり、あなた自身も気持ちの整理がつきやすくなります。

方法⑧：自分にとって有意義な方向を考える

気持ちの整理をつけたいときは、自分にとって有意義な方向を考えるのが一番です。
自分にとって不利益な方向にばかり考えているといつまでも気持ちが落ち着かない状態が続きます。

今のあなたにとってなにが必要で、どうしたらいきたい方向に進めるのかが最大にポイントです。
自分の人生ですから、自分がやりたいことを優先するのは当然です。

他の人にために、必死に耐える必要はありません。
そう考えると少し気持ち楽になりますよ。

方法⑨：友人と楽しく過ごしてみる

友人と楽しく過ごしてみるのも、気持ちの整理をつけたいときにおすすめ方法です。
いきたくないと思っていても誘われたら一緒に過ごしてみましょう。

友人と楽しくおしゃべりをしているうちに、ごちゃごちゃしていた気持ちを一時でも忘れることができます。
気持ちの整理をつけたいときは、そのことばかりを考えるより、ちょっとした逃避行動とることで気持ちの切り替えができる場合も多くあります。

もしかしたら、あなた自身が思い込んでしまっているだけかもしれません。
友人との楽しいひと時を過ごしたあとに自分の気持ちと改めて向き合ってみましょう。

辛い恋愛をしているときこそ、この方法が役立ちます。

方法⑩：理想の自分を想像する

気持ちの整理がつかないときは、今の自分をみつめるのをやめて理想の自分を想像するのが良い方法です。
あなた自身がどうなりたいのか、できるだけ幸せに満ちた理想の自分を想像するのがおすすめです。

理想は高ければ高いほど、今の自分から脱することができます。
絶対ムリだろうと思ってしまうほど、高い理想を掲げてみましょう。

その半分でもクリアできたら今よりずっと幸せで気持ちが落ち着いた自分になれます。
想像力は未来の自分を変える大きな力となるのです。

どんな人と結婚してどんな家庭を築きたいのか想像してみてくださいね。

気持ちを整理したい！ノートのおすすめ活用術

気持ちを整理したいときのノートの活用術を3つご紹介します。

方法①：考えていることを書き出す

気持ちの整理したときは、ノートに考えていることを書き出すと良いです。
自分が思っていることや感じていることをなんでもよいので、ノートに書きだしてみましょう。

ノートの書くことで自分の中にしまっていた感情を外に吐きだすことができます。
スッキリしない気持ちは抱えているよりも、アウトプットする方が整理しやすくなるのです。

特に、人には話せないない内容や他の人にはいいたくないことがあるときはノート活用術が大きな力を発揮してくれます。
なにから書いたら良いかわからないときは、今嫌だと思っていることから書き出してみましょう。

方法②： 書いた内容を見直してみる

気持ちの整理したいときのノート活用術2つめは、書いた内容を見直してみることです。
そうすることで、自分自身の気持ちを客観的な方向からみられるようになります。

「自分はこんな風に感じているのか」と本当の気持ちに気がつくことができるのです。
さらに、考え方のクセがわかるようになります。

同じできごとでも、大難が小難になったと考える人もいれば、なんて運が悪いのだろうと考えてしまう人もいます。
そんな自分のクセに気がつくことがあなた自身の考え方を変えるきっかけとなるのです。

方法③： 気になったポイントをチェックする

気持ちの整理をしたいときのノート活用術は、気になったポイントをチェックすることです。
自分が書いたものを再度ゆっくりと見直しながら、こんなこと書いたかな？と思う部分や目がとまった部分にチェックをいれてみましょう。

相手が違っていても同じことで気持ちを乱されている可能性があります。
自分の地雷がどこにあるのかが、これでわかるのです。

さらに、自分がいって欲しくないことやして欲しくないことを理解することでその状況から上手に抜け出すようになります。
ノートに書いた気になったポイントは、考え方を楽にするヒントがいっぱい詰まっていますので、書くだけでなくチェックもしてみましょう。

気持ちの整理が上手な人の特徴

気持ちの整理が上手な人の特徴にはどのようなものがあるのでしょう。
その特徴には、以下の3つがあります。

1. 割り切るのが早い
2. 自分を信じている
3. 明確なプランがある

特徴を、それぞれ詳しくみていきます。

特徴①：割り切るのが早い

気持ちの整理が上手な人は、割り切るのが早いのが特徴です。
つまずくようなことがあっても、そこで立ち止まらずにダメなものはダメとすぐに切り離すことができます。

どうしても切り離せないときは、失敗したことをバネにする力を持っているのです。
「こうしてダメだったのだから、次は違う方向でやろう」と成功のためのステップだと考えています。

無理なことを何度も繰り返して失敗するよりも、多くの視点から物事をみる力にたけているのです。

特徴②：自分を信じている

自分を信じている人は、気持ちの整理が上手な人です。
他の人からみてダメな部分も自分の大切な一部だと考えています。

そのため、周囲からなにをいわれようと最後までやるとげる力を持っているのです。
他の人からのダメ出しは、非難ではなく自分へのアドバイスだと受け取ります。

ことごとく注意してくる人や違う意見の人とも積極的にコミュニケーションをはかるのです。
これは、まさに自分を信じているからできる行動でもあります。

誰もが見習いたい部分ですよね。

特徴③：明確なプランがある

気持ちの整理が上手には、明確なプランがあるのが特徴です。
今している仕事をどのくらいで終わらせるのか、どんな感じに仕上げるのかをきちんとプランとして立てています。

仕事だけでなく、人生のプランも明確です。
どんな人生を送りたいのか、5年後10年後の自分に向かって行動しているから今は目指すところまでのプロセスだと考えています。

失敗も成功するために必要なこと、例え失恋しても次にはもっと素敵な人と出会うステップなのだと信じているのです。

気持ちの整理が下手な人の特徴

気持ちの整理が下手な人の特徴にはどのようなものがあるのでしょう。
その特徴には、以下の3つがあります。

1. 感情表現が苦手
2. 悪い方向にばかり目がいく
3. 誰も信用できない

特徴を、それぞれ詳しくみていきます。

特徴①：感情表現が苦手

感情表現が苦手な人は、気持ちの整理が下手です。
感情表現は他の人へ自分がどう感じているかを伝えるツールです。

人は言葉を使ってコミュニケーションをとりますが、感情は言葉を使わないでも伝わる非言語コミュニケーションです。
思っていることを顔やリアクションにださないことは悪いことではありませんが、周囲の人に感じ取ってもらえないためフォローを受けにくくしてしまいます。

特に、心底辛い気持ちを抱えているときは誰かの力が必要です。
感情表現が苦手なことで、他の人の助けを受けにくくしていることに気がつきましょう。

特徴②：悪い方向にばかり目がいく

気持ちの整理が下手な人は、悪い方向にばかり目がいくのが特徴です。
自分がラッキーだったことよりも、アンラッキーだったことばかりをみてしまいます。

占い結果でも良い部分だけをみる人と悪い部分をみる人では、占ったあとの考え方や行動に違いがでてきますよね。
悪い方向に目がいくことで、自分をダメな方向に導いてしまうのです。

ただ、これは考え方のクセでもあるのですぐに直せるものではありません。
幼い頃、親に怒られてばかりいた子どもが成長するとなりやすい考え方です。

特徴③：誰も信用できない

誰も信用できない人は、気持ちの整理が下手な人です。
ささいなことでいじめを経験した人に多い考え方でもあります。

人を信用することができないために、相手と距離を置いてしまうことがクセになっています。
さらに、自分の気持ちとも向き合うことを拒否してしまうので、どうしたいのか、どうありたいのかを自分で理解することが難しく気持ちが常に不安定なのです。

誰も信用できないことはとても苦痛なことです。
まずは自分を信じることから始めてみると気持ちも少しずつスッキリしてきますよ。

気持ちの整理がつかないときのNG行動

気持ちの整理がつかないときのNG行動にはどのようなものがあるのでしょう。
NG行動には、以下の3つがあります。

1. 愚痴ばかりをいう
2. お酒を飲みすぎる
3. 他の人の意見を聞かない

NG行動を、それぞれ詳しくみていきます。

NG行動①：愚痴ばかりをいう

気持ちの整理がつかないときに、愚痴ばかりをいうのはNG行動です。
愚痴をいい続けるその悪い言葉が自分に跳ね返ってきます。

愚痴をいえばいう程、自分の運気を悪くしているのです。
それだけでなく、他の人からも文句ばかりいう人だという印象を持たれてしまいます。

周囲にいる気持ちが乱れている人を観察してみましょう。
口をひらけば人の悪口や愚痴ばかりですよね。

その言葉自体が自分の気持ちをゴチャゴチャにしているのです。

NG行動②：お酒を飲みすぎる

気持ちの整理がつかないからといって、お酒を飲みすぎるのも良くない行動です。
お酒を飲んで酔っているうちは自分の気持ちと向き合わずにいられますが、酔いが冷めたときには自己嫌悪が深くなっています。

さらに、お酒を飲みすぎることで内臓に負担をかけるので健康を損なう可能性も強くなります。
不健康な体になれば気持ちの整理どころか、今度は自分自身がやりたいこともできなくなってしまうのです。

時には気持ちを楽にするために少しほろ酔いくらいのお酒は酔いですが、お酒を飲みすぎるのは注意が必要です。

NG行動③：他の人の意見を聞かない

気持ちの整理がつかないときのNG行動として、他の人の意見を聞かないのも良くありません。
自分の気持ちばかりを相手に押しつけていては、なにも解決しないばかりか状況を悪化させてしまいます。

他の人の意見にはあなたの気持ちを整理するヒントがあります。
特に、同じ言葉をなんども耳にするようなら、それがあなたへのメッセージである可能性が高いのです。

自分の気持ちを一度置いて、他人の意見を聞く側にまわってみましょう。

気持ちの整理するのに必要な期間

気持ちの整理をするのに必要な期間は、人によって異なります。
気持ちを乱れさせている原因が、すぐに解決できるようなものであればすぐに整理をすることも可能なのです。

ただ、もともとの考え方やひとつのことに執着してしまう傾向があるといつまでたっても気持ちは穏やかになりません。
周囲にいる人たちが、常に心が穏やかで満たされているようにみえていても意外と気持ちの整理が上手くいかずに悩んでいる人が多いのです。

あなたの近くに気持ちの切り替えが早い人がいれば、どうやって切り替えているのか聞いてみましょう。
さらに、その人の行動や考え方をマネしてみるのも良い方法です。

気持ちの整理をつけたいときは新しいことをしてみよう

どの人も毎日を穏やかに過ごしているようにみえますが、実際には多くの悩みごとを抱えて生活しています。
日々心を乱す出来事で溢れているのです。

まずは、気持ちの整理がつかないのは自分だけだと考えずに、表面には出さないけれど他の人も抱えている問題でもあります。
どうして、早く気持ちの整理をつけたいときは新しいことをしてみましょう。