吹奏楽あるある34選!楽器別の性格傾向や演奏中などのおもしろネタまとめ
学生時代、文化部の中で1、2の人気を誇った吹奏楽部。 楽器のかっこよさに惹かれて入部したものの、意外とハードな練習に音を上げそうになった人も多いのではないでしょうか。 今回は経験者なら誰もが納得のあるあるネタから「そうだったの?!」と驚くおもしろネタまで、吹奏楽部にフォーカスを当てました。 ぜひ学生時代を思い出しながらご覧くださいね。
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文化部の花形といえば吹奏楽部!
運動部ではサッカー部や野球部が人気ですが、文化部の中での花形といえば吹奏楽部です。
コンクールなどの大会や文化祭での演奏など活躍の舞台が多く、文化部の一軍的存在なのです。
しかしいざ入部してみると、華やかな舞台とは裏腹の厳しい練習が待っています。
だからこそ、それを乗り越えて披露できる演奏の場では大きな達成感が感じられるものです。
学校を卒業してもその感動を忘れることはないでしょう。
それと同時に吹奏楽経験者なら思い出す「吹奏楽あるある」、今回はそれをまとめてみました。
吹奏楽あるある【演奏中編】
吹奏楽経験者なら誰もが納得できるあるあるをご紹介します。
演奏中のあるあるにはどのようなものがあるのでしょうか。
あるある①:演奏中に眠くなる
オーケストラ演奏やオペラなど、楽器の演奏を聴くと眠くなってしまう人は多いですよね。
楽器を演奏している側からしてもそれは同様です。
合奏練習中などでパートごとの指導が続くと、どうしても平坦な演奏になりがちです。
楽器の音色をBGM代わりにうとうとしてしまう人は少なくないでしょう。
そんなときに突然激しい場面に切り替わり、焦って起きるまでが定番です。
パーカッションパートでのうとうとは特に注意が必要ですよね。
あるある②:譜面台を倒して焦る
譜面台ってどうしてあんなに倒れやすいのでしょうか。
ちょっと腕が当たっただけで、ガッシャーンと大きな音を立てて倒れてしまうのです。
合奏中にそれが起きると非常に焦ります。
ふとした拍子にネジがゆるみ、楽譜ごと下に落ちるのも日常茶飯事です。
本番前はそれが心配の1つでもありますよね。
譜面台を置く位置やネジの締めもしっかり確認して舞台に上がったものです。
あるある③:1人ずつ吹かされる恐怖
パート練習しかり、合奏練習しかり、1人ずつ吹かされるのは恐怖でしかありません。
苦手な部分に限って吹けと指名されるのはなぜでしょう。
全体練習での指名はもはや公開処刑でしかありません。
これを経験すると、やっはりソロってすごいなあ…と実感するものです。
顧問の前では苦手な部分は何食わぬ顔で必死に隠したという人もいるでしょう。
それほど吹奏楽部員にとって1人演奏は恐怖だったのです。
あるある④:楽器をぶつけて「痛っ」
長い時間を楽器と一緒に過ごしていると、楽器は身体の一部のような扱いになってきます。
自分が痛い思いをしたわけではないのに、ぶつけて「痛っ」と言ってしまうのはそのせいでしょう。
自分のせいで楽器をぶつけてしまったら、楽器に謝る人もいますよね。
逆に部員の楽器に当たってしまったらその楽器に「ごめん」と言ってしまうのもあるあるです。
中には楽器に名前をつけていたなんていう人もいたのではないでしょうか。
あるある⑤:突然垂れてくる唾
吹奏楽部員の必須アイテムにタオルやティッシュがあります。
手を拭くためではなく、唾を吹くためですよね。
楽器はどうしても息を吹き入れている分、中に唾が溜まってしまいます。
定期的に抜いていても演奏中に垂れて焦った経験はありませんか。
楽器は定期的なメンテナンスが必要ですが、クリーニング用のフロスは匂いを嗅ぐのも恐怖ですよね。
あるある⑥:どこを演奏中かわからなくなる
意外と全体練習になると順番が回ってくるまでの時間がかかります。
しかも似たようなフレーズが多いと、他の楽器までリズムを把握するのは大変ですよね。
そのため少しぼーっとしてしまい、「はい、次!」と言われるとプチパニックです。
そんなときには急いで近くの人の譜面をチラ見して合わせます。
練習するパートも行ったり来たりなので、気が抜けないんですよね。
あるある⑦:ミスで視線を感じる
どの楽器も音を外してしまうと非常に目立ちます。
そもそもの音が大きいので、意外と離れていてもミスをした人までわかってしまうんですよね。
特に木管楽器のリードミスは、誰もがやりたくないミスの1つでしょう。
一方でミスをしたときにリードのせいにするというのも木管ならではのあるあるです。
ミスして見られるのは嫌ですが、人がしたときにはつい見てしまうものです。
吹奏楽あるある【楽器別の特徴編】
楽器にはそれぞれのイメージがありますが、演奏者にもその特徴が現れるようです。
楽器別の特徴を見ていきましょう。
あるある①:金管と木管で派閥ができる
吹奏楽部の中でもさらに花形といわれる楽器があります。
それは金管楽器の代表トランペットと木管楽器の代表サックスです。
どちらも演奏のメインになるメロディーを担当し、ソロも多い楽器です。
自分が演奏を引っ張っていくという意識が強いので、ときに他の楽器を巻き込んでバトルのようになることもあります。
吹奏楽部員同士の仲が悪いということはないのですが、なんとなくの派閥ができてしまったりします。
あるある②:パーカッションの疎外感
金管とも木管ともいえないパーカッションは、同じ吹奏楽の仲間とはいえどことなく別格の扱いになります。
パーカッションはその中での関係が濃く、雰囲気も他とは少し違うのが吹奏楽のあるあるです。
合奏練習の際も、金管木管とは別で練習を求められたりするのも理由かもしれません。
数多くの楽器を扱い、パーカッション専用の譜面を読めるので吹奏楽部員の中でも意外と注目を集める楽器でもあります。
あるある③:唇を見れば楽器がわかる?
吹奏楽は見学や体験入部で憧れの楽器を見つけて本格的に入部という人が多いでしょう。
しかしどの楽器になるかは顧問や外部指導の先生、先輩の意向などが関わり、希望通りにはいかないものです。
楽器選びのポイントの1つが唇の厚さです。
マウスピースとの相性があるので、例えば唇の厚い人がホルンをやりたいと言っても不向きと判断されてしまうでしょう。
あるある④:楽器ごとに「可愛い」が違う
どの楽器にも当然可愛い子はいますが、楽器ごとに可愛いとされる子のタイプが違うようです。
それには楽器ごとの雰囲気が影響しているといえるでしょう。
例えばトランペットやサックスでは活発で華のある子が可愛いとされますが、フルートなどでは控えめな子が可愛いとされます。
先輩に可愛がられる子のタイプも楽器ごとに異なるのです。
あるある⑤:体格がいいと無条件でチューバ
これは吹奏楽部ならではの少し悲しいあるあるかもしれません。
背が高かったり体格のいい人、男子部員は無条件でチューバなどの大きな楽器に回されがちです。
大きい楽器は扱いが難しく、肺活量も必要です。
さらに校外練習やコンクールの際は自分たちで楽器の運搬をする必要があるため、どうしても力のある人が選ばれるのは仕方のないことかもしれませんね。
吹奏楽あるある【楽器別の性格傾向編】
吹奏楽部内では楽器毎に独特の雰囲気があったりしますよね。
楽器別の性格傾向あるあるをご紹介します。
あるある①:トランペット・サックスは目立ちたがり
吹奏楽の中でもさらに花形のソロパートの多いこの楽器は、目立ちたがりの人が多いでしょう。
ムードメーカーとなり、練習も引っ張っていくタイプの人が多い傾向にあります。
トランペットはサバサバしていて白黒はっきりつけたがるタイプの人が多いでしょう。
サックスは自己主張が強く、自信家な一面があります。
そのために吹奏楽部内で対立してしまうこともありますが、チームをさせる強さがあります。
あるある②:クラリネットは不思議ちゃん
クラリネットは深みのある音色で、パート練習だけでも音の厚みが出て魅力の多い楽器です。
人数が多いパートでもありますが、反発し合わないやわらかさがある人が多い傾向です。
その中でもパートリーダーはしっかり者が毎年選ばれ、引き継がれていきます。
不思議ちゃんキャラをまとめる力量がある人でなくてはなりませんからね。
あるある③:フルートはお嬢様気質
フルートは繊細な音色で演奏に華を添える役割を担います。
おっとり系で誰とでも分け隔てなく接することのできる人が多いでしょう。
一方で、木管の中では先陣を切ってメロディを作っていくパートが多いので、意外と自己主張は強めです・
細かいリズムを性格に決めていくので完璧主義のお嬢様気質ともいえるかもしれませんね。
あるある④:トロンボーン・ホルンはのんびり屋さん
トロンボーンやホルンは比較的ベースを担当することが多い楽器ですが、吹奏楽部内でのファンが多い楽器でもあります。
物静かで知的なのんびり屋さんが多いといえるでしょう。
トロンボーンは吹奏楽をする誰もが一度は憧れる楽器で、そのシルエットが特徴的です。
ホルンは温かみのある音色が心地よい楽器といえます。
着実に淡々と練習をこなす姿は吹奏楽部内でもある意味珍しく映ることでしょう。
あるある⑤:ユーフォ・チューバは愛されキャラ
低音担当のユーフォやチューバは、吹奏楽の縁の下の力持ち的な存在です。
ソロパートは稀ですが、低音のリズムが曲を支え、迫力のある演奏で曲に味わいを足してくれる魅力の多い楽器なのです。
入部当初は正直あまり人気のない楽器ではありますが、ひたむきに頑張る愛されキャラとして吹奏楽には欠かせない存在です。
知れば知るほど味が出てくる楽器といえるでしょう。
吹奏楽あるある【恋愛編】
女性部員の多い吹奏楽部では、恋愛にもそれが影響してきます。
男性部員との関係についてもご紹介します。
あるある①:貴重な男子部員がかっこよく見える
吹奏楽部はどうしても女子の部活というイメージがあり、中には男子生徒は数人という学校もあるでしょう。
社会人サークルで吹奏楽を始めた人からすれば、意外なことかもしれませんね。
そんな環境での男子部員という存在は、なんとなくかっこよく見えてしまうものです。
それが先輩で演奏も上手いともなれば数割増しで魅力的に見えることでしょう。
女子が多い分、対応にも慣れているのでスマートな印象に映るのかもしれませんね。
あるある②:彼氏ナシの先輩がお局様化
基本的に部活内での恋愛が望めないので、彼氏ができるかどうかは個々の頑張り次第です。
部活動並みに上下関係が厳しいところもあるので、先輩が彼氏ナシの場合、彼氏の存在は隠すのが暗黙の了解になる場合もあるでしょう。
仮にその相手が同じ吹奏楽部の先輩だった場合、一瞬でその噂は広がります。
女子の先輩からの目が厳しくなることは確実なので、対応に困るという経験をした人も珍しくないでしょう。
あるある③:サッカー部・野球部の彼氏率が高い
部活内に男子が少ないとはいえ、応援に出かけることの多いサッカー部や野球部との接点は増えるでしょう。
そのおかげもあり、運動部の彼氏がいる人の割合は高くなります。
さらに友達同士を連れての付き合いが増えていくと、吹奏楽部女子とサッカー部男子のカップルのような組み合わせがますます増えていくのです。
あるある④:他校の吹奏楽部男子との恋愛は憧れ
吹奏楽部が運動部並みと言われるのは、校外活動での挨拶も1つの理由です。
学校や年齢関係なく、すれ違う人には挨拶をするのが当たり前なのです。
そんな環境ではありますが、実際に他校の男子生徒と話して仲良くなるのは簡単ではありません。
だからこそ他校の吹奏楽部男子との恋愛は憧れなのです。
あるある⑤:土日のデートは貴重
練習がハードな吹奏楽部はコンクールなどの本番前は土日ともに1日練習は当たり前です。
そのため土日の丸1日休みは貴重で、デートを楽しむチャンスなのです。
逆に平日は運動部が終わる時間まで練習があるので、一緒に帰れるというのはメリットかもしれませんね。
吹奏楽あるある【日常生活編】
職業あるあるの話しはよく聞きますが、吹奏楽にも同様のものがあります。
日常生活で起こるあるあるな言動を見ていきましょう。
あるある①:筋トレは日常
文化部だからと安心はできないのが吹奏楽部です。
腹筋や背筋は部活開始時のトレーニングに組み込まれていて、肺活量のためにランニングが必要なところもあるほどです。
きれいな姿勢での演奏をするため、腕をしっかり上げるせいで腕にも筋肉がつきます。
さらに楽器の運搬で校内を何往復もしたり、意外と体力や筋力が必要なのです。
あるある②:頭の中で曲がリピート
練習中の曲は頭の中でリピートしてしまうのは音楽系の部活共通でしょう。
コンクール前になるとひたすら苦手パートのイメージトレーニングに励んだ人も多いはずです。
しかしふとしたときに続きのメロディーを忘れてしまい、慌てて譜面をとり出すことも珍しくありません。
頭の中でも完奏するとすっきりします。
あるある③:声で一人演奏会が始まる
それがさらに進むと声に出して自分のパートを歌うようになります。
合いの手のように他のパートのメロディーを加えればまるで一人演奏会です。
部活内で誰かが歌い始めるとみんな参加して大合唱になります。
コンクールに向かうバスの中ではよく見られる光景ですよね。
あるある④:ノートはきれいに書きたい
初めて吹奏楽部員の譜面を見た人はその汚さに衝撃を受けるでしょう。
イジメ…?と勘違いしてしまいそうなぐちゃぐちゃの書き込みがされた譜面も珍しくありません。
そんな吹奏楽部員だからこそ、落ち着いて書けるノートは人一倍丁寧に書こうとするでしょう。
しかし結局はいつものクセが出て断念してしまいがちです。
あるある⑤:間接キスに抵抗がなくなる
吹奏楽をやっていると喉は乾くし、リップを塗ってもすぐとれてしまいます。
そのため、「ちょっと頂戴」「リップ貸して」が当たり前です。
お互いの楽器に憧れがあると、交換して吹かせてもらうことも出てきます。
そのため間接キスへの抵抗感がだんだん薄れてくるのです。
あるある⑥:姿勢が良くなる
吹奏楽をしている人は決まって座るときの姿勢がいいといえます。
椅子の背もたれは使わず、3分の1くらいの浅さで座ることが習慣になっているのです。
楽器によっては若干脚を開いたり、片足を伸ばすのをクセにしている人もいるので、座り方はかなり個性が出るといえるでしょう。
重い楽器を支える必要があるので腰痛持ちの人も多くいます。
あるある⑦:弾けないのにピアノ伴奏を頼まれる
吹奏楽部であれば当然楽譜は読めますし、リズムをとることはできます。
しかしピアノが弾けるかといわれれば全くの別問題ですよね。
そもそも楽器は単音しか出ない場合が多く、和音の譜面はスコアでない限り普段見ることはありません。
さらに両手を使ったピアノとなればさらに困難であるにも関わらず、吹奏楽部だからという理由でピアノが弾けるというイメージを持たれてしまうのです。
吹奏楽あるある【顧問編】
吹奏楽部顧問も部員同様やっぱり個性的?
部員同士のネタにもなりがちな顧問のあるあるをご紹介します。
あるある①:指示が擬音とアクション
曲のイメージを共有するため、顧問が使うのは擬音とアクションやメインです。
「ここはグーンと伸ばしてパーン!」といった、「???」となってしまうような表現が多いでしょう。
身振り手振りも大きく、演奏中も気になって見てしまうほどです。
指示内容が言葉で書きにくいので譜面もニュアンスでのメモになり、あとで見たら意味不明ということも珍しくないでしょう。
あるある②:突然のぶちギレ
これは吹奏楽経験のない人でも音楽の先生を思い出してもらえると想像できるかもしれません。
いきなりキレて教室を出ていき、慌ててクラス委員の生徒が謝りに行くということはありませんでしたか。
吹奏楽部顧問も同様で、突然のぶちギレに戸惑うことがあります。
そのあと部員の話し合い、部長が泣いて副部長と顧問の元へ…が流れです。
あるある③:自分のミスはスルー
部員のミスには厳しい顧問も、自分のミスは完全スルーがお約束です。
指揮のタイミングをミスしても何事もなかったかのように振舞うか、何食わぬ顔でやり直しをするかでしょう。
理不尽さを感じても耐えるしかありません。
指摘しようものならあとでめんどくさいことになるのは目に見えていますからね。
あるある④:合奏には遅れてくる
吹奏楽部の練習は楽器ごとのパート練習がメインです。
だからこそ合奏練習は貴重で、厳しい指導もありますがなんだかんだで楽しい時間でもあります。
「今日は○時から合奏ね!」と言われていても遅れてやってくるのは決まって顧問です。
だからといって気が抜けないのが怖いところです。
あるある⑤:誰も見ていない中指揮をする
練習を始めて間もないタイミングや難しい曲では指揮を見る余裕がないことが多々あります。
そんなときに指揮を見るよう言われても難しいですよね。
それも顧問はわかっているので、誰も見ていないと知りつつも指揮をするのです。
厳しいところもありますが、生徒思いの先生なんですよね。
学生時代のいい思い出!吹奏楽あるある
吹奏楽経験者は懐かしく思うあるあるネタもあったのではないでしょうか。
多くの時間を過ごした仲間との思い出はかけがえのないものですよね。
今は楽器を演奏する機会がなくなってしまったという人も、また音楽に触れる機会を持ってみてはいかがでしょうか。
昔の仲間との再会の機会を設けてみても素敵ですね。
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