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オタサーの姫とは?

お姫様のような女性

オタサーの姫とは、オタク向けサークル内限定の姫の略語です。
オタク向けサークルとは、主に漫画やアニメに関するサークルを指し、作品を鑑賞したり自主製作したり、幅広い活動を行います。

このようなサークルは男性の割合が多い傾向にあり、女性メンバーの存在は貴重です。
オタサーの姫とはその貴重性を指し、男性が大半を占めるサークルの中で、まるでお姫様のような扱いを受けている女性のことを言います。

オタサーの姫の特徴【性格編】

お姫様のように振る舞う女性

オタサーの姫とは、具体的にどのような特徴を持っているのでしょうか。
姫と呼ばれる彼女たちが持つ5つの特徴を、詳しく紹介します。

  1. さびしがり屋
  2. 気配り上手
  3. 自分が中心
  4. 甘え上手
  5. 嫉妬しやすい

特徴①:さびしがり屋

オタサーの姫は、さびしがり屋な性格の人が多いです。
彼女たちは、いつも周りに誰かがいてほしい、と思っています。

基本的に、一人で行動するのは不得意です。
サークルの仲間など、誰かと一緒に何かをするのを好みます。

常に誰かと一緒に居たい。
オタサーの姫は、そんなさびしがり屋な一面を持っているのです。

特徴②:気配り上手

意外な特徴ですが、オタサーの姫は意外と気配り上手。
周囲への気配りを忘れずきちんと行うことで、周りから姫として扱われます。

オタサーの姫は、男性の割合が多いサークルの中で貴重な女性なら絶対になれる、という簡単な条件ではありません。
周囲から好かれてお姫様のように扱われるには、それなりの努力が必要なのです。

そのうちの一つが、他人への気配り。
姫と呼ばれ他人からちやほやされるような人は、ただそこに居るだけでなく他人への気配りを忘れません

特徴③:自分が中心

オタサーの姫というのは、常に自分が中心と思っています。
周りへの気配りは忘れないけれど、何をするにも自分の意見が最優先、という思考が強い傾向にあるのが特徴です。

自己中心的な性格とも言えますが、周りを傷付けようという悪意はありません。
自分がちやほやされるのが前提条件で、そのために周りをある程度コントロールしているのです。

特徴④:甘え上手

周りからお姫様のように扱ってもらうために、オタサーの姫が使う武器です。
女性の特権である異性への甘えを最大限に活かし、周囲の男性を魅了します。

甘え上手は、ただのわがままではありません。
相手に要求しても無理のない範囲を上手く見極めて、甘えているのです。

オタサーの姫というのは、特に甘え上手な一面を持っています。
男性ばかりの環境なので、少しくらいあざとくても咎められません。

特徴⑤:嫉妬しやすい

オタサーの姫の性格は自分が中心、というのは先述の通りですが、これがうまくいかないと機嫌を損ねてしまいます。
つまり、自分以外の女性がちやほやされているのを見ると、すぐに嫉妬してしまうのです。

周りの男性は自分をお姫様のように扱ってくれるのが当たり前、と思っています。
付き合っていないのに「自分だけのもの」と認識している面があり、このためサークルメンバーが他の女性にいい顔をすると、つい嫉妬してしまうのです。

オタサーの姫の特徴【言動編】

お姫様のような言動をする女性

オタサーの姫と呼ばれる人の言動には、他では見られない特徴があります。
具体的にどのような言動をとるのか、8つの特徴をご紹介。

  1. 距離が近い
  2. アニメ声で話す
  3. 人見知り
  4. 相手を褒める
  5. 周囲を観察している
  6. 男性に優しい
  7. 自分を卑下しない
  8. 承認欲求が強い

特徴①:距離が近い

オタサーの姫は他人との距離が近い傾向にあります。
内向的なイメージとは少し離れているように感じますが、意外と積極的なのがオタサーの姫の特徴の一つです。

女性慣れしていない人の場合、距離が近いだけでドキドキしたり、相手に好意を抱いたりしやすいもの。
彼女たちは、こんな男性心理を利用して、物理的な距離を意識して近付けて、相手の心を射止めます。

距離を近付けるのはオタサーの姫だけに限らず、女性が気になる男性に対してする行動の一つです。
しかし、オタサーの姫はこのような行動を周囲の男性、不特定多数に行います。

特徴②:アニメ声で話す

これはオタサーの姫特有のものです。
アニメ声とは、鼻にかかったような独特な高音で、名前の通りアニメに出てくる女性キャラクター、特に可愛らしいキャラが使う声を指します。

現実世界ではあり得ない、もしくはあまり聞き慣れないアニメ声で話すのは、オタサーの姫特有のものです。
アニメでしか聞けない声音で話されると、オタクの男性たちはついときめいてしまいます。

特徴③:人見知り

オタサーの姫は、周囲の男性からちやほやされますが、それはあくまでサークル内での話です。
それ以外の場所では自分から話しかけるのは苦手で、どちらかと言えば人見知りの傾向にあります。

たとえ姫のような扱いを受けていても、彼女たちもオタクです。
狭いコミュニティから抜け出せば、オタサーの姫特有の特徴は、周囲から浮いて見えてしまいます。

オタサーの姫、という扱いはかなり限定的なもので、サークル以外では大人しく人見知りになりがちです。

特徴④:相手を褒める

ただそこにいるだけでは、お姫様としてちやほやしてもらえません。
お姫様扱いをしてもらうには、その分他人に何かしてあげる必要があります。

具体的には、相手を褒めるといった行為です。
例えば相手の意見に対して、「そんな考え方ができるなんてすごい」といった風に、相手を肯定しながら褒めてあげます。

人間は褒められると承認欲求が満たされ、相手に好意を抱くもの。
オタサーの姫はこの心理をうまく活用して、姫としての地位を確立しているのです。

特徴⑤:周囲を観察している

周囲を注意深く観察するのも、オタサーの姫の特徴。
他の女性と比べて独特な面を持っている彼女たちですが、空気が読めないわけではありません。

むしろ、サークル内の空気を敏感に捉え、自分がお姫様扱いをしてもらうにはどうすればいいか、これを常に考えて行動しています。
彼女たちは周囲を注意深く観察して、自分にとって利になるような言動を取っているのです。

特徴⑥:男性に優しい

男性に優しいのはオタサーの姫の特徴であり基本です。
他の女性と違うポイントが、どんな男性にも優しいという点。

オタクのサークルに集まる男性の中には、クセの強い人もいるかもしれません。
そんな人に対しても、オ彼女たちは平等に優しく接してくれるのです。

どんな人に対しても優しく、自分が姫になるように好意を抱いてもらう。
オタサーの姫と呼ばれている人たちは、意外と計算深いと言えます。

特徴⑦:自分を卑下しない

オタサーの姫は自分を卑下しません。
一定の謙遜はしますが、それは卑下ではなくあくまで謙遜です。

彼女たちは、姫として扱われるからこそ「オタサーの姫」と呼ばれます。
自分を卑下するような言動を取るのはマイナスポイントで、姫というイメージを自ら壊す行為なのです。

オタサーの姫という、ある種の幻想を守るために、彼女たちは自分を卑下する言動は意識して慎みます。

特徴⑧:承認欲求が強い

オタサーの姫に限った話ではありませんが、承認欲求が強い方はオタサーの姫に多く見られます。
相手から認めてもらうことを喜びとしており、その結果がサークル内でのお姫様扱いなのです。

周囲から「可愛い」とちやほやされることで、彼女たちの承認欲求は満たされます。
男性に優しくする、褒めるといった行為も、自分の承認欲求を満たすためのものにつながるのです。

オタサーの姫の特徴【髪型・ファッション編】

ロリータ系の女性

オタサーの姫はヘアスタイルやファッションにも特徴が出てきます。
以下では、数ある特徴の中でも独特な3つを紹介。

  1. フリフリなファッションが好き
  2. ツインテール
  3. 黒髪

特徴①:フリフリなファッションが好き

オタサーの姫はフリルやレースをふんだんに使った、フリフリのファッションを好んで着ます。
いわゆるロリータ系に近いファッションで、幼く可愛らしい印象が特徴的です。

フリフリファッションはワンピース、もしくはスカートが鉄板。
オタサーの姫はパンツスタイルやキレイめコーデとは反対の、流行をあまり意識しない独自の洋服を着ます。

特徴②:ツインテール

オタサーの姫のヘアスタイルと言えば、特徴的なツインテール。
オタサーの姫だけに見られる特別変わったヘアスタイルではありませんが、傾向としてツインテールにしている人が多く見られます。

ツインテールは可愛らしく、どこか幼いイメージを与えるヘアスタイルです。
また、大人の女性ではあまり見ないヘアスタイルなので、アニメやゲームなどの非現実感を味わうことができます。

このような理由があり、彼女たちのヘアスタイルはツインテールが多い傾向にあるのです。

特徴③:黒髪

黒髪は大人しく清楚なイメージを与えます。
この2つは、オタサーの姫に求められる条件の中でも重要な要素です。

理想的なのは、一度も染めたことのない、ロングできれいな黒髪。
オタクの求める理想像は人により異なりますが、きれいな黒髪ロングが理想的だと考えている方は多い傾向にあります。

実際、一度も染めたことがなく、きれいなロングの黒髪の持ち主、というのはあまり見かけません。
非現実的な二次元の理想像を、オタサーの姫に対して強く求めているのでしょう。

オタサーの姫を好きになりやすい男性のタイプ

オタサーの姫を好きになりやすい男性

オタクの人すべてがオタサーの姫を好きになる、とは限りません。
オタサーの姫を好きになりやすいのは、具体的にどのような人なのでしょうか。

  1. 女性経験が少ない
  2. 優しくしてほしい
  3. 派手な女性が苦手

タイプ①:女性経験が少ない

女性経験が少ない人はオタサーの姫を好きになりやすい傾向にあります。
人により異なりますが、オタク気質の方はアニメやゲームが中心で、女性と付き合う、もしくは付き合うための努力に割く時間は少な目です。

このため、女性経験は他の男性より少ない傾向にあります。
そんな人が、どんな人にも平等に優しくて距離感が近い、という特徴を持つオタサーの姫と接したら、好きになってしまうのは仕方ないでしょう。

タイプ②:優しくしてほしい

これはすべての男性に言えることですが、女性に優しくしてもらえると相手に対して好意を抱くもの。
オタサーの姫は誰にでも平等に優しいという特徴を持っており、女性に優しくしてほしいと思っている男性にとってはまさに理想的です。

女性に対して、見た目の美しさより優しさを求めている人は、オタサーの姫を好きになりやすいと言えます。
彼女たちは自分がサークル内でお姫様として扱ってもらうためには、どんな男性に対しても優しく接するのです。

タイプ③:派手な女性が苦手

派手な女性が苦手な人は、反対のタイプともいえるオタサーの姫を好きになる確率が高いです。
彼女らは、清純でおとなしく、少女のような可愛らしさを持っています。

派手な女性、活発な人というのはエネルギッシュで魅力的ですが、エネルギッシュなタイプが苦手という男性も少なくありません
二次元的のようなキャラクターが理想的、という男性にとっては、オタサーの姫はまさに理想的なのです。

独特な特徴を持つオタサーの姫

独特な雰囲気を持つ女性l

オタサーの姫は一般的な人が持っていない、独特な特徴を持っています。
彼女たちにしかない特有の、これらの特徴が好きだ、という人は一定数いて、サークル内でお姫様扱いをするのです。

近年、「オタサーの姫」という言葉は広く浸透しています。
もし身近にオタサーの姫がいたらこの記事を参考にして、一風変わった彼女らと交流を深めてみるのも楽しいかもしれません。

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ライター
noel編集部

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