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入籍のタイミングは?プロポーズから結婚式当日までの流れ

まずはプロポーズする人

入籍のタイミング人により異なりますが、結婚式当日までの一連の流れは知っておきたいもの。
ここでは基本的な流れを紹介しています。

流れ①:プロポーズ

まずは相手へプロポーズすることから始まります。
お互い結婚に了承する意思を、きちんと言葉で伝えましょう

プロポーズのタイミングはカップルにより異なります。
近年では電撃婚といった風に、付き合ってすぐにプロポーズをするカップルも珍しくありません。

プロポーズの最適なタイミングは人それぞれ。
相手の気持ちを確かめつつ、タイミングを見極めましょう。

流れ②:お互いの家族に報告

プロポーズを終えたら家族へ報告をしましょう。
報告はタイミングを窺うのではなく、なるべく早く報告をするのが大切です。

家族への報告は電話やメールではなく、直接会って行いましょう。
結婚は二人だけでなく、それぞれの家族にも関わる重大なことです。

結婚は決定事項としても、まずは「会って欲しい人がいる」というお願いの姿勢を忘れないようにしましょう。
言い方を間違えてしまうと、トラブルの元になります。

流れ③:結婚指輪の購入

婚約指輪の購入は、婚約記念品として男性が購入するパターンが多いです。
ただし、プロポーズと一緒に婚約指輪を渡す方もいます。

プロポーズを了承してもらい、両親から結婚の許しを貰ってから購入する方は、このタイミングで婚約指輪を購入します。
ただし、場合によっては注文してから2ヶ月かかることもあるので、指輪の購入は計画的にしましょう。

流れ④:両家顔合わせ

自分の両親に結婚の許しを貰ったら、今度はお互いの家族と顔合わせをします。
両家の顔合わせとは、2人の家族が顔を合わせて食事をして親睦を深める場です。

これまで他人同士だった両家ですが、結婚を機に家族となります。
顔合わせはそのための第一歩で、重要な場でもあるのです。

食事をしながら親睦を深め、2人の家族が歩調を合わせて結婚式まで無事たどり着けるようにしましょう。
両家顔合わせのタイミングは、ぞれぞれのスケジュールなどをしっかり確認してから決めてください。

流れ⑤:結納

結納とは金品を両家で取り交わすことで、これを行うことで婚約が正式なものとして認められます
地域により内容は異なりますが、結納は両家の結びつきを深めることが目的です。

結納には、両家が顔を合わせず仲人を介して行う「正式結納」と、料亭などに両家が集まって結納品を交わす「略式結納」の2種類があります。
近年では、カジュアルに済ませる略式結婚が多いです。

結納のタイミングは、両家の顔合わせが終了した後が一般的。
日取りをきちんと決めて、結納の手続きを行いましょう。

流れ⑥:結婚式の計画を進める

両家の顔合わせが済んだら、式に向けて具体的な計画を進めていきましょう。
まずは2人のスケジュールを合わせて、日取りを調節します。

式場選びも大切です。
両家が訪れやすいエリアにする、予算を考えながら決めるなど、お互いの都合をよく考えて選びましょう。

いくつか候補を挙げたら、実際に式場に足を運び最終的な決定をします。
どんな結婚式にしたいのか、式場スタッフと話し合いながら計画を進めていきましょう。

流れ⑦:結婚式の最終決定

式場を選んだら、日程の最終決定をします。
衣装や料理、演出など結婚式の具体的な内容を決めて、招待客を選定しましょう。

招待客を決めたら招待状を発送します。
出欠席を確認したら、最終的な式の内容を決定し、当日に備えましょう。

結婚式は、さまざまな手続きや準備があり煩雑になりがちです。
最初にスケジュールを立てておけばスムーズに進めます。

流れ⑧:ハネムーン先を決める

結婚式の後、2人は新婚旅行へ出発します。
新婚旅行に行かないカップルもいますが、新婚旅行へ行く場合は結婚式の準備と並行しながら準備をしていきましょう。

ハネムーン先は海外も人気ですが、国内で2人の思い出の場所に行くのもおすすめ。
結婚してから初めての2人きりの旅行です。

結婚式の準備はとても忙しいので、コーディネーターを利用するなど、うまく負担を減らしていきましょう。

流れ⑨:会社や友人に報告

準備も終盤に差し掛かったら、タイミングを見計らって会社や友人などへ直接しっかりと報告をしましょう。
招待状を送る人は、送付前にしっかり報告してください。

その他の人には「結婚します」という報告をしましょう。
職場の場合、結婚するにあたり苗字や住所の変更などで手続きが必要になります。

事前にきちんと報告しておくことで、後々の手続きがスムーズに進められるので、報告はしっかり行いましょう。
ただし、報告が早すぎるとトラブルの元になる可能性もあるので、タイミングはしっかり見極めてください。

流れ⑩:結婚式当日

式場の選定、日取りなど、さまざまな準備が終わりゲストも決まったら、あとは結婚式当日を迎えるだけです。
式当日までは慌ただしい日々が続きますが、式の前日はしっかり休んでおきましょう

結婚式当日は2人が主役であると同時に、ゲストを笑顔にするのが仕事です。
式場スタッフと力を合わせて、最高の式にしましょう。

入籍をするタイミングが結婚式前のカップルの本音と理由

式前に籍を入れる2人

結婚式の前に入籍を済ませる人は多いです。
籍を入れるのは結婚式の前、という方たちの本音と理由について紹介。

  1. ゆっくり結婚式の準備をしたい
  2. マイホームの購入手続きのため
  3. 両親から親族にお披露目してからと言われていたから

本音・理由①:ゆっくり結婚式の準備をしたい

入籍をすると、住所や苗字の変更など、さまざまな書類の手続きが必要です。
これらの手続きは煩雑なもので、全て済ませた後に式の準備を始めたいと考える方は少なくありません。

籍を入れるタイミングを先にしておけば、気持ちにゆとりが生まれ、余裕をもって新生活の準備に取り掛かれます。
結婚式の準備は一朝一夕で終わるものではありません。

先に煩雑な手続きを終わらせてから、ゆっくりと結婚式の準備に取り掛かりたい。
そのように考えている人は多いようです。

本音・理由②:マイホームの購入手続きのため

入籍に伴い、戸籍などさまざまな書類が変更されます。
マイホームの購入や新居の賃貸を考えている場合、先に入籍を済ませておくのが一般的です。

先に入籍をして書類を変更しておけば、マイホームの購入時の書類手続きがスムーズに進みます
籍が変わると各所で書類変更が必要になるので、手続きを煩雑化させないために先に入籍を済ませたい、という本音が多数です。

本音・理由③:両親から親族にお披露目してからと言われていたから

結婚式の当日が、初めてお互いの親戚が勢ぞろいする場になった。
珍しくないことですが、中には結婚式より先に親族にお披露目をしたいと考えている方もいます。

そんな方は、タイミングを見計らい食事会をして、籍を入れてから結婚式、という流れになるようです。
親族のつながりが濃い家などは、まず何より先に新しい家族を紹介したい、という気持ちが強いのでしょう。

各家庭で親族の事情は異なります。
相手の家族の事情やタイミングを汲み取り、なるべく合わせてあげましょう。

入籍をするタイミングが結婚式後のカップルの本音と理由

式後に籍を入れる2人

籍を入れるタイミングは結婚式の前、というカップルがいる一方で、結婚式の後に籍を入れるパターンもあります。
籍を入れるタイミングを結婚式の後にするカップルには、どのような理由と本音があるのでしょうか。

  1. 両親の意向
  2. 入籍後にゆっくりしたかったから
  3. 式が終わるまで実家にいたかったから

本音・理由①:両親の意向

入籍のタイミングを結婚式後にするカップルのほとんどが、両親の意向によるものです。
入籍と結婚式の順番やタイミングを気にする、大安吉日に執り行いたい、従来からある家の決めごとなど、理由はさまざま

結婚式は2人の新しい門出のイベントですが、2人の家族にとっても重大なイベントです。
決められたタイミングやさまざまな意向は、ときに煩わしいと感じてしまう場面もあるかもしれません。

しかし、2人で勝手に決めて後からトラブルになるより、先に相談しておきみんなが納得するタイミングにする方がいいでしょう。
結婚後もスムーズな生活を送るには、2人の家の援助や理解は必要不可欠です。

本音・理由②:入籍後にゆっくりしたかったから

結婚式は一大イベントです。
イベントを先に終わらせてからタイミングを見計らい、入籍の手続きをすれば、籍を入れた後にゆっくりと新生活をスタートできます

入籍に伴う書類手続きは煩雑です。
先にイベントを全て終わらせてから手続きをすれば、2人のペースで進められます。

本音・理由③:式が終わるまで実家にいたかったから

実家暮らしの方に多く見られる本音です。
特に女性の場合、入籍と同時に相手の家に籍が変わってしまいます。

両親としても、子どもがいなくなってしまうのは寂しい、というのが本音です。
このため、結婚式が終わるまで家にいてほしい、もしくは家にいたい方は、入籍を後回しにします。

籍を入れるタイミングはこれ、と決まっているわけではありません。
各家庭の事情や2人の希望に合わせて、入籍を行いましょう。

入籍をするタイミングが結婚式当日のカップルの本音と理由

式と入籍が同じ時期の2人

入籍は式の前後にする方もいれば、入籍当日に式を挙げる方も珍しくありません。
ここでは、同時進行で入籍と式を挙げる方の、理由や本音を3つ紹介します。

  1. 記念日が増えるから
  2. 新しい一歩は同じ日にしたいから
  3. 一緒に入籍書類を提出したかったから

本音・理由①:記念日が増えるから

式と入籍を別の日にすると、記念日が2つになってしまいます。
記念日が増えるのはいいことだという考えもありますが、同日にするカップルは記念が増えるのを避けたい、というのが本音のようです。

特に入籍と結婚式は、2人にとって重要な日となります。
記念日を忘れてしまい後から重大なトラブルになった、というケースも珍しくありません。

また、記念日が増えてしまうと覚えられない、という方もいます。
一緒にすれば分かりやすいので、毎年お祝いがしやすくなるでしょう。

本音・理由②:新しい一歩は同じ日にしたいから

入籍も結婚式も一大イベントです。
この一大イベントを同日にすることで、新しい一歩を歩み始めたという意識を強く持つことができます。

2人の人生の幕開け、入籍と挙式は同じ日にしたい。
そんな考えを持っているカップルが、式と入籍を同じタイミングで行います。

本音・理由③:一緒に入籍書類を提出したかったから

入籍は役所に各種書類を提出する必要があります。
手続きをまとめて簡単にしたい方は、挙式当日に入籍の書類を提出するようです。

お互いの仕事の事情や私生活など、休みが合わないカップルは珍しくありません。
また、役所は土日祝が休みになるので、一緒に提出に行くのはなかなか難しいもの。

そこで式の当日に書類を届ければ、わざわざ日程を合わさなくても一緒に提出ができます
結婚に対する意識が高まるでしょう。

入籍日の決め方

相談する2人l

入籍日の決め方、タイミングは人により異なります。
以下によく見られる4つのタイミングを紹介するので、悩んでいる方は参考にしてみてください。

  1. 縁起のいい日
  2. 2人の記念日
  3. 両家の都合
  4. 覚えやすい日

決め方①:縁起のいい日

入籍日の決める方法の中でも、多く見られる一般的なタイミングです。
大安吉日など、縁起のいい日をタイミングに籍を入れる方は多く見られます。

縁起のいい日に籍を入れるのはゲン担ぎで、2人が夫婦として末永く幸せに暮らしていけるように、という願いが込められているものです。
もしくは、仏滅に籍を入れてしまったのでうまくいかなかった、といった後悔をしないように、縁起のいい日を選んでいるパターンもあります。

決め方②:2人の記念日

2人の記念日をタイミングに籍を入れる方も多く見られます。
例えば初めてデートをした日や告白した日など、まだカップルだった2人の記念日に籍を入れることで、より特別な思い出の日にできます。

また、記念日にすればお互い覚えやすいですし、お祝い日を増やすことなく負担が減らせます。
ロマンチックな理由もあれば、意外と現実的な考え方をする人も多いようです。

決め方③:両家の都合

両家の都合により入籍日のタイミングを決めるカップルは珍しくありません。
入籍は2人がメインですが、その2人にも家族がいます。

家族の考えを丸ごと無視して籍を入れてしてしまえば、のちのトラブルにつながる恐れも。
家ごとに事情があるのを理解して、家の都合で決めなければならない場合はしっかり話し合いましょう

特に希望がなければ両家にお任せするのもいいですが、せっかくの記念日です。
タイミングは2人で決めたいという想いがあるなら、我慢せず両家と話し合ってみましょう。

決め方④:覚えやすい日

入籍日と結婚式が違う場合、記念日が2つになります。
記念日を2つも覚えられない、忘れてしまうという場合、覚えやすい日を狙って入籍する場合が多いようです。

例えば語呂合わせ、良い夫婦の日の11月22日をタイミングに籍を入れる方は多く見られます。
その他にも、クリスマス、バレンタインデーなど、イベント日に合わせて入籍すれば忘れることはないでしょう。

もしくは、2人のどちらかの誕生日のタイミングで入籍日にすることも。
そうすれば忘れることはまずないでしょうし、まとめてお祝いができます。

入籍のタイミングで必要!婚姻届を出すときに準備すべきもの

書類などの準備

入籍のタイミングで各種書類が必要になります。
ここでは絶対に忘れてはならない基本の4つを紹介。

  1. 婚姻届
  2. 戸籍謄本
  3. 身分証明書
  4. 印鑑

準備①:婚姻届

入籍のメインとなる書類です。
婚姻届は全国の市町村区にある役所、出張所にある「戸籍課」で受け取りましょう。

婚姻届けに必要事項を記入したら、タイミングを見計らい役所に提出します。
書き損じや紛失などの可能性を考慮して、あらかじめ余分に貰っておくといいでしょう。

近年ではデザイン性の高い婚姻届も多く見られます。
婚姻届けにもこだわりたいという人は、こだわりの婚姻届を探してみましょう。

準備②:戸籍謄本

戸籍謄本は婚姻届と一緒に提出する重要な書類です。
婚姻届とは異なり、戸籍がある役所でしか手に入らないので気を付けましょう。

郵送で戸籍謄本の取り寄せは可能ですが、届くまでに1週間から2週間ほどかかります。
本籍地が遠い場合は、タイミングを見計らってなるべく早めに取り寄せの手続きをしておきましょう。

準備③:身分証明書

婚姻届を提出する際、本人かどうかの確認が行われます。
このときに使用するのが、身分証明書です。

身分証明書は官公署等が発行しているもの、例えば運転免許証やパスポートを用意しましょう。
本人確認ができる写真が貼ってある書類が必要です。

もし運転免許証やパスポートなどを持っていない場合、2つの身分証明書の提示が必要となります。
本人確認ができなかった、という事態を避けるために、提出時は証明になるものを多めに持って行くといいでしょう。

準備④:印鑑

印鑑は複数必要です。
2人の旧姓の印鑑、証人の印鑑、それぞれしっかり用意しておきましょう。

2人の印鑑は旧姓のものが必要です。
すでに新しい苗字で印鑑を用意している方は、間違えないように注意しましょう。

証人の印鑑は20歳以上なら誰でも大丈夫です。
ただし、証人は2名必要となります。

また、2名の印鑑が全く同じものでは婚姻届を受け付けてもらえません。
同じ苗字の場合、異なる印鑑を用意しておきましょう。

入籍するときに気をつけるべきこと

籍を入れる時にチェックする人

入籍する際にはタイミングだけでなく、いくつかの注意事項があります。
まず、婚姻届に記入漏れがないか、事前にきちんとチェックしましょう。

記入漏れがある場合、その場で書類を受け取ってもらえず、入籍の手続きができません。
入籍日をしっかり決めたいという方は特に注意が必要です。

また、記入漏れは修正が大変なので、記載は適当に済ませずしっかりと確認しながら行ってください。
戸籍謄本に記載されている内容通りに記入しましょう。

婚姻後の夫婦の姓は、書類にチェックして決められます。
後から姓を変更するのは難しいので、2人が納得する形になるよう、婚姻届けを出す前にきちんと話し合いをしておきましょう。

入籍のベストなタイミングはカップルにより異なる

無事にすべてが終わった2人

どのタイミングで籍を入れるのか、明確な決まりはありません。
籍を入れる最高のタイミングは、人によって異なります。

入籍日は特別な日です。
お互い後悔がないよう、きちんと話し合って決めましょう。

明確に決められていないからこそ、入籍日はよく考える必要があります。
2人で相談して、最高のタイミングを見つけてください。

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ライター
noel編集部

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