結婚は地獄の始まり?男女の本音・後悔しない方法と結婚に関する名言
「結婚は地獄の始まり」なんて言葉をご存知ですか? この記事では、男女200人を対象に「結婚が地獄に感じたことのある割合」「結婚が地獄に感じたエピソード」などをアンケート! アメリカにも「ウェディングケーキはこの世で最も危険な食べ物である」ということわざがあるように「結婚は地獄の始まり」という名言は、世界の共通認識です。 どうして結婚は地獄の始まりなのかを、徹底解説! 地獄の実態や地獄に陥らない秘訣をご紹介します。 これから結婚する人も、結婚している人も、地獄回避の参考にしてくださいね。
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結婚は地獄の始まりという名言が生まれた理由
どうして結婚は地獄の始まりと言われるようになったのでしょうか?
- 常識・生活習慣の違い
- 経済的価値観
- 自分の時間がなくなる
- 感謝が「あたりまえ」に変化する
続いて結婚は地獄の始まりの理由を詳しくみていきます。
理由①:常識・生活習慣の違い
結婚は地獄の始まりと言われるいちばんの理由は、夫婦の常識や生活習慣の違いです。
「自分の常識は他人の非常識」と言われるように、今まで常識だと信じて疑わなかったことを、パートナーは容易く破壊します。
朝食を摂らずギリギリまで寝ていたり、お風呂に入らなかったり「普通そんなことしないでしょ?」「おかしいでしょ?」の連発です。
さらに驚くことに、パートナーもあなたのことを同じような目で見ています。
「どうしてそんなにたくさん靴を持っているのかな?」「洗面所に落ちてる髪の毛を拾わないのかな?」
口には出さなくても、お互いの小さなジャッジが地獄へと誘導します。
理由②:経済的価値観
結婚は地獄の始まりの大きな要因に「お金」があります。
結婚すると、家族の生活維持の経費がかかります。
倹約タイプと浪費タイプなど、価値観が異なる夫婦は大変ですし、二人とも浪費タイプだと生活が破綻しかねません。
それだけではなく、独身時代は自由に使っていた給料が、夫婦の共有財産として生活費や貯蓄に充てられるのを窮屈に感じてしまいます。
特に男性はその傾向が強い人が多いです。
自分が稼いだお金を自由に使えない生活は、地獄のようだと憂鬱になります。
理由③:自分の時間がなくなる
結婚して子どもが生まれると、夫婦共に忙しく、時間に追われます。
特に子どもが小さいうちは、自分の時間がありません。
夫は朝から遅くまで仕事、家では寝るだけ、たまの休みの日は子どもの相手や買い出しを頼まれます。
妻も仕事を終えた後、子どもの世話や家事が容赦なく待っていて、自分の時間はほぼ諦めています。
自分の時間がなくなると、自分を大切に思えなくなってしまいます。
自分を大切にできないと毎日が虚しく「結婚生活は地獄だ」と感じてしまいます。
理由④:感謝が「あたりまえ」に変化する
結婚は地獄の始まりと言われる最大のテーマは、お互い感謝の気持ちが薄くなってしまうことです。
結婚前や新婚時代は、夫が洗い物をしてくれたことや妻が作ってくれた料理に感動していたのに、いつしかそれらは「あたりまえ」に変化します。
「洗い物するならフライパンやグリルも洗って欲しい」「おかず、たったこれだけ?」と、お互いしてもらえないことにしかフォーカスできなくなり、不満が募ります。
どんなに努力しても「足りない」「もっともっと」と言われるのは、確かに地獄の責め苦でしょう。
男女200人にアンケート!結婚を地獄に感じた割合とは
「結婚は地獄の始まり」という言葉があります。
しかし実際に、どのくらいの方が結婚を地獄に感じたことがあるのでしょうか。
既婚男女200人に、アンケートをとりました!
Q.結婚が地獄に感じた経験はある?
なんと男女ともに、約4割もの方が「ある」との結果に!
結婚生活で地獄に感じることは、男性・女性変わらずにあるようですね。
では、どんな瞬間に結婚を地獄に感じるのかをみていきましょう!
男女200人に聞いた!結婚が地獄に感じたエピソード
結婚を地獄に感じている男女は少なくありませんでした。
では、どんな瞬間に結婚を地獄に感じてしまうのでしょうか。
男女200人に結婚が地獄に感じたエピソードを聞きました!
Q.結婚が地獄に感じたエピソードを教えて
男性のコメント
喧嘩をした後は地獄でした、それでも四六時中一緒にいなければならないので。 (35歳)
結婚後、いわゆるレスに陥った。結婚前と後では回数も極端にへり、妻自体が行為を邪険する。妻の友人からは「そんな性格な人物ではない」と聞いているので、どこかで別の誰かがいるのではないかという猜疑心に襲われている。(36歳)
喧嘩して仲直りするまでのひと月は、お弁当を作ってくれなかった事です。(38歳)
結婚したとたんに妻の態度が豹変し、人間扱いされないこと。(31歳)
やはり、自分の自由な時間がなさすぎて、結婚は地獄だと思いました。 (32歳)
女性のコメント
夫に浮気をされました。結婚していなければ別れるだけで済むのですが、結婚していることによって世間体や色々な手続きを考えて面倒になり、結婚生活を継続しています。 (35歳)
仕事をしながら子育てもしている場合は自分の時間は本当になくて、家事育児仕事に追われてノイローゼになりそうです。 (33歳)
姑との問題悪化。そして、姑を守る夫。(28歳)
泥酔して帰ってきたり、物に当たってきたら最悪だなと思いますね。 (27歳)
嫁姑でギクシャクすると、どうしても地獄に感じると思います。 (25歳)
男性は妻との喧嘩後に地獄を感じたり、妻の態度の変化に地獄を感じることが多いようです。
喧嘩後に、食事が出ない・どうしても顔を合わせなければならないことは地獄に感じるほど苦痛なのでしょう。
また、多くの女性は姑関係の悪化に地獄を感じていました。
味方でいてほしい旦那さえも、姑の肩を持つことになると地獄でしかありませんよね。
お互いのすれ違いで、結婚は地獄に感じるのでしょう。
たとえ小さなことでも、話し合いで解決していくと地獄に感じることも少なくなるかもしれませんね。
では、さらに結婚が地獄だと思った行動をご紹介します。
結婚が地獄だと思った妻の行動
どのようなことから、妻は結婚が地獄だと思ったのでしょうか?
- 自分以外の人の世話地獄
- 不機嫌地獄
- 貧乏地獄
- 義実家地獄
- 家事は地獄のデスロード
結婚が地獄だと思った妻の行動を具体的にみていきます。
行動①:自分以外の人の世話地獄
結婚して地獄だと感じるのは、自分以外の人の世話をする状況です。
家事をする男性が増えていますが、結婚するとなぜか女性がほとんど担ってしまいます。
妻は、仕事が終わって家に帰ると家事をします。
行き届かなくて溜まった家事は、週末にまとめてします。
ソファに寝そべってゲームをしている夫を見ると「私は家政婦?家政婦だったら給料もらえるから、まだいいよね」と、地獄の住人である自分を呪いたくなります。
行動②:不機嫌地獄
結婚は地獄の始まりだと実感するのは、不機嫌になってしまう自分が嫌になるときです。
小さな子どもに手がかかるから、夫には早く帰って来て手伝って欲しいのに、いつも深夜帰宅。
仕事のつき合いだから仕方がないと分かっていても、酔っぱらって玄関で寝てしまう夫を見ると冷静でいられません。
休日に子どもを連れ出してもらおうと思っても、夫は接待ゴルフです。
気持ち良く送り出してあげたいのに、忙しすぎて不機嫌になってしまう自分…心が地獄に支配されていると自己嫌悪に陥ります。
行動③:貧乏地獄
結婚したら収入と支出のバランスが大幅に崩れて、地獄生活が始まる夫婦もいます。
妻が専業主婦だったり、子どもが生まれてパート勤務になった場合が多いです。
要するに夫の収入が少なく、貯金ができません。
家賃が安い住居に引っ越し、生活レベルを落として、節約して、ギリギリの生活をしています。
夫は「お小遣いが少ない」と文句を言いますが、妻からすると「私の貯金を解約して生活費を埋めてる状況なのに」と、先の見えない地獄の真っただ中にいる気分です。
行動④:義実家地獄
結婚は地獄の始まりと言われる重要項目に、義実家とのつき合いがあります。
結婚前は、夫と二人だけの気軽で身軽なつき合いでした。
しかし結婚すると、夫の両親や兄弟と親戚関係になります。
盆暮れ正月には挨拶が欠かせないし、お中元やお歳暮、母の日のギフトなどの贈答品にも配慮しなければなりません。
いきなり訪ねてくる義母や、留守中に合鍵を使って勝手に出入りする義両親に対応しなければならないのは、地獄としか例えようがありません。
行動⑤:家事は地獄のデスロード
結婚が地獄なのは、家事が地獄だと言い換えても過言でありません。
どんなに一生懸命気合を入れて挑んでも、家事には執着地点がありません。
洗い物をしても汚れ物は新たに現れ、毎日掃除をしてもホコリはどこからともなく降り積もります。
2時間かけてご馳走を作っても、10分で食べられてしまいます。
終わりなき家事を毎日繰り返すのは、地獄のデスロードです。
結婚が地獄だと思った夫の行動
夫のどのような行動から、結婚が地獄だと思ったのでしょうか?
- 出しっぱなし地獄
- 仕事辞められない地獄
- ギャンブル・借金地獄
- 風俗・浮気地獄
- 地獄の審判「女性として見られない」
結婚が地獄だと思った夫の行動を具体的にみていきます。
行動①:出しっぱなし地獄
結婚が地獄だと思う夫の行動第一位は「出しっぱなし」です。
出しっぱなし、使いっぱなし、開けっぱなし、汚しっぱなしで、使ったコップや皿をそのまま放置して、新しい食器を次々に使います。
ペットボトル飲料も気軽に買って来て飲みますが、飲み終わったボトルの始末をしません。
なぜか少量のドリンクが残されたペットボトルが、テーブルに並んでいます。
散らかっているのが嫌で妻が片付けるので、夫の「ぱなし」は止まりません。
地獄のループです。
行動②:仕事辞められない地獄
結婚は地獄だと感じることのひとつに、夫のブラックな勤務状況が挙げられます。
勤務時間・拘束時間が長く激務にも拘わらず、給料が少なく、福利厚生が何もありません。
それでも夫は「このご時世、仕事があるだけマシ」と、青息吐息で仕事に行きます。
結婚して家族のために、簡単に仕事を辞められないのです。
頑張っている夫を応援したい気持ちと、もっと良い仕事があるのではないか、いや転職は厳しい…と様々な気持ちが綯交ぜになり、夫の地獄を思うと泣けてきます。
行動③:ギャンブル・借金地獄
結婚を地獄に一変させてしまうのが、ギャンブル好きの夫と借金です。
ギャンブルと借金はセットになっている場合がほとんどです。
結婚は生活がかかっているので、精神的な繋がりだけではなく、安定した経済力が必要です。
結婚前は「パチスロが息抜きなんだな」くらいの認識だったのに、生活を共にすると生活費を脅かすことが発覚します。
ギャンブルは運営側が儲かる仕組みになっているので、金銭的損失は必須です。
ギャンブルは時間も容赦なく奪い、その先には借金地獄が待っています。
行動④:風俗・浮気地獄
幸せだった結婚が一変して地獄になるのは、夫の不倫発覚の瞬間です。
夫婦の絆は、お互いの気持ちで成立しています。
どちらかの気持ちがなくなってしまったら、夫婦を継続するのは困難です。
浮気や風俗は、妻の気持ちを大幅にダウンさせてしまいます。
恋人同士なら即別れるのに、子どものことや老齢の両親を考慮して、地獄の道を選択する妻も少なくありません。
行動⑤:地獄の審判「女性として見られない」
努力して結婚生活を続けていても、夫から「もう女性として見られない」と言われてしまう妻は結構多くいます。
地獄の審判「女性として見られない」を下されると、どうしようもありません。
夫は「妻に落ち度はない」「誰が悪いわけでもない」と言いますが、要は「性愛対象ではない」「今後セックスレスでよろしく」ということです。
「OK、ラッキー!」と思う人は問題ありませんが、「それでは困る」という人にとっては地獄確定です。
結婚を地獄にしない!後悔しないための秘訣
どのようにすれば結婚を地獄にせずに済むのでしょうか?
- 笑顔で挨拶
- 明朗会計
- 愚痴や小言をなるべく言わない
- ストレス発散
- 精神的自立
結婚を地獄にしないための秘訣をご紹介します。
秘訣①:笑顔で挨拶
結婚を地獄にしないためには、毎日笑顔で挨拶します。
「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「お疲れ様」「おやすみなさい」。
「ありがとう」と「ごめんなさい」も忘れずに言いましょう。
これだけで地獄回避が可能です。
けんかをしたり小言を言ったり言われたりしても、気持ちを落ち着かせて笑顔で接します。
妻といると安心すると思われると、結婚は地獄になりません。
秘訣②:明朗会計
結婚を地獄にしないために、夫婦で家計簿の共有をします。
夫婦の収入と、生活費や子どもの学費、住宅ローン、保険など、毎月の支出を把握します。
明朗会計にすると、夫も「小遣いはこの金額が妥当だ」と納得します。
共有することで、妻も小細工したヘソクリをせずに、堂々と貯金ができます。
隠し事をせずに、協力してローンの返済や貯蓄をすることで夫婦仲も良くなり、地獄ロードから逸れていきます。
秘訣③:愚痴や小言をなるべく言わない
結婚を地獄にしないようにするには、愚痴や小言をなるべく言わないようにします。
「何でも自由に言い合えるのが本当の夫婦」と主張する人がいますが、その愚痴や小言が本当に必要なのか吟味してみましょう。
ふと思いつくことが愚痴や小言ばかりではありませんか?
楽しいことや嬉しいことを思いつくことが少なくなっていませんか?
愚痴や小言を無理に封印するのではなく、楽しいことにフォーカスする思考が、地獄と反対方向に誘ってくれます。
秘訣④:ストレス発散
結婚を地獄にしないためには、ストレス発散が大切です。
現代社会では、誰もがストレスを感じながら生活しているので、上手な発散方法を考えましょう。
自分が今したいことを片っ端から紙に書きます。
好きなだけ眠りたい、ハワイに行きたい、噂のスイーツを食べたい、露天風呂でビールが飲みたいなど、おもいつく限り書きましょう。
その中から今すぐにできることを、パートナーに協力してもらって実行します。
定期的に夫婦お互いケアをしていれば、地獄と疎遠になります。
秘訣⑤:精神的自立
結婚を地獄にしない極意は、精神的自立です。
精神的自立とは「人に~して欲しい」思考をやめることです。
「夫に優しくして欲しい」「夫にもっと稼いで欲しい」をやめて「夫に優しくしてみよう」「午前中だけでもパート勤務を始めてみよう」と考え、行動します。
「夫に幸せにしてもらう」のではなく「自分で幸せになる」のです。
これができれば、結婚は間違いなく地獄とは無縁になります。
地獄過ぎる結婚なら無理に続ける必要もない?
結婚は、ある意味地獄であることが分かりました。
しかしDV・モラハラ地獄の場合は、速攻逃げてください。
DVとはドメスティック・バイオレンスで、夫婦の間で起こる家庭内暴力のことです。
モラハラは精神的暴力や嫌がらせです。
この二つは命に関わる地獄ですから、努力や改善を試みている間に命を落とす危険性があります。
借金や浮気はダイレクトに命を脅かすものではないし、人によっては「ダメ夫のために頑張る自分が好き」な女性もいます。
DV・モラハラは「それでも好き」が通用しません。
繰り返しますが、命を落とす可能性が高いからです。
DV・モラハラ地獄からはとにかく逃げて、専門窓口に相談してください。
法テラス(日本司法支援センター)がおすすめです。
国によって設立された機関で,各自治体や弁護士会などの専門相談機関と連携しているので、適切な情報やサービスの提供が受けられます。
日本司法支援センター 法テラス公式ホームページ
結婚が地獄の始まりなら、地獄めぐりを楽しむ意気込みで
結婚したらすべて上手くいくような気がするのは、幻想です。
夫婦の価値観の違いや、そこから生じる我慢、ストレスが一気に噴き出すのが、産後クライシスです。
産後クライシスは地獄の門で、門をくぐると夫婦の働き方や家事分担・子供の教育・親の介護をめぐって、様々な地獄ツアーが余儀なくされます。
程度の差こそあれ、夫婦は必ず直面するものなのです。
結婚は地獄の始まりと決まっているのなら、それを楽しむのがいちばんです。
「今は地獄の一丁目あたりかな?」と、どーんと構えて結婚生活(地獄)を受け入れます。
地獄ツアーを制覇した夫婦には、ピカピカの天国が用意されているはずです。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。