ヘアマニキュアの市販おすすめ15選!使い方&カラーを長持ちさせるコツ
簡単に髪色を変えることができるヘアマニキュアは、髪を染めることができない職業の人や学生さんに人気のアイテムです。 ヘアマニキュアは市販のものもあり、様々な使い方やカラーを長持ちさせるコツがあります。 今回は、おすすめの市販のヘアマニキュアや使い方、色味を長持ちさせるコツをご紹介していきます。
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ヘアマニキュアとは?
ヘアマニキュアとは、美容院やセルフで行うヘアカラーとは異なり、髪の表面だけを色付けるアイテムです。
髪の表面だけを色付けるので、爪に付けるマニキュアとよく似ていて、ヘアマニキュアと呼ばれるようになりました。
セルフでヘアマニキュアを行うこともできるので、自宅で簡単に髪の色を変えたいという場合に人気が高い方法です。
しかし、メリットもたくさんありますがデメリットもあり、ヘアカラーと併用するのが良いとされています。
今回は、使い方やおすすめの商品などをご紹介していきます。
ヘアマニキュアとヘアカラー・カラートリートメントとの違い
ヘアカラーもあまりしたことがないという女性は、違いがあまりわからないという人も少なくありません。
どちらも髪の色を変えるものではありますが、どのように違いがあるのか、しっかりと把握しておきましょう。
ヘアカラーとの違い
ヘアカラーは、髪の中にある色素を抜き取って、そこにカラーリング剤を入れることで色を変えています。
そのため、髪のキューティクルと呼ばれる保護成分が無くなって、質感がパサパサになってしまうのです。
ですが、ヘアマニキュアは髪の中にある色素を抜かずに表面だけをカラーリング剤でコーティングします。
つまり、ヘアカラーは髪を痛めてしまいやすいですが発色がとてもよく、ヘアマニキュアは髪に優しいですが発色があまりよくないという違いがあります。
カラートリートメントとの違い
カラートリートメントは、シャンプーの後に色のついているトリートメントを使うことで徐々に染めていくものです。
反対にヘアマニキュアは一度つけたらシャンプーの度に色落ちしていくものと捉えて間違いないでしょう。
そのため、一度染めて徐々に落ちていくのがヘアマニキュアで、徐々に染めていくのがカラートリートメントです。
ヘアマニキュアを使うメリット・デメリット
ヘアマニキュアとヘアカラーやカラートリートメントとの違いをご紹介してきましたが、メリットだけではなくデメリットもあります。
ここでは、ヘアマニキュアを使うことによるメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。
メリット
まずは、大きなメリットとしては髪が傷みにくいということです。
キューティクルを破壊することなく、髪の表面のみを色付けるので、髪の内部を傷つけずにカラーリングすることができます。
また、ヘアカラーではパサパサになりがちですが、反対にツヤを出すこともできますよ。
デメリット
デメリットとしては、髪を脱色してからカラーリング剤を入れているわけではないので発色が悪いということです。
そのため、元の髪色が真っ黒な人には使いづらいアイテムかもしれません。
また、シャンプーをする度にどんどん落ちていくので、髪色が長くは持たないということもデメリットの一つに数えられます。
ヘアマニキュアの選び方
市販のものだけでもたくさんの種類があり、どれを選んでも良いかわからないという人も多いですよね。
ここでは、選ぶときに注意してもらいたいポイントをいくつかご紹介していきます。
選び方①:なりたい髪色で選ぶ
まずは、自分がなりたい髪色によって選ぶという方法です。
ですが、ヘアマニキュアは綺麗に発色するのが難しいため、地毛の色が暗いという人は、なりたい色よりも少し明るめのカラーのものを選ぶとちょうどいいかもしれませんよ。
また、比較的短期間で髪色が落ちるので、派手な髪色にも挑戦しやすいというメリットもあります。
中には赤や青、紫といったカラーのものもあるので、そのような色を差し色にするのも良いですよ。
選び方②:含まれている成分によって選ぶ
次に、含まれている成分によって選ぶという方法です。
特に肌が弱いという人にとっては、カラーリング剤は荒れてしまいやすいものの代表的な成分です。
しかし、比較的荒れにくいので、成分に気を遣って選べば敏感肌の人でも使えるものを見つけられるかもしれませんよ。
選び方③:仕上がりの自然さによって選ぶ
最後は、仕上がりの自然さによって選ぶという方法です。
派手な髪色にしたいというわけでなければ、自然な髪色の仕上がりになるように選ぶと良いでしょう。
また、白髪染めとして使用したいという女性にとっても仕上がりの自然さはとても大切ですよ。
おすすめのヘアマニキュア15選
市販のものや通販で購入できるものを合わせると、たくさんの種類があります。
ここでは、おすすめの商品を15個ご紹介していきます。
おすすめ①:ブローネヘアマニキュア
ヘアカラーなどでもお馴染みのブローネの商品は、ボトルにそのままくしがついているので、手を汚さずに塗ることができます。
また、塗った後の分は取り置きしておくことができるので、余っても捨てずにとっておくことができ、コスパの面でも優秀です。
ヘアカラーなどはどうしても髪を痛めてしまうというイメージがありますが、花王の技術で髪の補修をしながら染めることができます。
色味は6種類あるので、少しずつ違った色味のブラウンを楽しむことができ、おすすめですよ。
おすすめ②:シエロ オイルインヘアマニキュア
こちらもヘアカラーのブランドとしてとても有名なシエロから販売されているヘアマニキュアです。
アルガンオイルやオリーブオイルなど髪や地肌に優しいオイルを配合している髪に優しい商品になっています。
そのため、敏感肌の人におすすめで、オイルの効果で髪にツヤが出るので人気の高い商品ですよ。
ボトルにブラシがついている構造で、ボタンを押すとじんわりと薬液が出てくる様子が面白いので、その面でもおすすめです。
おすすめ③:アントシアニン ヘアマニキュア
45色という圧倒的なカラーバリエーションが目を引くアントシアニンのヘアマニキュアは、比較的明るくてビビッドなカラーが揃っています。
ピンクや赤、紫など普段ドラッグストアではなかなか見かけることができないカラーもあり、初めてカラーヘアに挑戦するという人におすすめです。
また、45色の中に欲しい色が見つからなくても、同じシリーズの薬剤同士は混ぜて使うこともできるので、自分の欲しい色を作ることもできます。
使用方法の幅が広いので、普段の生活からお休みの時に髪をカラーリングして過ごすなどもおすすめです。
おすすめ④:Ancels colorbutter
Ancelsのカラーバターは、ジャータイプで大容量のヘアマニキュアです。
たくさんのカラーバリエーションがあるだけではなく、専用のクリアクリームで薄めることもでき、自分のなりたい髪色を作りやすいのでおすすめです。
用意するものや手間はかかりますが、自宅で理想の髪色を作ることができるため、とても人気の商品になっています。
同じシリーズの商品と合わせて使うと色持ちが良いと言われているので、ライン使いがおすすめです。
おすすめ⑤:エブリ ヘアマニキュア
通販で購入することができる商品では先ほどのカラーバターと同じくらい人気が高いエブリの商品もおすすめです。
チューブタイプなのでカラートリートメントのように手軽に使うことができ、染め直しも簡単です。
カラーバリエーションも多くあり、他のものよりも鮮やかな色味のものが多いですよ。
派手な緑や赤にしたい場合はこのエブリのヘアマニキュアを使ってみるのはいかがでしょうか。
おすすめ⑥:ホーユー ビューティーン ポイントカラークリーム
ヘアカラーのブランドとしても名前を聞く機会が多いホーユーのヘアマニキュアは、ビューティーンポイントカラークリームと言います。
好きなところだけ好きに染めるというコンセプト通り、メッシュにしたり、髪の下半分だけを色替えするなどの使い方におすすめです。
口コミでもダントツに発色が良いと言われていて、ヘアマニキュアの発色の悪さをカバーしています。
2週間から3週間はしっかりと発色が続くので、短いスパンでたくさんの色を試したいという場合におすすめの商品ですよ。
おすすめ⑦:マニックパニック カラークリーム
有名なブランドであるマニックパニック。
こちらもジャータイプで大容量なので、長い期間染め直しをしながら一定のカラーを保ちたいという場合におすすめです。
鮮やかなカラーのものがとても多く、シャンプーをするたびに浴室が真っ赤になったり真っ青になったりすると言われています。
そのため、お風呂に入った後のお風呂掃除が必須になることもあると念頭に置いて購入しましょう。
おすすめ⑧:イリヤ カラーコート デコレ
イリヤのカラーコートデコレは、通常のヘアマニキュアとしての機能に加えて、白髪染めとしても使うことができます。
そのため、白髪も染めつつ自然にカラーチェンジをしたいという人におすすめですよ。
使い方としては、普通の商品を付ける時と同じようにしますが、全体的に塗布する前に白髪の部分に重点的に塗ると自然な仕上がりになります。
おすすめ⑨:ナプラ HB ジュエライズ
ナプラHBジュエライズは、実際に美容院でも使用している美容師さんがいるほど人気の高い商品です。
高発色が魅力の商品で、髪を傷めないように保湿成分も入っているのでよりパサパサにならずに使えます。
ですが、高発色が魅力ということでとても強く染まりやすい商品になっています。
そのため、顔や服に付いてしまわないように気をつけないとしばらくは落ちないと言われていますよ。
おすすめ⑩:ブローネ根元カラー
最初にご紹介したブローネの商品と中身は同じですが、小さなボトルやクシに入っている商品です。
根元だけをしっかりと染めたいときにこちらのブローネ根元カラーを使い、全体的には普通のブローネヘアマニキュアを使用するのがおすすめです。
小さめのクシなので手軽に塗ることができ、色落ちしてきた後の塗り直しがやりやすいというメリットがありますよ。
おすすめ⑪:ミルボン ファルグラン 酸性ヘアカラー
ミルボンのファルグラン酸性ヘアカラーは、ブラウンだけでも約50色のカラーバリエーションがあります。
ブラウン系統だけではなくペールトーンとモノトーンが4色、ビビッドカラーが6色展開されています。
おすすめ⑫:ルベル ルキアスクリア
ルベルのルキアスクリアは、ルベルの他の商品を薄めたり伸ばしたりする目的で購入されるクリアカラーのヘアマニキュアです。
ルベルの商品に使うことが前提で販売されているものですが、他のブランドのものでも問題なく使えます。
そのため、買ったはいいけれど色味が理想のものと違ったという場合にも使えるおすすめの商品です。
1本持っているととても便利ですよ。
おすすめ⑬:TSUYAMI プレミアム ヘアマニキュア
白髪染めをしたいという場合には、このTSUYAMIのプレミアムヘアマニキュアがおすすめです。
白髪染めは軋みやすく、髪へのダメージも大きいため表面だけを染めるヘアマニキュアがおすすめですよ。
おすすめ⑭:Y.S.PARKヘアペイントクリーム
パウチタイプで空気を抜いて収納しやすいY.S.PARKのヘアペイントクリームは、しっかりとした発色が人気の商品です。
このような商品では染めた後に緑色に変色してしまうこともありますが、この商品はしっかりとグレーやブルーに発色するのでおすすめです。
おすすめ⑮:アンナドンナ エブリカラー
フルーツ果汁が配合されていて肌に優しいアンナドンナのエブリカラーは、カラートリートメントとヘアマニキュアのどちらとしても使えます。
カラートリートメントではあるのですが、一度でヘアマニキュアと同じくらいの色が染まるので、すぐに効果を実感しながら染めたいという人におすすめの商品です。
ヘアマニキュアでの髪染めがおすすめな人の特徴
ヘアマニキュアでの髪染めは、定期的に塗り直したり浴室に色が付いてしまったりすることもあり、向き不向きがあります。
ヘアマニキュアでの髪染めが向いている人の特徴には、以下の5つがあります。
- ヘアカラーで荒れてしまった人
- 髪のダメージがひどく、パサパサの人
- 短期間だけカラーを楽しみたい人
- 派手な髪色にしてみたい人
- ヘアカラーの繋ぎにしたい人
それでは、これらの特徴を1つずつみていきましょう。
特徴①:ヘアカラーで荒れてしまった人
ヘアカラーはアルカリ性の薬剤なので、アルカリ性が肌に合わない人にとってはすぐに荒れてしまうものです。
その点、ヘアマニキュアは酸性なのでアルカリ性のカラー剤で肌荒れしてしまうという人にとってもおすすめです。
特徴②:髪のダメージがひどく、パサパサの人
ヘアカラーで肌荒れをしないという人でも、何度もヘアカラーをしていると髪にダメージが蓄積されてしまい、パサパサになってしまいます。
そのため、髪に対するダメージが少ないヘアマニキュアを使うと髪のダメージが補修できるのでおすすめですよ。
特徴③:短期間だけカラーを楽しみたい人
学生さんで春休みの間だけや夏休みの間だけカラーをしたいという場合にもおすすめです。
一度付けるとシャンプーをするたびに落ちていくので、短期間だけカラーを楽しみたいという場合にぴったりなのです。
特徴④:派手な髪色にしてみたい人
ヘアマニキュアはヘアカラーに比べて、赤や緑、ピンクといった派手な色合いのものが多いですよね。
時間さえあればしっかりと元の髪色に戻るので、ヘアカラーで完全に染めてしまう前に髪色を試したいという場合にもおすすめです。
特徴⑤:ヘアカラーの繋ぎにしたい人
ヘアカラーもスピードは遅いものの徐々に色が抜けてしまうことがあります。
また、髪が伸びるといわゆるプリン状態になってしまうこともあり、明るい髪色だとより定期的に染めなければなりませんよね。
そのため、ヘアカラーをする間の繋ぎとして使うという人も多いですよ。
ヘアマニキュアの効果が期待できない人の特徴
実際に染めた時に、なかなかうまく色がつかないという人は、もしかしたらヘアマニキュアに向かない髪質なのかもしれません。
もともとの髪質が太くて硬く、黒髪であるほど色がしっかりと付きません。
この髪質は健康的な髪質なので良いのですが、ヘアマニキュアでは染色することは難しいでしょう。
そのため、このような髪質の場合はヘアカラーなどでしっかりと色素を抜いてから色付けした方が発色が実感できます。
ヘアマニキュアの使い方&長持ちさせるコツ
ヘアマニキュアは、正しい使い方をしないとカラーが長持ちしなかったり、そもそもしっかりと髪に色がつかなかったりする場合があります。
そのため、正しい使い方がとても大切で、その上でカラーを長持ちさせるコツを実行すると良いですよ。
ここでは、正しい使い方やカラーを長持ちさせることができるおすすめのコツをご紹介していきます。
使い方&コツ①:髪を軽く濡らしてタオルドライする
まずは、髪を軽く濡らしてタオルドライをしていきましょう。
髪が乾いている状態だとキューティクルの作用でカラー剤がうまく入っていかず、しっかりと発色しないことがあります。
また、髪が濡れすぎていてもカラー剤を弾いてしまうので、髪がしっとりとするくらいまでタオルドライを行っておきましょう。
使い方&コツ②:コールドクリームを生え際に塗る
カラー剤は、地肌に付いてしまうと地肌をその色に染めてしまいます。
ヘアマニキュアは脱色してから色を入れるわけではないので、代わりに強く染まるように作られています。
そのため、地肌に付くと洗っても取れなくなってしまうことがあるため、付かないようにする必要があります。
そこで、コールドクリームという水を弾くクリームを生え際に塗るのがおすすめですよ。
使い方&コツ③:耳キャップをするかラップで覆う
ヘアカラーの時でも同じですが、意外とカバーを忘れてしまいがちなのが耳です。
耳のカバーを忘れてしまうと耳に薬剤が大量に付いてしまうので、肌が強い人でもあれてしまう可能性があるのです。
そのため、耳キャップをするかラップで耳を覆うようにしましょう。
耳キャップは百円ショップでも販売しているので、簡単に用意することができ、おすすめですよ。
使い方&コツ④:ブラシや手袋でヘアマニキュアを塗る
用意ができたら、ブラシや手袋で髪全体に塗っていきます。
手袋で塗った場合には、後から髪になじませるためにブラシやコームをかける必要があります。
2度手間のように感じてしまうかもしれませんが、こちらの方法のほうがしっかりと髪一本一本に薬剤がなじむのでおすすめです。
使い方&コツ⑤:髪全体に塗ったら15分から20分放置する
髪全体に薬剤が付いたら、15分から20分置いて、髪にしっかりと色が染まるようにしていきましょう。
髪が太く、元の髪色が黒髪の場合にはもう少し長く置いたほうがしっかりと色がつく場合もあるので、臨機応変に対処しましょう。
使い方&コツ⑥:放置中は髪を温める
放置している間は、髪を温めるように箱や説明書に書いてはいませんか?
記載されている通りで、ヘアマニキュアは温めるとより髪に浸透するので、放置中は温めるようにしましょう。
お湯を使った温め方が難しいという場合には、ドライヤーで温めながら放置すると同じ効果が得られます。
使い方&コツ⑦:シャンプーで余分な薬剤を洗い流す
最後は、放置時間が経過したらシャンプーをして余分に残った薬剤を洗い流していきます。
この時、浴室にカラーリング剤が残ってしまうことがあるので、しっかりとお風呂掃除をするようにしないと色が残ってしまいますよ。
ヘアマニキュアを使うときの注意点
実際に使うときには、肌や衣服、周囲の壁や床に薬剤が付いてしまわないように気をつけましょう。
ヘアマニキュアはヘアカラーよりも強く染まるように作られているので、肌や服、壁や床に薬剤が付いてしまうと取れなくなってしまうことがあります。
そのため、肌は使うときにはしっかりと保護をして、バスルームの壁や床に薬剤がついたときにはできるだけすぐに洗い流すようにしましょう。
使うタオルなどは汚れても良いようなものを使うのがおすすめですよ。
おすすめのヘアマニキュアで髪色を楽しもう!
短い期間だけ髪色を変えたいという場合や、肌が弱くてヘアカラーを使うのが難しいという場合には、ヘアマニキュアがおすすめです。
たくさんのカラーバリエーションがあり、薬剤同士を混ぜることができるものもあるので、理想のカラーを作ることができますよ。
おすすめのヘアマニキュアを使って、新しい髪色を試してみましょう!
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