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自分に対する感情を表す言葉

自分の感情を表す言葉

プラスの感情(例:嬉しい、楽しい、etc・・・)

①:嬉しい

物事が自分の思い通りになって喜んでいる様を指します。
相手の好意に対して、感謝を表すときにも、この言葉を使って感情を表すことがあるでしょう。

②:楽しい

人は、うれしい時や楽しい時に手を伸ばして喜びの感情を表すことから、「手伸し(たのし)」が言葉の由来と言われています。

③:幸せ

運良いことを表す言葉でもあります。
自分の望み通りになり、満足しているという感情を表すことができるでしょう。

為ると合わせるを足して「しあわせる」が言葉の由来となっています。

④:気持ちいい

心や体が心地よく、今の状況に満足し、この状況が長く続けばいいと感じています。
取り組んでいる物事が、自分の想像以上にスムーズに進み、その進行具合ややり取りを好ましく思っている場合にも使用します。

⑤:スッキリ

気持ちが爽快になり、余計なものがなくさっぱりしている状況です。
わだかまりを感じることなく、好意的に感じている感情を表す言葉でもあります。

見た目が洗練されている場合や、味覚でも使われることがあるんだとか。

⑥:爽快

爽やかで気持ちがよい感情を表す言葉。
その日の気分や、天気に対しての考えなどでも使われることがあるでしょう。

⑦:満足

かけている部分がなく十分で満ち足りている様を表します。
不満に思うところが見つからず、申し分ないと思う感情を表す言葉です。

これ以上に文句のつけようがなく、幸せな気持ちでいっぱいになっている時にも使われます。

⑧:愉快

気持ちがよく楽しいさまを表します。
反対語には不愉快という言葉があります。

また、そんな楽し気な様子で犯罪を犯す犯罪者のことを愉快犯と言います。

⑨:心地好い

気持ちがよく快適な状態であることを示します。
漢字で表記するのであれば、感情を表す言葉なので、「良い」ではなく「好い」と表記するので注意しましょう。

また、話すときに使用する場合は「よい」ではなく、「いい」と発音します。
しかし、ひらがなで表記する場合は心地よいが多いようです。

⑩:有難い

もともとはめったにないこと、貴重であることという意味を込められています。
枕草子でも「ありがたきもの」として、「この世にあるものが難しい」という意味でつかわれているようです。

それだけ人の好意に対して、強い感謝の気持ちや喜び、謙虚さの感情を表す言葉でもあります。

⑪:興奮する

気持ちが盛り上がりヒートアップしていることを指します。
テンションが高くなって、それだけに楽しんでいる感情を表す言葉です。

ただし、場合によっては怒りや悲しみで興奮している時にも使うことがあるので注意しましょう。

⑫:笑い

楽しい時には笑みを浮かべるように、喜びや可笑しさ、楽しさを表現しています。
感情を表すときには「笑ってしまう」「笑っちゃう」など思わず笑みがこぼれてしまうという表現をすることが多いようです。

⑬:嬉嬉

「きき」と読みます。
嬉しそうな様子で、とても喜んでいる感情を表すときに使います。

漢字で使用するときにはほかにも「嬉々」「喜々」と表記することができるんだとか。
同じ漢字を重ねることで、感情をさらに強く表現していくことができるのです。

⑭:喜色

「きしょく」と読みます。
嬉しそうな様子で顔全体で喜びを表現する様を指している場合にも使われます。

⑮:有頂天

うまくいった喜びで舞い上がっている様を表し、周りが見えなくなっている状態です。
元は仏教の世界観の一つであり、天上の三界における最上位の天を意味しているんだとか。

それほどに喜び、天高く舞い上がってしまっている感情を表している言葉です。

マイナスの感情(例:悲しい、切ない、etc・・・)

①:悲しい

心が痛み、泣きたくなるような感情を表す言葉です。
哀しいとも表記されることがあり、昔は愛しと書かれていました。

哀しいと悲しいの違いは、哀しいのほうがより大きな心の揺れを感じさせ、深い感情の変化を伝えることができるようです。

②:切ない

辛い出来事が原因で、心が締め付けられるような様を表しています。
あまりにもつらく、身動きが取れない人や、これからどうすればいいのか見通しが立たない不安を抱えている感情を表す言葉でもあるでしょう。

語源は心が切れるほどの思いで、それほど大切にしていた感情であることがわかります。

③:かわいそう

漢字で表記する場合、可哀想または可哀相と書きます。
弱いものや小さいものの不幸な状況を見て、同情心を抱く様子を表すことができるでしょう。

まるで自分が同じ不幸な状況にあっているかのように感じ、救ってあげたい強く感じているはずです。

④:寂しい

親しい人や頼れる人がそばにいない状況に、心細く感じている感情を表す言葉です。
1人きりの状況では満足することができず、物足りなさを感じているでしょう。

「寂しい」に似た言葉に「淋しい」があり、特に区別されることなくつかわれています。
違いは、寂しいは物悲しい様子で淋しいは涙が滴る様子なんだとか。

⑤:孤独

誰も頼るべき人がおらず、一人きりの寂しい状態であることを指します。
親のいないみなしごや、年老いてから孤独になってしまった老人を示す場合もあるようです。

⑥:困る

問題に直面しどのように判断し、解決していいかわからなず、思い悩んでいる様。
それだけ頭を悩ませ、苦しんでいる感情を表す言葉でもあります。

問題を抱えている状態は誰にとっても、好ましい状態ではなく、迷惑に感じたり、苦しいものです

⑦:哀れ

憐れとも表記することができます。
相手の不幸な状況を見て、可哀想だと思う心を指します。

無残な姿やどうすることもできない心の動きも意味しているんだとか。

⑧:気分が晴れない

不安や漠然とした悩み、心のわだかまりなどの感情を表す言葉です。
はっきりと言い表すことができないもやもやとした感情に、心を覆われてしまっている様がわかります。

反対に、問題が解消されると「気分が晴れる」と言われるようです。

⑨:戸惑う

まれに「途惑う」と表記されることもあります。
予想もしていない事態を前にして、どうしていいのかわからずとまごついてしまったり、右往左往してしまう様をさしまう。

突然の出来事に対して、驚きの感情を表す言葉です。
元は入るべき戸の見分けがつかず、惑うという言葉が語源ではないかと言われています。

⑩:萎える

体力、気力が萎えて弱ってしまう様。
昔、女性が頭に稲をつけて舞い踊るさまを見て、しなやかに腰を折って踊っていた様子から、「しおれる」「曲がる」と行った意味を持ちます。

気持ちが折れてしまい、心も体も下向きになっている様子が伝わるでしょう。

⑪:憂鬱

気分が晴れず、ネガティブな感情を引きずっている状態を表しています。
何をするにしてもマイナスイメージがついて回り、やる気を起こすことができません。

全て悪い結果を想像してしまい、塞ぎがちな感情を表す言葉です。

⑫:癪に障る

そもそも癪とは胸や腹が傷むことを意味しています。
そして、癪に障るとは、病気になりそうなほどに腹が立つという意味を持っています。

それほどまでにイライラしており、腹立たしいという感情を表すことができるんだとか。

⑬:惨め

直視できないほどに辛く、可哀想なさまをしていることを表します。
また、自分の状況を嘆いて、落ち込んでしまった時などにも使うことがあるでしょう。

劣等感から生まれる感情を表す言葉でもあるのです。

⑭:落胆

思っていた通りにならず、がっかりと気落ちしてしまう様子を表しています。
それだけ気分がへこみ、失望してしまっている状態です。

中には生きる気力を失ってしまったり、次に進めなくなるほどふさぎ込んでしまう人もいるはず。

⑮:憤怒

「ふんど」または「ふんぬ」と読むことができます。
掴みかからんばかりの怒りの感情を表す言葉で、大いに怒り興奮している様が伝わります。

動詞として使われるよりも、形容詞として用いられることが多いようです。

他人に対する感情を表す言葉

相手に対する感情を表す言葉

プラスの感情

①:かわいい

小さくて弱いものに心惹かれる感情を表す言葉。
守ってあげたい気持ちが強くなり、もっと大切にしたいという感覚が強く芽生えるんだとか。

どんなことをしていても愛おしく、好ましく映ることもあるでしょう。
また、小さくて子どもっぽい人を表している場合もあります。

②:かっこいい

元は「恰好」と「好い」が合わさってできた言葉です。
その人の見た目がよく、惹かれてしまう感情を表すことができます。

見た目だけでなく、内面や成果、発言などを評価する際にも使用することがあるでしょう。

③:好き

心惹かれて気に入ってしまう気持ち
自分の気持ちに正直になって、好ましいと思う感情をはっきりと表現することができます。

一方的に相手を想っている感情を表す言葉にも使用されることもあるんだとか。

④:愛する

相手のことをかわいがり、愛情を注いている様。
特定の相手に対して一途な気持ちを抱いており、大切でかけがえのない人だと考えています。

異性に対して使うことが多く、深い愛情を感じることができるでしょう。

⑤:うっとり

目の前の美しいものに心を奪われて、心地よくなってしまう様子を表します。
ぼうっとしてしまうほどに、自分が心惹かれている感情を表すことができるでしょう。

似た響きの「うっかり」はもともと同じ意味を持っており、心がぼーっと「浮く」状態にあることが由来に合ったのではないかと言われています。

⑥:恍惚

うっとりと同じく、放心状態のように心を目の前の美しいものに奪われている様を表しています。
心ここにあらずの状態で、それだけ相手に気持ちを引かれていることがわかります。

⑦:恋する

好きだという気持ちを抱き、相手に特別な感情を寄せている状態。
こちらも異性に対して使用されることが多く、大切にしたい気持ちを表しています。

愛するという言葉に比べるとややカジュアルで使いやすくなるようです。

⑧:憧れる

理想とするものに強く心が惹かれる様子。
そうありたいと強く願っている状態でもあります。

特定の人に対して抱く感情を表す言葉でもあり、その人の持ついい面をうらやんでいる場合にも使用されます。
しかし、行き過ぎると、自分にはない良さが妬ましく感じられることもあるんだとか。

⑨:尊敬する

上司や先輩など目上の人に対して、憧れの気持ちや尊敬の念を強く抱いていること。
その行いを見て心から感心し、敬意を払うことを指しています。

自分もそうありたいと強く感じ、より一層リスペクトしていきます。

⑩:懐かしむ

過去の記憶を思い出し、干渉に浸っている様子
それだけ相手との思い出が鮮明に記憶に残っており、今もなお強く心に残っていることがわかります。

また、親しみを込めて相手を思い出していることもわかり、そばにいたいという感情をを表す言葉としても受け取ることができるでしょう。

マイナスの感情

①:嫌い

嫌だと思うこと
不快に感じ、できるだけ避けて通ろうとすることもあるでしょう。

相手の容姿や言動、性格に対して嫌悪感を抱く感情を表す言葉です。

②:憎い

憎悪の感情を表す言葉
許すことができない怒りを抱き、気に入らないと思っている場合に使用します。

相手と対峙することが精神的に不快な状況であることがわかるでしょう。

③:情けない

思いやりがなく無常である様子を表しています。
同情する余地もなく、嘆かわしい相手の様子を意味している場合もあるでしょう。

そんなつらい相手の状況を見て、見ることすら耐えられなくなる人も少なくありません。
風情なく、無粋に感じる場合にも使用されることがあります。

④:馬鹿にする

相手を自分よりも劣っているものとして見下している感情を表す言葉です。
表に出していなくても、陰で笑っていることもあるでしょう。

おちょくるような発言を繰り返す場合もあります。

⑤:見下す

相手のことをばかにして、侮っている状態です。
軽蔑した目線を送り、一世を引いていることもあるかもしれません。

⑥:恨む

相手から受けた仕打ちに対してひどく不快に感じ、それをいつまでも深く憎み続けています。
不快感はいつまでたっても残り続け、相手に対して不満を持ち続けているでしょう。

また、自分の行いが期待通りにいかなかったことを長く後悔し続けていることを示す言葉でもあります。

⑦:嫉妬

自分よりも優れている状態の相手を見て、その状況を妬み、うらやましがる感情を表す言葉。
もしくは、手に入れられなかったものや人を他人が手に入れている姿を見て、やきもちを焼いたり、恨みを抱くことです。

手に入れたいという気持ちや理想に対するあこがれが強ければ強いほどに嫉妬心も強くなるでしょう。

⑧:苦笑する

「苦笑」「苦笑い」とも言われます。
笑みを浮かべているものの、心の底では苦々しく思っている感情を表す言葉です。

本音を言うことができない状況の中で、仕方がなく笑っている場合に使いことがあります。

⑨:忌々しい

悔しい気持ちや腹立たしい気持ちを持っています。
元は不吉なものや穢れを避けて慎むという「忌む」という言葉を連用形に直し、さらに重ねることで意味を強めているもの。

多くの場合忌々しいと使用されますが、本来は忌ま忌ましいと表記されるのが正しいようです。

⑩:憎たらしい

相手と接することで憎い気持ちが溢れること、さらに気に入らない感情を表す言葉です。
似た言葉に「憎らしい」という言葉がありますが、こちらは「憎らしいほどかわいい」と好意的に使われることも多いんだとか。

「憎たらしい」は嫌いな相手に対して使用されることが多いです。

その他の感情を表す言葉

その他の感情を表す言葉

では、その他の感情を表す言葉を詳しく見ていきましょう。

①:胸に響く

人の言葉や行動に強く心を打たれ、感心することを意味しています。
その内容に衝撃を受け、感銘を受けるときにも使うことがあるでしょう。

感心する出来事や深く考えさせられることに対して、印象深くいつまでも思い続けるさまを指します。

②:印象に残る

一度見たり、聞いたりしたことを後々まで忘れることができないほど強く衝撃を受けたという意味を持ちます。
同じような言葉に「心に残る」というものがありますが、こちらはいいイメージを持って使われることが多いんだとか。

心の中で長くそのイメージが記憶として残っています。
一方で「記憶に残る」は良いイメージでも悪いイメージでも使われることがあり、記憶に長く残ることを指すようです。

③:したい

何を望んでいるのかを表現したい時に用います。
相手に希望を伝えるときに語尾に使用することで、自己主張することが可能です。

また、疑問文で用いれば相手の要望を尋ねることもできます。

④:だれる

緊張感がなくなって緩み切った感情を表す言葉
熱中していたことでも一定期間たって退屈を感じてしまったり、場の空気が緩み切ってしまった時にも用いられます。

⑤:欲する

自分の中にある欲望の感情を表す言葉です。
なかなか手にすることのできない成果や勝利を手に入れたいという気持ちや、恋する人を自分だけのものにしたいという願望を表すことができます

関わっている事柄に限らず、天候や第3者に対しての願い事にも使われることがあるでしょう。

⑥:理性を失う

理性とは物事の道理を考える能力であり、それがなくなるということは冷静に判断する能力が失われてしまっている状態にあるということです。

怒りや悲しみによって客観的に物事を捉えることができなくなってしまい、感情的になったり本能的な行動が目立っています。

⑦:委縮する

自身の無さや不安から押しつぶされそうになっている感情を表す言葉です。
目の前の大きな存在や、プレッシャーを前にして、自分があまりにもちっぽけな存在に感じている時に使用されます。

堂々とした振る舞いができずに、自分らしい発言や主張をすることができません。

⑧:ドキドキ

興奮や緊張、期待などによって心拍数が上がっている様を表しています。
それだけ心拍数が上がり、自分で鼓動の音が聞こえるくらいに舞い上がっていることがわかります

プラスのイメージで使用される場合もあれば、マイナスのイメージで使用される場合もあり、前後の文面によって意味は大きく異なります。

⑨:我慢

辛いことを耐え忍ぶ様。
怒りや悲しみをこらえてじっと耐えしのいでいる感情を表す言葉です。

元は仏教用語でもあり、「我に慢心を抱く」という意味を持ちます。
我意を張る、強情なことと同義語です。

⑩:負い目を感じる

誰かに迷惑をかけたり、罪悪感を感じて申し訳ないと思ってるときに使用します。
同じく引け目を感じるという言葉がありますが、負い目を感じるという場合は相手に「罪悪感」を感じている場合に使用します。

一方引け目を感じる場合は「劣等感」を感じている時に使用するんだとか。

⑪:気が急く

少しでも早くしなくてはという焦りの感情を表す言葉です。
気持ちばかりが焦ってしまい、思うようにことが進まなくてイライラしてしまったりもやもやしている時にも用いられるでしょう。

⑫:ぼんやりする

集中することができず他のことを考えている様
目の前のこと以外に気になることがあり、ボーとしている状態です。

びっくりするようなことがあってあっけにとられてしまったときにも使われます。
また、眠気に襲われて、うとうとしている状態にも使われるでしょう。

⑬:耐える

苦しみや悲しみに屈することなく、精神的に我慢を続ける様子です。
また、物理的にも持ちこたえるという意味を持ちます。

同じ読み方の「堪える」という言葉にはそれらに加えて能力や値打ちにも使うことができるようです。

⑭:飽きる

同じことが繰り返し続癒えてしまい、どれだけ好きなものでも嫌になってしまう感情を表す言葉です。
これ以上はもうたくさんだという拒絶の意味を表すこともできます。

⑮:自信がある

自分の能力や発言に才能を感じていて、得意としていることを伝えています。
それだけ強い自負を持っており、失敗することに恐れを抱いていないのです。

感情を表す言葉を覚えてボキャブラリーを増やそう

感情を表す言葉をマスターした女性

私たちは普段から自分たちが意識していないうちに多くの感情を表す言葉を使いこなしています。
その時の自分の感情に合わせて適した言葉を使い、自分の状態を周りの人に伝えることで、うまくコミュニケーションを取ることができるのです。

しかし、中には自分たちが誤って覚えている言葉や、全く聞いたことのないような言葉もあるはず。
様々な意味と使うべき時を知ることで、より正確に自身の気持ちを相手に伝えることができるでしょう。

是非今一度、どんな言葉にどんな感情を表す意味があるのかを学んでいきましょう。

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ライター
noel編集部

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