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「口が悪い」の意味や英語は?

口が悪いと思われる言葉

意味

口が悪いというのは、汚い言葉をつかったり、悪口やきつい表現を口にすることです。
また、荒々しい言葉や女性が男性言葉を遣う様子も口が悪いと言えるでしょう。

口が悪いと同じ意味にあたるのが、毒舌、辛口、粗暴などになります。
また、口が悪いという表現と同じ表現は、口が汚い、言葉遣いが下品です。
具体的には女性なのに「お前」と言ったり「○○しろ」と言った言葉です。

英語

「spiteful」は悪意のあると言う意味です。
そのため「spiteful tongue」は毒舌となります。

「He has a foul tongue」は口が悪いという意味になります。
また、「have a dirty mouth」も同じ意味です。「sharp tongue」は毒舌や皮肉屋という意味なので、「have a sharp tongue」で皮肉な言い方をするというニュアンスです。

口が悪い人の特徴・心理

では、口が悪い人の特徴・心理をみていきましょう。

  1. 優位に立ちたい
  2. 虚勢をはる
  3. 無神経な性格
  4. 家庭環境
  5. 気が強い
  6. 仕事環境
  7. ストレス
  8. その場のノリ
  9. 勘違い
  10. 知識がない
  11. プライドが高い
  12. キャラ

続いて、それぞれの特徴・心理について詳しくみていきます。

①:優位に立ちたい

口が悪い人は他人よりも優位に立ちたいと考えています。
荒っぽい言葉や粗暴なものの言い方をすることで、人を制圧したり命令する側に立とうとしているのです。

実際、周りの人たちも、高圧的な話し方で口が悪いと判断すると、この人に逆らうととんでもないことになると考えてしまいます。

そうなると、口が悪い人に対して反抗しなかったり、注意しなかったりするので、余計に口が悪い人は効果があると思ってなおらないのでしょう。

②:虚勢をはる

自分に自信がなかったりするため、自分自身を大きく見せよう、偉く見せようとして口が悪くなります。

また、いじめられた経験があったりすると、同じ目に合わないために、始めから人に対して防御策をはるのです。

それは、いじめられないように自分を強く見せたり、弱点を隠すことをします。
また、上司になったとたん、口が汚くなる人もいます。
そういう人は、部下になめられないようにと思い、虚勢をはって上から物を言ってしまうのです。

③:無神経な性格

ガサツで無神経な人も口が悪い人が多いです。
周りに口が悪いけど、実際に話してみて性格がわかると、全く性格も悪くなくて良い人だったという経験はありませんか。

そういう人は、計算で口が悪くなっているわけではありません。
ただ、無神経で何も考えていないのです。

口が悪いからと言って、周りの評価を気にしたり、どう思われようとどうでもよいのです。
逆に、性格が悪く口が悪いのではなく、ありのままの姿で素直だといっても良いでしょう。

④:家庭環境

子供が言葉を覚えるのは両親からです。
その両親の口が悪いとどうしても子供も真似をしてしまいます。

そして、そのまま大きくなって口癖として口が悪くなってしまうのです。
親が子供のころに「早く食べろ」「早くしろ」「お前」などと言ってると、耳から言葉を覚える子供はそれを覚えてしまうのは当然です。

学校や先生に出会って自分の口が悪いことを自覚して直す人もいるでしょう。
しかし、身についたものはなかなか治らないのが現実です。

⑤:気が強い

性格がきつい人は口もきついということはありませんか。
皆がそうではありませんが、性格的に気の強い人は口調もきついということはよくある話です。

なぜなら、気が強いために人から指図されたりされるのに我慢できないからです。
そして、仕事がバリバリできたり、なんでも一人でできてしまうこともあり、他人のすることに常にイライラしたりしています。

そして、ついついキツイ言い方をしてしまったりするのです。
その上、自分は人よりも優れていると思っている節があるので、知らず知らずに見下した言い方になっています。

⑥:仕事環境

仕事の環境によっては口が悪くなってしまいます。
ガテン系や男性の多い職場で女性が一人となると、女ことばを話していてはなめられてしまいます。

また、周りの口調に合わせているうちに、自然と口の悪いのが当たり前になったいうケースもあるでしょう。

他に、キャリアウーマンで仕事に忙殺されていると、大勢の部下に的確に指示したりしているうちに、短くわかりやすく伝えようとするため、語尾を省いたりしているうちに、口が悪くなってしまう傾向があります。

例えば「これ、コピーしておいてね」と言うところをコピーする資料を渡して「これ、コピーね」と早口で言うと口が悪いように聞こえてしまうでしょう。

⑦:ストレス

普段からストレスを抱えていて、イライラしている人に口が悪い人が多いです。
人はストレスがあると、どうしても口から嫌味や悪口、不満ばかりが出てしまいます。

それらのネガティブワードは綺麗な言葉とはほど遠いものでしょう。
また、会社で嫌な上司から毎日ストレスを感じていると、ついつい「あいつ」といったような批判するワードも出てきます。

⑧:その場のノリ

中学生や高校生はその場のノリで話していることが多いでしょう。
その時に女の子が男性の言葉をつかったりするとウケたりします。

そのため、ついつい、面白かったり、うけるので口が悪くなっていることが多いのです。
例えば「あいつ、うぜぇ」や「死ね」など口が悪いという意思がなく、流行語として普段使いしていることもあります。

しかし、そのノリがわからない大人は、これらの言葉を聞くと口が悪いと判断してしまいます。
また、この普段のノリがだんだん染みついてきてしまい、社会に出ても口が悪いのがなおらないという困ったことにもなりかねません。

⑨:勘違い

口が悪いということを、カッコいい、クール、イケてると勘違いしている人もいます。
ドラマや映画の影響もありますが、冷たく突き放した言い方、きつい言葉を相手に言うことで、そのドラマの主人公になった気分になっているのでしょう。

しかし、それはドラマの設定でありセリフなので、普通の人が真似したとしても印象が悪くなるだけです。

また、若い人は口が悪い感じがワルっぽくて格好いいと思っている場合もあります。
それは、漫画やゲームなどに影響されていることもあります。
しかし、聞く人は決して格好いいとは思わないので気をつけましょう。

⑩:知識がない

知識が少ないことによって口が悪くなっています。
丁寧語や敬語などの使い方や言葉を知りません。

そうなると、使いたくても使えないと言う事態に発生します。
また、言葉が知らないので、同じ言葉ばかりを使ってしまうのです。

例えば、美味しい、怖い、悲しいを全て「ヤバイ」と片付けたり、すごく、とってもを全て「チョー」という表現になります。
感情の種類は色々あるのに、同じ表現をしてしまうのです。

⑪:プライドが高い

プライドが高いと自分が一番偉いと考えます。
そのため、周りの人たちを自分よりも劣っていると認識しています。

そうなると、口調も偉そうになりますし、命令口調も多くなるるでしょう。
そして、プライドが高いことによって、口が悪いことに対して、誰かが注意したとしても聞く耳を持ちません。

「口が悪い」とたとえ言われたとしても「あなたに言われたくない」と考えるので、直そうとしないのです。
それは、彼氏であっても彼女であっても変わりません。

⑫:キャラ

キャラを演じているというケースもあります。
それは、口が悪いキャラではなく、そのキャラを演じることによって口が悪くなります。
少し悪ぶったキャラ、男ことばを話す女性のキャラ、すかした感じのキャラなどです。

それは、自分のありのままの姿を知られるのが恥ずかしいので、演じることで言いたいことを言いやすくすることです。
わかりやすく言えば、それは、コスプレやネットの中でのアイコンキャラになります。

口が悪い人との付き合い方

口が悪いので黙ってしまう女性

彼氏

彼氏が口が悪いと友達に合わせたり、親に会わせたりした時に恥ずかしい思いをするでしょう。
男性は、自信がなかったり、自分を偉く見せるために口が悪くなる場合があります。

また、それが格好いいと勘違いしていることもあります。
しかし、それを指摘してしまうとプライドが傷つけられて逆上したり、聞く耳を持たない可能性があるので要注意です。

そのため、時間をかけて対応するのがコツです。
何かの拍子に口が悪くなったら「優しい言葉で話す方が好き」「怖いから直してほしい」と素直な気持ちで優しく伝えます。
彼女に怖い、悲しいと言われたら気をつけるようになるでしょう。

友達

女友達ならば、ストレートに言いましょう。
「口が汚いよ」「言葉がきついよ」とその場で言います。

また、男性が聞くと印象が良くないこともアドバイスしましょう。
誰でも、好きな男性に嫌われていまうのは悲しいもの。

そこをうまく伝えることが出来れば、少しは気をつけるでしょう。
もし、それで友達関係が悪くなるならば、そのくらいの関係だったということです。

上司

一番伝えづらいのが上司でしょう。
しかし「辞めてください」とはなかなか言えません。

しかし、上司だという立場を考えてあげてください。
部下を大勢まとめている上司ならば、仕事もできる人でしょう。

それなりのストレスもあるでしょうしプレッシャーも抱えています。
こういう話し方なのだと納得した方が得でしょう。

しかし、人格を否定するようなパワハラ上司ならば、本人に言わないで、信頼できる別の上司に伝えるなどした方が良いかもしれません。

口が悪い女性に対する男性の本音

口が悪い女性に驚く男性

では、口が悪い女性に対する男性の本音をみていきましょう。

  1. 下品
  2. 常識がない
  3. 彼女にしたくない
  4. 頭が悪そう

続いて、男性の本音をそれぞれ詳しくみていきます。

本音①:下品

口が悪い女性は男性から見ると品がないと思われます。
いくら、見た目が上品にしていても、口が悪いと一気に下品に見えてしまいます。

では、どうして口が悪いと下品とみなされるのか。
それは、口が悪いと育ちが悪いと思われるからです。

育ちが悪いとは「親の顔が見てみたい」と言われるように親も行儀が悪いのかなと思うようなことです。

箸の持ち方や挨拶など、小さいころに身につくものと考えます。
だから、口が悪いと、そのほかの行儀も悪いのだなと思うのでしょう。

本音②:常識がない

女性の口が悪いと男性は常識がないと感じます。
なぜなら、口が悪い人が敬語や謙譲語が使えるとはとても思えないからです。

上司や先輩に敬語を使うのは当たり前。
しかし、それらができないとなると、常識がないのかなと思うのです。

また、口が悪い人は同じ言葉ばかりを頻繁に使っているので、一般的な言葉を知らない常識が足らない人だと思うのでしょう。

本音③:彼女にしたくない

口が悪い女性を彼女にしたいとは思わないでしょう。
自分の前だけならまだしも、彼女となると友達や親に会わせる機会もあります。

その時に彼女の口が悪いと恥ずかしい思いもしますし、評価も下がることでしょう。
多くの男性は上品でお嬢様タイプが好みです。そのため、口が悪い女性は敬遠されても仕方ありません。

本音④:頭が悪そう

口が悪い女性の第一印象は頭が悪そうということです。
言葉が汚いと知性がないのかなと思いませんか。

それは男性でも同じです。
逆に綺麗な言葉遣いの人は、知性を感じるでしょう。

だから、せっかく頭が良いのに口が悪いと損をしてしまいます。
また、口が悪い人はボキャブラリーが少ないことが多いので、知的に見えないのでしょう。

口が悪いのを直す方法

電話でも口が悪い

では、口が悪いのを直す方法を具体的にみていきましょう。

  1. 口に出す前に考える
  2. 常識を身につける
  3. 綺麗な言葉を真似る
  4. 口癖を自覚する
  5. 感情的にならない
  6. 知識を増やす
  7. 客観的に聞く

続いて、口が悪いのを直す方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①:口に出す前に考える

口が悪いのはなかなか治らないものです。
だから、思ったことをそのまま口にしてしまっては、口が悪くなってしまいます。

何かを発言する時には一旦頭の中で反芻しましょう。
そして、その言葉が汚いかどうかを判断してから初めて口に出しましょう。

人に物を頼む時でも一回考えてから口に出すようにすると、キツイ言い方も回避できますし言ってしまってから後悔することもなくなります。

方法②:常識を身につける

敬語や丁寧語はすぐに話せるものではありません。
普段から使っていないと、咄嗟に出てこないものです。

そのため、日ごろから常識を身につけると良いでしょう。
また、言葉の数も豊富に知っていることで、メリハリのある話し方もできます。
そして、常識を知ることでこの言葉はTPOにそぐわないということも理解できるでしょう。

方法③:綺麗な言葉を真似る

口が悪いのを直そうとしても、どのような話し方をすればよいのかわからないことも
あるでしょう。

一番、手っ取り早いのは綺麗な言葉を真似ることです。
話し方講座、ドラマでの上品な話し方のセリフなどを参考にしましょう。

それをすることでいかに自分と違った話し方をしているかがわかります。
言葉は耳で覚えるものなので、耳で多くの言葉を聞くのも良いでしょう。

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方法④:口癖を自覚する

周りから「口が悪い」と言われても自覚のない人がいます。
そういう人は、自分がどのように話しているのかがわかっていません。

だから、周りからのアドバイスを聞いてみましょう。
その中でも口癖は何度も出る言葉なので、口が悪いと言われると言うことはこの口癖を直すだけで随分印象がかわります

「うざい」「あいつ」「~すっ」など頻繁に使っているならば、それをやめることから始めます。

方法⑤:感情的にならない

人は興奮したりして感情的になることで荒っぽい言い方になる傾向があります。
特に人を批判したり、人を怒ったりするときには口が悪くなるでしょう。

「あいつは」「~しろ」「お前」などがそれです。
そうならないために、感情的にならないように努力します。

常に冷静で、ストレスをためないことによって、感情の起伏はフラットになります。
そうなると、汚い言葉や罵るような言葉も出てこなくなるでしょう。

方法⑥:知識を増やす

本を読んだりするのも効果的です。
素敵な言い回しや自分では使わない言葉、表現が勉強できるので、それらを参考にして普段でも取り入れてみましょう。

また、知識が増えると会話の内容も濃くなります。
そうすることで、単調な会話や同じ言葉ばかり反復することも減るでしょう。

また、知識が増えれば付き合う人も変わってきます。
そういう環境にいるといつも丁寧な言葉を耳にするようになるので、自分の口の悪さが恥ずかしくて直すようになります。

方法⑦:客観的に聞く

自覚が少ないのが口の悪い人の特徴です。
それならば、スマホなどで一度録音して聞いて見ましょう。
意識をして話すと普段とは違った話し方になるので、彼氏や彼女、家族に頼んで、内緒で会話している所を録音してもらいます。

きっと、それらを聞くと愕然とするでしょう。
自分の発している言葉と、客観的に聞く言葉では大きなギャップがあるからです。

そして、口が悪いとこれだけ印象が悪くなるのか、これだけ薄っぺらい言葉ばかり使っているのかと気付くでしょう。

口が悪いのは何の得にもならない

口が悪い上司

美人であっても、賢い人でも、仕事が出来る人でも、口が悪いというだけで評価を下げてしまいます。

ということは、綺麗で丁寧な言葉遣いの人は、それだけ自分の価値を上げられるということです。
そうなると口が悪いことは、大きなデメリットになることが理解できるでしょう。

口が悪いと一度でも言われたことがある人は、すぐに直して女性にも男性にも好印象な人になるようにしましょう。

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ライター
noel編集部

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