お酒で記憶がなくなるメカニズム!記憶が飛ぶリスク&楽しく安全に飲む方法
皆さんはお酒で失敗をしたことがありますか。 楽しいお酒の席、しかし羽目を外し過ぎてしまうと記憶を失ったり予期せぬ行動に出てしまうことがあります。 なぜ人はお酒によって記憶が飛んだりしてしまうのでしょうか。 お酒で記憶がなくなるメカニズムと、安全かつ楽しくお酒を楽しむ方法についてまとめました。
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お酒で記憶がなくなるのは危ない!
お酒に酔ってしまうと、記憶をなくしてしまう人がいます。
泥酔をすると毎回のごとく記憶がなくなってしまう人も珍しくはありません。
しかし、お酒で記憶がなくなるのはとても危険なことです。
記憶がない間に貴重品をとられてしまうことがあったり、意識がない間に盗撮や性的被害にあうなど、思わぬトラブルに見舞われてしまう危険性があります。
記憶を失っている間、何があったのかわからない訳ですから酔った勢いでトラブルを起こしたり、周りの人に迷惑をかけるなどのリスクだってあるのです。
また、何度も何度も記憶をなくす人というのは、脳自体がお酒に弱い傾向にあります。
自分はそれほどお酒に弱くないと思っていても、すぐに記憶を失ってしまうのは、脳にダメージを与えているのです。
お酒に強そうに見えても「アルコール性健忘症」となっている可能性が捨てきれません。
記憶をなくしている間に起こってしまうトラブルや、危険性以外にも体や脳自体が実はお酒に強くなかったというリスクがあるのです。
どのくらいお酒を飲むと記憶がなくなるの?
お酒を飲むと必ず記憶を失うわけではありませんよね。
少量や数杯程度の飲酒では、なかなか記憶を無くしたりはしません。
記憶を失う量というのがあるのです。
しかし、当然ながら私たちはそれぞれお酒に強い人や弱い人がいます。
そのため、必ずこの量で記憶をなくす、とは言い切れません。
参考になるお酒の量としては、アルコール濃度が血中の5倍にさしかかると意識さえもあいまいになります。
人によっては立っていられない、記憶をなくすなどの障害が出てくるラインです。
具体的には、日本酒3,4杯ビール6杯ハイボール1,2杯を飲んだ程度と想像してください。
お酒で記憶がなくなるメカニズム
なぜ人はお酒を飲み過ぎてしまうと記憶をなくしてしまうのでしょうか。
まず、人間の記憶というのは、瞬時に覚えるようにはできていません。
永続的に記憶しておくのと、短期間的に脳に記憶させる二つのパターンがあるのです。
まずは短期的に覚えて、重要な要素だけを永続的に記憶させます。
この記憶をする前に、アルコールによって脳に記憶を定着させることが出来なくなってしまうのです。
つまり、短期間に記憶させることすら出来ず重要な部分を記憶させるまでに至らない、ということですね。
お酒で記憶が飛んでも家に帰れるのはなぜ?
お酒の失敗エピソードなどでよく耳にするのが、記憶をなくしてしまっても帰宅できるというものです。
なぜ人はお酒に酔って記憶を失っても帰宅できるのでしょうか。
もともと人間は長期的に記憶されていることに関しては、忘れることがあまりありません。
日々の習慣である帰路に関しては、ほぼ毎日通りますよね。
永続的に続けられる行為は、嫌でも忘れることが出来ないのです。
そのため短期的に覚えているその日の記憶よりも、永続的に覚えている家の位置や帰路は忘れません。
また単純に、帰宅する間の記憶がないだけで帰っている間はしっかりと覚えていることも考えられます。
家に到着し目が覚めたら帰宅している時の記憶をなくしている、というだけなのです。
お酒で記憶がなくなりやすい人の特徴
人によって、お酒に酔うスピードは異なります。
ですからお酒で記憶をなくしやすい人もいるのです。
- お酒を飲むとの眠くなる人
- お酒が強い人
- ストレス発散をお酒にしている人
特徴①:お酒を飲むとの眠くなる人
まず初めにご紹介するのがお酒を飲むと眠くなる人です。
お酒を飲んで酔いが回ってくることで、睡魔に襲われる人もいますよね。
こういったタイプの人は、意識があいまいになりやすく睡魔に襲われることで記憶もあいまいになります。
自分が話したことや、どこで何をしたのかを覚えるのが難しくなるのです。
特徴②:お酒が強い人
続いて挙げられる特徴はお酒が強い人です。
お酒が強いということは、酔わないから記憶をなくすようなことはないのではないか、と思われがちです。
しかし、お酒が強いからこそ必要以上に飲んだり煽られて限界までお酒を飲んでしまうことが多々あります。
気持ちが大きくなりやすく、結果記憶をなくすまで飲んでしまうのです。
特徴③:ストレス発散をお酒にしている人
お酒を飲むことでストレスの発散にしている人もまた、お酒で記憶をなくしやすい人です。
ストレスのはけ口にお酒を利用していると、暴走しやすくなります。
さまざまなうっぷんが表に出やすくなるので、限界までお酒を飲んでしまい、記憶をなくすことがあるのです。
お酒で記憶がなくなったことがある人の割合
お酒で記憶をなくすというのは、とても恥ずかしいことではあります。
エピソードなどよく耳にしますが、では実際どの程度の人がお酒に酔って記憶をなくした経験があるのでしょうか。
cancam.jpの調べでは、お酒に酔って記憶をなくしたことのある人は0回で62%1回で10%2~3回で10%となっています。
全体で見ると記憶をなくす経験のある女性は、多くはありません。
お酒で記憶が飛んだ人の恥ずかしいエピソード
お酒で記憶をなくしており、後から友達や同僚から「こんなことがあったよ」と聞かされて恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。
続いてはお酒で記憶を飛ばした人の恥ずかしいエピソードをまとめました。
エピソード①:何が起こっても爆笑していた
まず初めにご紹介するエピソードは何が起こっても爆笑していたというものです。
良く箸が転がっても笑う、と言いますがまさにその状態です。
誰が何を言っても、料理が届いても、お箸を落としても爆笑してしまうのです。
とにかく楽しそうにしていたよ、と教えてもらうのです。
また、自分のスマートフォンや他人から送られてきた写真から、自分がずっと笑っている姿を見て恥ずかしい思いをするのです。
普段からあまり笑わない人ほど、恥ずかしい思いをしますね。
エピソード②:他人のふりをされた
続いてご紹介するエピソードは他人のふりをされたことです。
おそらく何か迷惑をかけたのかもしれません。
ふと目が覚めて意識がはっきりとした時、友達に声をかけたら無視されたり、知らないふりをされたのです。
友人としても、べろべろに酔っている相手の知り合いだと思われたくないのかもしれませんね。
エピソード③:知らない人とご飯を食べていた
恥ずかしいエピソードの三つ目は知らない人とご飯を食べていたことです。
何が何だかわからず、混乱してしまいますね。
ファミレスで知らない人と一緒にご飯を食べていたところで、意識が戻ったのでしょう。
お酒の席や、道端で知り合った人と一緒にいることはよくあるエピソードです。
エピソード④:映画の話を現実のように
酔っぱらったお酒の席で、「〇〇が死んじゃったの…」と語りだし、よく話を聞いて見ると映画やドラマの話だったというものです。
まるでフィクションの世界を現実のように語りだすことがあります。
真剣に聞いていたら映画やドラマの話だったら、つい笑ってしまいますよね。
そんなことを後から伝えられて、恥ずかしい思いをした人も多いようです。
エピソード⑤:人の悪口を言っていた
最後にご紹介するお酒で記憶をなくした時の恥ずかしいエピソードは人の悪口を言っていたことです。
上司の愚痴だったり、友達の悪口をひたすら言っていたよ、と言われて青ざめることだってあるでしょう。
普段抱えていたストレスが、お酒に酔って外に吐き出されてしまったのです。
やはり知らない間に自分が悪口を言っていたら恥ずかしいですね。
記憶をなくさず楽しくお酒を飲む方法
記憶をなくしてしまうのはリスクも多いですし、出来れば記憶をなくすようなことには陥りたくないでしょう。
お酒での失敗を無くすためにも記憶を無くさずに楽しくお酒を飲む方法をご紹介します。
- アルコール以外を挟む
- まずはご飯を食べてから飲む
- いきなり度数の高いお酒を飲まない
- ウコンなどをあらかじめ飲む
- 根本的に飲む量を減らす
方法①:アルコール以外を挟む
大切なのはアルコール以外を挟むことです。
水やお茶といったアルコール以外の飲み物を挟んで飲むように心がけましょう。
水分不足に陥ってしまうと、さらにアルコールが回ってしまうのです。
すぐに酔ってしまって、記憶を失うことを防ぐためにもお酒以外を頼みましょう。
特におすすめなのはトマトジュースです。
血中のアルコール濃度を下げる効果が期待されています。
血中のアルコール濃度が、急上昇してしまわないようにアルコール以外の飲み物を飲んで、水分不足にならないようにするのが大事ですね。
方法②:まずはご飯を食べてから飲む
お酒で記憶をなくしてしまわないために、まずはご飯を食べてからお酒を飲むように心がけて下さい。
空腹の状態でお酒を飲んでしまうと、酔いが回るのも早くなります。
出来れば食べ物が来てからの方が良いですが、飲み物野の方が早く来る場合が殆どです。
お店によってはお通しが先に来ることもありますから、なるべく食べ物を食べてからお酒を飲みましょう。
方法③:いきなり度数の高いお酒を飲まない
続いてご紹介するのが、いきなり度数の高いお酒を飲まないことです。
席についてそうそうに度数30などの高いお酒を頼むのは避けてください。
急に血中のアルコール濃度が上がりますから、酔いやすくなりますし記憶をなくしてしまうことにも繋がります。
方法④:ウコンなどをあらかじめ飲む
昨今ではアルコール濃度の急上昇を防ぐアイテムや、お酒を飲む前に対策として飲んでおくようなアイテムがたくさんあります。
あらかじめウコンなどを飲むのもおすすめです。
飲み会があるような日は、お店に行く前にコンビニなどによっておいて飲んでおくように心がけましょう。
方法⑤:根本的に飲む量を減らす
何よりも重要な記憶を無くさないお酒の飲み方は根本的に飲む量を減らすことです。
やはり多くお酒を飲むことは、あまり好ましくはありません。
記憶をなくすまで飲まないこと、それが何よりも対策として大切なことです。
やはり記憶があった方が楽しかったことを自覚出来ますから、お酒の量は自分自身で調節しましょう。
お酒で記憶を無くさないようにコントロールしよう
お酒というのは適度な量を飲むからこそ楽しめるものでしょう。
楽しい記憶さえも無くしてしまったら、意味がありません。
羽目を外しすぎないように、自分自身のことをコントロールするのが大事なことですね。
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