太ってる人の特徴＆好む食べ物！痩せている人との違いや習慣の変え方

太ってる人は自分に甘い？

太ってる人は自分に甘い傾向があります。
苦しいことや辛いことが嫌いなので、最初から目標を低く設定するのです。

そこで生まれるのが、「簡単で楽な道を選ぼう」という意識。
頑張って努力することを避けるクセがついてしまい、現状維持を望むようになります。

そして現状維持も難しくなると、「しょうがない」「まあいいや」とあっさり諦めてどんどんぬるま湯に浸かることになるのです。

太ってる人の特徴

では、太ってる人はどのようなタイプなのでしょうか？
以下の特徴5つをご紹介します。

1. 家でゴロゴロするのが好き
2. 間食が多い
3. 飲み会によく参加する
4. 面倒くさがり
5. 自分の体型が気にならない

特徴①：家でゴロゴロするのが好き

太ってる人によく見られるのが、家でゴロゴロするのが好きなタイプです。
普段は仕事をして疲れがたまっていますから、その反動もあって休みの日になると一日中DVDを見たりゲームをしたり。

家の中で、楽な部屋着のままダラダラ過ごすことが何よりの楽しみになっているのでしょう。
その結果日常的な運動不足に陥り、ぽっちゃりとした体型になっていきます。

特徴②：間食が多い

太ってる人の典型とも言えるのが、間食が多いタイプです。
食事をどれだけお腹いっぱい食べたとしても、食後のデザートを食べないと気が済まない人。

あるいは「さすがにこれは全部食べられない」と思って開けた大袋のお菓子を、いつの間にかペロリと完食してしまう人。
お腹は「もういっぱいだからこれ以上食べないで」と言っているのに手が勝手に伸びてしまい、食べたい欲求を抑えることができません。

特徴③：飲み会によく参加する

太ってる人は、お酒が好きで飲み会によく参加しているようです。
アルコールには「消化を促す」「食欲を抑制する働きを鈍感にする」といった作用があるため、お酒を飲むと食欲が旺盛になります。

すると、脂っこくて高カロリーなものが食べたくなっていつも以上に食べ過ぎてしまうのです。
そんな飲み会の場が頻繁になれば、必然的にお腹がぽっこりしてくるでしょう。

特徴④：面倒くさがり

太ってる人は、面倒くさがりなところがあるでしょう。
本当はやればできるのですが、「我慢してやらなければいけないという義務感」「やりたくないのに強制される不自由感」を味わいたくないがために、「面倒くさい」という表現になるのです。

特に「面倒くさがり」が出やすいのは、誰も見ていない一人だけの空間。
周りに人がいる仕事は真面目に取り組むのに、自分しかいない自宅にいるときは身の回りのことさえ面倒くさくなって家事も怠けがちになります。

デスクワーク中心の人であれば一日を通して動くことが少ない上に、食事は外食やコンビニで好きなものを選んで食べる毎日。
太らないわけがないですよね。

特徴⑤：自分の体型が気にならない

太ってる人からは、「自分の体型があまり気にならない」という声も聞こえてきます。
中には「最近太ってきたみたい」と気付いている人もいるのですが、太った自分を認めたくないため気にならないフリをしているようです。

体型を気にしていないので体重計に乗ることもないですし、鏡でスタイルをチェックすることもありません。
「昔と比べて太ってきた」という自覚がないので、食べたい物を好きなだけ食べる自由気ままな生活を送り続けているのです。

太ってる人はなぜ痩せないの？

太ってる人が痩せない理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目は無理な計画を立てていること。

痩せたい気持ちが強すぎるあまり、厳しい食事制限やハードな運動を目標にしてしまって続けることができず、途中で挫折するのです。
自分に合った目標を設定し、それを達成するための計画作りという作業が抜けてしまっているのでしょう。

2つ目は「私は痩せにくい体質」と思い込んでいること。
「太っているのは体質だから仕方ない」と考えているため、ダイエットすること自体を最初から諦めているのです。

太ってる人が好む食べ物

では、太ってる人はどのような食べ物を好むのでしょうか？
以下の食べ物7つをご紹介します。

1. ラーメン
2. 揚げ物
3. ごはん
4. お菓子
5. ハンバーガー
6. ピザ
7. カレーライス

食べ物①：ラーメン

太ってる人が好きな食べ物と言えば「ラーメン」です。
もともと人間の脳が「美味しい」と感じる「糖・油・だし」が見事に融合した一品ですから、飽きることなく何度でも食べたくなります。

ところが、糖と油は体内へ非常に吸収されやすい組み合わせ。
吸収を抑える野菜などがほとんどないため、その多くが脂肪に変わってしまうのです。

食べ物②：揚げ物

揚げ物は、太ってる人が好きな食べ物の王道ですよね。
普段は食べない野菜も、「天ぷらなら喜んで食べる」という人もいるでしょう。

脂肪は人が生きていく上で必要な栄養素なので、「脂肪は美味しい」と感じるように私たちのDNAに刷り込まれていると言われています。
でも油は高カロリーですから、あっという間にカロリーオーバーということになるのです。

食べ物③：ごはん

太ってる人は、とにかくごはんが大好きです。
ごはんをたくさん食べたいので、あえて濃い味付けのおかずを準備します。

また麺を食べるときも、必ずごはんが必要になります。
お腹が満たされるまでごはんをおかわりすることが当たり前になっていますから、自分がどれだけ食べたのか把握していない場合もあるでしょう。

食べ物④：お菓子

太ってる人にとってはお菓子も欠かせません。
「食後の楽しみ」「小腹が空いたとき」「気分転換」「映画のお供」に…。

一日の中で何度もほしくなるので家には十分な量のストックがあるのですが、それでもコンビニへ行く度にプリン・スナック菓子・アイス・菓子パンなどと手が伸びてしまいます。
脳は快楽を得るように働いていて「お菓子＝美味しい」と記憶していますから、お菓子を見ると「これは美味しいから食べなさい」と指令を出すのです。

これがいわゆる「別腹」と言われる仕組みになります。

食べ物⑤：ハンバーガー

太ってる人はハンバーガーも好きです。
手軽に食べられて程よくお腹も満たされます。

ハンバーガーの正体は高カロリー・高塩分で栄養バランスの偏った「ジャンクフード」なのですが、それだけでは物足りないのでやっぱりポテトとコーラのセットが定番。
日常的に食べていれば確実に横幅が成長します。

食べ物⑥：ピザ

太ってる人が好んでよく食べるのがピザです。
サクサク・モチモチの生地にトマトソースとたっぷりのチーズ。

乗せる具材によって食感や味の変化を楽しめて、もう言うことはありませんね。
ピザもジャンクフードの1つですが、適量を食べていれば何の問題もありません。

でも太ってる人は、1人でビッグサイズを食べきってしまったりおやつ変わりにも食べたりするのです。

食べ物⑦：カレーライス

太ってる人に限らず、みんなが大好きなカレーライス！
カレーに含まれる辛味成分には食欲増進効果がありますから、ごはんがいくらでも進みます。

カレーに使われるスパイスには様々な健康効果が期待されているのですが、市販のカレールウには動物性油脂や塩分がたくさん含まれているため食べ過ぎには気をつけたいところです。

太ってる人と痩せてる人の違い

では、太ってる人と痩せてる人はどこが違うのでしょうか？
以下の違い3つをご紹介します。

1. 体を動かそうとする意識
2. 生活リズム
3. 食べる速さ

違い①：体を動かそうとする意識

太ってる人は辛いことが嫌いなので普段から運動することはありません。
さらに階段よりもエレベーターを使ったり近所のコンビニへも車で行ったりと、日常生活の中で体を動かさない選択をしがちです。

一方痩せてる人は運動することの大切さをよく理解しています。
だから本格的なスポーツはしないまでも、次の駅やバス停まで歩いたり自宅でストレッチをしたりと、できるだけ体を動かそうという意識を常に持っているのです。

違い②：生活リズム

太ってる人は、休みになると家事もほとどんどしないで一日中家でダラダラ過ごすことが多いため、生活リズムが不規則になりやすいようです。
それによって食生活も乱れ、食事を抜いてお菓子を大量に食べる、あるいは暴飲暴食をするといった行動が見られるようになります。

ところが痩せてる人は生活リズムが安定していますから、自然と規則正しい食生活を送ることになるのです。

違い③：食べる速さ

太ってる人は食べ物を口いっぱいにほおばってあまり噛まずに飲み込むクセがついているため、食べるスピードが速いです。
食べ物を口に入れてから脳に「お腹いっぱい」と伝わるまでには約15分かかりますから、早食いの人は満腹を感じる前にたくさん食べてしまうのでしょう。

それに対して痩せてる人は、よく噛むことを心がけているためそれなりに食事に時間をかけています。
だから適量を食べると「もうお腹いっぱいだから満足」と感じ、食べ過ぎるということが少ないのです。

太ってる人の体型は仕事にも関わってくる？

人の第一印象を決める大きな要素となるのが「見た目」ですから、極端な体型はビジネスの場にも影響すると言われています。
太ってる人は「暑苦しい」「自己管理ができていない」と思われやすいため、特に第一印象が鍵となる営業職の場合は大事なチャンスを逃すことにもなりかねません。

また太っていない人に比べて動きが鈍く見られがちなので、一生懸命仕事をしているのに「やる気ないの？」と誤解されることもあるようです。

太ってる人のデメリット

では、太ってる人はどのようなことが問題なのでしょうか？
以下のデメリット3つをご紹介します。

1. 体臭がきつい
2. 病気になりやすい
3. おしゃれを楽しめない

デメリット①：体臭がきつい

太ってる人は汗をたくさんかいて体臭がきつくなるので、人と接するときには人一倍気を遣う必要があるでしょう。
体臭を強くしている原因として、「食べ物」「運動不足」が挙げられます。

太ってる人が好む揚げ物・乳製品・お肉などの脂肪は、体臭を強くすることが知られているのです。
また運動不足によって血行が悪くなると、汗と混ざって尿臭のようなツンとした「アンモニア臭」が発生されるため、太ってる人の体臭に対する悩みは尽きません。

デメリット②：病気になりやすい

太っていると体が様々なダメージを受けますから、生活習慣病などの病気になりやすいと言われています。
また病気にはならなくても、「だるい」「疲れやすい」「膝が痛い」といった体の不調を来しやすいでしょう。

デメリット③：おしゃれを楽しめない

太ってる人は、サイズ的にも見た目的にも着られる服が限られてくるので、おしゃれを楽しむことができなくなるようです。
さらに以前着ていた服も下着も全て買い替えなければいけないため、太る度に大きな出費となるでしょう。

太ってる人が無理なく痩せる方法

では、太ってる人が無理なく痩せるためにはどうしたらいいのでしょうか？
以下の方法6つをご紹介します。

1. 理想の体型を妄想
2. 自分のベスト体重を知る
3. 常温の水をこまめに飲む
4. 野菜から食べる
5. よく噛む
6. 自分にご褒美

方法①：理想の体型を妄想

太ってる人が無理なく痩せるために最も重要なことが、理想の体型を妄想することです。
妄想すると、脳は「こんなスタイルになりたい」という欲望を感知して心と身体に「欲望を満たしなさい」と指示を出すため、ダイエットに対するモチベーションが長続きするようになります。

ダイエット成功の秘訣は、無理なくゆるやかに体重を落とすことですから、長期戦になります。
「痩せたい欲」を忘れないためにも理想の体型の女性を画像として保存し、毎日見るようにするのもいいでしょう。

方法②：自分のベスト体重を知る

太ってる人が無理なく痩せるためには、「自分の理想の体重はどのくらいなのか」を知る必要があります。
理想体重とは「BMI」と呼ばれる体重・体格指数が「22」となる体重のことで、計算式は「身長（m）×身長（m）×22」。

例えば身長150cmの場合は「1.5×1.5×22」となるので、「49.5kg」が理想体重になります。
「BMI22」は最も病気になりにくく健康を保持しやすい数値です。

自分の理想体重を知ると、「あと何kg落とせばいいのか」が具体的にわかるので目標が明確になってやる気が出ますよ。

方法③：常温の水をこまめに飲む

太ってる人が無理なく痩せるためにおすすめなのが、常温の水をこまめに飲むことです。
冷たい水は内臓などを冷やして代謝を悪くしますが、常温の水や白湯は代謝を上げてくれますから、こまめに飲むことで代謝の高い状態を維持できます。

1日に飲む水の目安量は体重の「4％」なので、体重50kgの場合は「2リットル」摂るように心がけましょう。
特に、朝起きてすぐにコップ1杯の水を一気に飲み干すと腸が刺激されて排便を促してくれるため、ダイエットに効果的です。

方法④：野菜から食べる

太ってる人が無理なく痩せるなら、野菜から食べるようにするといいでしょう。
野菜・きのこ・海藻などに含まれる食物繊維には、「糖分や脂肪分の吸収」「血糖値の急上昇」を防ぐ働きがあります。

できるだけ3食に野菜を取り入れ先に食べる習慣をつけることで、今までと同じ食事を続けても痩せやすい体質に変化していくはずです。

方法⑤：よく噛む

太ってる人が無理なく痩せるためには、食べ物をよく噛んで食べることも忘れてはいけません。
よく噛むことで早食いを防ぎますから、食べている途中で脳が「お腹いっぱい」と感じ、必要以上に食べたいと思わなくなります。

同時に、よく噛むことで口周りの筋肉が鍛えられるためフェイスラインが引き締まり、小顔効果にも繋がるのです。
よく噛むだけで自然に食欲がコントロールできるようになるので、厳しい食事制限をする必要はありませんよ。

方法⑥：自分にご褒美

太ってる人が無理なく痩せたいなら、自分にご褒美をあげましょう。
「あれが食べたい…でも食べちゃダメ」と思い続けると、ストレスがたまってダイエットは長続きしません。

また「最近の私、歩くの頑張ってるな」と思うと、報酬がほしくなるもの。
だから「給料日だけは食べたい物を食べる」などと自分の中でルールを決めてみて。

長い目で見ると、時々食べ過ぎたとしても普段気をつけているならあまりダイエットに支障はないでしょう。
長い期間我慢をしてイライラするよりも、ご褒美が楽しみになって「また頑張ろう」とモチベーションを上げることの方が、長期に渡って痩せるためには何倍も意味のあることなのかもしれせん。

太ってる人に似合う髪型や服装

髪型

太ってる人は丸顔で横幅が広く見られがち。
そこで、縦長ラインを強調できる「ボブ」にすることで顔のサイズをコンパクトに見せることができます。

さらに前髪をセンター分けにすると、前髪と輪郭で小顔効果抜群の「ひし形シルエット」を作れますよ。

服装

太ってる人は体型を隠しすぎるとかえって太く見えてしまいがちですが、体の引き締まっている部分「首元」「足首」「手首」をあえて見せるようにすると、着痩せ効果が発揮されます。
足首を見せる場合は、高すぎないヒールを履くことで、より細さが引き立つでしょう。

そして体のラインを引き締めて見せてくれるカラーは黒や濃紺ですが、ポイントとなるようなデザインや別の色を組み合わせると女性らしくまとまります。

太ってる人は焦らず時間をかけて痩せよう

太ってる人は無意識に太りやすい行動をしている傾向がありますから、痩せるためにはちょっとした意識の変化が必要になるでしょう。
ただ、意識も体重も変化するスピードはゆっくりなので焦ってはいけません。

「痩せたい欲」「ダイエットのモチベーション」を長く持ち続けることで、痩せやすい体質が手に入るはずです。