【辛気臭い人の特徴】顔・性格・言動からわかる特徴を解説
思うようにいかない、気が滅入る、イライラしているなど、こういった状態のことを「辛気臭い」と表現することがあります。この記事では、男女200人を対象に「辛気臭い人にうんざりした人の割合」「辛気臭いと感じたエピソード」などをアンケート!今回は辛気臭い人の特徴や辛気臭い人への対処法を紹介していきます。
人気のおすすめ記事
辛気臭いの意味とは?
暗くじめじめとした表情や状態に対し、「辛気臭い」と表現することってありますよね。
辛気臭いとは、「物事がうまくいかずにイライラするさま」「思い通りにいかなくて滅入っているさま」「やきもきしている」などの状態を示す言葉です。
これはその場の状態にも当てはめて使うこともありますし、「辛気臭い人」と人に当てはめて使うこともあります。
そのため「あなた辛気臭いね」なんていわれたら、ネガティブな発言をされたことになります。
辛気臭い人は顔や性格、そして行動や表情にまで現れるため、特徴的な印象を相手に与えるのです。
男女に調査!辛気臭い人にうんざりした人の割合
辛気臭い人が場にいると、雰囲気が重くなってしまいますよね。
今回は男女200人に「辛気臭い人にうんざりしたことはあるか」お聞きしました。
Q.辛気臭い人にうんざりしたことはある?
男女ともに6~7割の人が「辛気臭い人にうんざりしたことがある」と回答しました。
大多数の人が辛気臭い人にうんざりしていることが分かります。
では辛気臭い人とは、実際にどんな人のことなのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
男女の目線!辛気臭いと感じたエピソードを調査
辛気臭いとはどんな時に感じるのでしょうか?
ここでは「辛気臭いと感じたエピソード」を男女200人にお聞きしました。
Q.「この人辛気臭いな」と感じたエピソードを教えて
男性のコメント
いちいちマイナス思考な発言を多発させている同僚がいた。(25歳)
考え方が前向きではなく、何時も失敗した時のことばかり考えている人。(25歳)
やる前から、ずっと出来ないって言って、挑戦しない。(38歳)
せっかくみんなで仕事を終わらせる為にがんばってるのに、文句ばっかりいって、周りの士気を下げる人です。(37歳)
自分なんかと付き合っていてもいいことないとか、付き合っているあなたはダメ人間と否定してくる。(31歳)
女性のコメント
何でも自分が話の中心でいつも被害者として話してくる。(28歳)
いつもスマホでゲームばかりしていて人と会話を楽しもうとしない。(29歳)
昔のしんどかった仕事の話しかしない上司が、話を聞いていてしんどいなと思います。(24歳)
すごくネガティブな人でいつもネガティブ発言ばかりするので、こちらまで滅入ってしまいました。(31歳)
何を言っても自虐的な言葉で返されるので、話をしたくなくなってしまった。(22歳)
人から辛気臭いと言われる人は、ネガティブな発言や文句が多い特徴があるようです。
ネガティブな発言などは自信の無さの表れなので、自己肯定感が低い人は発言がネガティブになっていないか注意しましょう。
また、文句などは口癖になっている人も多いです。
自分の無意識の発言で周囲のモチベーションを下げてしまっているかもしれないと、念頭に置いておきましょう。
辛気臭い人は悲劇のヒロインになってしまっている場合も多いです。
辛い出来事や大変だった昔話を話題にしてもいいことはないので、辛気臭い人にそんな話題を振られたら、それとなく話題を変えてみましょう!
辛気臭い人の特徴【顔編】
では、辛気臭い人ってどんな人でしょうか?
まずは顔の特徴について紹介します。
- いつもしかめっ面
- 口元が下がっている
- 目つきが悪い
では、それぞれの顔の特徴について詳しくみていきましょう。
特徴①:いつもしかめっ面
いつも小難しい顔やしかめっ面で、とっつき難い人っていますよね。
こうした、いつも眉間にしわを寄せている人は辛気臭い人です。
こうした顔からは、常にイライラしている、何かに対して不満を持っていることが伺えます。
暗い表情と例える場合もありますが、多くは何かに対してイライラしているような顔つきであることが多いです。
思うようにいかないからといって、すぐに表情に出すのはいささか子供すぎるともいえます。
しかし当人からしてみれば、意図して表情に出しているわけではないため、本人は気づいていないことも多々あるでしょう。
特徴②:口元が下がっている
辛気臭い顔の特徴は、暗いとも表現できます。
そのため口元がいつも下がり、不満そうな顔をしている人も辛気臭い人です。
特にへの字に口元が下がっている人は、何かに対して強い不満を抱えている証拠です。
それこそ現状が思うようにいかず、イライラしている可能性があります。
また人は無意識に性格が表情にして現れるため、常に不満を持っている人は口元がへの字に曲がりやすいです。
意図しない自分の表情を意識することで、自分がいつもどんな表情でいるかがわかるでしょう。
特徴③:目つきが悪い
人をにらみつけるような、そんな目つきの人っていますよね。
元から目つきが悪い人もいますが、それとは別に眉間にしわを寄せ、人をにらみつけるかの如く見る人は辛気臭いです。
本人は気づいていない場合もありますが、常に満たされない、イライラしている人はそれが顔に出やすいです。
また自然と表情に表れる場合もあるため、本人は普通の目つきだと思っているときもあります。
他人に辛気臭いといわれた場合には、一度自分の顔を見直してみましょう。
すると眉間にしわが寄っていたり、人を睨むかのような目つきをしていることが分かりますよ。
辛気臭い人の特徴【性格編】
次は辛気臭い人の性格です。
性格から分かる辛気臭さは以下の通りです。
- 思い込みが激しい
- 自己肯定力が低い
- ネガティブで暗い
- 人が嫌いで敵が多い
では、それぞれの性格の特徴を詳しくみていきましょう。
特徴①:思い込みが激しい
こっちはそこまで言っていないつもりでも、「あの人が私を悪く言う!」と思い込んでしまい手に負えない人っていますよね。
思い込みが激しく、こちらの意見に耳を貸そうともしない人は辛気臭い性格といえます。
他人に対して基本的に心を開いていないので、どうしても「悪く言われている」と思い込んでしまうのです。
こちらにその気はなくても、彼らの心の中でいつの間にか悪役にされてしまうこともあるでしょう。
特徴②:自己肯定力が低い
辛気臭い性格となってしまうのは、自己肯定力が低いからといえます。
簡単にいえば、自分に自信がないせいで周りにとやかく言われていると考えてしまうのです。
自己肯定力の低さは育った環境によるものが大きいです。
しかし逆にいえば、自己肯定力を高くすれば辛気臭い性格も改善していきます。
自己肯定力の低さはネガティブ思考に繋がります。
ネガティブな思考は表情や言動にまで影響を及ぼすので、見ただけ話しただけで辛気臭い人というレッテルを貼られてしまいます。
特徴③:ネガティブで暗い
辛気臭い人の性格は、ネガティブで暗いです。
いつもじめじめとした考えを持ち、明るく考えるのが苦手です。
自分は常に悪口を言われているのではないか、笑われているのではないかという疑心が、顔に出てしまうのです。
常にイライラしているような、眉間にしわを寄せ憎んでいるような視線を送るのは、言い換えれば自分を守っているとも表現できるでしょう。
ネガティブで暗く、じめじめとした性格は、辛気臭い他にも根暗やとっつきにくい印象を相手に与えます。
周りまでその影響を及ぼすこともあり、改善した方が良い性格といえます。
特徴④:人が嫌いで敵が多い
辛気臭い人は、その疑心暗鬼から基本的に他人が嫌いです。
そのため辛気臭い人を敵に見る人が多いのではなく、自分で敵を作っていくのです。
周りは辛気臭い人が思っているよりは、優しいものです。
それなのに自分は「こう思われている」「思うようにいかない人間関係」があると思い込み、勝手に敵を作っているといえるでしょう。
辛気臭い人の特徴【言動編】
辛気臭い人は言動にもその特徴が現れます。
以下のような言動が多いなら、辛気臭い人となります。
- 言い訳が多い
- 愚痴や悪口をすぐに吐く
- ネット上では明るい性格や言動が出やすい
- 批判的な言葉が多い
では、それぞれの言動の特徴について詳しくみていきましょう。
特徴①:言い訳が多い
よく口癖として「だって」「でも」「私は悪くない」など、言い訳するかのような言動が多い人っていますよね。
これは自分を守るための防衛の一種で、自分を守るために相手を否定していると考えられます。
しかしこうした「だって」「でも」が多いと、話していても何も楽しくないですよね。
また「もういいよ」と分かりあうことをやめてしまいます。
言い訳する言葉が多いと、自分から人を遠ざけ、孤立していくのです。
特徴②:愚痴や悪口をすぐに吐く
辛気臭い人は、思い込みが激しく自分を守ることに精一杯です。
そのため何か気に入らないことがあれば、すぐに愚痴や悪口が口をついて出ます。
そのくせ自分は現状に不満を言うだけで、変える気や努力はあまりありません。
こうした言動が性格となり、人が離れていく原因になります。
誰だって何かに対して不満を感じることはありますが、それをすぐ口にするのは精神的に満たされていない、また成熟しきっていないことが伺えます。
特徴③:ネット上では明るい性格や言動が出やすい
辛気臭い人は、元からそうした性格や言動が多かったわけではありません。
周りの環境が、徐々に辛気臭い性格にしていったといえます。
そのため顔の見えないネット上では、本来の明るい性格が表に出やすく、ネットと現実では性格が違うように見えることがあります。
ネット上では明るい口調や言葉が多く、現実での性格を感じさせないこともあります。
ネット上と現実で口調が違う、性格による言動が変わるという場合にも、辛気臭い性格を持っていると判断できるでしょう。
特徴④:批判的な言葉が多い
辛気臭い人は、人と話すときには批判的な言葉が多いのが特徴です。
これは「だって」「でも」など逆説表現にもあるように、自分を守るための防衛手段といえます。
「自分はこうだから」というスタンスを貫くことで、自分の考えやスタイルを侵されないようにしているのです。
しかし周りを批判するかのような言葉が多いと、付き合いにくいとして人は離れていくのです。
辛気臭い性格を改善する方法
もし辛気臭いといわれてしまった、自分の辛気臭さを改善したいと思うなら、以下のようなことを試してみましょう。
辛気臭さは自分で改善させることができますよ。
- 愚痴や悪口を言わない
- 毎日鏡で表情チェックをする
- 人とたくさん話す
- 自信を持つ
- 体を動かす習慣をつける
では、それぞれの改善方法について詳しくみていきましょう。
方法①:愚痴や悪口を言わない
何か気に食わないことやイライラすることがあっても、それをすぐに口に出さないようにしましょう。
愚痴や悪口をいえば、その場の雰囲気どころか自分の心に影を落とします。
それを繰り返していれば、辛気臭い性格がさらに辛気臭いものになってしまうでしょう。
抜け出したいと思うなら、まずは口に出す言葉を明るいものへと変えるのです。
方法②:毎日鏡で表情チェックをする
辛気臭い性格は顔に出てしまいますから、誰からみてもそうだと言われないためにも、毎日鏡を見て表情チェックをしましょう。
笑顔の練習も欠かさずに行うと、いつの間にか笑顔の多い人に変わっていきます。
人からどういった表情をしているか自覚することは、辛気臭い性格を直すことに役立ちます。
トイレに立ち寄った際などに、鏡とにらめっこしてみましょう。
そうすることで、自分がどれだけ辛気臭い顔をしているかがわかりますよ。
方法③:人とたくさん話す
自分が悪く言われているような気持ちになるのは、人とたくさん話していないからです。
人と話さなければ、自分についてどう思っているのかなんて憶測でしか分かりませんよね。
たくさん会話する、慣れることで、自分が思っていたほど悪いようには思われていないのが分かります。
自分がどれだけ思い込んでいたかが確認できるでしょう。
方法④:自信を持つ
辛気臭い性格の原因は、自分の自信のなさにもあります。
自分に自信をつけるためにも、1日の終わりには自分をほめてあげると良いでしょう。
例えば些細なことでも良いので、今日一日仕事を頑張ったこと、人とたくさん話せたこと、早起きできたことなどをほめてあげます。
たったこれだけのことでも、毎日続けることで、小さな自信へと繋がります。
自信を持てるようになると、周りの音が気にならなくなり、自分は自分と割り切って生活できるようになりますよ。
方法⑤:体を動かす習慣をつける
あれこれ余計なことを考え、ネガティブに陥ってしまうなら、体を動かす習慣をつけましょう。
運動は体の健康だけでなく、心の健康維持にも役立ちます。
体を動かし、気持ちの良い汗をかくことで、嫌な気持ちも洗い流してくれます。
また体を動かしている間は、悪いことを考えにくいともいわれています。
気分転換にもなるので、趣味として何かスポーツを始めるのも良いでしょう。
辛気臭いは感染する!自分の心を健康的に保とう!
辛気臭いは人に感染します。
自分が辛気臭い顔をしていれば、周りはそれを感じ取り、嫌な気分になって顔をしかめます。
自分の周りを過ごしやすくするもしないも、要は自分次第といえるでしょう。
自分自身が辛気臭い感染源とならないためにも、毎日できることから始め、辛気臭い性格を乗り越えましょう!
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。