怒らない人の15の特徴!普段怒らない人が怒ると怖い理由とは?
私たちの周囲には怒りっぽい人と、あまり怒らない人がいます。この記事では、男女200人を対象に「怒らない人の割合」「怒らない人の特徴・心理」などをアンケート!また、怒らない人になる方法や、普段怒らない人が怒ると怖いと言われる理由などもご紹介します。
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男女200人に調査!怒らない人の割合
ちょっとしたことで怒る怒りっぽい人がいる一方、滅多なことでは怒らない人もいますよね。
まずは、男女200人に「周りに怒らない人はいるか」を聞いてみました。
Q.あなたの周りに「怒らない人」はいる?
男性は69%、女性は66%が「周りに怒らない人がいる」と答えました!
男女ともに7割近くと、怒らない人は多くの人の身の周りにひとりはいると言えそうですね。
では次は、怒らない人の特徴と心理について詳しく見ていきましょう。
男女200人に聞いた!怒らない人の特徴と心理とは
ふだん怒らない人は周りから寛容な人だと思われがちですが、実際にはどのような気持ちでいるのでしょうか?
今回は、男女200人に「怒らない人の特徴と心理」を教えてもらいました。
Q.怒らない人の特徴・心理を教えて
男性のコメント
あまり物事に関心がないイメージで、こだわりがないので怒るポイントもないイメージ。(23歳)
怒りというのは自分が不満に思っているから起こるものだと思います。怒らない人は自分がいけないんだと思っている。(24歳)
怒っても、空気が乱れるだけなので、怒るのではなく諭す方が効果的。(28歳)
怒った後に起こるめんどくさい事を想像したら、怒る気がなくなる。(27歳)
怒っていても相手に伝わらないし、期待しないから。(34歳)
女性のコメント
怒らなすぎてみんなから仏と言われるけれど、実際は普通にむかつくし怒ってる。顔や行動、言動に出していないだけ。(26歳)
怒らないと言われますが、人と深く付き合わないので期待しないだけです。(38歳)
怒る=エネルギーを使う。怒る時間が無駄であり、怒るまでの価値を感じない。(33歳)
言ってもしょうがない、自分が上手く不満をやりこめばいいと思えば、疲れるから怒らない。(34歳)
職場や友達には「温厚」だと言われるが、こだわりがないことに対しては「どちらでもよい」と思うので、感情が入らない。(35歳)
怒らない人は、実は「怒るだけ無駄」「怒る方が面倒」と思っている場合が多いようです。
他人にそもそも興味がないので、怒って改善させるよりは自分が飲み込んだ方がめんどくさくないと考えているとのこと。
また、「怒ったところで空気が悪くなるだけ」「怒るより諭す方がいい」と考える冷静派もいました。
怒らない人は本当に怒っていないわけではなく、人より怒りを表に出さないだけと言えるかもしれませんね。
怒らないのは無関心だから?怒らない人の特徴・心理
通常ならば怒っても仕方がない場面でも、いつもニコニコして怒りを表さないタイプの人がいます。
怒らない人は、他人に対して無関心だからとも言われていますが本当にそうなのでしょうか。
ここでは、普段怒らない人の心理状態や特徴などをチェックしてみましょう。
- 人に多くを望んでいない
- 大らかな性格
- 怒りにエネルギーを使いたくない
- 優し過ぎる
- 人と争うのが嫌い
- 自分に自信がなくて怒れない
- 自分なりのポリシーを持っている
- ポジティブシンキング
- 育ってきた環境
- 怒る理由がみつからない
- すぐにケロッと忘れてしまう
- 冷静な性格
- いつもニコニコしている
- 怒りの感情をコントロールできる
- 怒ることのデメリットを知っている
それでは、怒らない人の特徴や心理を詳しく解説します。
特徴・心理①:人に多くを望んでいない
怒らない人は、人と自分との間にしっかりとしたボーダーラインを引いています。
人は人、自分は自分だと割り切っているので人の考え方を曲げようとは思わないのです。
なので、もしも自分の意見と相違している場合でも、人を変えるよりも自分が変わった方が楽だと思っています。
したがって、このタイプは他人に多くのことを望んでいないとも言えるでしょう。
特徴・心理②:大らかな性格
大らかで些細なことを気にしないタイプにも怒らない人は多いでしょう。
こういう人は総じて行動にもゆとりがあるので、苛々することが少ないからです。
時間に追われると人は焦ってしまって、心の余裕がなくなります。
大らかな性格の人は、そんなナーバスな状況に自分を置くことなく常にゆとりがあるアクションを心がけています。
特徴・心理③:怒りにエネルギーを使いたくない
たとえば仕事でも趣味でも怒りながら進めると、時間ばかりかかって効率がよくありません。
これは怒りという感情が、ミスを引き起こさせるからです。
怒らない人はそのことを、良く知っているため怒ることで自分が得をすることは何一つないと思っているのでしょう。
また、無駄なことにエネルギーを使いたくないと思っているパターンもあります。
特徴・心理④:優し過ぎる
怒らない人の中には、もし相手に憤慨していたとしても、それを表面には出さない人もいるでしょう。
その理由は、もし自分が怒ったとき相手の気持はどうなのだろうかと先回りをして考えてしまうからです。
優しいを通り越して優しすぎるタイプの怒らない人は、いつでも自分の気持ちよりも先に相手の気持ちを重要視して考慮してしまいます。
特徴・心理⑤:人と争うのが嫌い
人と争うことを極力嫌う怒らない人は、いつも穏やかな環境下にいることを望んでいます。
このタイプの怒らない人は、まったく怒りの感情が湧かないわけではないのですが、とにかく揉め事が嫌いなので怒ることを避けているのです。
特徴・心理⑥:自分に自信がなくて怒れない
怒らない人の中には「怒り」そのものに対してトラウマになっている人もいます。
したがって、憤りを感じていてもそれを態度で示さないのは、たとえば幼い頃に身近な誰かから不条理な怒りの感情をぶつけられたなど、辛い経験をした可能性もあるでしょう。
特徴・心理⑦:自分なりのポリシーを持っている
自分の考えやポリシーをしっかりと持っている人は、許容範囲が広いので滅多なことでは怒りません。
もし万が一、目に余ることが起こった場合でも、怒鳴りつけるのではなく静かに注意を促すでしょう。
このタイプの人は何か問題が起きた時に瞬間的に反応するのではなく、一度冷静になることでロジカルに説得しようとするです。
したがって敵を作ることもないでしょう。
特徴・心理⑧:ポジティブシンキング
一つの物事には、色々な見方や考え方があります。
怒らない人は、ポジティブシンキングに物事を捉えるのであまり不安になることもなく、無条件に自分を信じられるでしょう。
また、周囲に対しても不満を抱かないため、感情的になることが少ないのです。
特徴・心理⑨:育ってきた環境
幼い頃の家庭環境によっては、節度を踏まえた怒らない人になる可能性があります。
たとえば、親がどのように子供に接してきたかとか、周囲の環境はどうだったかによっても性格は変わるからです。
したがって、親が穏やかな性格をしている場合、子供も穏やかになる確率は高いでしょう。
特徴・心理⑩:怒る理由がみつからない
怒りっぽい人は苛々しやすく短気であることが多いですが、怒らない人は本質的に怒りを感知するスイッチが人よりも少ない可能性があるでしょう。
そのため些細なことで苛立つこともなく、いつも穏やかそうに見えます。
特徴・心理⑪:すぐにケロッと忘れてしまう
怒りを感じたときの表現方法はそれぞれ違いますが、怒らない人の中には、怒りそのものが長続きしないタイプもいます。
そういう自分の性格をよくわかっているので、その場ではムッとした感情を抑えているのです。
一日たつとケロッと忘れてしまうことが多いので、周囲からは温和な人だと思われているパターンになります。
特徴・心理⑫:冷静な性格
怒らない人の中には、物事を冷静に判断する能力を持っているタイプもいます。
自分の中で怒りの感情を分析して、どう伝えれば理解してもらえるのかを客観的に考えることができるため、相手に対して感情を爆発させることがないのです。
特徴・心理⑬:いつもニコニコしている
人に対して否定的な考えを抱くことはなく、いつもニコニコしている人がいます。
このタイプは、基本的に人が良いためネガティブな決めつけをすることもありません。
したがって、いつも穏やかでスマートに振舞うことができるのが特徴です。
特徴・心理⑭:怒りの感情をコントロールできる
怒らない人は、自分の感情をコントロールするのがうまいことが特徴でしょう。
そのため、怒りを感じた場合、感情的になることなく相手に器用に気持ちを伝えて、怒る必要がないときには無駄に怒ることがないのです。
また憤りを感じたときには、クールダウンするスパンを作るなど工夫をして、自分をセーブしています。
特徴・心理⑮:怒ることのデメリットを知っている
怒らない人はムッとする出来事があったとしても、今自分が怒ったらどうなるのだろうかと、怒った時のデメリットを考えるので感情的になることがありません。
怒ってもただ疲れるだけで、お互いにとって何もプラスにならないとわかっているので、いつも穏やかでいられるのです。
怒らない人のメリット
怒らない人は、普段ニコニコしている人が多いので、周囲から好かれ友達も多いでしょう。
少しくらい嫌なことがあっても、露骨に怒りの感情を表すこともないので信頼されやすいのです。
ここでは、怒らない人のメリットをチェックしてみましょう。
メリット①:人間関係がうまくいく
人間であれば、誰でも怒りを感じることがあるでしょう。
しかし、怒りの感情をあまりにストレートに出したり、攻撃的だったりすると、周囲の人に余計な気遣いをさせてしまいます。
仮に、100%自分に落ち度があったとしても、怒鳴られると苦手意識を感じてしまうのです。
したがって怒らない人は、温厚な人というイメージがついているので、周囲に敵を作ることがなく人間関係がうまくいくでしょう。
メリット②:周囲から好かれる
怒らない人は、その表情から醸し出される雰囲気がとても円やかな人が多いです。
いつも口角が上がっていて親しみやすいので、誰からも好かれることも大きなメリットでしょう。
怒らない人のデメリット
怒らない人は穏やかそうに見えるので誰からも好かれますが、その半面で怒らないことをいいことに軽視される危険もあるでしょう。
また、イラッとしてもなかなか自分の本心をストレートに言えないためにストレスも溜まりやすいのがデメリットです。
ここでは、怒らない人のデメリットを解説してみます。
デメリット①:自分を強く主張することが出来ない
怒らない人は総じて、周囲に翻弄されることが多くなるので、自分の意見があっても強く主張できないと言うデメリットがあるでしょう。
もしも、その結果が自分にとって不利益であったとしても、争いになるのを避けるため何も言えないことが多いのです。
デメリット②:ストレスがたまる
苛々した感情を自分の中に溜め込む過ぎてしまうと、精神的に追い込まれることがあります。
怒らない人は、ひたすら自分を押さえ込んで憤りの感情をコントロールしているので、ストレスを抱えることが多いのです。
そんなことを繰り返しているとフラストレーションが溜まり、体を壊してしまうことにもなりかねません。
うまく気分転換する方法を見つけたり、旅行などして気分をリセットして、ストレスを蓄積しないようにして下さい。
怒らない人になる方法
それでは怒らない人になるためには、どんな努力をすれば良いのでしょうか。
この世界にはいろんなタイプの人がいるので、中には本当に温厚で土台が優しい人もいます。
しかし、実際には怒りを感じながらも自分の気持ちをコントロールして、なるべく怒らないようにと肝に銘じている人が多いのです。
つまり怒らない人は、不満や憤りを感じても、自分の中で感情を処理できる能力を持っていると言えるでしょう。
ここでは、なるべく怒らない人になる方法をチェックしてみます。
- 自分との違いを書き出してみよう
- 怒りを感じたら、とりあえずその場を離れる
- 固定観念を捨ててみよう
- イラッとしたら深呼吸してみる
- 相手には求めず自分を変える
続いて、怒らない人になる方法を詳しく解説していきます。
方法①:自分との違いを書き出してみよう
怒らない人になるためには、すぐ怒る人と穏やかな人の違いに注視する必要があるでしょう。
自分なら苛々してしまう場面で、怒らない人はどんな対処の仕方をしているのか、観察してノートやメモ帳などに書き出してみることで、怒らない人になるヒントが見つかる可能性があります。
方法②:怒りを感じたら、とりあえずその場を離れる
実際にストレスを感じてしまったときは、少しだけその場を離れてみるのも有効な手段でしょう。
体が疲労している時は、ストレスが山積みになってしまっているものの、なぜか見て見ぬ振りをして自分を誤魔化してしまうのではないでしょうか。
少しだけ休養して心と体を十分にリフレッシュさせたら、よりよい方向に発展していけるでしょう。
方法③:固定観念を捨ててみよう
怒りっぽい人は、常にこうあるべきという理想や信念を持っています。
そして、自分は絶対に正しいと信じているのです。
しかし、この世界にはさまざまな人がいるからこそ面白いのだと理解して、固定観念を解放すれば心にも余裕が生まれて、もっと楽に生きられるのではないでしょうか。
方法④:イラッとしたら深呼吸してみる
どんなに注意していても、やっぱり苛々してしまうこともあるでしょう。
そんな場合は、感情を言葉にする前に、深呼吸をするのが効果的です。
人は怒ると呼吸が浅くなり、冷静でいるのが難しくなります。
だからこそ、なるべくゆっくりと長く深呼吸すれば、心を平静に保つことができるでしょう。
方法⑤:相手には求めず自分を変える
たとえば、相手を自分の思い通りに動かすことは、想像するよりもはるかにエネルギーが必要です。
しかし、どんなに努力しても相手が自分の思い描いた通りの結果を導き出してくれるとは限らないでしょう。
やはり人は人、自分は自分と割り切るしかないのです。
したがって、誰かを変えたいと思ったらまずは自分が変わってみましょう。
自分の見る世界が変わると、すべてが変わって見えます。
普段怒らない人が怒ると怖い理由
普段怒らない人が急に怒り出すと、とても怖く感じるのはなぜでしょうか。
それは、いつも怒っている人の場合は見慣れているため、さほど恐怖を感じなくなってしまっていることが原因です。
さらに、怒らない人はいつもニコニコしている表情しか見たことがないので、そのギャップに驚いてしまうことも一因でしょう。
ここでは、普段怒らない人が怒ると怖い理由について解説してみます。
- 蓄積した気持ちが爆発してしまうから
- 怒りのポイントが他の人と違うから
- 普段との隔たりがあり過ぎる
- 感情のコントロールができないため
- 沸点が高い
それでは、普段怒らない人が怒ると怖い理由をチェックしてみましょう。
理由①:蓄積した気持ちが爆発してしまうから
普段は怒らない人の中には、言いたいことがあっても我慢して蓄積してしまうタイプがいます。
自分の中で処理ができている間は、平穏を保っていられますが、いくら優しい人でもいつか爆発してしまう時が来るのです。
したがって、普段は穏やかそうに見えても不満を溜め込んでいるタイプの人は突然切れることがあるので、怖く感じてしまう確率が高くなります。
理由②:怒りのポイントが他の人と違うから
そもそも、あまり怒らない人は憤りを感じるポイントが一般的に食い違っている場合があります。
たとえば、無視をされたり嘘をつかれたりすれば誰でも怒りを感じるのでしょうが、中には、相手の些細な言動が許せないと言う人もいるでしょう。
したがって、一人一人怒るポイントが違うと言うことを覚えておくことは大切です。
理由③:普段との隔たりがあり過ぎる
日頃ニコニコしていることが多く、人から穏やかな人だと思われている人が突然怒り出すと、まずそのギャップに驚いてしまうことがあるでしょう。
つまり、その人が怒っている姿を誰も想像できなかったと言うことになります。
理由④:感情のコントロールができないため
大人しくてあまり怒ったことがない人の場合は、感情のコントロールができなくなってしまって、歯止めがきかないという怖さがあるでしょう。
怒らない人の中には、本当に温厚な人もいますが自分の気持ちを押さえ込んでいるタイプも多いのです。
しかし、普段は内に秘めているのでそれが爆発したときには、感情が抑制できなくなり暴力的になる危険もあります。
理由⑤:沸点が高い
怒りの沸点のポイントが、人よりも高い人はほとんどの場合人前で怒ることはありません。
その理由は、いつも周囲を気遣い、どうすれば心地よくいられるかを常に考えているからです。
しかし、怒りのポイントが高いとは言っても苛々することがないわけではありません。
ただ抑制しているだけなのです。
したがって沸点に達した時には烈火のごとく怒り出し、周りを驚かせます。
怒らない人の気持ちを理解して良好な関係を築こう
怒らない人は、普段はとても穏やかで常識的な人が多く、礼儀正しいことが特徴です。
また、いつも明るく人の悪口も言わないので、周囲から慕われることが多いでしょう。
しかし、怒らない人はストレスを溜めてしまうことも多く、ある日突然切れてしまう可能性があります。
したがって、怒りの気持ちを上手に発散させる方法をみつけるなどして、ストレスを蓄積させないように心がけましょう。
怒らない人の中には、憤りの気持ちを自身でコントロールしたり、苛々してもグッと我慢して態度に表さない人もいます。
それは、怒ることで周囲から嫌われたくないと思う気持ちや、平和主義者で場の雰囲気を壊したくない場合もあるのです。
さらに、幼い頃の育った環境によっては怒り方を知らない人もいて、その理由は幅が広いでしょう。
怒らない人にも、さまざまなバッググラウンドがあります。
その胸中や心理を理解して、良好な人間関係を築いていきましょう。
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