人望がない人の特徴10個&原因!人望を得るための6つの方法とは
人望がないの意味は、主に年上で立場が上の人に使われ、人気がなく敬意を持たれないことです。 残念ながら、職場の上司や先輩の中にもいるかもしれません。 人望がない人の特徴を10例挙げて、原因などについて詳しく説明します。 現在人望のなさに悩んでいるのであれば、得る方法についても例を挙げるので参考にしてみてください。
人気のおすすめ記事
「人望がない」の意味とは?
「望」の漢字は人気、慕われて尊敬される意味が含まれます。
多くの人から慕われて立派な人だと感心されること、人気があって尊敬されることを人望と言うのでしょう。
反対に人望がないのは、皆から嫌われて後ろ指を指されること、軽蔑されることを表すと考えられます。
どのような人や様子、性質を指すのか詳しく見ていきます。
人望がない人の特徴
どんな人があまり慕われることがないか例を挙げてみます。
- 損得で動く
- 人によって態度を変える
- おどおどする
- 高圧的な態度
- お世辞が多い
- 意見を聞かない
- 愛想がない
- 目立つ所だけ仕事をする
- すぐ感情的になる
- 嫌みを言う
あまり人気がない人の特徴について、詳しく説明します。
特徴①:損得で動く
純粋に他人のために行動せず、見返りがある時だけ積極的に動く人もいます。
人望がない原因にもなるでしょう。
周囲に気づかれていないと考えているでしょうが、あからさまなのでバレバレです。
困っている人に対して、眼中にないか無視しているため軽蔑されます。
特徴②:人によって態度を変える
目上の方、上司や取引先など自分を引き立ててくれる可能性のある方には笑顔で友好的な態度を取ります。
しかし、後輩や部下などの目下の人、あまり付き合っていてメリットにならない人についてはつっけんどんな態度を取る人がいます。
女性で人望がない人の場合は、合コンなどで男性と知り合う場と会社などの場で態度に違いがあることもあるでしょう。
コンパでは全体的な雰囲気が良く、収入や勤務先などで自分の求める条件に適った男性の前では、愛想を振りまいて猫なで声で話をしています。
しかし、風采が上がらない地味な男性や、女性と話をする時には無愛想でけだるい感じで接する場合があり、落差がひどい場合もあります。
相手によって応対する姿勢を変えるのは、人望がない人がやりがちなことです。
何を言っても刃向かう可能性がない相手や関心のない人には、強く意地悪い態度で憂さ晴らしをしたり、無表情で投げやりな態度を取ったりします。
しかし、意地悪をすると後で報復を受けそうな場合や、好かれたい相手には下手に出て、頭を下げながら卑屈な態度に出たり、関心を引こうとして可愛らしく振る舞うことが多いでしょう。
裏表のある計算高い人と悪口を言われている可能性があります。
特徴③:おどおどする
どのような人に対しても、臆病な様子で自信なさげに振る舞う人もいます。
もっと自信を持って話したり、行動したりすれば良いのにと言われることもあるでしょう。
同情されることもありますし、かわいそうに思われることもあるでしょう。
特に敵もいませんが人気がない存在で、人望がないため人から重んじられません。
かえって何を言っても刃向かわない人というイメージができ、いじめの対象となる場合もあります。
特徴④:高圧的な態度
相手に対して強気に出て、服従させようとする人も人望がないです。
人気のない上司やお局様など小さいグループの中で立場が上で、誰も意見できずにのさばっています。
ろくに説明もせずに自分の言うことだけ聞いていれば良いという態度で、傲慢な感じがします。
常に命令口調で、恩着せがましい話し方をします。
本人は有能なつもりですので、人望がないとは考えていません。
人のことを認める気は全くないので、孤立しています。
特徴⑤:お世辞が多い
自分に自信がないせいか、その場をやり過ごそうとやたらに相手を持ち上げる人がいます。
お世辞を言って、思う通りに動かそうとしたり、立場が上の人にだけいい顔をしようとしたりします。
相手のことを思いやって前向きな言葉をかけるわけでなく、その場しのぎなので責任感がないと軽蔑され、人望がない状態でしょう。
上手い言葉はその状態をごまかしたり、上辺だけを取り繕ったりするだけなので、平気な顔で後で責任を負わされることもあります。
特徴⑥:意見を聞かない
人の話や意見に全く耳を傾けない人、もしくは表では聞いているふりをしていても心ここにあらずで、全く頭の中に入っていない人もいます。
意見を聞けないような方も人望がないです。
話を聞く気が全くなく思いやりもないので、他人のことを思えるような人間ではありません。
自分のことが大好きで、他人に興味はないでしょう。
特徴⑦:愛想がない
何をしてもぶすっとした不機嫌な態度の人もいます。
話しかけても返事もせず、笑顔を浮かべることがなく何を考えているか分かりません。
口数が少ないとか人見知りの性格とは違い、不気味な印象を与えますし、不愉快に思う方もいて人望がないでしょう。
人間関係に不満を持ったり、仕事に恵まれなかったりして思い通りに行かず愛想がない場合もあります。
特徴⑧:目立つ所だけ仕事をする
嫌われる人の中には、目立った所だけ仕事をして後はサボる場合があります。
女性同士の場合は、お茶くみだけ他の人にさせて、自分が淹れたように装ってお客様にお茶を出すことがあります。
会社では部下が成果を出した仕事を自分のやったことのように報告して、横取りする上司もいるでしょう。
目立つ所だけやったり、自分の手柄のようにするので、一人だけ良い思いをしようとすると言われて人望がないです。
人望がない人の行動は、周囲の人には本性がばれていることがあるので、意外に警戒されていることも多いです。
特徴⑨:すぐ感情的になる
何か指摘されたり、強く注意されたりすると怒り狂ったり泣き出したりする人もいます。
冷静に話しかけようとしても、感情的になって文句を言うこともあるので、理論的に話ができない人と判断されて人望がないです。
おまけにあちこちに悪口を言いふらし、人望がない人間に限って、指摘をしてくれた人を逆恨みし、あることないこと陰口を言って陰湿ないじめをする場合があり、相手を追い詰めることもあるでしょう。
自分が悪いと反省もしませんし、感情で動かされるタイプなので、多くの人に嫌われます。
特徴⑩:嫌みを言う
他の人に良いことがあっても一緒に喜ぶことがなく、嫌みを言って空気を凍らせる人も人望がないでしょう。
相手が栄転して自分が希望する仕事を担当できない場合や、先に結婚を決めた同僚や学生時代の友人に対して、おめでとうと良いながらきつい言葉を投げかけることもあります。
また、さりげなくマウントをして相手が嫌がるような皮肉を言うこともあるでしょう。
言われた人は、水を差されたようであまり良い気分がしません。
周囲にいる人も嫌な気分がしますし、自分も何かあった時に嫌がらせに近いことを言われるのではと感じて人望がないです。
距離を置こうとする場合もあるでしょう。
人望がない人と人望が厚い人の違い
慕われる人とそうでない人の差の例を挙げます。
- 食事などの誘いがあるか
- 気軽に話ができるか
- 相手の表情が穏やかか
- 気遣いができるか
詳しくそれぞれの人の違いを、項目ごとに説明します。
違い①:食事などの誘いがあるか
人望がない人は気軽な女子会やコンパなど、会社や取引先の少人数の食事会などに誘われにくいです。
ただ、資格取得の勉強などで忙しくしている人や既婚者は、声をかけられないかもしれません。
普段から色々な人から誘いがある場合は、年が離れていても気やすくでき、人望があって一緒にいると楽しいと思われていることが多いでしょう。
違い②:気軽に話ができるか
相手からちょっとしたことで話しかけられ、気軽に雑談できるようなら悪意はありませんし、親しみを持たれているでしょう。
しかし、話しかける時に一呼吸置かれたり、年がそんなに上でもないのに改まった感じで話しかけられるとすれば、人望がない可能性があります。
気兼ねしてしまう人や苦手な人には、話しかけるのにハードルが高く感じてしまいがちです。
話の途中や終わった後に、ため息をつかれてしまうこともあります。
違い③:相手の表情が穏やかか
一緒にいる相手の顔つきにも注目して、人望がないか確認してみましょう。
その場にいる人の表情や態度が穏やかで落ち着きが感じられる場合は、嫌われてはいませんし、悪意はありません。
しかし、暗い表情でどことなく険しい目つきがあり、びくびくとおびえた態度が見られる場合は、嫌われていて人望がないかもしれません。
怒られたり嫌みを言われたりして、近い場所にいるのが嫌でたまらない様子が見て取れるでしょう。
違い④:気遣いができるか
相手の立場になって優しい気持ちで対応できる人は、当然色々な方から好かれます。
しかし、人望がない場合は周囲に対する気配りがまるでなっていないので、周りがぎくしゃくしていることがあるでしょう。
自分の意のままになる人や好ましいと思う人だけえこひいきして雰囲気が悪くなることもありますし、平気で傷つくことを大声で話すため、嫌われて人望がないでしょう。
人望がない原因
何故人気がないのか、いくつか例を挙げてみます。
- 目下の人には偉そう
- 自分のことだけ
- 愚痴や文句が多い
- あら探しをする
原因について、詳しくそれぞれ解説します。
原因①:目下の人には偉そう
人望がない人は謙虚でなく、鼻持ちならない所があります。
立場が下に当たる人には高慢に振る舞うくせに、目上の人の前ではペコペコと卑屈な態度を取り、二面性が感じられます。
人望がない上司の場合、あからさまに態度が違うため立場で人を見て対応を変えることが嫌われる原因となるでしょう。
人望がないため、この上司に付いていこうと考える人は少ないです。
原因②:自分のことだけ
自己中心的な性格の持ち主も人望がないでしょう。
他の人を押しのけてまでも、自分だけ良い思いをしようとするため、周囲で親身になって助けた人は拍子抜けしたような気持ちになります。
むしろ、やってもらって当然という感じでいます。
感謝の言葉もないので、何のために行動したのかとがっかりすることもあります。
人望がない人はちゃっかりしていて、悪気なく独力で上手く行ったとアピールするので、さらに嫌われて敵を作りやすいでしょう。
原因③:愚痴や文句が多い
ネガティブなことを言う人も、聞かされる方がうんざりして人が離れる原因となります。
自信がなく周囲の人に卑屈な気持ちでいるせいで、愚痴や文句だけを言うようになり、人望がないでしょう。
周りの人達をうらやましがったり、上手く行かないのを周囲のせいにして八つ当たりをするため、周りも気分が悪くなるでしょう。
いかに自分が恵まれていないかを長々と話し、嫌な気持ちにさせるため誰も近づかなくなります。
原因④:あら探しをする
周りの人のチェックをして悪い所ばかりあげつらっているのも、孤立する原因になります。
ほめることなくあら探しをして、これは良くない、あれが悪いと批判ばかりします。
人望がない人は自分は有能で、人よりも優秀だと思っているでしょう。
周りから見るとそれほど能力がないのに偉そうで、自分を過大評価していると陰で笑われているでしょう。
人望がない人が人望を得る方法
多くの人から慕われるようになるにはどのようにすべきでしょうか。
- 楽しい会話をする努力を
- ありがとうを大切に
- 救いの手を差し伸べる
- 人に誇れる物を身に付ける
- 平等に接する
- 他人の長所を見る
それぞれのやり方について、詳しく説明します。
方法①:楽しい会話をする努力を
人から慕われるためには、話を続けさせる努力が必要でしょう。
人望がない場合、押しつけがましくなって片方が黙ってしまいいたたまれずに終わってしまうことも多いです。
話し上手にならなくても良いので、相手が話をしやすいように相づちを打ったり、うなずいたりして聞き役に徹して自分は口を挟まないことです。
慣れてきて相手の趣味や好む話題が分かってきたら、積極的に自分から話題を提供すると良いでしょう。
楽しい会話ができるようになり、慕われるようになります。
方法②:ありがとうを大切に
人に何かしてもらったときにはっきりとお礼を言っていない方も多いです。
黙って頭を下げるだけでなく、「ありがとう」と口に出すと喜ばれます。
人望がない人の行動として、してもらって当たり前という意識が働き、何も感じないこともあります。
誰かに助けてもらって物事が上手く行っているので、礼儀としてお礼を言うようにしましょう。
方法③:救いの手を差し伸べる
自分に利害関係のある人や、味方をしてくれる人だけを助ける人や、自分が好む人だけを気にかけるという人がいます。
周囲にいる人でも、得になる関係でないと援助の手を差し伸べないという打算的な方も多いです。
残念ながら、見返りが期待できる人のみを助ける人は人望がないでしょう。
もちろん、そのような心がけは大切です。
しかし、見返りを期待できない相手でも、身近で困っていたら、だれかれ構わず手伝う姿勢を見せましょう。
助けた人や、見ていた周囲の人から、思いやりのある親切な人という印象を持たれます。
方法④:人に誇れる物を身に付ける
自分を低く見て卑屈に振る舞う人は、自信がない証拠です。
どうせだめだという感じで落ち込んだ様子で行動しても、謙虚な人とは思われず、軽く見られて人望がないままです。
自信が持てるような、人に誇れる点を身に付けるようにしましょう。
仕事に関する資格を取って、自分しかできない専門知識を身に付けるとか、ダイエットを成功させてスタイルが良くなるというように、内面でも外面からでも変われるようにきっかけを作るのがおすすめです。
方法⑤:平等に接する
人望がないと評される場合、人によって態度が変わることがあります。
自分が公平に扱われないと悪い印象を与えるでしょう。
声を上ずらせないように注意し、落ち着いた様子で笑みを絶やさない温和な表情で話すように心がけると良いでしょう。
誰にでも感じよく接すると、相手を見た目や上下関係で判断しない良い人と感じ、評価が上がります。
方法⑥:他人の長所を見る
自分はたいした存在ではないのに、他人を厳しく評価してばかりいると、人望がない存在になります。
つい、文句や陰口を利きたくなる場合は、その人をよく観察して短所を長所に言い換える練習をすると良いでしょう。
短所は長所が過剰になっている所とも言われます。
口にする前に紙にメモをして、良いように書き換えて頭に入れると、だんだん相手に対する印象が変わってきます。
相手を良いように見られるようになれば、自分の態度も穏やかな感じになり、相手もリラックスして対応できるようになり、お互いに親しみが湧くようになるでしょう。
「人望がない」のは平等な対応ができないから
周囲の人から人気がなく慕われないのは、どの人にも同じように穏やかな態度で接することが難しいため、反感を買うからだと考えられます。
偉そうに押しつけがましく振る舞ってもいけませんし、相手に合わせようと卑屈な態度でびくびくしながら相対するのも好まれません。
年齢や性別、上下関係を問わずにどの人にも優しく、思いやりの気持ちを持って同じように接する人になれるように努力しましょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。