酔った時の行動心理学!言動から見る本性と性格を解説
お酒に酔うと思わぬ本音がこぼれてしまうこともあるかもしれません。 その人の新たな一面を見るきっかけになったり、お酒を飲むことで、関係を深めることもできるでしょう。 そこで、酔った時の言動からわかるその人の本性や性格、性格が変わってしまう理由などを調べてみました。 飲み会の席などで参考にしながら、気になる人を分析していきましょう。
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そもそも「酔い」とは?
エチルアルコール作用による酒酔い
お酒を飲むと、お酒に含まれるエチルアルコールも同時に体に吸収され、その量に応じて脳に麻痺がかかってしまいます。
脳が麻痺すると、集中力や抑止力、判断力が低下してしまうのです。
そして行動は大胆になり、本能に忠実になってしまうんだとか。
興奮状態が続き、理由なく気分のいい時間が続きます。
アセトアルデヒドの作用による酒酔い
お酒に含まれるアルコールは肝臓で分解されアセトアルデヒドになります。
このアセトアルデヒドは有害物質であり、顔を赤くしたり、吐き気を催す原因でもあるのです。
アセトアルデヒドを分解する酵素はアルデヒド脱水素酵素と言われ、「活性型」「低活性型」「非活性型」の3種類があります。
日本人は分解速度の遅い「低活性型」「非活性型」のどちらかのタイプが4割です。
そのため多くの人がお酒による不快な症状に悩み、二日酔いも経験しているんだとか。
酔った時の性格4タイプ
では、酔った時の性格4タイプを詳しく見ていきましょう。
タイプ①:お酒を飲んでも普段と変化が見られない
酔った時のタイプで最も多いのがこのタイプです。
お酒を飲んでも普段と変わらず平常心を保ちながら、その場を楽しむことができます。
極端な判断力の低下や興奮状態が見られず、トラブルを起こす危険もありません。
タイプ②:攻撃的になるトラブルメーカー
いつもは穏やかな人でも酔った時には途端に攻撃的な性格に代わってしまうことがあります。
意外にもこのタイプが2番目に多いタイプであり、お酒のトラブルを起こす原因にもなるんだとか。
いつものように冷静な判断ができず、些細なことでも声を荒げてしまったり、興奮してしまうことがあるようです。
普段からストレスをため込んでいたり、自分で自分を押さえつけている人に良く見られるタイプです。
いきなり上司に絡んでいったり、後輩を怒鳴りつけてしまうこともあるかも。
自分でも気持ちを抑えることができず、あとになってどうしてそんなに怒ったのかと自分でも不思議に思うこともあるでしょう。
タイプ③:フレンドリーになり距離が途端に近くなる
酔った時にはすぐに人に話しかけたり、誰かとつながりを求めてしまいます。
いつもは内気な人でも、リミッターが外れたかのように、恥ずかしげもなく知らない人に話しかけることができるようです。
お酒を飲む前までは、自分から話をすることがなかった人も、その急激な変化で周りを驚かせることがあるでしょう。
大きな変化を見せるものの、周りを不快な気持ちにさせたり、トラブルを引き起こすことはないと言われています。
ただし、酔いからさめた後に自分の行動を思い出し、恥ずかしく感時ることはあるかもしれません。
タイプ④:普段も陽気な人がさらに明るさを増す
普段からフレンドリーな人が酔った時には、さらにその明るさを増すことがあります。
自ら道化を演じて場を和ませようとしたり、ポジティブな発言を繰り返します。
普段から陽気な性格なので、これと言って大きな変化を感じることもなく、トラブルを起こす心配も非常に少ないです。
一緒に楽しいお酒を飲むことができるでしょう。
酔った時の行動心理学!言動から見る本性と性格
では、酔った時の言動から見る本性と性格を詳しく見ていきましょう。
言動①:感極まって泣き出してしまう
いつもはクールな男性も、酔った時に泣き上戸になることがあります。
男性の突然の涙に驚き、引いてしまう場合もあるかもしれません。
酔った時は感情が高ぶり、いつも以上に感性も豊かになっています。
そのため、ロマンティックで情緒的な男性であることがわかります。
一緒にいたらあなたの気持ちに共感し、うれしい言葉をかけてくれることもあるでしょう。
しかし、涙を流すのは自分に注目を集めたいという心理から起こることもあります。
大人になり切れずに、同情を引きたいという子どもっぽい気持ちの表れかもしれないので注意しましょう。
言動②:上から目線で説教を繰り返す
酔った時は仕事のことやプライベートなど、ねちねちと説教を続けてくる人もいます。
わざわざ飲みの席で説教なんてとうんざりする人も多いはず。
説教を繰り返す人たちは、自分自身を周りに認めてもらいたいという願望が非常に強いです。
自分の立ち位置に納得がいかず、不満や怒りを抱えているのでしょう。
酔った時にはその怒りが爆発し、説教という形で周囲に自分の力を見せつけようとしているのです。
しかし、真っ赤な顔をして呂律も回らない人からいくら説教されても、少しも心に響かないです。
言動③:ぐちぐちとネガティブな発言を繰り返す
せっかく楽しい時間を過ごそうとしているのに、会社での愚痴やプライベートでうまくいかなかったことばかりを繰り返している人もいます。
酔った時に愚痴っぽくなる人は、普段から不満やストレスを抱え、ぎりぎりの状態でいる可能性が高いです。
お酒を飲むと普段抑えていた気持ちが解放され、一気にあふれ出てしまうのでしょう。
今はただの愚痴で済んでいますが、関係を深めていくとそれが暴力やDVに発展していく可能性があります。
言動④:飲めば飲むほど静かになって一人の世界に入り込む
みんなで楽しく飲んでいても、一人で静かにグラスを傾けている人もいます。
単純にその場の雰囲気や音楽が好きな人もいるでしょう。
また、仕事で疲れて、騒ぎたく無いと考えている場合もあるかもしれません。
普段から寡黙な人の場合は、もともと酔った時には雰囲気を楽しみ、一人の世界を大切にしたいと考えているかもしれません。
しかし、飲めば飲むほどに口数が少なくなっているのであれば要注意です。
自分の中に辛い過去や悩み事があり、一人でふさぎ込んでしまっているのでしょう。
一緒に悩みを分かち合うことができれば良いですが、自分では無理だと感じれば早めに距離を置いてください
言動⑤:マシンガントークで陽気な発言が目立つ
酔った時に、周りを盛り上げたり、初対面にも関わらず、ぐいぐい距離を縮めようとしてくる人もいます。
普段から明るい人なら、お酒を飲むことでさらにテンションが上がっているだけでしょう。
しかし、いつもはまじめでおとなしい人が、性格が変わってしまったかのように明るく振る舞っているのであれば、それはお酒の力によるものだと考えましょう。
その時は楽しく過ごすことができたとしても、酔いがさめると途端に自分の行いが恥ずかしくてたまらなくなってしまうこともあるんだとか。
素面の状態で合うと、酔った時とは全くの別人のように真面目で几帳面な相手に代わっていることもあるでしょう。
酔った時に性格が変わる理由
クールな人がフレンドリーになったり、おとなしい人が暴力的になったりと、酔った時に性格がガラッと変わってしまう人はたくさんいます。
しかし、一見性格が変わったように見えるのは、その人の秘められた本性が現れただけなのです。
お酒を飲むことで普段押さえつけらえていた不満や怒りが解放され、自分の本来の姿が現れてしまうのです。
普段からストレスが多い人や、悩みを抱えている人ほど、お酒を飲むことによって変貌しやすいとも言われています。
男性が酔った時に女性にしてほしいと思うこと
では、男性が酔った時に女性にしてほしいと思うことを詳しく見ていきましょう。
してほしいこと①:酔い冷ましの水を持ってきてもらう
酔った時にはアルコールを分解するためにのどが渇いてしまいます。
そんな時に、女性からそっと水を渡されると、「気が利く女性だ」とうれしくなってしまうようです。
自分のことを気にかけてくれていることがわかって、ドキドキしてしまうこともあるでしょう。
中には、付き合い上無理してお酒を飲んでいる男性もいるので、女性のさりげない優しさが身に沁みます。
してほしいこと②:一緒にお酒を楽しんでほしい
楽しいお酒の席では、いつも以上にテンションが高くなってしまったり饒舌になってしまうこともあります。
そして、酔った時に隣で微笑んでくれていたり、楽しそうに相槌を打ってくれる女性の姿は癒しになるはず。
楽しそうに自分に付き合ってくれる女性の姿に、自分も一層楽しくなり、女性に惹かれてしまうでしょう。
もっと彼女と過ごしていたいと別れを惜しむこともあるかもしれません。
してほしいこと③:酔っぱらった自分の世話をする
酔っぱらうとあられもない姿をさらしてしまったり、自分では制御ができなくなってしまうこともあります。
そんな男性の姿を見て、かいがいしく世話を焼いてくれる女性に甘えたくなってしまうはず。
胃薬を渡してあげたり、冷たいおしぼりを渡してあげたり、男性が少しでも楽になるように動き回る姿に愛を感じるんだとか。
時には飲みすぎを注意してくれる厳しい口調にも、優しさを感じることができるでしょう。
してほしいこと④:眠ってしまった自分にそっと布団をかけてくれる
多くの男性が酔った時にしてほしいことで思い浮かべるシチュエーションです。
酔いつぶれて眠ってしまった時に、何も言わずにそのまま眠らせてくれる優しさにキュンとしてしまうのです。
男性が風邪をひかないように、布団やタオル、洋服などをそっとかけてあげるところにも愛情を感じることができます。
女性の優しさに惹かれ、目覚めたときには意識してしまうこともあるようです。
酔った時にLINEを送る男性の本音
では、酔った時にLINEを送る男性の本音にはどんなものがあるでしょうか?
- 寂しくて誰でもいいから相手をしてほしい
- 好きな気持ちが溢れて我慢できなくなった
- 体目的でアプローチしている
- お酒の勢いで気持ちを伝えようとしている
次に、酔った時にLINEを送る男性の本音を詳しく見ていきましょう。
本音①:寂しくて誰でもいいから相手をしてほしい
酔った時には、普段抑えていた寂しさや不満が爆発して、寂しい気持ちに押しつぶされそうになることがあります。
すると、相手を問わずにLINEを送り、誰でもいいから構ってほしいと思うこともあります。
自分の気持ちの高まりを誰かに伝えて、話を聞いてもらいたいと願っているのです。
連絡する相手は自分が好意を寄せている人に限らず、自分の話を聞いてもらえるのであれば誰でもいいと思っているので要注意です。
本音②:好きな気持ちが溢れて我慢できなくなった
以前から好意を寄せている相手がいたのであれば、酔った時にその思いが爆発してしまうことがあります。
今までは自分の中でそっと隠していた気持ちだったのに、お酒を飲んで気持ちが高まり、相手に伝えずにいられなくなってしまうのです。
相手に嫌われるかもしれないという恐怖心や、冷静な判断を失い、相手の気持ちを考えたりタイミングを計ることがありません。
ただひたすら自分の気持ちを相手に伝えることだけが目的で、本能のままに行動を起こしている可能性があります。
本音③:体目的でアプローチしている
酔った時には今まで抑えられていた様々な欲求が解放されてしまいます。
それは性欲も同じで、お酒を飲むと、性的にも気持ちが高まる人がいるようです。
自分に好意を寄せているとわかっている女性がいたら、それを利用して体の関係を持とうとアプローチしてくる男性もいるんだとか。
自分の欲望に忠実になり、理性を失い、相手の気持ちを考えることができなくなってしまいます。
本音④:お酒の勢いで気持ちを伝えようとしている
普段は女性を前にして緊張して、伝えたいことも素直に伝えることができない人もいます。
しかし、お酒を飲むことでリラックスした状態になり、「今なら言える」と勇気を持つ人もいるでしょう。
酔った時のテンションに後押しされる形で告白する場合もあるかもしれません。
ここで伝える言葉は心の底から思っている男性の素直な気持ちなので、是非素直に受け取ってあげてください。
酔った時の発言が「冗談」か「本音」か見極める方法
酔った時は自分の本音が出やすい時でもあります。
しかし、中には別の目的のためにあなたを利用しようとしている場合があるので注意が必要です。
もし、相手の言葉が疑わしい時は、聞きたいことをズバッと聞いてみましょう。
酔っているからこそ、うまく言い訳することもできず、相手の嘘を見破ることができるはず。
また、相手があなたに対して本心で気持ちを伝えているのであれば、酔いがさめた後にも何らかの連絡やアプローチがあるでしょう。
酔った時こそ彼の本性を暴いていこう
酔った時には今まで押さえつけていたものが取り払われ、その人の持つ本性や性格が表れやすくなります。
一見、性格がガラッと変わってしまったように見えるかもしれませんが、酔った時に見せる姿こそ、彼の本当の姿でもあるのです。
本当は甘えたいと思っている気持ちや、あなたへのあふれる愛情が酔った時にはあふれ出てしまうでしょう。
そんな時は、嫌な顔をせず、彼を丸ごと受け止めてあげることで二人の仲はさらに深まるはず。
また、彼の本性を知ることで、これからの付き合いに活かして行くこともできるでしょう。
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