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「気品」の意味とは?

気品ある女性

「気品」の意味とは、ただファッションを着飾るのではなく、その人の内面に「品格」が備わっていることを表します。外見から伺うこともできますが、「気品」の意味はやはり「内面から香る品格の高さ」を表すのです。

意味

「気品」の意味とは、一般的に「どことなく感じられる上品さ」と言われます。
ですので「あの人は美人だから」と外見だけで意味づけすることとは異なります。

つまり気品とは、男性や女性、およそすべての人の人格や心といった目に見えない部分を「内側から磨く」ことなのです。

「気品」の類語

「気品」には本来「精神の質を高めること」「人格や品行を磨くこと」といった意味があります。

人は内面を磨くと、そこで養われた気高さが外見に表れます。
自ら意識して「人間としての魂と品を高尚なものにする」との意味が「気品」との言葉には宿っています。

ほぼ同等に使われる「気品」の類語、類義語は「崇高・高貴・高潔・尊さ・気高さ」があります。

人間は古来より、これらを具現化するものに憧れてきました。
伝統衣装に美しさやデザインを求めたり、神話や宝物がどこの国にも存在するなどがその例です。

また、教会などの建築様式が、全て天という高みを目指し、その歴史が豊かであるのも、こうした言葉があってこそなのです。

外国語で「気品」とは

さて英語で「気品」を表現する言葉は、elegance, a manner, grace, class などです。
That actress has the real class (elegance).
「あの女優には気品がある」というように使います。

またフランス語で「気品」を表現する言葉は、「nobelesse」(ノブレス)です。
Cette actrice est noble. (セット アクトリス エ ノブル)「あの女優には気品がある」のように言います。

更に類語として「上品」は「distinction」(ディスタンクシオン)
「上質」は「bonne qualite」(ボンヌ カリテ:英語では good quality)などがあります。

「気品」の花言葉を持つ花

  1. 白梅
  2. 桔梗
  3. 花金鳳花

では、「気品」を花言葉に持つ花にはどのような花があるのでしょうか。
「気品」の花言葉を持つ花」をそれぞれ具体的にご紹介しましょう。

白梅

まだ肌寒い3月に蕾が開く梅は小さな花ですが、それだけに花言葉は「高貴な気品」です。

桔梗(ききょう)

清楚な秋の七草の一つである「桔梗」の花言葉も「気品」です。
大人びた紫色は、千年前の平安貴族王朝時代から、最も気品ある高貴さを意味してきました。

花金鳳花(はなきんぽうげ))

語源がラテン語にある「ラナンキュラス」は、「優雅で気品ある淑女」が意味であり、同時に花言葉となっています。

気品のある人の特徴 

気品ある人の特徴

  1. 美しい笑顔
  2. 姿勢の良さ
  3. スマートな体の動き
  4. 清潔な身だしなみ
  5. 相手を思いやる心
  6. 聞き上手
  7. 品のある言葉遣い
  8. 余裕のある心
  9. 生きる姿勢が明確
  10. 丁寧な肉筆のメッセージ

では、「気品ある人の特徴」とは何でしょうか。
以下に10の特徴を挙げましたので、ぜひ参考にして下さい。

特徴①:美しい笑顔

気品のある人には、笑顔が美しいという特徴があります。
その人が美人であるとか、ハンサムであるとかは全く関係ありません。

笑顔が美しいだけで、その相手にも落ち着いた幸せな気持ちを与えるのが、気品のある人と言えましょう。

特徴②:姿勢の美しさ

「気品がある」と感じさせる人には、また姿勢が美しく、相手に好印象を与えるという特徴があります。マナーが大変良く、その人と接するとこちらが恥ずかしいほどの美しい姿勢の持ち主であるのが、気品のある人です。

特徴③:スマートな体の動き

気品がある人の体の動きには、無駄がありません。
歩く時にも姿勢を崩さず、静かに歩きます。

落ち着いた雰囲気で「スマートな体の動き」を感じさせるのが、気品がある人の特徴です。

特徴④:清潔な身だしなみ

気品がある女性の身だしなみは、TPOに合わせ、スーツ、ドレス、カジュアルなど着用にもバラエティに富むのはもちろんですが、

それらのどれもが、華美で派手ではなく、「いつもきちんとしている」「それでいてアクセサリーとのコーディネートに品がある」という人が、気品がある人なのです。

特徴⑤:相手を思いやる心

気品がある人に、自己中心的な人はまずいません。
相手の立場や心を思いやる気持ちを忘れない人は、気品がある人と言えるでしょう。

自分の気持ちよりも、相手の現在の気持ちを大事にし、相手が安心で幸せな心になれるにはどうしたらよいのか、気品がある人はそうした心を忘れません。

特徴⑥:聞き上手 

女性が3人集まると、単なる「おしゃべり」になってしまいがちですが、男性または女性と1対1の会話では、聞き上手になることが大切です。

聞き上手の意味は、きちんと相手の話に耳を傾け、じっくりとその内容を一緒に考えながら「静かに相槌を打つ」ことです。

頻繁な相槌だと、相手はあなたを「ちゃんと話を聴いているのかな」と疑問に思います。
よく話を聴いてくれると感じさせる、その心遣いには美しい気品が漂います。

特徴⑦:品のある言葉遣い

品のある言葉は、その人の「内面的美しさ」をはっきりと浮き彫りにするものです。

接客業では、お客様の要望に対し、部下に「~してあげて」などと指示せず、「~して差し上げて」と言うだけで、お客はその人に「気品がある人だな」と芳しい品格を感じるでしょう。

特徴⑧:余裕のある心

気品がある人は、常に心に余裕があるものです。
気忙しい人はいつもあれこれと考えがまとまらず、態度も雑です。

しかし、ゆとりを持って物事を見る態度には気品が漂い、自ずとエレガンスな雰囲気となります。
そのような態度からは「優美な気品」が生まれます。

特徴⑨:生きる姿勢が明確

長い人生の中で、ただ一つだけ「自分はいつもこうでありたい」と生きる姿勢を明確にしている人には気品があるものです。

あれもこれもと欲張らず、「私にはこれしかない」ではなく、「私にはこれがある」と自分を大事にする心を持つと、人はあなたに凛とした気品を感じます。

特徴⑩:丁寧な肉筆のメッセージ

IT化した現代では、滅多に肉筆で文章を書く機会がありません。
そんな中でも、年賀状や寄せ書きなどでは、積極的に肉筆でメッセージをしたためましょう。

2~3行の丁寧な文字で、相手を気遣い、幸せを願う内容を書くと、その文章には「高雅な気品」が感じられるものです。

気品のある人と気品のない人の違い

気品のない人との違い

  1. 物静か
  2. 落ち着いた声
  3. 教養ある言葉
  4. 差別と偏見がない
  5. 平穏な心

さて、気品のある人と気品のない人の違いには何があるのでしょうか。
以下に5つの違いを具体的にご紹介していきます。

違い①:物静か

気品のある人は、優雅で物静かです。
こうした気品のある雰囲気は、先天的な気質であったり、後天的に身に着ける場合が多いものです。

逆に、気品のない人は、場所や自分の立場も頭になく、粗雑な振舞いであり、声が大きくおしゃべりだという傾向が強いものです。

違い②:落ち着いた声

気品のある人の声は、耳障りのない、落ち着いた声です。
また気品がある人の話し方は決して着飾らず、教養を感じさせ、分かりやすいものです。

逆に、気品のない人の声はトーンが高く、早口です。
やたらとカタカナ英語を混ぜては、「インテリの高さ」を誇示しようとします。

違い③:教養ある言葉

気品のある人の言葉は「教養ある言葉」です。
しかし教養の意味を取り違える人が世の中には大変多いものです。

「大事な物事の意味を内面から悟っている」「やさしい言葉で事柄の奥の深さを語ることとができる」ことが教養です。

また、それらを飾らず口にできる人が「気品がある人」であり、その人の言葉は聴いていて心地良いものです。

逆に、気品のない人には教養ある言葉がありません。
これは教養を知識の豊富さや学歴の高さで測る人に多い傾向です。

違い④:差別と偏見がない

気品のある人には「差別と偏見」がありません。
「職業に貴賤なし」を自分の信条とする人が、気品のある人です。

ホワイトカラーをただただ崇めるのではなく、街のインフラを整備する労働者の人々に感謝の心を抱ける人こそ、気品がある人です。

逆に、気品のない人は、自分の価値観の基盤にエリート意識が根付いている人です。
社会的地位の高さや就いている職業がステータスの高さを表すと思う人の心は差別と偏見に満ちています。

違い⑤:平穏な心

気品がある人は、常に「平穏な心」を保っています。
逆に、気品のない人には、まず平穏な心が感じられません。

落ち着きがなく、見栄っ張りで、高額な物を欲しがる人はおよそ気品からは程遠いことでしょう。

気品がある女性が与える印象 

気品ある女性の印象

  1. 高雅な美しさ
  2. 深い優しさ
  3. 高い知性
  4. センスの良さ
  5. 育ちの良さ

ところで、気品がある女性が与える印象には、どのようなものがあるのでしょうか。
以下に気品がある印象それぞれ詳しく見ていきます。

①:高雅な美しさ

気品がある女性は、周囲の人たちに「高雅な美しさ」を感じさせます。
その美しさは、ランウェイのモデルのような、ツンとした美しさではなく、人を癒す温かみある美しさです。

印象②:深い優しさ

気品がある女性には、深い優しさがあります。
マケドニア生まれの聖女マザーテレサは、その生涯をカルカッタの貧民や病人のために捧げました。

家族もなくただ独り、死を待つ人々のために、自分もインドの白いサリーとサンダルという質素な身なりで「無償の愛」で看護を尽くしたのです。

そのような女性の「優しさ」は「気品」と同等の意味を成しているのではないでしょうか。

印象③:高い知性

気品がある女性には、高い知性を感じます。
温和な穏やかさが溢れる雰囲気や、落ち着いた語り口は、その知性から生まれるものなのです。

印象④:センスの良さ

大事な家族や友人に対して、普段から気配りができる女性には「センスの良さ」といった印象を受けます。

相手の誕生日には、プレゼントと共に一言メッセージを忘れない女性には、「センスが良い人だな」との印象を受けます。

また、友人の幼い子供に、可愛いだけでなく、知育にも良いおもちゃを贈る女性には、気品がある女性ならではのセンスを感じます。

印象⑤:育ちの良さ

気品がある女性といえば、誰しもがまず「育ちの良さ」を連想します。

決して裕福な家庭ではなくても、しっかりとした養育の信念がある親に育てられると、自然と育ちの良い人になるでしょう。

逆に、裕福な家庭であって、あれこれと習い事をさせていても、それが強制的であったり、親の見栄っ張りから来るものであれば、子供は決して「育ちの良さ」が身に着きません。

気品のある女性になる方法

気品ある女性になる方法

  1. 手のしぐさに気を配る
  2. スマートな指先を心掛ける
  3. 背筋を伸ばして歩く
  4. 椅子には静かに腰掛ける
  5. 自分に合うハイヒールを履く
  6. 白いドレスを身に着ける
  7. きれいな日本語を使う
  8. 笑う時には口元に手を添える
  9. 黒髪の美しさを大切にする
  10. 美しい字を書く

さて、「気品を身に着ける方法」とはどんなものでしょうか。
以下に「気品のある女性になる10の方法」を具体的にご紹介します。

方法①:手のしぐさに気を配る

気品のある女性になる第一歩は、「手のしぐさ」と言えるでしょう。
気品とは、男性の場合は堂々としたムードや紳士らしさ、女性の場合は「凛としたしなやかな美しさ」を意味します。

例えば相手と握手をするシーンでは、女優になった気分で、エレガントに手をすっと伸ばして出しましょう。

戻す場合も同じ速度で元の位置に戻します。
これだけで高貴で素敵なレディに生まれ変わります。

方法②:スマートな指先を心掛ける

指先の動きが美しいだけで、気品のある女性の雰囲気が漂います。

レストランで、コーヒーや紅茶のスプーンを持つ時に、スプーンの端を優しく持って、ゆっくりとかき回すだけでも、その動きから気品のある女性の優美さが香り立ちます。

また、派手なネイルアートは避けて、真珠色のネイルで指先の爪を輝かせると、ほんのりとした優雅な気品のある女性となります。

つまり気品とは「派手さ・粗雑さ」を嫌うものであり、女性の内側を磨いてくれるものなのです。

方法③:背筋を伸ばして歩く

気品のある女性になるためには、手や指先だけでなく、姿勢もとても大事な要素です。
自分に自信を持ち、下を向かず、きちんと背筋を伸ばして歩くと、誰からも気品のある女性と見られます。

腰から上を真っ直ぐに、両腕をやや脇に引きます。
上半身をそうやって引き締めた上で、左右の肩甲骨を中央の背骨にぐっと引き寄せると、美しい姿勢となります。

方法④: 椅子には静かに腰掛ける

公の場でも、大事な彼とのデートの時でも、椅子には静かに腰掛けるようにすると、気品のある女性の印象が高まります。

ゆっくりと、姿勢を伸ばして座ります。
「自分をよく魅せよう」という一時的な気持ちはタブーです。

本当に内側から気品がある女性になるためには、普段からの習慣づけがとても大切です。

方法⑤:自分に合うハイヒールを履く

女性の脚を一瞬で美しくするのは、何と言ってもハイヒールです。
ヒールの意味は「かかと」です。

そのかかとを、「高い」という意味の「ハイ」にしたことからハイヒールが誕生しました。

そのヒールの高さは10㎝までと決められています。
あまりにも高いハイヒールは脚を傷める場合もあるため、7㎝ほどの「パンプス」が人気です。

この程度の高さのハイヒールにすれば、上品で清楚な気品がある女性がたちまち生まれます。

方法⑥:白いドレスを身に着ける

男性はデートの時、彼女が「白いドレス」を着ていると胸がときめきます。
男性は女性に清潔さを求めると同時に、天使のような美しさも求めています。

それでは、最も気品を引き立てる色彩は何色かと言えば、やはり「白」と「黒」がベストでしょう。

しかし「黒いドレス」が「芯の強い上品さ」であるのに対し、やはり「繊細ある気品がある女性」を演出するのは、白いドレスだといえるでしょう。

方法⑦:きれいな日本語を使う

現代の日本では、ネットの普及により、昔は普通に身に着いていた礼儀やマナーが失われつつあります。
そんな中、きれいな日本語を正しく使うと、大人女性の美が再現されます。

英会話の重要性が叫ばれても、なかなか本物の英会話の勉強に取り組む人はいません。

一方でカタカナ英語や、略した日本語は流行しがちです。
そのため、従来の美しい日本語は乱れやすい傾向があります。

来客の際には「いらっしゃいませ」「お加減はいかがでいらっしゃいますか」「ありがとうございます」などの、昔ながらの美しい日本語を使うと、気品がある女性にぐっと近づくことでしょう。

方法⑧:笑う時には口元に手を添える

笑う時は、大きく口を開けて笑うのも健康的ですし、そんな女性に男性も惹かれます。
また普段の笑顔では、左右の口角を引き上げるようにして微笑むと瞳も生き生きとします。

ここで、大きく口を開けて笑う時も、微笑む時も、「さり気なく口元に手を添える」と、気品がある女性の印象が備わります。
指先はさり気なく揃えて口元に当てましょう。

方法⑨:黒髪の美しさを大切にする

1990年代に「平成の歌姫」と大人気になった安室奈美恵さんの影響から、若者たちにカラーリングが流行するようになりました。

ヘアカラーはファッションとしては、とても華やかで楽しいものですし、ファッションにバリエーションが生まれます。

しかし、カラーリングは元々の美しい黒髪を傷めます。
気品のある女性になるためには、黒髪をいつもお手入れしましょう。

黒髪が艶やかであると、「清楚な気品がある女性」になることができます。

方法⑩:美しい字を書く

この度の改元で「令和」の皇后になられた、元トップ外交官だった雅子様は、優雅な気品に満ちた方であり、大変美しい字をお書きになられます。

お父様も外交官というご家庭柄、「字は人を表す」という言葉をご両親はお子様を養育される際に大切にされました。

そこで雅子様は、ご幼少時から美しい字を書く練習を怠らなかったのでしょう。

自分の字に自信のない女性は、今から通信教育でも構いませんので、字を美しく書く練習を始めましょう。
そうすれば、気品のある女性に更に大きく前進することができるでしょう。

気品を身につけるためにおすすめの映画

気品を身につけるための映画

  1. ローマの休日 1953年
  2. ロミオとジュリエット 1968年
  3. ベン・ハー 1959年

以下に、おすすめの映画を具体的にご紹介します。
ぜひご覧下さい。

おすすめ①:『ローマの休日』1953年

「宮殿を抜け出したい!普通の娘と同じになりたいの」とまだ少女らしさが残るアン王女の気品高さと、うっとりするような美しさを、まだ新人女優だったオードリー・ヘップバーンが演じました。

「映画史上最も美しいカップル」と言われる、この映画での、アン王女の恋人役を演じた名俳優グレゴリー・ペックが、ヘップバーンの才能をいち早く見抜き、歴史に永遠に残る名作に収まったということです。

おすすめ②:『ロミオとジュリエット』1968年

イギリスの戯曲家であるシェイクスピアが1595年頃執筆したと言われる恋愛悲劇を、イタリアの名監督フランコ・ゼッフィレッリが映画化した作品です。

イタリアの北部の街ヴェローナで、反目し合う名家同士の令嬢ジュリエット(14歳)と子息ロミオ(16歳)とが皮肉にも一目惚れしてしまいます。

この映画は、「憎み合う家の者同士は死をもってしか幸せになれない」と二人して服毒自殺する悲劇です。

この映画では、ほぼ原作に近い年齢の主人公たちを描くため、アルゼンチン出身の新人女優オリビア・ハッセーが17歳でジュリエットを演じました。

更に、英国俳優のレナード・ホワイティングが18歳でロミオを演じ、大変美しい作品となりました。
二人の気品ある美しさと若々しさ、そしてニーノ・ロータの悲哀感溢れるテーマ曲が悲劇をより深めています。

おすすめ③:『ベン・ハー』1959年

古代イタリアのローマ帝国で、ユダヤ貴族ハー家の息子ベン・ハー(演:チャールトン・ヘストン)は、友人のローマ軍人に裏切られ、奴隷の身分に落とされます。

しかし他国との戦で炎に包まれたガレー船からベン・ハーは脱出し、地下牢に閉じ込められた母と妹と再会を果たします。

ベン・ハーは奴隷となって他の者と一緒に綱に繋がれ、砂漠を飲まず食わずで歩いていた時に力尽きて倒れます。

そんな時に白い衣を着たイエス・キリストが彼に一杯の水を与えます。
このキリストの崇高な行いと、キリストに救いを求める人々の姿が、この作品を貫くテーマとなっています。

また、ベン・ハーとその家族が冤罪により連行され、誰もいなくなった寂れた家で、主人の生還を信じて待っていた娘がいました。

その慎ましくも気品高い召使いの娘エスター(演:ハヤ・エステル)とベン・ハーとの愛とが、名作曲家ミクロス・ローザの流れるような旋律と共に描かれる一大感動作です。

気品のある女性になるためには心を美しく高めることが大切 

自分を磨いて気品を得る女性

気品とは、自ら意識して外見を美しくすることで得られる、大変得難い美徳です。

また同時に気品とは、「本物の教養と知性を身に着ける」ために、自分の言葉や考えを美しく昇華させることで養われる、非常に貴重な人生の永遠の糧なのです。

一度切りの人生を、美しく光り輝く宝石となすことで、幸福も自ずと得られることでしょう。

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ライター
noel編集部

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