考えない人の特徴15個!自分で考えられない人との接し方&改善法
「あの人何も考えない人だから」と思う事はありませんか? この記事では、男女200人を対象に「考えない人にイラっとした瞬間」「考えない人と考える人の印象の違い」などをアンケート! どういう理由から考えない人になってしまうのかを見ていきます。 そして、考えない人が職場にいた場合、どのように接すれば良いのかを見ていきましょう。
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男女200人に調査!「考えない人」がいる割合
何を聞いても「なんでもいい」という人や、何回も失敗を繰り返す「考えない人」っていますよね。
まずは、男女200人に「あなたの周りに考えない人はいるか」を聞いてみました。
Q.まわりに「考えない人」はいる?
男性は84%、女性は72%が「何も考えてないなと思う人がいる」と答えました。
男女ともに高い割合で、考えない人にイラッとした経験がある人が多そうですね。
では次は、「考えない人」にイラッとした瞬間を見ていきましょう。
男女に聞いた!「考えない人」にイラっとした瞬間
考えない人は周囲を振り回しておきながらそれには気づかず、周りだけがイライラすることも多いですよね。
今回は、男女200人に「考えない人にイラッとしたエピソード」を教えてもらいました!
エピソードから考えない人の特徴やイラつかせるポイントを紐解いていきましょう。
Q.「考えない人」にイラっとしたときのエピソードを教えて
男性のコメント
予定がバッティングしがちで、ドタキャンが多い。(29歳)
旅行などの段取りを全くせずに、旅先でも忘れ物も多く困った(29歳)
彼女とデートの話をしている時に、思い付きでなんでも言ってくるので、そこへの行き方やかかる時間、費用など、もっとお互いに情報を集めて話をしたい。(37歳)
旅行に行って何処行きたいと聞いても、どこでもいいと言い、何事にも適当な回答になる。(28歳)
なにを聞いても、わからない、どうでもいいよ?という。(25歳)
女性のコメント
旅行の工程をちゃんと考えてくれず、私が全て仕切って疲弊してしまった。(33歳)
職場の後輩で、期限を伝えて仕事を頼みましたが、進めている気配がなかった。「内容見たら大丈夫そうだったんで今日は他の案件優先します〜!」などど言って次の日も取り組む様子はなくあっという間に期限当日。「すみません、手伝ってもらえませんか?」と言ってきたことに怒りが爆発して、何としても今日中に仕上げるようにと一人でやらせた。(27歳)
彼と旅行に行くことになり、宿や日程はすべて私が決めて、旅行先での予定は彼に任せていたが何も考えておらず、結局グダグダしてしまい楽しめずけんかになってしまった。(24歳)
いつも計画なしの行動なので、デートも家でグダグダになる。(33歳)
なにかうまくいかなくても自分のせいではないと言う。(33歳)
「考えない」「相手任せ」というのはとても楽なこと。
旅行に行くにしても仕事するにしても、本来は考えなければいけないことがたくさんありますよね。
考えない人はそれを放棄して全部相手にやらせるため、任された方だけが負担となりイライラを募らせてしまうことが多いようです。
また、「迷惑をかけている」「悪いことをしている」という意識がないのも特徴のひとつ。
いざ物事がうまくいかない状況になっても、喧嘩になったり相手のせいにしたりとさらに相手をイラつかせる言動をしてしまうようです。
では、さらに詳しく自分で考えない人の特徴を見ていきましょう。
自分で考えない人の特徴
考えない人の特徴を見ていきます。
- 思いつきで行動する
- 指示待ち人間
- 失敗恐れて何もしない
- 思いこみが激しい
- 洗脳されやすい
- 自分の意見がない
- 優柔不断
- 目標や目的がない
- 自分を理解していない
- 他人の話を聞かない
- 責任転嫁をする
- 自己中心的
- 他人に頼りがち
- 理論的に考えられない
- 何事にも無関心
具体的に見ていきましょう。
特徴①:思いつきで行動する
考えない人はその場その場で行動したり、発言したりすることが多いでしょう。
そのため、人を傷つけたり、失敗したりします。
逆に考える人は、発言する前に頭で一度反芻してから言葉を発するので、失言することも少なく人を傷つけることもありません。
また、何かしようとする時にも考えて行動するので、情報を収集し綿密に計画することにより失敗も避けられるでしょう。
特徴②:指示待ち人間
仕事をしていても自ら動こうとしないので、先輩や上司の指示がないと何もできません。
それがプライベートになると、何もすることがないと休日を無駄にしたり、時間を無駄にしたりすることになります。
まして、言われたことはしますがそれ以外のことやそれ以上のこともしないので成長しません。
かといって自分のやり方で仕事をすすめるように支持しても考える力がなくアイデアが浮かばないでしょう。
特徴③:失敗恐れて何もしない
考えない人はリスクを恐れて新しいことに挑戦したり、人生の冒険をしたりするようなことはしないでしょう。
とはいっても、考える人がやみくもにやるわけではありません。
それに挑戦することで伴うリスク、また、リスク回避する方法を考えているので何事も恐れずにチャレンジするのです。
しかし、考えない人は漠然と失敗すると思い込んでいるので始めから何かをやろうとしないのでしょう。
特徴④:思いこみが激しい
考えない人は思いこみや勘違いが多いのも特徴です。
なぜなら、他人の意見を取り入れたり、聞く耳も持ったりしないので自分の考えに凝り固まっているからです。
だからといって、自分の意見は偏っている、間違っているかもしれないとも考えない人なので、自分の中の物差しで物事を測っているのでしょう。
また、考えない人はそれによって周囲に迷惑を掛けていることにも気付かないのでなかなか治らないのです。
特徴⑤:洗脳されやすい
考えない人は安易に信じやすい所もあります。
人を信じることは良いことですが、世の中には人を騙したり、利用したりしようとする人もいるのが現実です。
そのため、人は経験値や失敗から騙されないように気をつけます。
しかし、考えない人はそういったことを考えないので、相手の事を信用してしまい、酷い時には洗脳されてしまいます。
そして、周囲がそれに気付いて忠告してもなかなか洗脳が解けないでしょう。
特徴⑥:自分の意見がない
自分の思想、信条などが考えない人にはありません。
つまり、自分の考えがないので流されやすく、影響しやすい人と言えます。
そのため、話し合いの場でも発言することは少なく、意見を求められても無反応でしょう。
しかし、良い点でいえば、人との軋轢や衝突が少ないと言えます。
なぜなら、誰かの意見に対立したり、批判したりすることがないからです。
しかしながら始めのうちはそれがメリットに見えますが、長い間付き合っていると何も考えない人とバレて、長所だった点が欠点に変わっていくでしょう。
特徴⑦:優柔不断
考えない人は優柔不断になりがち。
例えば、一緒に食事に行った時にメニューを見てすぐに決められず時間がかかる、買い物に行っても迷う時間が長く結局何も買わないなどです。
普段から考える人であれば、自分の趣味趣向を理解しています。
また、自己分析ができているので迷うとわかっているならば、事前に決めて置くなど何らかの対応をしているはずです。
しかし、考えない人は前準備しないので何事にも優柔不断な態度になるのでしょう。
特徴⑧:目標や目的がない
何をしたいか、将来どうなりたいかという夢や目標がない人です。
人は目的や目標を持つことで充実した時間がおくれます。
決めた目標を達成するために努力しますし、それによってモチベーションも上がるでしょう。
しかし、目標がないとダラダラした時間を過ごして努力することもしません。
考えない人は先のことどころか現時点のことも考えていないでしょう。
特徴⑨:自分を理解していない
自分のことをよくわかっていない人は考えない人です。
そのため、あなたはどのような人ですかと聞かれても答えられません。
また、考えない人は自分の長所や短所も理解していないので、悪いところを改めようと思わないでしょう。
そのため、長所もわからないので自分の魅力を生かすこともできません。
そう考えると考えない人はとても損をしている人と言えるでしょう。
特徴⑩: 他人の話を聞かない
自分の事を考えない人は他人の事を考えているわけがありません。
また、考えない人はその場しのぎで行動する傾向があるので、場の空気を読んだり、相手の気持ちを考えたりすることがなく行動するので、自分勝手だと思われることも多いでしょう。
それを注意されても他人の忠告に聞を傾けることはありません。
特徴⑪: 責任転嫁をする
責任感がなく何かあった時でも責任を押し付ける傾向があるのが考えない人。
そのため、仕事でミスをした時にも言い訳を並べることがあるでしょう。
また、こうしたらこうなるという未来的な予測もしないので、何かあった時に対処する方法も見つからないのです。
その上、責任というものが念頭にないので無責任になっても仕方ないのかも知れません。
特徴⑫: 自己中心的
考えない人は自己中心的な性格な人です。
そういう人は他者の事も考えない人なので、周りへの気遣いや配慮ができないということ。
そうなると、自分勝手になってしまうので自己中心的でわがままな振る舞いになるのは当然。
そして、誰かに迷惑を掛けていることさえ気付いていないでしょう。
特徴⑬: 他人に頼りがち
他人をすぐに頼りたがります。
それは、自分のポリシーがなく選択するのも苦手なので人に任せたいのです。
また、自分が決めたことによって不具合や不利益が発生したり、失敗したりするのを避けたいという心理的な理由もあります。
中には、自分に自信がないから他人に任せる、その方が楽だと思う人もいるでしょう。
特徴⑭:理論的に考えられない
理論的とは順序立てて考え、経験や知識から事実を割り出すことです。
理論的な話というのは、筋立てて正しい順序でわかりやすく話をすることですが、考えない人は場あたり的に発言してしまう志向があるので理論的ではありません。
考えない人は場あたり的な行動や言動が多くみられるので、伝えようとしてもわかりづらかったり、やっていることが理解できなかったりするのでしょう。
特徴⑮: 何事にも無関心
考えない人は他人に興味もありませんし、社会の事にも関心がありません。
自ら情報や知識を得ようとも考えませんし他人に興味がないでしょう。
そのため、他人の話にも関心がなく何かを学ぼうとする姿勢もないでしょう。
そして、人間的にステップアップすることがなく、そうであっても反省したり後悔したりすることもありません。
自分で考えない人の心理
考えない人はどのような心理状態からそうなるのかを見ていきます。
- 考える癖がついていない
- 逃げ道が欲しい
- 責任感がない
- 内向的
- 欲がない
具体的に見ていきましょう。
心理①:考える癖がついていない
育った環境や人間性から考えない人になってしまうケースも。
考えない人でも何の支障もなかった、必然的にそうなったなどです。
つまり、考えない人の中には自分で考えないようにしている人もいると言う事。
考え過ぎて疲れてしまう、考えてしまうよりも直感で動く方が上手くいくなどです。
そういうことが習慣化されていくと考える癖が取り払われて、いつしか考えない人になっていくのでしょう。
心理②:逃げ道が欲しい
考えない人の中にはそれによって様々な事を回避しようとしている人もいます。
例えば、何かを決める時に意見を言わず多数決に従うなど、そうすることで何かあった時のリスクを負わなくて済むでしょう。
すなわち、考えない人は逃げ道を作っているのです。
自分で考えて行動して失敗すればそれは全て自分の責任、しかし、他人が決めて言われたことをして失敗してもダメージは少ないでしょう。
心理③:責任感がない
責任感がない人は考えない人になりがちです。
責任感がない人は仕事する時でも何らかの責任が生じていることを意識していません。
意識していないからこそ考えない人になれるのです。
通常、仕事を任された時には不具合があると責任を負う覚悟で仕事をするでしょう。
しかし、考えない人はそういう認識がないので仕事に取り組む時でも無の状態です。
すなわち、無の状態=考えない人です。
心理④:内向的
性格的にシャイだったり、内向的だったりして考えない人になってしまうこともあるでしょう。
なぜなら、内向的な性格の人は自分の意見を主張するのが苦手。
まして、誰かに意見をすることはできないでしょう。
それが例え間違った意見だと感じても、率先して行動することもなく人前で意見を述べたりしなくなります。
また、そういった自分の気持ちを閉じ込めてしまう事で鬱積して疲れてしまうので自己防衛のひとつです。
心理⑤:欲がない
あらゆることに欲がない人は考えない人です。
いわゆる、無欲な人です。
あれを買いたい、あそこへ行きたい、これがしたいという欲求が少なく、満たされている状態と言えますし、逆にからっぽな状態とも言えるでしょう。
欲がないと何も考えなくて済みますし、それが叶わない時の挫折感や失望感を味合わなくて済みます。
自分で考えない人との上手な接し方
うまく接する方法を手見行きます。
- 意見を聞く
- 細かく指示をする
- 責任感を持たせる
- 自己分析をさせる
- 長所にする
- 方法を教える
- 誘導する
- 考える癖を持たせる
具体的に見ていきましょう。
接し方①:意見を聞く
何も考えない人と一度認識してしまうと、何を聞いても反応がないと思ってそのまま放置してしまうことがあるでしょう。
しかし、そのまま放置してしまえる環境なら良いですが、仕事仲間であるとそういう訳にはいかないでしょう。
まして、職場の後輩や部下だと仕事の戦力として問題が出てきます。
そこで、考えない人とはじっくり時間を掛けて意見を聞き出すことです。
イライラするのではなく聞き役に徹しましょう。
接し方②:細かく指示をする
考えない人に考えろと言っても何も始まりません。
それならば、細かく指示を与えてやってもらえば良いのです。
考えない人でも言われたことはきちんとやる人もいるはず。
そういう人には指示待ち人間と切り捨ててしまわないで指示をすれば良いのです。
そして、無駄な時間がないように事細かにやることを決めてあげれば、効率よく仕事がすすめられるでしょう。
接し方③:責任感を持たせる
責任転嫁をしてしまう考えない人。
そこで、責任のある役目に敢えて就かせましょう。
友達同士ならば飲み会の幹事や旅行の幹事、仕事ならば部下をまとめるリーダーやプロジェクトリーダーなど、責任のある仕事を任せることで嫌でも考えなくてはならないポストです。
そして、周りはサポートをしてあげて、うまく遂行できた時には皆で褒めることで責任を持つことに充実感を覚えるでしょう。
接し方④:自己分析をさせる
考えない人は自分の事も理解していません。
そのため、自分はどういう人なのか、自分の短所や長所は何なのかを分析してもらいます。
小学生の頃に書いた短所と長所を書く用紙を渡す方法もありますし、周囲が分析してあげるのも良いでしょう。
もしも、仕事でミスをした時にはどうしてミスをしたのか、それを防ぐためにはどうしたら良いのかを考えてもらいます。
そうすることで分析する力も持てるになるでしょう。
接し方⑤:長所にする
考えない人が仕事場にいればそれをメリットとして考えましょう。
例えば、一日単純作業をしているとあれこれと考えてしまう人は疲れてしまうでしょう。
それによって作業効率も落ちやる気もなくなってしまいます。
しかし、考えない人は無心で作業するので作業効率も良いでしょう。
このように考えない人の特徴を生かした仕事を与えてあげるとその人にとっても良い環境になります。
接し方⑥:方法を教える
考える方法を伝授しましょう。
例えば、目標がない人には何か興味のあること、好きな事を聞いてあげて、それを達成するには何が必要なのかを一緒に考えてあげます。
そうすると、考えるということは具体的にどうしたら良いのか、それによって得られるメリットも理解できるでしょう。
接し方⑦:誘導する
考えない人と仕事をしているともっと考えて仕事をして欲しいと思うでしょう。
しかし、相手に言っても他人の言う事を聞かない人には難しい。
そこで、うまく誘導するのが良いでしょう。
考えない人は指示をすれば動いてくれるので、指示をする前に「この状況で次に何をやればいいと思う?」と疑問形にして考えさせましょう。
そうすることで考える力が養われていきます。
接し方⑧:考える癖を持たせる
身近な人は考えない人であれば、考える機会を増やしてみましょう。
例えば、何かを決める時に相手に決めさせます。
その時、考えない人が「任せる」と言っても「今日は決めてもらう」と答えが出るまで粘ります。
決して焦らさず時間をかければ選んでくれるでしょう。
相手別!考えない人への接し方
上司・先輩の場合
職場の上司や先輩など目上の人に「よく考えてください」と言うのは難しい点もあるでしょう。
そこで、それらをうまく利用するようにします。
相手は考えない人なので自ら提案した仕事やアイデアをどんどん伝えましょう。
考えない上司ならば何も考えずに承諾してくれます。
そうして自分のやりやすいように仕事をすすめていけば良いのです。
また、仕事を次々に任せてもらって出世していきましょう。
部下・後輩の場合
職場の部下や後輩ならば仕事ができるようにサポートしなければならないでしょう。
それならば考えない人に合った仕事のやり方が必要です。
考えない人は自ら仕事を率先することがないので細かい指示が必須。
また、指示をしてもそれ以上のことをやらないので、初めからハードルの高い課題を与えるのが上手いやり方です。
指示をすればやってくれるので少しずつハードルをあげて仕事を成長させればよいのです。
彼氏・旦那の場合
彼氏や旦那が考えない人だとイライラすることもあるでしょう。
デートに行ってもプランがない、メニューが決められない、結婚話がすすまないなど悩みも多いでしょう。
しかし、彼氏や旦那ばかりが主導権を握って言いなりになるよりも、自分好みにしてしまう方が楽だと考えます。
そのため、意見を求めるのではなく自分で何でも決めてしまって事後報告にしてしまえば良いのです。
男女に聞いた!「考えない人」と「考える人」の特徴&印象の違い
なんでも人任せで考えない人にはイライラすることもしばしば。
「考えない人」と「考える人」にはいったいどんな違いがあるのでしょうか?
今回は男女200人に、「考えない人」と「考える人」の行動や印象の違いを聞いてみました。
Q.「考えない人」と「考える人」の行動と印象を比べてみて
男性のコメント
仕事で例えるなら考えて行動する人は意識も高く、積極的に見えるし頼みやすい。逆に考えない人は覚えようという意志が感じられず、物事も頼みにくい。(26歳)
考えない人はその場の思いつきで行動するので落ち着きがないように思えるが積極的とも言える。考える人は時間はかかるがしっかりとした仕事をするので誠実な印象となる。(29歳)
考えない人は行動が先行するので、周囲を振り回しがちです。考える人は行動までにすこし時間がかかるので、逆に振り回されやすいと思います。(35歳)
考えない人は、ただ行動しているから周りからの信頼が薄い、考える人は、状況をよく考えて相手のことを考えると思うから信頼が強い。(25歳)
考えない人は、ノリがいい感じの印象で、考える人はまじめで頼れる印象。(21歳)
女性のコメント
考えない人は楽観的でいいなとは思うが信用はできない。考えている人は真面目さが伝わるし好感が持てる。(29歳)
考えない人は周りに頼ってばかりで、誰かがいれば何とかなると思って責任感がない様子がよく伝わる。考える人は、質問をよくしていたり物事をしっかり理解出来ているのでコミュニケーションがとりやすく良い印象を与える。(27歳)
考えない人は行き当たりばったりな行動になるし、考える人はシミュレーションをきっちりしてから行動するので無駄がない。(32歳)
「考えない人」すぐ思ったことを話して、周囲とトラブルが多い。「考える人」は相手のことも考えながら話すので、皆と仲良くやっている。(36歳)
考えない人はなんども失敗を繰り返す。考える人は失敗したら、その後どうすれば良いかを考えるので同じ失敗は繰り返さない。(25歳)
考えない人は考えるよりも先に行動に出るのが特徴。
「積極的」「ノリがいい」と感じられる反面、失敗を繰り返したり周囲を振り回したりして信頼されない場合が多いようです。
一方、考える人は行動に移すのに時間がかかりますが、先のことまでしっかり考えているので無駄やトラブルが少ないのが特徴です。
「誠実」「責任感が強い」「頼れる」といった印象になり、周りからは好印象!
やはり、全体的に「考えない人」よりも「考える人」のほうが印象がいいと言えそうです。
では、「考えない人」と「考える人」の違いについてさらに詳しく見ていきましょう。
「考えない人」と「考える人」の違い
考える人とは経験や知識を生かして物事を検証し、自分の頭で判断が下せる人です。
真逆である考えない人は、物事を吸収しようとせず、それ故に知識に乏しく、経験値が低いということになります。
しかし、考える人であっても、知識や経験がなければ自分の物差しがないのと同じです。
考え込むだけで、行動に移せてないのであれば、考えない人と同じになってしまいます。
考える人とは、自ら行動し経験を積み自分の物差しを持つことで、比較や判断を下せる人です。
「考えない人」から「考える人」になる方法
どうしたら考える人になれるのかを見ていきましょう。
- 自分の意見を持つ
- 考えて行動する
- 原因を考える
- 受身の恋愛をしない
- 習慣化する
具体的に見ていきます。
方法①:自分の意見を持つ
考える人は自分の考えを持っています。
そのため、考えない人から脱却するには自分の意見というものを持つことから始めます。
例えば、本を読んでいてこういう考えがあると記述してあるとします。
そういう時に、その意見に同調できるかどうかを考えましょう。
そして、なぜ同調できるのか、同調できない場合は、それはどうしてなのかを考えます。
そういう癖を日頃からつけることで、いつしか考えない人からことは大切だと気付く考える人になっていくでしょう。
方法②:考えて行動する
考えない人はその場で動いてしまう人。
思い立ったら行動するのも良いですが、行動する前に考える癖をつけます。
例えば、これがしたいと思いついたものが出てきたとします。
いつもならすぐに行動してしまいますが一旦保留しましょう。
そして、どうしてしたいと思ったのか、それを本当にした時のリスクを考える、そして、他人にそれについて意見を聞きます。
そうすることで考えないで行動して失敗することも少なくなるでしょう。
方法③:原因を考える
考えない人は失敗したり、ミスしたりしてもそのまま放置している人が多いでしょう。
そこで、そういう事があった時には、どうしてミスをしたのかをじっくり考えます。
また、失敗した時にはどうしていれば失敗を未然に防げたかを考えましょう。
そうすることによって、次に何かをする時に考えるようになります。
また、原因を知ることで知識も増えるので、何かする時にはその知識は必ず役に立つでしょう。
方法④:受身の恋愛をしない
考えない人は恋愛でも受身です。
告白されて何となく付き合った、恋人から別れを切り出されたから承諾したなど、相手主導で恋愛をしていることが多いでしょう。
そういう恋愛から抜け出して自ら行う恋愛をしてみましょう。
かといって自己中心的な恋愛ではありません。
好きな人をどうしたらもっと喜ばせるか、相手を振り向かせるためにはどうしたら良いかを考えて恋愛することです。
方法⑤:習慣化する
考えない人は考える癖がありません。
そのため、考える人になるためには考える癖をつけることです。
例えば、毎日日記をつけて自分の考えを書き出す、こうしたいと思ったことは必ずメモしていくなどです。
そうしていくうちに、日常的に考える癖がついて大きな目標も見つかり、何も考えない空虚な時間は減ってくるでしょう。
考えない人におすすめの本
社会で求められているのは言われなくてもやる人間、つまり考える力がある人です。
考える力をつけるにはどうしたら良いのかを理論物理学者である筆者が伝授したものです。
考える力に必要なのは「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の3つで、それらを鍛える方法を説いている一冊。
考える力は鍛錬で身につくものなので、考える力が足りないと思う人におすすめしたい内容です。
考えない人から今すぐ脱却しよう
考えない人の特徴を見ていくと、考えることは大切だとわかりましたね。
また、考えない人になってしまうことで、自分に悪影響があるだけではなく周囲にも支障をきたしていることがわかるはず。
そのため、考えない人になって嫌われないように、しっかりと考えられる人になりましょう。
そして、考える人になれれば、人生において失敗も少なくなり有意義な時間も増えてくるでしょう。
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