嫌いな人に無視はNG！自然に遠ざける方法＆関係を良好に保つコツ

嫌いな人を無視したくなる理由

では、嫌いな人を無視したくなるのはどうしてなのでしょうか？
以下の理由3つをご紹介します。

1. 嫌な気分になる
2. 言動が理解できない
3. 指図されたくない

理由①：嫌な気分になる

嫌いな人を無視したくなるのは、やはり一緒にいると嫌な気分になるからでしょう。
性格や価値観が合わないなど、自分としてはどうしても受け入れられない・許せないところがあると思っている存在ですから、関わることで不快な気持ちになります。

だから不快感を避けるために、無視をしてしまうのです。

理由②：言動が理解できない

嫌いな人を無視したくなるのは、「相手の言動が理解できないこと」も一因になっているようです。
正確には、「理解できない」のではなく「理解したくない」と言えるかもしれません。

例えば、自分とは反対の意見を嫌いな人が言うと「それは間違ってる」と否定したくなりますが、全く同じ意見を好きな人が言うと「そういう考え方もあるよね」と理解を示そうとします。
嫌いな人の場合、何を言っても「理解したくない」「理解するつもりがない」という前提を自分の中で作っているため「関わる必要性がない」と判断し、無視をするのです。

理由③：指図されたくない

嫌いな人からは指図をされたくないから無視をする、というケースもあります。
相手が上司といった上の立場にいる存在の場合、何の配慮もなく「こういうときはこうしなさい」と投げやりに言われると、「私の考えも理解しようとしないで勝手なこと言わないでほしい」と言い返したくなるもの。

でも実際に上の立場の人へ不満をぶつけるわけにはいきません。
だから最初から指図を受けないように、無視をするのです。

嫌いな人を無視してはいけない理由

では、どうして嫌いな人を無視してはいけないのでしょうか？
以下の理由3つをご紹介します。

1. 業務に支障が出る
2. 周りに迷惑がかかる
3. その場の雰囲気が悪くなる

理由①：業務に支障が出る

仕事をする上で嫌いな人を無視すると、業務に支障が出ることになります。
通常仕事は、ある目標を達成するためにチームが一丸となって取り組むもの。

そのため必要な連絡事項や情報は全員で共有しなくてはいけません。
でも無視をすることで、特定の人物だけが「そんなこと聞いていません」となると、チーム全体が大きな損失を生むこともあるのです。

理由②：周りに迷惑がかかる

嫌いな人を無視すると、周りにいる人は二人がもめないように必要以上に気を遣うようになります。
また仕事などで、どうしても二人が組む場合には作業が滞るため、他の人が自分の仕事を終えてから手伝わざるを得ない状況になるよう。

個人的な好き嫌いの感情による無視は、多くの人に負担をかけることもあるのです。

理由③：その場の雰囲気が悪くなる

ある人が特定の一人を無視するような状態になると、その場の雰囲気は悪くなります。
いくらムードメーカーのような人物がいたとしても、無視をする人と無視をされる人との間には常にピリピリとした空気が流れているため、チーム全体がまとまらないのです。

嫌いな人には無視より「無関心」が良い！

では、嫌いな人に対して無視するよりも「無関心」でいた方が良いのはどうしてなのでしょうか？
以下理由3つをご紹介します。

1. 穏やかな気持ちでいられる
2. トラブルに発展しにくい
3. 物事に集中できる

理由①：穏やかな気持ちでいられる

嫌いな人に対して無視をすると、「イライラ」などの何とも言えない重たく嫌な感情が心の中を支配するため、精神的に不安定になりがち。
それに対して無関心でいる場合は、不快な気分になることもないので穏やかな気持ちでいられるのです。

それによって周りの人に迷惑をかけることも、必要以上に気遣ってもらうこともなくなるでしょう。

理由②：トラブルに発展しにくい

嫌いな人が自己主張の強いタイプだった場合、無視をすることで逆ギレされたり反発されたりといったもめ事が起こりやすくなります。
でも無関心でいれば、相手の怒りに触れなくても済むのでトラブルに発展しにくいのです。

人間関係のトラブルを起こすと、仕事仲間や友達による自分への評価が下がることもありますから、もめ事はできるだけ避けた方が良いでしょう。

理由③：物事に集中できる

嫌いな人を無視すると、「嫌い」というネガティブな感情と「悪いことをしている」という罪悪感から心が乱れ、物事が思うように進みません。
ところが無関心でいれば心は落ち着いていますから、自分のやるべきことに集中することができます。

集中できれば作業効率も上がり、能力アップが期待できるでしょう。

無視以外で嫌いな人から自然に離れる方法

では、無視以外で嫌いな人から自然に離れるためにはどうしたらいいのでしょうか？
以下の方法8つをご紹介します。

1. 定期的なストレス解消
2. 自分から笑顔で挨拶
3. 一定の距離感を保つ
4. 同調も反論もしない
5. 嫌なことを言われたら受け流す
6. 「2：6：2の法則」を知る
7. 相性診断をしてみる
8. 他の人と同じように接しよう

方法①：定期的なストレス解消

無視以外で嫌いな人から離れるためには、定期的にストレスを解消することが大切です。
ストレスを抱えている状態が続くと心も身体もダメージを受けるため、それを防ごうと無意識にイライラのはけ口を探すようになります。

そして見つけ出したのが、「嫌いな人を無視する」というはけ口。
無視は様々な方面に悪影響を与える行為ですから、仕事終わりや休みの日にしっかりリフレッシュしましょう。

ストレスのはけ口を探す必要がなくなれば、次第に嫌いな人のことが気にならなくなるはずです。

方法②：自分から笑顔で挨拶

無視をする以外にも、自分から笑顔で挨拶をすることが嫌いな人から自然に離れる効果的な方法になります。
挨拶は社会人としての最低限の礼儀ですから、無視したいほど嫌いな相手だからといって挨拶さえもしないのはルール違反！

最初は抵抗があるかもしれませんが、無理にでも笑顔で挨拶をすることで気持ちが前向きになるものです。
また「私は嫌いな人にも挨拶ができるほど大人になったんだ」と自分に自信がつくため、嫌いな人に対して「無視したい」といった特別な感情を抱かなくなりますよ。

方法③：一定の距離感を保つ

相手と一定の距離感を保つことで、無視をしなくても嫌いな人から離れられることもあります。
理想は好きでも嫌いでもなく、「用があるときにだけ接する関係」。

このようなスタンスでいると「相手はどのような意見なのか」と考えることもないですし、相手が自分とは正反対の意見だとわかっても、「相手と自分は違って当たり前」と割り切ることができるのです。

方法④：同調も反論もしない

無視以外で嫌いな人から離れたいなら、相手に対して同調も反論もしないようにしましょう。
良い意味でも悪い意味でも相手の刺激になってはいけませんから、他の人に媚びたり自分の味方を増やしたりするために八方美人になるのも良くありません。

相手の心を乱さないように慎重に行動することで、相手の中にあるあなたという存在が薄れていきます。
すると、あなた自身も「自分だけ一方的に嫌ってるみたいでかっこ悪い」と感じ始めるのです。

方法⑤：嫌なことを言われたら受け流す

無視以外で嫌いな人から離れたい場合、相手から言われた嫌なことは受け流すようにしましょう。
嫌いな人からヒドイことを言われたときに「無視したい」と思うほど感情的になってしまうのは、相手の言葉を素直に正面から全て受け止めてしまうからです。

嫌な気分になったときこそ冷静になり、「また言ってる…」程度に流してしまうのがベスト。
そうすることで自分の心が受けるダメージを最小限に抑えられますし､「あれは私も悪かったな」と自身を客観視できるようになるため嫌いな人への感情が薄れていくはずです。

方法⑥：「2：6：2の法則」を知る

「2：6：2の法則」を知ると、無視をしなくても嫌いな人から離れられるでしょう。
「2：6：2の法則」とは、「世の中にはあなたの事が嫌いな2割の人、あなたの事がどうでもいい6割の人、あなたの事が好きな2割の人がいる」という考え方のことです。

この法則はパナソニック（松下電工）の創業者「松下幸之助」によるもの。
彼は「ほとんどの人は自分の事が嫌いな2割の人を意識しすぎているために、自分らしさが出せていない人があまりにも多すぎる」と伝えているのです。

この法則を聞くと、自分を嫌っている2割の人に注目するよりも、自分を好きでいてくれる2割の人に力を注ぐべきなんだと気付かされます。

方法⑦：相性診断をしてみる

無視以外で嫌いな人から離れたいときは、相性診断をしてみるのも良いでしょう。
生年月日・血液型・星座など、どのタイプでも問題ありません。

占いで見ても自分と嫌いな人の相性が悪いなら「やっぱり私とあの人は合わないんだ」と納得できますし、占いで相性が良ければ「確かにこういうところは理解できるかも」と相手に対する視点が変わることもありそう。
いずれにしても、何となく気持ちがスッキリして嫌いな人へのこだわりが和らいでいくのです。

方法⑧：他の人と同じように接しよう

「嫌いな人とは関わらない」と決め込んでしまうと無視をしたくなるので、逆に「他の人と同じように接しよう」と自分に言い聞かせると、自然に相手から離れやすくなります。
最低限のコミュニケーションをとっているうちに、「無視をするほど嫌いにならなくてもよかったのかも」と感じ、気持ちが少し楽になることもあるのです。

嫌いな人の見方を変えて関係を良好にするコツ

では、嫌いな人の見方を変えて良好な関係にするためにはどうしたらいいのでしょうか？
以下のコツ5つをご紹介します。

1. 過去を気にしすぎない
2. 相手ではなく自分を変える
3. 嫌われることから逃げない
4. ポジティブに解釈
5. あえて相手と関わる

コツ①：過去を気にしすぎない

過去に嫌いな人からされた嫌なこと、というのはいつまでも忘れることができず、記憶の中に鮮明に残ってしまうもの。
でも過去は決して変えることができません。

当時を思い出すと「どんより」とした気分になって相手のことをますます無視したくなりますから、過去を気にしすぎないようにしましょう。
「あんなこともあったな」といった程度に受け止め、楽観的でいれば嫌いな人との関係も良好になるはずです。

コツ②：相手ではなく自分を変える

嫌いな人に対して、いくら「性格を直してほしい」と願っても他人をこちらの思い通りに変えることなんてできない…誰もがそう思っているはず。
それならいっそのこと、自分を変えてしまいましょう。

自分を変えるというのは非常に勇気のいることですし、時間もかかります。
でも、変わらない相手を「無視したい」と思い続けて心が弱るよりも、自分の成長のために労力を使う方がはるかに幸せなことなのかもしれません。

成長できたあなたには、嫌いな人と良好な関係を築けるだけの力が身についていることでしょう。

コツ③：嫌われることから逃げない

嫌いな人を嫌う理由に、「相手が自分を嫌っているから」という意見があります。
誰だって人から嫌われたくありませんから、「自分はあの人から嫌われている」と認めたくなくて自分から嫌いになろうとするのです。

でも、周りから好かれるために無理をした自分になったとしても「2：6：2の法則」は変わりません。
だから嫌われることから逃げず、「あの人は自分を嫌いな2割の中の1人なんだ」と理解しましょう。

次第に、最低限のコミュニケーションをとるのに抵抗を感じなくなりますよ。

コツ④：ポジティブに解釈

無視したくなるほど嫌いな人というのは、例え本当に善良なことをしたとしても自分の根っこに「嫌い」という感情があるので、「また自分勝手なことしてる」とネガティブに捉えてしまいます。
それでは関係が良くなりませんから、ポジティブに解釈するように意識しましょう。

相手の自分勝手なところが苦手なら、「周りに流されず自分の意志で行動できる人なんだ」と思うだけでも心持ちは変わるものです。

コツ⑤：あえて相手と関わる

「ここは自分が大人になろう」という気持ちがあるなら、あえて無視したいほど嫌いな人と関わってみましょう。
一緒に作業をしたり、相手が困っているときに手を差し伸べたり。

世の中の全ての人に良いところ・悪いところがありますから、思いきって関わりを持つことで意外な一面に気づき、「無視するような相手じゃないんだ」と味方が変わるかもしれませんね。

職場に嫌いな人ができてしまう理由

では、職場に嫌いな人ができてしまうのはどうしてなのでしょうか？
以下の理由3つをご紹介します。

1. 職場は相性の良い人同士の集まりではない
2. 一緒にいる時間が長い
3. 仕事には表の顔と裏の顔が必要

理由①：職場は相性の良い人同士の集まりではない

職場によって働く人の採用基準は異なりますが、「相性の良い悪い」で人を雇うことはほぼありません。
そのため一人一人は「会社の成長のために力になってくれるだろう」と期待された人材だとしても、一緒に仕事をする上では無視したくなるほど相性が悪い相手も当然いるのです。

理由②：一緒にいる時間が長い

人は、一緒にいる時間が長くなるほど相手の嫌な部分が目に付きやすくなります。
親しい間柄だからこそ礼儀を忘れられたり、余計な一言を言われたりして相手を見る目が変わることもあるのです。

理由③：仕事には表の顔と裏の顔が必要

仕事で利益を得るためにはプライベートでは見せない厳しさや強さが必要になりますから、「仕事になると人が変わる」というのはよくある話。
表の顔は優しく穏やかでも、それだけでは仕事が進まないことも多々あるので冷徹な裏の顔になることもあります。

そのため相手の人柄を誤解し、「嫌いだから無視したい」と思うようになるのです。

職場の嫌いな人にどうしても無関心ではいられないときの対処法

では、職場の嫌いな人に対してどうしても無関心でいられないときはどうしたらいいのでしょうか？
以下の対処法4つをご紹介します。

1. 異動願いを出す
2. 転職する
3. 弁護士に相談
4. 起業する

対処法①：異動願いを出す

職場の嫌いな人に無関心でいたいのに、どうしても無視をしてしまいそうになるなら「異動願いを出す」という対処法があります。
嫌いな相手も一生懸命仕事に取り組んでいるのでしょうが、「やっぱり合わない」と思う場合は我慢するだけの毎日になってストレスがたまるもの。

追い詰められる前に、相手と一緒に働く必要のない環境に身を置いてみましょう。

対処法②：転職する

異動を申し出ても上手くいかず、嫌いな人を無視してしまう状況が続く場合は全く別の環境を手に入れるために転職を検討しましょう。
「私は根性がないから逃げているだけなのかな」と思う必要はありません。

これまでいろいろと手を尽くし、できるだけのことはやったのなら諦めも肝心です。
同じ職種を選んでスキルアップを目指すのか、それとも異業種に挑戦するのか、じっくり考えたいですね。

対処法③：弁護士に相談

嫌いな人の行為が明らかにパワハラで心身ともに苦しんでいるという場合は、弁護士に相談することも手段の一つになります。
家族や親しい友人などにも相談し、裁判で争うだけの覚悟ができたら行動を起こしましょう。

対処法④：起業する

誰かの下で働くから嫌いな人ができて、無視をするまでになってしまう…。
そう考えるなら、起業を考えてみても良いでしょう。

起業するためには「起業する目的」「何をやるのか」を決めたり、資金調達をしたりなどいくつものステップを踏む必要があります。
強い志が必要となりそうです。

職場に嫌いな人がいてもやってはいけないこと

では、職場にいる嫌いな人に対してどのようなことをやってはいけないのでしょうか？
以下のNG行動4つをご紹介します。

1. 完全無視
2. あからさまな冷たい態度
3. 同じ職場の人に陰口
4. 故意にミスをする

NG行動①：完全無視

職場に嫌いな人がいる場合、「一言も話さない」「相手を徹底的に避ける」などの完全無視は「いじめ」と捉えられることがあります。
こちらはいじめているつもりがないとしても、無視されている側が「いじめられている」と感じた時点でいじめは成立するのです。

それほど「完全無視」には人の心を傷つける威力があるわけですから、やってはいけません。
「嫌いだから無視しただけ」のはずが、実際にはいじめという大問題に発展してあなたの人間性が疑われるかもしれません。

NG行動②：あからさまな冷たい態度

職場にいる嫌いな人に無視はしないまでも、あからさまな冷たい態度をとるのも良くありません。
他の人へ確実に不快感を与えていますから、チーム全体の作業効率も下げることもあるでしょう。

そうなると、あなたに対して「感情が表に出やすいから仕事がやりずらいな」と思う人も出てくるのです。

NG行動③：同じ職場の人に陰口

職場に無視したいほど嫌いな人がいたとしても、同じ職場の人に陰口を言ってはいけません。
相手に話が漏れてしまう可能性が高いですし、人の悪口を聞かされている方も嫌な気分になって精神的に疲れます。

陰口を続けていると、あなた自身が「私は陰口が多いから信用しないで」というメッセージを発信することになるでしょう。

NG行動④：故意にミスをする

無視したいほど嫌いな人がいても、相手を困らせるために故意にミスをするのもよくありません。
あなたのミスによって相手が困れば、全く関係のない他の人まで迷惑を被ることになります。

何より故意によるミスは社会人としてのモラルに欠ける行為ですので、自分自身が非難されることもあるでしょう。

職場で自分が嫌われてるかどうか確かめる診断項目

では、職場で自分が嫌われているかどうかを確かめてみましょう。
以下の診断15個をご紹介します。

診断①：「自分は有能だ」と思っている

声に出しては言えないけど、内心では「自分は有能だ」と感じているあなた。
もしかしたら、職場で嫌いな人と思われているかもしれません。

「自分は優秀で能力があるから仕事ができる」と思っている人は、基本的に自分の方が立場が上だと認識しているため無意識に上から目線になる傾向があります。
頼まれてもいないのに「アドバイス」や「ダメ出し」をしたがるなど、上から目線の自覚がある場合は早めに改めて無視をされないようにしましょう。

診断②：謝る前に言い訳をしてしまう

謝らなければいけないとわかっているのに、「申し訳ありません」よりも先に「違うんです」と言い訳をしてしまうあなたは、職場で嫌いな人と思われている可能性が高いでしょう。
例えば会社に遅刻した場合、謝罪の一言もなく遅れた理由だけを説明されると、「自分は悪くない」と言い逃れをしているように見えるもの。

まず最初に謝る習慣をつけることで、嫌われて無視されるような対象にはならないはずです。

診断③：優柔不断

優柔不断な性格のあなたは、職場で嫌いな人と思われることもあるでしょう。
優柔不断な人は、やる前に物事のデメリットばかりを考えてしまうため他の人よりも意思決定が遅れがち。

でも仕事は自分だけで行うものではありませんから、一人の意思決定の遅れが周囲にも影響することがあります。
周りの人に迷惑をかけ続けていれば、当然嫌われて無視される可能性も出てくるのです。

「着る服を選ぶ」「外食でメニューを決める」など、日常生活の中で決断する意識を持つことで「自分で物事を決める感覚」が育ち、優柔不断の克服に繋がるでしょう。

診断④：ちょっとしたことでもイライラする

ちょっとしたことでもイライラする、いわゆる「短気」なあなたは職場で嫌いな人と思われやすいタイプと言えるでしょう。
短気な人の多くは視野が狭く、自分の損得しか考えられないため自分のメンツを守るのにいつも必死。

そのため、打ち合わせや会議の最中に自分が少しでも損をしたと感じると、相手の話を遮ってまで自分の主張を一方的にぶつけます。
こうなるとコミュニケーションが成立しないので仕事にならないばかりではなく、その場にいた人に不快感だけを残すことにもなるのです。

職場で短気な性格を日常的に発揮してしまうと無視もされかねませんから、「何が正解で何が不正解なのか」というものさしは人それぞれ違うことを理解しましょう。
それにより、「自分の考えを他人に押しつけること自体が間違いなんだ」と気付くためイライラが抑えられるようになります。

診断⑤：否定的な言葉が口癖

普段から否定的な言葉が口癖のあなたは、既に職場で嫌いな人と思われているかもしれません。
「癖」というのは自覚しにくいので自分では気付いていないことも多いのですが、人の意見に対して「いや」「でも」「それは違う」などと否定から入ってしまう場合は要注意。

自分なりに考えて出した意見を否定されてばかりいたら、誰だって「もうこの人と関わりたくない」と思うもの。
無視をされる前に、「それも一つの方法だよね」と一度は人の意見を受け入れる姿勢を見せるようにしたいですね。

診断⑥：他人が褒められると面白くない

会話の中で自分以外の人が褒められたときに「私の方がすごいのに」などと嫉妬したり「面白くない」と感じるあなた。
不機嫌な気持ちが表情や態度として表に出ているなら、職場で嫌いな人と思われている可能性が高くなるでしょう。

このようなタイプの人は、自分が話の中心にいないと自身がみじめに思えて不機嫌になってしまうよう。
そのため、周りにいる人は非常に気を遣って疲れてしまいます。

このままでは無視をされることもありますから、嫉妬心を抑える対策をしましょう。
おすすめは、自分の良いところを自身で褒めること。

これを続けるうちに自分に自信がつくため、相手を羨ましく思ったとしても余計に自分をみじめに思わなくても済むようになります。

診断⑦：人によって態度を変える

誰に対しても平等に接するのは難しいことですが、相手の身分や性別などによってあまりにも態度が変わるあなたも職場で嫌いな人と思われているでしょう。
「何を考えているのかわからない」「信頼できない」といった印象を持たれ、ひどい場合には無視をされることもあるかもしれません。

心当たりがある人はきっと、「自分の不平等な態度によって傷ついている人がいる」「仕事を進めるには、自分が傷つけてしまっている人の力も必要」ということに気付いているはず。
今のうちに心を改め、一人一人の成果に着目して褒めてみましょう。

「いつも公平な態度の自分」に生まれ変われるはずです。

診断⑧：小さな声でぼそぼそ話す

小さな声でぼそぼそ話すタイプのあなたは、周りからやる気がないように見られるため職場で嫌いな人と思われることがあるでしょう。
自分は一生懸命仕事をしているつもりなのに「やる気あるの？」などと責められ、挙げ句の果てに無視までされるようになったら心が大ダメージを受けます。

そこで、人前で発言するときなどには「正しい姿勢」「笑顔」「スローテンポ」で話すことを心がけましょう。
自然と声のボリュームが上がり、印象が良くなりますよ。

診断⑨：人に仕事を任せられない

「人に仕事を任せられない」というあなた。
職場では嫌いな人と思われることが多く、無視される状況になることもあるようです。

仕事を一人で抱え込みすぎてどれも中途半端になったり残業したりするため、上司からの評価が下がります。
また後輩から生まれるのは、「仕事を任せてくれない先輩の下では働きたくない」という反発心。

多くの場合、人に仕事を任せられないのは「自分の仕事を上手く説明できないため」ですから、この機会に自分の仕事の本質をもう一度理解してみるといいでしょう。

診断⑩：自分のミスを人のせいにしてしまう

自分のミスだとわかっているのに、つい人のせいにしてしまうあなた。
「無視をしたいほど嫌いな人」と思われることが多くなるでしょう。

周囲の人は、自分の非を隠して他人に責任を押し付けるあなたの行為をよく見ています。
いずれは非難され、「巡り巡って自分に返ってくる」と自身に言い聞かせましょう。

診断⑪：自分一人の力で仕事を成功させたことがある

「自分の力だけで仕事を成功させた」と思っている時点で、あなたは多くの関係者にとっての嫌いな人と言えるでしょう。
例え全ての作業を自分一人で行ったとしても、それをするためにアドバイスをしてくれた指導者や、体を気遣ってサポート・応援してくれた人がいたはず。

自分のために力を貸してくれた人への感謝の気持ちを忘れてしまうと、結果的に無視されることもあるでしょう。
どう頑張っても、人は一人では生きていけないのです。

診断⑫：その場の思い付きで話すことが多い

よく考えず、その場の思い付きで言葉を口にするあなたは「口が上手くて自分を取り繕うのが得意」なタイプ。
言動に一貫性がなく信頼性に欠けることから、嫌いな人と思っている職場仲間もいるかもしれません。

無視をされないためにも、「発言・行動する前に考える」という慎重さを意識しましょう。

診断⑬：自分を偽ってでも評価されたい

仕事の目的は出世や昇給だから、「自分を偽ってでも評価されたい」というあなたも職場で嫌いな人と思われているようです。
「上司の前だけでは良い顔をし、他の人はどうでもいい」というような態度では、不満に感じた人から無視されることも否定できません。

ごまをすって出世した先に待っているのは自分の能力以上の業務ばかり。
限界を感じ、追い込まれる自身の姿を想像してみましょう。

診断⑭：悪口を言うとスッキリする

人の悪口を言うとスッキリしてストレス発散になる。
そんなあなたは職場での評判が低く、嫌いな人と思われている可能性がとても高くなります。

陰口が日常会話のようなものなになっているため悪口を言うことにあまり抵抗がなく、周囲から反感を買いやすいのです。
このままでは無視をされるのも時間の問題ですから、「もう悪口は言わない」と宣言しましょう。

そして、今度愚痴を言いたくなったらノートに思ったことをそのまま書き出し、数日後冷静になったら読み返してみて。
「こんなことでイライラしていたんだ」と心のモヤモヤが晴れることもありますよ。

診断⑮：仕切るのが好き

仕切るのが好きなあなたは、「自分の思い通りにしたい」「目立つことで自分の存在を認めてもらいたい」という欲求が強いタイプ。
そのため明確な根拠もないのに自分の意見を押しつけるところがあり、職場で嫌いな人と思われることもあるようです。

無視を避けるためにも、人の意見を受け入れた上で自分の主張をするような心構えを持ちたいですね。

嫌いな人には無視ではなく無関心でいよう

嫌いな人に対しては、無視をすると周囲に迷惑をかける上にあなた自身の評価が下がることにもなりますから、無関心でいるようにしましょう。
「それでも無視をしてしまう」という場合は、相手を傷つけるのではなく自分の環境を変えてみて。

嫌いな人と距離を置くことで、次第に「嫌いな感情」が薄れていくはずです。