ヘアマニキュアで黒染めするメリット!色選びのコツ&おすすめ10選
ヘアマニキュアで黒染めするメリットってなんだろう。 こんな風に思ったことはありませんか? ヘアカラーとの違いやヘアマニキュアのメリット、選び方のコツをご紹介します。 この記事を参考にあなたにピッタリのヘアマニキュアを見つけてくださいね。
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「ヘアマニキュア」とは?
髪を黒く戻したり白髪を黒くするためのヘアマニキュアは、主に髪の外面をコーティングして染めるカラーリング剤です。
シャンプーするたびに少しづつ落ちていき、通常は3週間程度で落ちて元の髪色に戻ります。
ヘアマニキュアは髪の外面を覆うので髪の内部のメラニン色素に作用することがありません。そのため、髪を傷めることなくツヤを出しながらカラーリングすることができます。
しかし、メラニンを脱色しないので髪色を明るくすることもなく、色のつき方はほんのり色づく程度です。
ヘアマニキュアで黒染めするメリット・デメリット
それでは、ヘアマニキュアで黒染めするときのメリットとデメリットを解説していきます。
メリット
①髪や頭皮にやさしい
ヘアマニキュアを使っての黒染めは、ヘアカラーとは違い髪をコーティングして染めていくので、髪や頭皮を傷めることがなくやさしく染めてくれます。
なので、パッチテストも必要なし。
髪や頭皮を傷めるのが心配な方にヘアマニキュアは適しています。
髪や頭皮にやさしいので、TPOに合わせてその都度黒染めしても安心して使うことができますよ。
②トリートメント成分でツヤが出る
ヘアマニキュアにはトリートメント成分が入っているので、髪を保護してツヤを出すことができます。
さらに、髪がコーティングされているので紫外線やドライヤーの熱や摩擦から髪を保護してくれます。
黒くてツヤのある髪を手に入れることができますよ。
猫毛の方や癖毛・髪がまとまりにくい方にもヘアマニキュアが扱いやすくオススメです。
③元の髪色に戻る
元の髪色に戻ってしまういうとデメリットに聞こえてしまうかもしれませんが、ヘアマニキュアにおいてはメリットの場合も。
就活中やTPOに合わせて一時的に黒髪にする場合も、せっかくヘアカラーした元の髪色にもヘアマニキュアが落ちれば戻ります。
毎日のシャンプーで徐々に落ちるからこそ、気軽に黒髪に戻すことができますよ。
④色持ちが良い
一時的に黒髪に戻す場合にも、ヘアマニキュアは3週間程度色持ちしてくれます。
色持ちの良さもヘアマニキュアのメリットといえるでしょう。
シャンプーをするだけですべて落ちる、一日だけ黒髪に戻せる商品もあります。
一定期間とはいえ、毎日黒髪に戻すのも大変な手間がかかります。
その点ヘアマニキュアなら3週間程度色持ちするので、さまざまなイベント時の使用に適しています。
また、白髪染めに使用する場合もアレルギーや髪の傷みを心配せずに長期間黒髪を維持してくれます。
デメリット
①すぐにヘアカラーに変えることができない
ヘアマニキュアを使って黒染めしても、色づきがマイルドなので、思っていたより黒くならなかったなんて感じることもあります。
それなら、すぐにヘアカラーで染め直せばいいんじゃない?と思ってしまいますよね。
でも、ヘアマニキュアは髪を外側から覆っているので、内部へ浸透していくヘアカラーを邪魔してしまいます。
ヘアマニキュアが気に入らずヘアカラーに変える場合はヘアマニキュアが落ちきってから変えなければならないのが不便に感じます。
②肌に付くと落ちにくい
別名「酸性カラー」ともいわれるヘアマニキュアは、髪の外面に着色するので、肌に付いた場合はとても落ちにくいです。
生え際や耳などに特に付きやすくヘアーサロンなどでやってもらうのであれば安心ですが、セルフで行う場合は他の人に見えにくい場所を確認してもらうことが必要です。
黒染めであれば特に目立ちますので念入りに見ましょう。
市販の商品であれば専用のリムーバーがついているので、リムーバーで拭き取りましょう。
髪を洗い流すときは、浴室の壁や洗面台などに付いても取れにくいので付いていないか確認して、洗い流しておくことをオススメします。
③白髪や明るすぎる髪は1回で染まりにくい
ヘアマニキュアは髪の外面を覆うだけで、髪の内部の奥深くに浸透するわけではないので、白髪や脱色しすぎた髪色であれば一度の使用では満足できる黒髪を手に入れることはできない場合があります。
その場合は、商品の使用方法の範囲内でもう一度染め直すことが必要になります。
ヘアマニキュアの着色力はヘアカラーより劣ると思っておきましょう。
④髪が濡れていると色移りする場合がある
ヘアマニキュアを使用後は洗髪するたびに徐々に落ちていきます。
洗髪後に濡れた髪をタオルドライしたタオルや、そのまま寝てしまったりした枕などに髪の色が移ってしまうことがあります。
ヘアマニキュア使用後のタオルは濃い色のタオルを使ったり、ドライヤーでしっかり乾かすように注意しましょう。
ヘアマニキュアはどんな人におすすめ?
- 髪を傷めずに黒くしたい方
- 一時的に黒髪にしたい方
- アレルギーで白髪染めやヘアカラーが使えない方
- 自然な仕上がりにしたい方
- 部分的に染めたい方
①:髪を傷めずに黒くしたい方
ヘアマニキュアの成分はヘアカラーと違い、髪の内部のメラニン色素に浸透・脱色することなく、髪を外面から覆ってカラーリングするので、髪を傷める心配がありません。
髪の外面を覆うので、紫外線やドライヤーの熱や摩擦から守ることもできます。
また、ヘアマニキュアにはトリートメント成分が配合しているものが多くヘアマニキュアをするとツヤのある潤った髪になります。
そのため、猫毛やくせ毛なども扱いやすくなる効果もあるのでオススメです。
②:一時的に黒髪にしたい方
ヘアマニキュアの特徴である、洗髪で徐々に落ちていくというのが、一時的に黒髪にしたい方に適しています。
就活中の方や彼氏・彼女の実家に挨拶に行くときに、元の髪色をそのまま残して黒髪にすることも可能です。
シャンプーで徐々に落ちていった後は、元の髪色へと戻るのでせっかくの気に入った髪色を損なうことなく黒髪にできます。
一日タイプの黒髪もどしと違い、自然な黒髪へすることができるので、好印象になります。
③:アレルギーで白髪染めやヘアカラーができない方
ヘアカラーでアレルギーが出る人は、ヘアカラーに配合されているジアミン系の染料が原因の場合が多く、ジアミンアレルギーとなってしまうからです。
その点、ヘアマニキュアにはジアミン系の染料は使われておらず安全にヘアカラーすることができます。
④:自然な仕上がりにしたい方
ヘアマニキュアは髪の内部まで浸透しないしません。
その為、ヘアカラーよりは染色効果が弱めという特徴を持っています。
ヘアカラーで黒染めした場合は、染めましたという感じが他の人から見てすぐわかりますがヘアマニキュアは自然な仕上がりにすることができます。
急に黒々しくなるのが少し恥ずかしいなんて感じる方にはオススメです。
⑤:部分的に染めたい方
ヘアマニキュアには部分染め用のブラシやクレヨンタイプなどもあります。
しかも、洗い流さなくても良いタイプもあり部分染めしたい方に適しています。
分け目や生え際だけ染めたいなんて方にオススメです。
黒染めするためのヘアマニキュアの選び方
では、どんなヘアマニキュアを選べば良いのでしょうか。
ヘアマニキュアの選び方を解説していきます。
- 自然な黒色を選ぶ
- 色持ちが良い商品を選ぶ
- 配合されている染料成分を確認する
選び方①:自然な黒色を選ぶ
一概に黒と言っても様々なトーンの色味があります。
自分の元の黒髪の色と近いものを選ぶのがポイントです。
自分の元の黒髪以上に、あまりに真っ黒い色になると染めた感じがでて自然に仕上がらない場合があるので注意が必要です。
選び方②:色持ちが良い商品を選ぶ
ヘアマニキュアの色持ちは一般的には3週間程度と言われています。
ですが、商品によっては色持ちの目安期間が1ヶ月と記載されているものもあり特に白髪染めとして使用される方には長いほど嬉しいものです。
実際に商品に記入されているよりも短い期間で取れてしまう商品もあるので、口コミなどを参考にするのが良いでしょう。
選び方③:配合されている染料成分を確認する
ヘアマニキュアは酸性カラーとも言われ髪の外面を覆うことでカラーリングしますが、まれにジアミン系染料が配合されている商品もあります。
ジアミン系の染料が配合されている場合は、髪や頭皮にダメージがあり、とくにジアミンアレルギーの場合は、かぶれやかゆみがでますので注意が必要です。
商品の成分表記を確認して、「○○ジアミン」と書かれている商品には注意してください。
黒染めにおすすめの市販ヘアマニキュア
おすすめ①:ブローネヘアマニキュア ナチュラルブラック クシ付
ブローネヘアマニキュアはクシ付きなので、気づいたときに気軽に染めることができます。
手袋やイヤーキャップ・リムーバーなど必要なものもセットになっています。
髪にツヤがでた柔らかくなったと言う口コミが多いのもポイントが高い。
詰め替え用もあって経済的で、リピーターの多い商品です。
髪に優しいので、染まり方に満足できなければ日を変えて2~3回続けて使用することもでき、染まり具合を調節すれば白髪ボカシとしても使えます。
おすすめ②:リライズ 白髪染め リ・ブラック (自然な黒さ) まとまり仕上げ 男女兼用 本体 155g
リライズ白髪染めは、100パーセント天然由来の着色成分だけで染める次世代型白髪ケアです。
ツンとしたニオイも無く塗って5分で洗い流すだけなので楽チンです。
ヘアマニキュア特有の肌に付きやすいという点も改善されて肌に付いても取れやすい。
髪にやさしくしっかり染まるので従来のヘアマニキュアでは染まり方に不満があった方にオススメです。
おすすめ③:加美乃素 カミクローネ ナチュラルブラック 80ml
加美乃素カミクローネは、洗髪不要の洗い流さないヘアマニキュアです。
ヘアマニキュアにプラスして光で染まる成分を配合しています。
つけたままなので、成分が髪の内部まで浸透してしっかりと白髪を黒くすることができます。
洗い流さないので部分的に白髪が目立ってきた場合の部分染めにもピッタリです。
ヒアルロン酸、パンテノール、海藻エキスなどの美髪成分が豊富に配合されているのでキレイな黒髪に仕上げてくれます。
おすすめ④:イリヤ カラーコートデコレ160g D-1 ナチュラルブラック
イリヤカラーコートデコレは染髪効果の高いジェルにクリームを配合したクリーミージェル処方で、高い染髪効果と髪へのやさしさを両立させています。
染髪効果や色持ちは口コミでも評判が高く、高評価が多数寄せられています。
価格対比で高い染髪効果が得られると人気でコスパに優れた商品です。
おすすめ⑤:TSUYAMI プレミアム ヘアマニキュア プラチナブラック
TSUYAMI プレミアム ヘアマニキュアは、髪の表層部までしか浸透せずにしっかりとカラーリングできるので、髪を傷めることがありません。
ジアミン系成分が入っていないでのジアミンアレルギーの方でも安心して使えます。
さらに、15種の保湿・トリートメント成分が配合されていて、ツヤのある健やかな髪になることができます。
髪にまとまりが生まれるので、バサバサになりやすい方にオススメです。
おすすめ⑥: グラマージュヘアマニキュア
グラマージュヘアマニキュアは、発色が良く色持ちも良いと口コミでも評判のヘアマニキュアです。
白髪染め・黒髪もどし共に評価が高く、髪を傷めずにしっかりと染めてくれます。
容量も十分でコスパに優れたヘアマニキュアなので気軽に使うことができ、こまめに染め直しても負担になりません。
おすすめ⑦:カラーアゲインプラス 自然な黒褐色
カラーアゲインプラスは、なんと言ってもそのコスパの良さで支持を受けているヘアマニキュアです。
黒すぎず自然な仕上がりになると口コミでも評判です。
詰め替え用もあるので、経済的でリピーターの多い商品です。
おすすめ⑧:ナプラ HB ジュエライズ ブラック
ナプラ HB ジュエライズ ブラックは、一時的に黒髪にしたい就活生や実習などに行く学生など、若年層から支持を受けている商品です。
口コミでは、白髪ではなくてもしっかりと黒髪にしてくれ、2週間程度で色落ちするので、早めに元の髪色にしたい方にオススメです。
ジアミン系の成分が配合されていないので、ジアミンアレルギーでも安心して使える処方になっています。
おすすめ⑨:胡粉美人ヘアマニキュア ブラック
胡粉美人ヘアマニキュアは、部分的な白髪染めを目的としたクレヨンタイプのヘアマニキュアです。
分け目や生え際に塗るだけで簡単に白髪を隠すことができます。
お出かけ前に一塗りして帰宅後にシャンプーで落とすだけで気になる箇所が徐々に染まっていきます。
海洋ミネラルが豊富に配合されていて髪をいたわりながら黒く染めていくことが出来ます。
おすすめ⑩:加美乃素 カラー デ リタッチ
加美乃素 カラー デ リタッチは、目立つ分け目・生え際を隠して徐々に黒髪に染めていける部分用ヘアマニキュアです。
ヘアマニキュアは肌に付くと取れにくいので、どうしても分け目や生え際が残りがちになってしまったり、時間が経つと新しく生えてきた髪が気になったりします。
そんな時に加美乃素 カラー デ リタッチが1本あると便利です。
細かいところも先細のブラシで染めることができるので、長くキレイな黒髪を維持する脇役としてオススメです。
セラミド、ヒアルロン酸、ガゴメエキスが配合されて美髪効果も期待できる商品です。
ヘアマニキュアで黒染めするときの注意点
それでは、ヘアマニキュアで黒染めするときの注意点をまとめていきます。
- 肌や周りのものに付かないように注意
- タオルや枕に色移りすることがある
- 1回で過度に染まると思わない
注意点①:肌や周りのものに付かないように注意
ヘアマニキュアは髪に浸透せずに髪の表面に着色する為に付着力が強くできています。
なので、肌に付くと落ちにくいので注意が必要です。
かならず生え際にワセリンやクリームを塗りイヤーキャップ・ケープなどもしっかりと備えましょう。
さらに衣類や洗面台・浴室の壁などについても落ちにくいので、染髪後は周りについていないか確認しましょう。
注意点②:タオルや枕に色移りすることがある
ヘアマニキュアで染髪後にタオルドライをするときや、髪が濡れたままで寝るとタオルや枕に色移りしてしまいます。
染髪後のタオルは濃い色のものを使うと色移りしても目立ちにくいです。
白いタオルを使う場合はタオルドライ後に漂白剤の入った洗剤などで洗濯することをオススメします。
染髪後数日は枕にも色移りしやすいのでタオルを引いたりして防止してください。
注意点③:1回で過度に染まると思わない
ヘアマニキュアは髪のメラニン色素を脱色したり、浸透したりすることがないのでヘアカラーよりも着色力が弱いです。
なので、髪質によっては一度の染髪で色が付ききらない場合もあるので、その場合は日を分けて2~3回使用してみてください。
髪を痛めないヘアマニキュアだからこそ、続けて使用することもできます。
ヘアマニキュアで黒染めするときはメリット・デメリットを上手に使い分けよう
ヘアマニキュアで黒染めするときは自分の求めるものを良く考えて使うことが大切です。
色持ちの期間や染まり具合も人によってメリットにもデメリットにもなります。
ヘアマニキュアを上手に使ってみてくださいね。
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