「距離を置く」と「別れる」の違い！別れたくない時の対策法8つ

距離を置くとは？

距離を置くことの意味

恋人同士の気持ちがすれ違ってしまったり、喧嘩が増えて交際が上手くいかないときなど、一旦距離を置き、冷静にお互いのことを見つめ直すことで再度良好な関係を築くという意味や意図が込められています。
一時の感情に任せて別れてしまうと、後悔することに繋がる可能性がありますが、距離を置くことで冷静に今後の交際について考えることが出来るのです。

毎日連絡を取っていたり、定期的に会っていた恋人と一定期間離れる事で、恋しくなるか、解放されて清々するか……何かしらの感情に気付けます。
距離を置きたいと言われる側にとっては辛い期間ですが、距離を置いている間の行動によっては名誉挽回のチャンスにもなりえるので、感傷的にならずしっかり対策を練ることが大切です。

また、場合によっては他に気になる異性がいるのでキープという状態だったり、別れたいけど言い出せない人が自然消滅を狙う方法としても距離を置く方法が取られることがあります。

距離を置く平均期間

距離を置く平均期間については、短くて1週間、長くて1ヶ月程度です。
3ヶ月以上などあまりに長い期間距離を置いてしまうと、自然消滅に繋がる可能性が高くなります。

軽い口喧嘩なら、1週間も距離を置けば十分にクールダウンできるでしょう。
交際が長いカップルの倦怠期や、別れる瀬戸際の段階で距離を置くことになる場合は2週間～1ヶ月程度が理想です。

距離を置くことで得られる効果

一緒に居る時間が長くなればなるほど、嫌な所ばかりが目に付いてしまいますが、距離を置くことで恋人の良いところが再確認できるようになります。
改めて恋人への愛情を自分の中に感じることができるか、愛情ではなく同情や執着なのか……何らかの感情に気付けるでしょう。

距離を置く間に恋人がどんな行動を取るかで、本性を見極めて付き合い続けるか、別れるかの判断基準にもなるため、別れるか悩んでいる人にとって距離を置くのはとても有効な方法です。
また、別れたくないのに距離を置きたいといわれてしまった立場はとても不利ですが、時間を有効に使って自分を磨くことで、惚れ直してもらうきっかけを作れるかもしれません。

「距離を置く」と「別れる」の違い

それでは、「距離を置く」と「別れる」の違いについて考えて生きましょう。
特筆して挙げられる2つの違いは、主に以下の3つがあります。

1. 「距離を置く」は交際を続ける意志がある
2. 「別れる」は修復が困難な状態
3. 「距離を置く」はキープの可能性もあるので要注意

距離を置くと別れるの違い①：「距離を置く」は交際を続ける意志がある

別れではなく距離を置くことを選ぶのは、お互いの気持ちを一旦クールダウンさせて、新しい気持ちで恋人として1からやり直したいという意志があるということ。
倦怠期や喧嘩による怒りで「別れ」が頭にちらついても、一時の感情で別れたくないという気持ちがないと、「距離を置く」という状況には至りません。

距離を置いて「やっぱり別れたい」と思われてしまうことも多々ありますが、距離を置いて気持ちをリセットし、新しい気持ちで交際を再スタートさせることも十分に有り得るのが「距離を置く」という状態。
関係がこじれていることには変わりありませんが、今すぐ別れるほどの決定打がなく、お互いが気持ちをうまく整理できれば距離を置く期間を経て新たに交際をスタートできるでしょう。

距離を置くと別れるの違い②：「別れる」は修復が困難な状態

距離を置く形でなく、別れを言い渡されてしまった場合は、相手にとって別れる意志が固まっており修復は困難です。
距離を置いている状態なら努力次第で惚れ直してもらえる余地がありますが、「別れる」ことになればどう足掻いても元には戻れません。

別れに至る理由は様々ですが、どんな理由があったとしてもこれから付き合い続けていくのは無理だと思うからこそ別れを選択するのです。
また、何も悪いところがなくても転勤や留学など物理的に距離が離れてしまう場合であったり、仕事を辞めるなど相手に迷惑をかけてしまう場合も「距離を置く」ではなく「別れる」ことになるでしょう。

復縁できるとすれば、別れた後に他の恋愛をするなどして一旦お互いのことを完全に忘れた後、偶然再会するなどがない限り不可能に近いです。
「別れる」と言っている人に「距離を置くにしよう」と提案して首の皮一枚繋がったところで、「別れる」と言い出した時点で意志はほとんど固まっています。

距離を置くと別れるの違い③：「距離を置く」はキープの可能性もあるので要注意

「距離を置く」は気持ちを整理するための期間でもありますが、人によっては「距離を置く」と見せかけてキープにしていることもあります。
他に気になる人が出来たけれど付き合える自信がない、振られたときは距離を置く状態を解消すればいいという考えの人も意外とたくさんいるので要注意。

距離を置いている間なら異性と会っても浮気にならないという理由で、都合よく操られている可能性もあるので、恋人の様子を見ながらよく見極める必要があるでしょう。
またキープされていると気付いた場合、あなたの気持ちが蔑ろにされているので自ら別れを切り出すことも視野に入れてくださいね。

距離を置くカップルが別れる確率

距離を置く期間が長くなればなるほど、別れる確立が高くなることが分かっています。
距離を置く期間が1週間～2週間程度なら20％前後、1ヶ月に及ぶなら50％、それ以上になるとかなりの確率で別れることになるでしょう。

距離を置くことになった場合、ほぼ確実に「別れ」は視野に入っているため、決断を先延ばしにすればするほど別れる確立は上がってしまうのです。
また、「距離を置く」ことを一方的に告げられた側がショックのあまり取り乱し、更に幻滅されてしまうこともあるので、別れる確立がさらに上がってしまっていることも考えられます。

カップルが別れではなく距離を置く方を選ぶ理由

では、多くのカップルはなぜ別れではなく距離を置くという形を選ぶのでしょうか？
その理由について、以下の5項目を確認していきましょう。

1. 別れるのは惜しい
2. 嫌なところばかり見える
3. 今後のことを冷静に考えたい
4. 他に集中したいことがある
5. 自然消滅にもっていきたい

距離を置く方を選ぶ理由①：別れるのは惜しい

別れに値する出来事があったり、気持ちが離れてきたのは自覚しているけれど、別れるのは惜しいという気持ちがあると距離を置く方を選ぶことがあるようです。
また、性格は悪いけどお金持ち、浮気性だけど顔やスタイルが好みなど……嫌なところを凌駕するほど優れた要素を持っている場合も別れるのが惜しいため、距離を置く方法が取られます。

自分に自信がない人や、ある程度年齢が上がってくると、「恋人と別れたらもう誰とも付き合えないかもしれない」という気持ちが強くなります。
別れが頭にちらついても距離を置くことで気持ちを整理して、交際を継続するために一定期間を設けるか、更に素敵な人と出会うまでのキープにするということも考えられるでしょう。

距離を置く方を選ぶ理由②：嫌なところばかり見える

一緒にいる時間が長いカップルや、付き合っている期間が長いカップルは、最初は好きなところばかりだった相手でも、次第に悪いところばかりが目に付くようになります。
恋は盲目と言いますが、ある程度恋心が落ち着いてくると仕方ない現象。

本当は素敵なところも沢山知っているのに、嫌なところばかり見えて嫌いになってしまいそうなとき、頭を冷やすために距離を置く決断をすることがあるようです。
距離を置いても嫌悪感しか持てないなら別れに傾きますが、距離を置いたら冷静になれて、恋人のことを求めていることが改めて分かった場合はやり直せるでしょう。

距離を置く方を選ぶ理由③：今後のことを冷静に考えたい

進学や就職、転職などさまざまな人生の岐路に立つタイミングで、恋人がいれば必然的に別れるか継続するか考えるようになります。
好きで付き合っている相手なので一緒にいたら情が出て、離れがたくなってしまうときなど、一旦距離を置いて、冷静に今後のことを考える状況を作るということも考えられるでしょう。

恋愛は良いけど結婚できる相手かどうか、結婚した後に子供を持つかどうかの意見が一致しなかった場合なども、距離を置いて考える必要が出てきます。
どんなに愛し合っていても、現実的なことを考えて別れなければならないこともあるので、距離を置いて1人で冷静に考える必要があるのです。

距離を置く方を選ぶ理由④：他に集中したいことがある

仕事や試験など、一時的に恋愛よりも優先すべきことがあるときに距離を置くカップルも居るようです。
常に連絡していないと怒り出す束縛気味の恋人だったり、連絡が少しでも遅れると疑ってくるような恋人の場合、他の事に集中できなくなるので距離を置かれてしまいます。

もちろん、何もないときはそれでも耐えられるのですが、「この数週間が人生を左右する」という時にはさすがに大好きな恋人でも構いきれません。
日頃から束縛しがちだったり、四六時中べったりのカップルはいざと言うときに脆いので注意が必要です。

距離を置く方を選ぶ理由⑤：自然消滅にもっていきたい

別れ話をすると酷く取り乱しそうな恋人だと「距離を置く」という名目で自然消滅にもっていきたいと思われているかもしれません。
また、自分自身が別れ話をする勇気がないときも、自然消滅を見越した「距離を置く」を選択するようです。

同じ「距離を置く」でも期間が決められたものか、無期限なのかで意味合いは大きく変わります。
距離を置く期間を決めたいと伝えるとはぐらかされたり、距離を置いた後改めて会う約束の日に「仕事で…」などなかなか会えないときは、自然消滅を狙われている可能性が高いでしょう。

別れではなく「距離を置くこと」を選択する彼氏の心理

彼氏が別れではなく「距離を置くこと」を選択するのはどうしてなのでしょうか。
そんな彼氏の心理について、以下の9項目を参考にしながら考察していきましょう。

1. 体の関係は継続したい
2. 泣かせたくない
3. 別れ話をするのが面倒くさい
4. 一緒にいるのが疲れた
5. 他にしたいことがある
6. 他に気になる子ができた
7. 彼女の気持ちが重い
8. 喧嘩ばかりで疲れた
9. 経済的に負担が大きい

距離を置く彼氏の心理①：体の関係は継続したい

性欲旺盛の男性は体の関係を継続させるために、キープのような感覚で距離を置くことがあります。
連絡を取ったり、恋人として会うのは面倒くさいけれど、都合良くセックスはしたいのが本音。

次の彼女やセフレが出来るまでの繋ぎにされていることも少なくありません。
定期的に会うことを求めてきて、話し合いからなんとなく体の関係に流れてしまうような状況なら、セックス目当ての可能性が高いので気をつけましょう。

距離を置く彼氏の心理②：泣かせたくない

女性の涙が苦手という男性は意外と多いです。
別れ話をして彼女が泣いてしまう姿を想像し、それにより別れる決意が揺らいでしまうかもしれないので、逃げのために距離を置くタイプ。

「距離を置く」なら別れる前にワンクッションあるので、その分精神的ダメージも若干少なく済みます。
別れる前提で距離を置くので、別れに至る可能性が高いです。

距離を置く彼氏の心理③：別れ話をするのが面倒くさい

面倒くさがりな男性の場合、別れ話をすることすら面倒くさいので距離を置く形をとることも考えられます。
そのまま自然消滅するか、距離を置いている間に彼女が冷めて、彼女の方から別れを切り出してもらえたらベスト。

距離を置いている間、彼氏にあまり落ち込んだり悩んでいる様子がなければ、別れているも同然の状態です。
別れたくないからとしつこく連絡したり、連絡なしに会いに行ったりすると余計に面倒くさいと思われ、結果的に「距離を置く」から「別れる」に発展してしまいます。

面倒臭がりな彼氏と距離を置くなら、ヨリを戻す期待はあまり持たずに、そのまま放っておいてあげましょう。

距離を置く彼氏の心理④：一緒にいるのが疲れた

週末は2人で会うのが当然、連絡は毎日細かくとるのが当然など……彼女がいる生活に疲れてしまった時、彼氏は距離を置くことを考えます。
男性は1人で過ごす時間がとても大切ですが、彼女がいるとどうしても生活の大半を彼女との時間が占めるので、無意識のうちにストレスが溜まってしまうのです。

束縛が激しい彼女や、寂しがりやで四六時中連絡を取ることを彼氏に要求したり、少しでも帰りが遅いと執拗に疑ってしまうような彼女だと、疲れて距離を置かれてしまうかもしれないので要注意。
彼氏としても、彼女のことが好きなので別れるほどではないですが、彼女のことを嫌いにならないためにも距離を置いてリフレッシュしたいと思う人が多いようです。

距離を置く彼氏の心理⑤：他にしたいことがある

仕事や勉強、彼女と共有できない趣味など、他にしたいことやするべきことを抱えているとき、男性は恋愛に気が回らなくなってしまいます。
複数のことをできる女性の脳と違い、男性は1つのことを深く集中する脳の構造をしているため、女性と同じように恋愛とその他のことを両立するのが難しいのです。

他のことに没頭したいのに、彼女がいると「連絡しなきゃ」「会う時間を作らなきゃ」など考えてしまって、どうしても集中が削がれてしまいます。
逆に彼女のことを放っておくことにもつながるので、寂しい思いをさせる前に距離を置くことを提案する場合もあるでしょう。

距離を置く彼氏の心理⑥：他に気になる子ができた

彼氏が距離を置く理由で多いのが、他に気になる子ができたパターン。
彼女との付き合いがある程度続くと、恋心が落ち着いてドキドキよりも安らぎに変わっていきます。

倦怠感を感じている時に、他の異性とドキドキすることがあると、心に迷いが生じてしまうのです。
一時的な感情の可能性が高く、彼女と過ごしてきた時間の重みも感じているので、別れるのは惜しいし、そもそも彼女と別れたところで気になる子と付き合える保証はありません。

距離をおくことで気持ちを整理し、彼女へ気持ちが残っているか判断すると同時に、気になる子への気持ちが恋なのか、付き合えるのかなど見極めているのでしょう。

距離を置く彼氏の心理⑦：彼女の気持ちが重い

愛されているのはすごく感じるのですが、その愛情が重すぎると男性にとっては負担です。
彼女が全て自分に合わせて行動したり、連絡がないと不安になったり……嫉妬や束縛が激しいと、男性は1人になりたくなってしまいます。

距離を置くことで彼女が取り乱したとしても、それ以上に解放されたい気持ちが強いです。
距離を置いている間に彼女が改心してくれない限り、ヨリを戻すのは難しいかもしれません。

距離を置く彼氏の心理⑧：喧嘩ばかりで疲れた

たまにする喧嘩なら良いスパイスにもなりますが、会うたびに喧嘩ばかりしてしまうカップルは要注意。
一緒にいる時間が長いとお互いの悪いところばかり目つくようになりますが、その度に喧嘩をしていると疲れてしまいます。

一緒にいることが幸せであり、安らぎだった恋人同士が、いつのまにか会うだけでストレスが溜まる対象になってしまうのです。
距離を置くことでお互いの気持ちがリセットできれば良いですが、距離を置いても嫌悪感が変わらないなら別れるべき時なのかもしれません。

喧嘩ばかりするようになってしまったカップルは、距離を置くことで見えてくるものがたくさんあります。
別れるのは寂しいですが、ストレスにしかならない相手と無理に一緒にいることを望むのは執着や依存でしかないので、今後の交際についてよく考えた方が良いでしょう。

距離を置く彼氏の心理⑨：経済的に負担がが大きい

男性はプライドが高く見栄を張る人が多いので、デート代を常に全額出してくれることもあるでしょう。
しかし現実問題、毎回のデートで数万円使っていたら毎月の収支が赤字になっているかもしれません。

次第に貯金も底が見え始めますが、彼女には「お金がないので奢れない」とは言いたくないのが本音。
「仕事が忙しい」「資格の勉強に集中したい」などなにかしらの理由をつけて一定の距離を置かれた場合、経済的な理由の可能性があり得ます。
彼氏の好意には甘えつつ、定期的に公園デートやお家デートなどお金のかからないデートを提案してあげるようにすると彼氏の負担が少なく済むので、心当たりがあるなら少し工夫してみてくださいね。

距離を置くのではなく「別れ」を選択する彼氏の心理

それでは、彼氏が距離を置くという形でなく「別れ」を選ぶときは、どのような心理状況にあるのでしょうか。
「別れ」を選ぶ彼氏の心理は、以下の9項目が考えられます。

1. 愛が冷めた
2. 裏切りが許せない
3. 好きな人が出来た
4. 彼女が冷めてることに気付いた
5. 価値観が合わない
6. 結婚したくないから
7. 束縛に耐えられなくなった
8. 激しい喧嘩で修復不可能
9. 彼女に対して劣等感を感じてしまう

別れを選ぶ彼氏の心理①：愛が冷めた

完全に愛が冷めてしまったのが自覚できたら、距離を置いても意味がないので別れる方を選びます。
彼女に結婚願望があるならなおさら、結婚する気がないのに一緒にいるよりも、一刻も早く別れを切り出すのがせめてもの誠意。

付き合う前には分からなかった欠点や価値観の違いなど、付き合ってから浮き彫りになることも男女の交際の仲では沢山ありますよね。
中途半端に距離を置くよりも、はっきり別れてくれる彼氏の方が思いやりがあるのかもしれません。

別れを選ぶ彼氏の心理②：裏切りが許せない

彼女が浮気した、約束を破った、嘘をついていたなど……彼女に裏切られたのが許せない場合、距離を置く余地もありません。
どんなに好きでも、一度裏切られた相手のことを信用して恋人で居続けるのは難しいです。

男性は意外と繊細な人が多いので、彼女から裏切られたら非常に深く傷つきます。
将来結婚することも視野に入れるならなおさら、裏切るような女性とは付き合い続けられないのです。

別れを選ぶ彼氏の心理③：好きな人が出来た

気になる人ではなく、完全に心から他の人を好きになってしまったときも、距離を置くのではなく別れる方を選ぶでしょう。
本当に他の人を好きになってしまったということは、彼女に対しての裏切りと同様です。

また、好きな人にアプローチするにも彼女が居る状態では誠意が込められません。
浮気ができない誠実なタイプであるほど、キープという発想はなく、心の中に未練があってもはっきり別れを伝えてくるでしょう。

別れを選ぶ彼氏の心理④：彼女が冷めてることに気付いた

自分の愛情が冷めていなくても、彼女が冷めていると気付いたとき、距離を置いても意味がないので別れを選びます。
自分ばかり好きで尽くしても、彼女の愛情が冷めているなら虚しいだけ。

彼女が冷めているなら揉める心配もないため、別れ話を切り出しやすいのです。
不毛な恋愛を継続しても時間の無駄なので、寂しさはあっても別れを選択するでしょう。

別れを選ぶ彼氏の心理⑤：価値観が合わない

価値観の不一致は、カップルにおいて致命的です。
食の好みなど些細なことでも、価値観が合わないと少しずつストレスがたまってしまいます。

付き合い始めた頃は価値観の違いも新鮮で魅力的ですが、根本的な部分が違うと、いくら好きでも自分の良くを抑えて全て合わせるのは困難。
さらに、将来結婚したいか、子供はどうするかなど……人生を左右する部分で価値観が合わない場合、距離を置いても意味がないので別れを選ぶでしょう。

別れを選ぶ彼氏の心理⑥：結婚したくないから

彼女にするには良いけれど、結婚のイメージができない女性だったり、そもそも自分に結婚願望がないのに彼女が結婚したい雰囲気だと、別れる選択肢以外なくなります。
女性は出産の都合上はやく結婚したがる傾向にあり、無意識にプレッシャーを男性に与えていることが多く、期待に添えない罪悪感から別れたくなってしまうのです。

結婚したくないのに、距離を置いて中途半端な関係を続けるのは、妊娠・出産にリミットがある女性に対して酷なこと。
同時に、結婚したいというプレッシャーに耐え難いため、別れる決断に至ります。

別れを選ぶ彼氏の心理⑦：束縛に耐えられなくなった

彼女の束縛が激しいと、距離を置きたいと言っても無駄なので一方的に別れを切り出します。
いくら彼女のことが好きでも、歪んだ愛情で縛り付けられたらさすがに苦しくなってしまうのです。

距離を置くなんて言えば、余計に束縛されてしまうでしょう。
彼女としては束縛していれば安心かもしれませんが、束縛される方は自由を奪われる不快を強いられ、恋人から信用されない悲しさを常に感じています。

束縛もほどほどにするか、信用できないなら自分から別れを告げることも視野に入れるのがお互いのためです。

別れを選ぶ彼氏の心理⑧：激しい喧嘩で修復不可能

きっかけは些細なことでも、喧嘩がヒートアップして修復不可能なレベルになってしまったら、距離を置くまでもなく別れに繋がります。
頭にきて彼女に暴力を振ってしまったり、怒った彼女の様子を見て幻滅してしまった場合も、修復不可能です。

距離を置いたところで、もとの気持ちに戻れる可能性はほとんどありません。
カップルといっても他人同士なので喧嘩をするのは当たり前ですが、激しく衝突してしまう前に距離を置くようにすると別れに発展せずにすむでしょう。　

別れを選ぶ彼氏の心理⑨：彼女に対して劣等感を感じてしまう

彼女がバリバリ仕事が出来て昇進し、自分より年収が2倍以上高かったり、モデル並みの外見で他の男性からもアプローチされるなど……最初は魅力に思っていた部分も、あまりに自分のスペックと差が開きすぎると、次第に劣等感へと変わっていきます。
素敵な女性の周りにはスペックの高い男性が集まるので、嫉妬心を感じる以前に「自分にはつりあわないのではないか」「もっとふさわしい男性がいるのではないか」など考えるようになってしまうのです。

彼女としては全く気にしていなくても、彼氏が男としてのプライドを保てなくなります。
劣等感に耐え切れず別れを切り出す場合、距離を置けば余計に彼女との差を感じてしまうので、別れるという選択をすることが多いようです。

距離を置くことを選択したカップルの末路

距離を置くことを選択したカップルは、以下の2パターンの末路を辿ることが多いようです。
では、どのような末路なのか具体的に見ていきましょう。

末路①：愛が蘇り再びラブラブになる

距離を置くことで、初めて相手の存在の大きさに気付くことができれば、愛が蘇り再びラブラブなカップルに戻れるでしょう。
他に気になる異性が現れて、距離を置いている間に接触を試みても、密に接してみるとやっぱり恋人の方が気が合うし素敵だなあと再確認できるかもしれません。

距離を置いている間に倦怠感が解消されたり、相手が振り向いてもらうために自分磨きを頑張ることで、再会したときに惚れ直すということも考えられます。
取り乱すことなく冷静に対処できれば、距離を置くことが良い方に作用してもっと愛が深まる末路もあるのです。

末路②：別れる

付き合ってみたら人格が豹変した、思っていた感じと違ったなど……距離をおいても気持ちが戻らない場合は別れの末路を辿ることになるでしょう。
相手の裏切りなどショッキングな出来事があり、時間が経っても嫌悪感が拭えないなど、どうしようもないこともあるのです。

また、別れるのが怖いからと、距離を置きたいと言われたときに取り乱してしまったり、距離を置いている最中なのにしつこく連絡してしまうのも、別れの末路が待っています。
絶対に別れない、別れるなら何をするか分からないと脅す人がいますが、一時的につなぎとめることができたとしても、それは愛情ではなく恐怖。

距離を置きたいと言われた段階で、相手はすでに別れの選択肢を持っているので、別れたくないなら慎重に行動することが大切です。

距離を置くと別れる可能性が高いカップルの特徴

「距離を置くこと」を選択したのに、最終的には別れに至ってしまうカップルも少なくありません。
では、距離を置くと別れる可能性が高いカップルの特徴を見ていきましょう。

1. 共通の友達がいない
2. 遠距離恋愛カップル
3. 価値観が全く合わない
4. SNSでラブラブアピールカップル
5. 自分が変わろうとしない
6. 浮気性
7. 付き合い始めて日が浅い
8. 意地っ張り
9. 余裕がない
10. 愛情に温度差がある

別れるカップルの特徴①：共通の友達がいない

共通の友達がいないカップルは、距離を置くまでこじれてしまうと別れる可能性が高いです。
当事者同士だけだと、どうしても主観のぶつかり合いになってしまいます。

間に入って相談に乗ってくれたり、すれ違いが生まれたときに誤解を解いてくれる人がいないため、本心が真っ直ぐ伝わらず勘違いしたまま別れてしまうことも少なくありません。
また、間に入ってくれる人がいない状況だと、距離を置いたまま自然消滅に繋がるケースも多いようです。

別れるカップルの特徴②：遠距離恋愛カップル

もともと**物理的距離があるカップルが距離を置くと、精神的な距離も遠くなり自然消滅する可能性が高いです。
会いたいと思ってもなかなか会えず、タイミングが合わなければ「縁がないのかも……」と思うようになってしまいます。

遠距離恋愛は信頼関係が一番大切。
喧嘩や倦怠期など、他のカップルが距離を置く場面では、むしろ無理にでも会いに行って1つずつ問題を解決するくらいの情熱が必要です。

別れるカップルの特徴③：価値観が全く合わない

付き合ってみて価値観が全く合わないことが判明したカップルは、距離を置いたところで関係を修復できる可能性は少ないです。
人間の根本的な価値観は変わりません。

別れたくないからと片方が合わせる形を取ったとしても、結局合わせるのが辛くなるので結果は同じです。
無理にヨリを戻したところで結局また価値観の違いにストレスを感じ、同じ内容の喧嘩を繰り返すでしょう。

顔やスペックが好みだったとしても、価値観が全く違う人とは話せば話すだけストレスになるので早いうちに見切りをつましょう。

別れるカップルの特徴④：SNSでラブラブアピールカップル

SNSにでラブラブ自慢を書き綴ったり、二人の写真を頻繁にアップしているカップルは、距離を置くほど関係がこじれてしまうと別れに至りやすいタイプです。
周りに自分たちの関係性をアピールすることで満足感を得たり、恋人同士であることを公開して独占欲を満たしていて、恋人のことを好きというよりも「愛されている自分」や「充実している自分」に満足しています。

恋が盛り上がっているときは盲目的になり、回りの目も気にせず恋人を独占したがりますが、その反動で冷めるのも早いのが特徴的。
自分至上主義で恋人の気持ちを考えたり、再度愛してもらおうという努力もしないので、距離を置く段階ではすでに別れたも同然です。

別れるカップルの特徴⑤：自分が変わろうとしない

喧嘩も倦怠期も、距離を置くことになったことも……全て相手が悪いので、距離を置くことで相手に変わってほしいと思ってしまう人は別れる可能性が高いです。
自分は変えられても、人のことは変えられません。

自分にも原因があると受け止め、自分が変わろうとする努力をしない限りは、距離を置いたところで何も変わらないでしょう。
また、自分を正当化した上で全ての問題を恋人のせいにし、距離を置いている間に変わってほしいと要求してくるタイプはモラハラの可能性が高いです。

一緒にいればいるほど辛くなり、精神的な崩壊を招く恐れがあるので、相手の言葉に惑わされないようにしてくださいね。

別れるカップルの特徴⑥：浮気性

彼氏か彼女どちらかが浮気性の場合、距離を置いている間確実に浮気をします。
今は出会いがなくても出会いアプリやマッチングアプリを利用すれば、いくらでも望みの相手に出会えるので、恋人と距離を置いて寂しいときは特に罪悪感を感じることもなく浮気をしてしまうのです。

浮気性の人は恋愛体質でもあるので、新たに出会った人に恋をしてしまうこともあるでしょう。
またはたびたび浮気をされる側としても、距離を置いても何も変わらないので失望して別れに至ります。

別れるカップルの特徴⑦：付き合い始めて日が浅い

付き合い始めて日が浅いカップルが距離を置く段階まできている時点で、相性が悪い可能性が高いです。
そして、まだまだ信頼関係が出来上がっていない状態なので、距離を置いている間に時間が関係を成熟させることもありません。

付き合い始めて日が浅いのに喧嘩などをして関係がこじれてしまったとしたら、距離を置くよりも徹底的に話し合うほうが建設的。
話し合うのも難しいほど関係が悪化してしまったなら、早いうちに別れてしまったほうがダメージが少ないです。

別れるカップルの特徴⑧：意地っ張り

意地っ張りな性格のカップルは、距離を置いたところで素直になれず、別れに至る傾向があります。
本当は好きで別れたくないと思っていても、意地を張ってばかりで本音を話し会えません。

意地っ張り同士だと距離を置いている間にクールダウンをしても、会えば素直になれず思いもよらぬことを言ってしまうため、距離を置いても辛いだけで、うまく行く可能性はかなり低いです。
好きだからこそ意地を張ってしまうこともありますが、恋愛は勝負ではないので、素直な言葉で思いを伝える勇気を持つことが大切です。

別れるカップルの特徴⑨：余裕がない

恋愛における余裕、仕事の余裕、経済的な余裕……あらゆる面において余裕がないカップルは、距離を置いたからといって解決するものではありません。
愛されているのか不安で束縛してしまう状態なら、それは相手を苦しめることにつながるので、愛ではなく自己満足ですよね。

仕事の余裕がなければ、恋愛に回す精神力と時間が残りません。
経済的に余裕がないと、デート代もオシャレをする費用も捻出できず、苦しくなってしまいます。

他のことで余裕がないあまり、恋人に八つ当たりして関係がこじれたりすることもあるでしょう。
余裕が無い部分を補い合える観劇なら最高ですが、余裕がないことで恋愛がストレスになってしまうならほとんど修復不可能といっても過言ではありません。

別れるカップルの特徴⑩：愛情に温度差がある

カップルの間で好きな気持ちが全く同じということはあり得ないですが、温度差が大きくなると別れに繋がりやすくなります。
そんな2人が距離を置くと、今まで恋人の愛の重さに苦しんでいた方は解放されますが、逆に愛が重い方は不安で耐えられなくなるでしょう。

不安な方は冷静さを保てなくなり、泣いて取り乱したり、どうにかして愛情を取り戻そうと必死になりますが、その全てが逆効果。
最終的に別れに繋がる可能性が高くなるので、愛が重くなりがちな人は恋愛の他に没頭できるものを見つけるなど工夫して、できるだけ冷静な態度を心がけてくださいね。

別れたくない！距離を置くことになっても別れずにヨリを戻す方法

別れではなく、距離を置くことを選んだのなら、いずれはヨリを戻したいですよね。
ではここで、距離を置くことになってもヨリを戻す方法について紹介していきます。

1. 毅然とした態度を取る
2. 意図的に嫉妬させる
3. 距離を置いている間は性的関係にならない
4. ダイエットなど自分磨きを徹底
5. 距離を置く期間を決めておく
6. 前向きに過ごす
8. 別れて様子を見る

別れずにヨリを戻す方法①：毅然とした態度を取る

別れたくないのに距離を置くことになってしまった時は、敢えて冷静に毅然とした態度を取るようにしてください。
いつもべったりしている関係ならなおさら、泣いたり縋り付いてきそうな彼女が冷静な態度で距離を置くことを受け入れたら、彼氏は拍子抜けするでしょう。

逆に、別れたくないからと言って泣いたり怒ったりするのは最悪です。
二度と関係修復できないレベルで嫌われてしまう可能性が高いので、別れたくないなら決して取り乱さないようにしましょう。

自分から極力連絡しないようにし、いつもと同じ明るい様子で過ごしてみてください。
無理やり愛を押し付けるよりも、毅然とした態度でいた方が惚れ直してくれる可能性がアップします**。

別れずにヨリを戻す方法②：意図的に嫉妬させる

男性は独占欲が強く、嫉妬の感情はかなり強力です。
いくら別れを視野に入れた女性でも、彼女が他の男性と良い雰囲気になっている姿をみたらメラメラと嫉妬心が湧いてきます。

衝動的な感情だったとしても、嫉妬している自分に気付き、彼女への愛情を再認識するかもしれません。
また、他の異性から好かれている彼女の姿を第三者目線で見ることにより、以前の何倍も魅力的に映るのです。

彼氏が気持ちを整理するために、前向きな気持ちで距離を置いているなら有効な方法。
もし彼氏の愛情がほとんど離れている状態だったり、彼女の浮気が原因でで距離を置いているなら、逆効果になるので注意が必要です。

別れずにヨリを戻す方法③：距離を置いている間は性的関係にならない

彼氏と距離を置いている間に会う機会があっても、簡単にセックスしない方が効果的。
なかなか会えず、連絡も取れないので寂しいかもしれませんが、距離を置いていても会えば簡単にセックスさせてくれる「都合の良い女」に格下げされてしまいます。

男性から都合の良い女として認識されてしまうと、再び本命の彼女戻るのは至難の業です。
それに、おあずけ状態が続けば、彼氏は彼女のことを改めて心と体の両方で求めている自分に気付いてヨリを戻すきっかけになるかもしれません。

中途半端な関係のまま体の関係だけだらだらと続けるのは、女性にとって良くないことばかりです。
寂しい気持ちをこらえ、彼氏の気持ちを呼び戻すことを信じて待ちましょう。

別れずにヨリを戻す方法④：ダイエットなど自分磨きを徹底

男性は視覚からの情報をより多く認識する傾向があるため、距離を置いた後に再開した彼女が美しくなっていたらかなりの確率で心が揺らぎます。
せっかく彼氏と会わない分時間に余裕ができたのですから、彼氏に惚れ直させるためにも女磨きを加速させましょう！

距離を置く期間が1週間程度でも、食生活を見直してゆっくりお風呂に入り、浮腫みを解消するだけでかなり見た目が変わります。
手っ取り早く美容院に行って髪形を変えたり、気分転換に服を新調するのもおすすめです。

距離を置いている間に彼女がいい女になっていたら、再び会った時に別れるのは惜しいと思ってもらえるかもしれません。
見た目がすべてではありませんが、男性は本能的に美しく健康的な女性が好きなので、本能に訴えかけるという意味でも有効な方法です。

別れずにヨリを戻す方法⑤：距離を置く期間を決めておく

彼氏と距離を置くことになった時、まず重要になってくるのが「期間を決めておく」ということ。
距離を置く期間が長引くほど、長引くほど別れる可能性は高くなるので、できるだけ1週間～2週間など短期間に定めるようにしましょう。

1か月以上距離を置いてしまうと、別れることになる確率がかなり上がってしまいます。
頻繁に会っていたり、毎日連絡を取り合っているカップルなら、1週間距離を置くだけでもかなり長く感じられるので、しっかり話し合って距離を置く期間を定めましょう。

別れずにヨリを戻す方法⑥：前向きに過ごす

彼氏の提案で距離を置いている時、彼女としては突然の出来事でショックだったり寂しさで落ち込んでしまいますよね。
しかし、そんな時こそ明るくはつらつに過ごしてみてください。

決してSNSなどで愚痴や弱音を吐いたりせず、普段と変わらない様子で明るく前向きに過ごしてましょう。
再会した時に彼女が明らかに落ち込んで暗い雰囲気なのと、むしろリフレッシュして明るい雰囲気なら、どちらの方が魅力的に映るかなんて考えなくても分かりますよね。

別れずにヨリを戻す方法⑦：誠意を見せる

もし自分が距離を置く原因を作ってしまった場合は、飽きられても無視されても誠心誠意を尽くして謝り続けてみてください。
男性はプライドが高いので、そう簡単には許してくれないかもしれませんが、反面やはりもともと好きだった女性が頭を下げている姿を見るのは辛いものです。

どんなにひどい仕打ちを受けても、自分のせいで彼氏を傷つけて、結果距離を置く現状に至ってしまったのなら、誠心誠意の謝罪を続けましょう。
一度傷つけた相手にもう一度好きになった貰うためには、自分のプライドなどはすべて捨てる覚悟で臨んでください。

別れずにヨリを戻す方法⑧：別れて様子を見る

距離を置く状況になってしまった時、すでに彼氏の頭の中には別れの2文字は色濃く浮かんでいるはずです。
それなら無理に執着するよりも、いっそ別れてしまってから行動したほうがうまくいく場合もあります。

別れた後、彼氏が別の人を好きになってその恋愛が成就するかもしれません。
しかし完璧な人間はいないので、新しい恋愛もしばらく時間が経過すれば何かしらの問題は発生するでしょう。

そんな時にすかさず平気な顔で相談に乗り、一番の理解者として優しく寄り添えば良いのです。
元カレ・元カノという状況だからこそ新鮮な気持ちで改めて向き合うことができるので、無理に説得したり中途半端な関係を続けるよりも何倍も効果があります。

「距離を置く」と「別れる」は似ているようで違う

距離を置くことを告げられたとき、もう終わりなのではないかと絶望的な気持ちになってしまいますよね。
しかしどんな理由であっても、「別れる」ではないならまだ希望が残っているので、諦めないでくださいね。

距離を置きたいと言われてしまったら、縋り付き考え直してもらいたい気持ちを抑えて冷静に受け止めましょう。
別れたくないなら恋人が今どんな状況なのか探り、自分に出来る最大限の対処法を実践してみてください。

しかし、本当に愛している相手が苦しんでいるなら別れる決断をすることも時には必要です。
恋愛に執着して苦しむよりも、距離を置いている間は自分もリフレッシュ期間として気持ちを整理すると良いでしょう。