お酒に強くなる11の方法!お酒に弱い人の特徴&飲み会で使える対策
20歳を超えるとサークルの打ち上げや会社の飲み会など、お酒を飲む機会も増えますよね。 しかしお酒が強くないと、楽しいはずの飲み会も苦痛に感じるでしょう。 そこで、お酒に弱い人の特徴や、お酒に強くなる11の方法を紹介します。 飲み会で使える対策も合わせて紹介するので、お酒に弱い人は克服&対策を取って飲み会に挑みましょう!
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お酒は鍛えれば強くなる?
世にはお酒に強い人、弱い人と二つに分かれますが、この違いは一体何か知っていますか?
一般的に「お酒は飲めば飲むほど強くなる」なんて言われていますが、実は鍛えれば強くなるわけではないといわれています。
お酒が強いというのは、お酒の成分を分解する酵素の強さやアルコール分解速度を示すものです。
この酵素の働きが強い人は、お酒が入ってもそれを酵素の力で分解できます。
しかしお酒が弱い人は、この酵素が働く力が弱いので、お酒を分解するのに時間がかかります。
この酵素の強い・弱いは遺伝とされているので、鍛えることで強くなるわけではないとされています。
ですが人はアルコールの成分に慣れることはできるので、飲んでいるうちにたくさん飲めるようになった人は、強くなったというより「慣れた」に近いのです。
このように、鍛えれば強くなるのではなく、「慣れた」という方が正しいでしょう。
お酒に弱い人の特徴
では、具体的にお酒が弱い人ってどんな人か気になりますよね。
お酒に弱いと言われる人は、以下のような特徴を持っています。
- 顔がすぐに赤くなる
- 普段からお酒をあまり飲まない
- 早飲みをする
- 体質
- 飲むと気持ち悪くなる・吐く
では、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
特徴①:顔がすぐに赤くなる
お酒を飲むと、すぐに顔が赤くなる人っていますよね。
こうした人は、お酒への耐性が低いため弱いといえます。
自分では酔っていないつもりでも、周りからは顔が赤いと「酔ってるな」「弱いな」と判断されてしまいます。
体質的に赤くなってしまう人もいますが、お酒を飲んで顔がタコのように赤くなってしまうのは弱いからといえるでしょう。
特徴②:普段からお酒をあまり飲まない
普段からお酒を飲まず、偶に飲むくらいの人も弱い傾向にあります。
お酒の頻度が少ないと、それだけお酒への耐性が付かないので、お酒は弱くなります。
お酒は飲んだ量に比例して強くなるわけではありませんが、それでもいくらかの耐性・慣れがつきます。
お付き合い程度の酒飲みだと、耐性や慣れがほとんどつかないので、お酒に弱くなってしまうのです。
特徴③:早飲みをする
お酒って人によってペースが違いますよね。
早い人は、テーブルに来てから1分足らずで飲み干してしまう人もいます。
しかし飲むペースが速い、早飲みをするのは、それだけアルコール成分を体内に蓄えてしまうことです。
酵素が分解するよりも早く、新たなアルコールが追加されるため、酔いが回るのが早くなり、早い段階で潰れてしまうのです。
特徴④:体質
遺伝などの体質的にお酒に弱い人もいます。
例えば、人によって体内で作り出される酵素量やホルモン量って異なりますよね。
このように人によってはそれが体質となっている人もいるので、中にはどんなに飲んでも慣れない・強くなることがない人もいます。
そのため本当に弱い人もいることを理解し、そうした人には飲ませない・無理強いしないことが大切です。
特徴⑤:飲むと気持ち悪くなる・吐く
お酒を飲むと気持ち悪くなり、吐いてしまう人もいますよね。
こうした嘔吐が絡む人も弱いといえます。
酵素がアルコールを分解すると「アセトアルデヒド」という有害物質に変わり、これにより吐き気や頭痛を引き起こします。
アセトアルデヒドを分解する酵素力が弱いと、吐いたり頭痛に悩まされることになります。
お酒に強くなるには、この体調不良にも打ち勝つことが大切でしょう。
お酒に強くなる方法
お酒が弱い人がお酒に強くなる、慣れるための方法は以下の通りです。
自分に合ったお酒に強くなる方法を見つけ、実践していきましょう!
- 飲む機会を増やす
- 体調を万全にする
- 限界を把握しておく
- 食べてから飲む
- 飲み会の前は肝臓を休める
- 自分の弱いお酒を知る
- カフェインが含まれているものを摂取する
- お酒をストレートで飲まない
- 水を交えて飲む
- 早飲みしない
- 飲まなきゃいけないという意思を捨てる
では、それぞれのお酒に強くなる方法を詳しくみていきましょう。
方法①:飲む機会を増やす
お酒に慣れる・強くなるには、やはり飲む機会を増やすことが第一でしょう。
食べ物も飲み物も、その味に慣れたり強くなるには食べる・飲む回数を増やしますよね。
食べている・飲んでいるうちに苦手が克服されることがあるように、アルコールも飲んでいるうちに強くなる(慣れる)ことがあります。
ただし体質的なものだと、飲んでも飲んでも強くなることがない人がいます。
飲み続けて強くなることがないようなら、自分は体質なのだと割り切ることも大切です。
方法②:体調を万全にする
お酒を飲む時に、体調が悪くてはお酒にも弱くなってしまうものです。
体調が万全な時と、そうでない時では、どちらがお酒に強いかは一目瞭然でしょう。
体調が悪い時にお酒を飲んでも、さらに体調が悪くなり、周りに迷惑をかけるだけです。
お酒に強くなるには体調管理も大切ですから、体調が悪い時は休肝日にして肝臓を休めてあげましょう。
方法③:限界を把握しておく
これくらい飲んだら吐く、これだけ飲んだら潰れてしまうなど、人によって限界があります。
その限界を把握しておくことも、お酒に強くなる方法です。
特に周りに対し「あの人お酒強いよね」というイメージを与えたい時は、自分の適量・限界を把握していないと失敗します。
お酒が強い=たくさん飲めるというわけではありません。
お酒が本当に強いという人は、お酒に飲まれない人です。
方法④:食べてから飲む
胃に何も入っていない状態だと、お酒の周りは早くなるため、お酒に弱いと感じさせてしまいます。
お酒に強くなるには、まず空腹状態でお酒を飲まないことです。
少量でも良いので、飲み会の前や宅飲みの前に食べ物を胃に入れておきましょう。
これだけでも、依然とは違いお酒に強くなったように感じるでしょう。
簡単にできるお酒に強くなる方法なので、お酒を飲む前につまみを食べるようにしましょう。
方法⑤:飲み会の前は肝臓を休める
体に入ったアルコールは肝臓が分解されますが、そもそも肝臓の働きが衰えていては分解の働きも悪くなってしまいます。
特に毎日お酒を飲んでいる人や薬を摂取している人は、肝臓の働きが衰えている可能性があります。
肝臓が悪くてはお酒にも弱くなってしまうので、お酒に強くなるなら、まず肝臓を休めてあげましょう。
アルコール摂取に関わらず、「休肝日」を設けることで、肝臓を労わり機能を回復させることが期待できますよ。
方法⑥:自分の弱いお酒を知る
人によって得意なお酒とそうでないお酒があります。
これは味も関係しますが、多くは酔いが早く回るものとそうでないものに分かれます。
そのためお酒の量を増やしたい、多く飲んでいるように思わせたいなら、酔いが早くなるお酒を見つけ、避けるようにしましょう。
どんなお酒も楽しみたい気持ちも分かりますが、お酒に強くなるには、慣れやすいお酒から耐性をつける方が得策でしょう。
方法⑦:カフェインが含まれているものを摂取する
お酒に強くなるには、カフェインが含まれているものを摂取する方法もあります。
お酒の酔いを、カフェインで覚ますことができるからです。
そのため酔いが回ってきたな、というところでコーヒーや緑茶を飲めば、頭を覚ますことができます。
ただし深酒になりやすい方法でもあるので、強くなるなら他の方法も模索した方が良いでしょう。
方法⑧:お酒をストレートで飲まない
お酒にはさまざまな種類があり、さまざまな飲み方がありますよね。
特にウイスキーや焼酎はロックで嗜むという人も多いでしょう。
しかしお酒をストレートで飲むと、度数が高いため酔いが早くなります。
お酒に強くなるには、まずストレートで飲まないことが大切です。
ストレートで飲むのは、お酒に強くなってからのお楽しみにしましょう。
まずはお酒に強くなることが先決なので、水割りや炭酸割りで薄めたものから慣れるようにしましょう。
方法⑨:水を交えて飲む
お酒ばかりを飲んでいては、お酒を分解する速度が遅くなり、酔いが早くなります。
それを遅らせるためにも、お酒を飲んだら水を間に挟むなどして、お酒を薄めることが大切です。
水分を多くとれば、利尿作用によってアルコールも水分も外へと排出されやすくなります。
また水を間に挟むことによって、自分の酒飲みのペースもつかめてくるでしょう。
方法⑩:早飲みしない
お酒のペースが早い人って、すぐに潰れるイメージがありますよね。
実はお酒のペースが早いと、それだけ体がアルコールを分解できずにため込むことに繋がります。
その結果体への負担が大きくなり、早期に潰れてしまうのです。
お酒に強くなるためにも、早飲みをせず、自分のペースを守って飲むことが大切です。
ゆっくりでも良いので、ペースを守って飲むことがお酒に強くなるための第一歩でしょう。
方法⑪:飲まなきゃいけないという意思を捨てる
飲み会の席だと、先輩に急かされて、周りに合わせてなど、どうしても「飲まなきゃ」という圧力がかかりますよね。
こうした圧迫した緊張や脅迫概念も、お酒を弱くしている要因だといえるでしょう。
何のしがらみもなく、お酒を楽しむスタンスであれば、ペースを崩さずに飲め、お酒がそれほど弱いとは感じないはずです。
それなのに、周りに合わせるために飲んでいると、自分のペースが乱れ、お酒に弱く感じます。
お酒に強くなるには、まず「飲まなきゃ」という意思・概念を捨て、「楽しむ」スタンスを貫きましょう。
お酒に弱い人が飲み会で使える対策
お酒に弱い人が飲み会で使える対策は以下の通りです。
お酒に強くなる方法に加えて対策もしておくとより万全ですね。
- 間にソフトドリンクを挟む
- ストレートのお酒は避ける
- ウコン飲料を飲んでおく
- 一気飲みしない
- 温かい料理を食べる
- 自分のペースを守る
では、それぞれの対策について詳しくみていきましょう。
対策①:間にソフトドリンクを挟む
お酒に弱いことを自覚しており、まだお酒に強くなる方法を試していないのであれば、合間合間にソフトドリンクや水を挟むことをおすすめします。
お酒以外の水分を取ることで、水分摂取量が上がり、それによる利尿作用でアルコールや水分を外へと排出させるのです。
また間に挟むことで、アルコールの濃度を薄めますし、酔いが回るのを遅くできます。
そろそろやばいな、というところで休憩のつもりでソフトドリンクを頼むと良いでしょう。
対策②:ストレートのお酒は避ける
ストレートのお酒は度数が高いので、弱い人が飲むとすぐに潰れてしまいます。
お酒に強くなる方法を試し、事前に慣れているならまだしも、周りに合わせて飲むのは無謀すぎます。
最悪の場合、気持ち悪くなり吐いてしまうことが予想されるので、ストレートのお酒は避け、度数の低いお酒を飲むようにしましょう。
サワーや水割りなど、割りもののお酒がおすすめです。
対策③:ウコン飲料を飲んでおく
飲み会の前にウコン飲料を飲んでおくのも良い対策です。
ウコンにはアルコールの分解を助ける効果があるとされているので、飲んでおいた方が良いでしょう。
ただし、ウコンを飲んだから悪い酔いしない、酔わないというわけではありません。
またウコンの飲みすぎは逆に体に毒となるので、それぞれに記された量を守って服用することが大切です。
対策④:一気飲みしない
飲み会などでは、場を盛り上げるために一気飲みをする人もいますよね。
しかし一気飲みは本来アルコール中毒を引き起こす恐れがあるため推奨されていませんし、最も酔いが早く回る飲み方です。
例え一気飲みを勧められた、強要されたとしても、「できない」と断固拒否しましょう。
一気飲みに参加しないだけで仲間外れにされるくらいなら、そうした輩とは縁を切った方が自分のためですよ。
対策⑤:温かい料理を食べる
アルコールを分解してくれる臓器は肝臓ですが、この肝臓は冷えに弱いとされる臓器です。
冷たいアルコールなどを飲み続けると、この肝臓が冷やされ、働きが弱くなります。
それを避け、アルコールの分解を進めてもらうためにも、温かい料理を食べるようにしましょう。
できればスープなど、体を中から温めてくれる料理が良いですね。
食事をしておくことで酔いの回りも遅くなるので、食べるなら温かいものをチョイスしましょう。
対策⑥:自分のペースを守る
飲み会などの席では、自分以外の人も楽しくお酒を飲むでしょう。
それこそお付き合いだからと、相手にペースを合わせてしまう人も少なくありません。
しかし早い人に合わせると、早期に自分が潰れてしまいます。
それを避けるためにも、自分のペースを守り飲みましょう。
ペースを崩さなければ、酔い潰れることは少なくなるでしょう。
お酒に強くなるには、自分に合った方法を探そう!
お酒に強くなる方法は、いくつかありましたが、そのどれもが誰にでも合う方法ではありません。
自分でできる、合っているという方法を試し、お酒に強くなるようにしましょう。
また一番は自分のペースを守り、お酒を楽しむことです。
相手に合わせるだけが酒飲みではありませんし、そうしてお酒に強くなると、また同じことを周りに強要してしまいます。
お酒が弱い人の気持ちが分かるなら、間違ったお酒の飲み方はせずに、強くなるようにしましょう。
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