「お元気で」という男性心理&返し方!やんわり伝える言い換え表現
男性が「お元気」でと使うとき、どのような心理状態なのでしょうか。 「お元気で」という言葉の意味について詳しく説明します。 また「お元気で」と言われた場合の上手な返し方や、言い換えの言葉についてもご紹介します。
人気のおすすめ記事
「お元気で」の意味と英語表現

「お元気で」という言葉にはどういった意味があるでしょうか。
意味
「さよなら」「また会いましょう」など、日常ではさまざまな場面で「お元気で」と使いますよね。
シチュエーションによって、様々な意味が込められています。
前向きな意味で捉えるのなら、「また会おうね」「また連絡するね」「お体に気をつけて」などの気持ちが隠れています。
しかし、「やりきれない」「もう会うことはないでしょう」「さようなら」などもう2度と会うことはないという気持ちが含まれている場合も。
どちらの意味かは、その場の状況や雰囲気、そして相手・受け取り側の気持ち次第といえるでしょう。
英語表現
日常生活ではあまり使われない「お元気で」という言葉ですが、作品中には度々目にすることがあります。
また日常生活でも、いつかは使う時がくるであろうと予測される言葉です。
「お元気で」を英語にすると、「I hope to see you all again sometime!(いつの日かまた会おう)」。
比較的ポジティブな表現です。
あらたまった表現にするならば「Take care of yourself.」
英語でも、その場の状況や気持ちなどに応じて言葉を言い換えます。
英語表現は特に、ホームステイなどでお別れを伝える時に使われることが多いので、多様な「お元気で」を覚えておくと便利でしょう。
「お元気で」と言われたらもう会えないの?

お元気で、と急に言われると「もう会えないのかも」「さようなら」など、悪い意味で捉えてしまう人がいるかもしれません。
しかしすべての場合において、「さようなら」など今生の別れを意味するとは限りません。
多くの場合は、「あまり連絡が取れなくなるけど、体に気をつけていてね」というポジティブなものです。
その人が死なない限りは、こちらから出向くことも向こうから出向いてくることも考えられます。
いきなりお元気でなんて言われると身構えてしまいますが、相手の意図を表情や状況から読み取り、正しい受け取り方をするようにしましょう。
「お元気で」という男性心理

「お元気で」という言葉は、日常ではあまり使われていません。
しかし稀に「お元気で」を使う人っていますよね。
そんな男性の心理は以下の通りです。
- 失恋をしてやりきれなくなっている
- 軽い挨拶
- 決別したい
- 苦渋の決断
では、それぞれの男性心理について詳しくみていきましょう。
心理①:失恋をしてやりきれなくなっている
男性が「お元気で」と言う時は、多くの場合は良くない意味で使われることが多いです。
またその状況で多いものといえば「失恋した時」でしょう。
失恋した時など、やりきれない気持ちを抱えている時に「お元気で」と言われたのなら、その男性は今の気持ちを忘れたい、切り離したいと思っています。
そのためわざと相手を遠ざけるような「お元気で」という言葉を選び、別れを告げるのです。
心理②:軽い挨拶
男性の中には単なる軽い挨拶で使う人もいます。
「お元気で」という言葉には、「お体に気をつけて」という意味があるからです。
そのため夏休みなどの長期休暇などの前に「お元気で」と言われたなら、「体に気をつけてまた会いましょう」という意味が込められているでしょう。
単に「また会いましょう」という意味で使う人もいるので、相手が笑顔なら特に心配はいらないでしょう。
心理③:決別したい
男性から冷たい印象を受けるような「お元気で」を使われたなら、残念ながら男性はあなたと「決別したい」と思っている可能性が高いです。
何か相手に悪いことをした覚えはないでしょうか?
相手の表情が強張っていたり、冷たいものであるなら、悪い意味で使っていることが予想されます。
心にグッとささる言葉になるでしょうが、どうして男性にその言葉を使わせてしまったのかを振り返ると、言われた理由が分かるでしょう。
心理④:苦渋の決断
世の中には、結ばれたくてもさまざまな理由から別れを選択せねばならない人もいます。
そうした人たちの場合、苦渋の決断として「お元気で」を使用することがあります。
別れの言葉を直接使いたくない、心残りがあるなどの理由で、敢えて元気づけるかのように「お元気で」と言葉を残すのです。
直接「さようなら」というよりも、「お元気で」と使った方がまだ希望は持てますよね。
そうした希望に縋りつきたい、どうしても伝えなければいけない気持ちがある時に使う人もいます。
「お元気で」と言われた時の返し方

お元気で、なんて言われたら正直固まってしまう人が多いでしょう。
しかしお元気でと言われた時の返し方、リアクションを知っておくとうまく立ち回れますよ。
- こちらも同じような感じで返す
- 「また会おう」と無難に返す
- ありがとうと感謝を示す
- 笑顔で流す
では、それぞれの返し方について詳しくみていきましょう。
返し方①:こちらも同じような感じで返す
相手からお元気で、なんて言われてしまうとびっくりするでしょうが、多くの場合は良い意味で使われているので、こちらも「お元気で」と同じように返してあげましょう。
相手が笑顔で言っているなら特に、同じように返してあげることで相手も同じように受け取ります。
また相手が悪い意味で使っていても、こちらも「あなたがその気なら」という意味で同じように返してあげましょう。
返し方②:「また会おう」と無難に返す
どちらの意味で「お元気で」と使われているか分からない場合には、波風を立てないためにも「また会いましょう」と無難に返すのが良いでしょう。
この言葉なら、相手がどちらの意味で使っていたとしてもやんわりと受け流すことができます。
特に相手に対して深追いができない、理由を詳しく聞けない状況なら、尚更相手の心情を探るためにも無難に返した方が得策です。
こちらの返し方によって相手の反応も変わるので、まずは「また会おう」という言葉で様子を見てはどうでしょうか?
返し方③:ありがとうと感謝を示す
相手がポジティブな意味で使用していると分かっているなら、「ありがとう」と感謝を示してみましょう。
特に「元気でいてね」という意味で使われているなら、感謝を示すことで相手に良い印象を与えることができます。
相手の顔が笑顔、柔らかいなど、ポジティブなものに感じ取れた時の返し方として有効でしょう。
返し方④:笑顔で流す
どちらとも取れない「お元気で」なら、笑顔で流してしまうのも一つの方法です。
変に反応してしまうと、相手に悪い印象を与えるので、笑顔で流すことによって当たり障りのない対応をすることができます。
また笑顔を見せることによって、言った相手の反応を伺うこともできます。
笑顔に対して笑顔を見せるならポジティブな意味で使ったのでしょうし、表情が強張ったり怯むようなら悪い意味で使ったと推測できるでしょう。
「お元気で」を言い換えた伝え方

お元気でって伝える側にとっては、使いづらい言葉ですよね。
同じ意味の言葉を使いたい場合、以下の伝え方を参考にしてみましょう。
- お体に気をつけて
- また会いましょう
- ご自愛ください
- ご多幸がございますように
- 更なるご活躍をお祈りいたします
では、それぞれの伝え方について詳しくみていきましょう。
伝え方①:お体に気をつけて
やはり一番無難といえば「お体に気をつけて」でしょう。
お元気でと伝えてしまうと、相手はどっちの意味で使われたか分からないため、あれこれと深読みしてしまいます。
それこそこちらが思うような意味で捉えられないことも考えられるため、相手を傷つけず、そのままの意味で捉えてもらうためにも、ストレートに「お体に気をつけて」と伝えた方が無難でしょう。
伝え方②:また会いましょう
お体に気をつけて、という場面ではないなら、「また会いましょう」と次に期待を込める伝え方をしてみましょう。
お元気でと言われるよりも、「また会いましょう」の方が気持ちが伝わりやすいですよね。
相手もそのままの意味で受け取れるので、相手に悪い思いをさせずに別れることができます。
その後また会うかどうかは当人たち次第なので、深い意味で使わずに挨拶程度として使っても良いでしょう。
伝え方③:ご自愛ください
ビジネス面や目上の人に向けて伝えるなら、「ご自愛ください」という言葉に換えても良いですね。
ご自愛くださいとは、「あなたの健康をお祈りします」「健康に気をつけて」という意味があります。
体を気遣う言葉となるので、目上の人に使うには最適でしょう。
お元気でと伝えにくい相手には、改まって「ご自愛ください」と伝えてみてはどうでしょうか?
伝え方④:ご多幸がございますように
今後会うことが予想されず、長い別れとなるなら、相手の幸せを願って「ご多幸がございますように」とまとめても良いでしょう。
相手の幸せを願っていることを示す言葉になるので、相手も悪い気はしないはずです。
こちらもかしこまった言葉となるので、使うならビジネスや目上の人に対してが良いでしょう。
伝え方⑤:更なるご活躍をお祈りいたします
こちらも上同様に、今後会うことが予想されにくい時に使うと良い言葉です。
相手の更なる活躍を願っていますよ、という気持ちを伝えることができます。
誰だってこの言葉を言われれば、「期待されている」「無難だ」などの感想を持つでしょう。
お元気でと相手に伝えて不服に捉えられるより、更なる活躍をと期待を伝えた方が、相手もやる気になってくれるでしょう。
手紙に添える「お元気で」の使い方

手紙に添える「お元気で」は前後の言葉で意味合いが変わってきます。
文字だけのやり取りになるため、口で伝えるよりも難しさがあるでしょう。
- 健康を気遣うなら「お体に気をつけて」と添える
- 「せいぜい」とつけると皮肉が伝わる
- 決別なら「さようなら」をつけて
- 親しみなら「また会いましょう」をつける
では、それぞれの手紙の添え方を詳しくみていきましょう。
①健康を気遣うなら「お体に気をつけて」と添える
手紙では文字だけのやり取りになるので、言葉の選び方が重要になります。
そのため相手の健康を気遣ってお元気でを使うのであれば、それだけでは言葉足らずで、相手に悪い意味で受け取られる可能性が出てきます。
あなたの気持ちをそのままに伝えたいなら、お元気での前後どちらでも良いので「お体に気をつけて」を添えましょう。
この言葉があるだけで、健康を気遣っている気持ちが格段に相手に伝わりやすくなります。
② 「せいぜい」とつけると皮肉が伝わる
手紙って何も親愛のためだけに送るものではありませんよね。
時には皮肉めいた手紙を送ることだってあるでしょう。
そうした時には「せいぜい」と前につけることで、あなたの皮肉が相手に伝わりやすくなります。
あまりおすすめしない伝え方ですが、どうしても皮肉を伝えたい時にはこの使い方をしてみると良いでしょう。
③決別なら「さようなら」をつけて
その人と決別をしたいなら、前後どちらかに「さようなら」をつけてみましょう。
さようならという言葉があるだけで、別れの意味がとても強くなります。
それこそ相手に「これ以上の追求はしないで」と釘をさすことだってできるでしょう。
他には「もう会うことはないでしょうが」とつけると、より別れを意味する手紙となり、相手に強く意識させることができます。
④ 親しみなら「また会いましょう」をつける
相手に親しみを込めてお元気でと使うなら、「また会いましょう」を付け加えることで気持ちを伝えることができます。
また会いましょうと続けば、相手に「また会えるんだ」という期待を抱かせます。
お元気でだけで終わらせるよりも、また会いましょうと続けた方が相手へのイメージは良いです。
当たり障りのない挨拶にしたいときにもおすすめです。
お元気では表現の仕方次第で伝わるイメージが変わる

お元気でという言葉って、とても難しいですよね。
さまざまな意味があり、良い・悪いどちらの意味も秘めています。
そのため「お元気で」と使う場合には表現方法が大切になりますし、一緒に添える言葉でイメージが左右されます。
相手にどう伝えたいか、またどう受け取るかを考えて使った方が良い言葉でしょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。