失恋した時におすすめの映画55選!泣ける・前向きになれる映画特集
失恋するとひとりで映画を観たくなる、という女性は多いものです。 そこで今回は「失恋した時におすすめの映画」を55本、ドドンとご紹介します。 どの映画もその物語の世界観にどっぷり浸れば感動のラストが待ち受けていますので、ぜひ色々観て最後はスッキリしちゃってくださいね。
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失恋したときに観たいおすすめの映画35選【洋画編】
まずは、失恋時におすすめの洋画をご紹介します。
前半はアメリカを中心に欧米の作品を、後半は韓流作品を取り上げています。
失恋あり、ハッピーエンドあり、ストーリーは映画によってそれぞれですが、どれも涙なしでは観られない感動の作品ばかりです。
失恋で傷ついたから泣いてスッキリしたいとか、失恋で恋するのが怖くなったから勇気をもらいたいとか、そういった要望に応えられそうな作品ラインナップになっています。
おすすめ映画①:バニラ・スカイ
トム・クルーズにキャメロン・ディアスという美男美女が出演している映画です。
SF要素のあるストーリーに、「この映画の結末はどうなるの!?」とハラハラドキドキさせられますが、最後に大どんでん返しと大きな感動が待っています。
観ている間は失恋の辛さも忘れるほど集中でき、観終わると感動のあまり涙を流して、スッキリできていることでしょう。
失恋は悲しいけれど、明日からまた頑張ろう、と思える映画です。
おすすめ映画②:ラ・ラ・ランド
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが出演している、2017年の映画です。米国アカデミー賞に13部門14ノミネートもノミネートされるほど注目を浴びた作品なので、ご存知の方も多いでしょう。
好きな人と一緒に、自分の憧れた夢を叶えたいけれど、現実はなかなかうまくいかない。
そんな主人公たちが一生懸命に前へ進もうとするさまは、失恋して立ち止まりたくなるあなたの背中もきっと押してくれることでしょう。
おすすめ映画③:アイ・フィール・プリティ!
2018年にアメリカで公開された映画です。
エイミー・シューマー扮するレネーはもともと自分に自信を持てない女の子でしたが、あることをきっかけに自信を持てるようになります。
失恋しても、何かにつまずいても、とにかく自分に自信をもって、自分を愛してあげよう。
そうするだけで、世界は変わるんだということに気付かされる映画です。
おすすめ映画④:世界一キライなあなたに
2015年に製作されたアメリカ映画です。
ベタな恋愛映画かと思いきや、最後に予想外の展開が待っていると、観た人はほぼ全員驚いています。
命とは、恋愛とは、生き方とは、といった大きなテーマについて考えさせられる映画です。
涙なしでは観られない映画でもあるので、観終わったころには失恋の悲しみもデトックスできていることでしょう。
おすすめ映画⑤:きみに読む物語
2005年にアメリカで公開された映画です。
小説「The Notebook」(ニコラス・スパークス著)が映画化されたものになります。
いわゆる「身分違いの恋」を描いた作品ですが、ベタな展開を期待しているとストーリーは予想外の方向に進んでいきます。
両想いになれればもちろんですが、失恋でも片思いでも、人を愛することの素晴らしさを実感できる作品になっています。
おすすめ映画⑥:ラブ・アゲイン
2011年にアメリカで公開された映画です。
美男美女が勢ぞろいの映画なので、観ているだけで目が癒されるかも、というくらいの作品です。
妻から離婚を言い出された男性が、見返してやろう、モテモテの自分になろうと努力するさまが描かれています。
失恋で打ちひしがれていても、よし相手を見返してやろう、もう一度振り向かせてやろう、というエネルギーを貰えるストーリーになっています。
おすすめ映画⑦:ヒア アフター
2010年にアメリカで公開された映画になります。
自分が死にそうになったり、最愛の人を失くしたり、そんな主人公たちが生きる喜びをかみしめるストーリーになっています。
例え片想いや失恋など、辛い経験があっても、生きているだけで素晴らしいことはある、と思わせてくれます。
失恋で辛いときにこの映画を観て、勇気を希望をもらってください。
おすすめ映画⑧:ホリデイ
2006年にアメリカで公開された映画です。
まだ日本では民泊とかAirbnbといった言葉がなかったころに作られた映画ですが、誰かに家を貸すという、斬新なストーリーになっています。
自分の家ではなく誰かの家、つまり非日常に身を置くことで、本当はどうしたかったのか?と冷静に自分と向き合える様子が描かれています。
人生生きていればいろいろあるけれど、たとえ失恋して誰もそばにいてくれなくなっても、自分だけは自分の味方でいよう、と思わされる映画です。
おすすめ映画⑨:世界にひとつのプレイブック
2012年にアメリカで公開された映画です。
心あたたまるラブコメディですが、「妻が浮気した」というところから物語が始まるので、失恋したばかりだと観るのがちょっと辛いかもしれません。
でも、観進めていくと笑えるシーンもたくさんあり、見入ってしまうこと間違いなしです。
失恋したてのあなたでも、観終わって「私の人生もまだまだ捨てたもんじゃないな」と思えたら最高ですね。
おすすめ映画⑩:そんな彼なら捨てちゃえば?
2009年にアメリカで公開された映画で、アメリカの映画ランキングでは初登場第一位を記録したほど人気となりました。
男女9人の恋愛を描いた作品です。
出会いあり、別れありとみんなドタバタする中で「本当の愛とは何か?」ということを考えさせられます。
失恋を乗り越えて再出発しようとするときにぜひ見てほしい内容です。
おすすめ映画⑪:アデライン、100年目の恋
2015年にアメリカで公開された映画です。
産休から復帰したばかりのブレイク・ライヴリーにオランダ人俳優・ミュージシャンのミキール・ハースマン、さらにはハリソン・フォードにエレン・バースティンととても豪華なキャストになっています。
主人公アデライン・ボウマンがおかしな病気にかかるところから物語はスタートします。
病気であることを周りに隠すために必死になりながら、それでも誰かを想う気持ちには抗えず、運命に振り回されながら必死に生きていく様子が描かれています。
失恋したばかりの女の子でも応援したくなるし、失恋した自分もまた前向きになって恋をしようと思える映画です。
おすすめ映画⑫:愛を読むひと
2008年に公開されたアメリカ・ドイツ合作の映画になります。
小説『朗読者』を映画化したもので、2009年アカデミー賞には5部門でノミネートされました。
ふとした出逢いから惹かれあうようになったのに、過去がそんな2人を邪魔してしまいます。
それでも愛を貫き、精一杯生きようとする2人に、失恋したばかりのあなたも勇気づけられ、失恋を怖がらずまた誰かを愛したいと思うことでしょう。
おすすめ映画⑬:ベンジャミン・バトン 数奇な人生
F・スコット・フィッツジェラルドの小説を2008年に映画化した作品になります。
アカデミー賞13部門ノミネート、うち3部門で受賞と内容の素晴らしさはお墨付きです。
時計が逆に回って、時間が過ぎるごとに若返っていく、不思議なストーリー。
その中で、「今」をとにかく精一杯、大切に生きることの大切さを教えてくれます。
失恋してしまったとしても、人をめいっぱい愛せた自分をほめてあげたくなる、そんな映画です。
おすすめ映画⑭:愛する人
2009年に公開された、アメリカとスペインの合作映画です。
ナオミ・ワッツ、アネット・ベニング、ケリー・ワシントンという3人の女優を迎えたヒューマン映画になっています。
若くして妊娠してしまい生き別れることになった母と娘。
お互い相手の顔も、どこで何をしているかも知らないまま過ごしていたが、ある出来事をきっかけにそれぞれ「母に会いたい」「娘に会いたい」と思うようになります。
失ったままだった「母への愛」「娘への愛」と、感動の結末に、涙なしでは観れない映画です。
失恋の辛さをデトックスして、あなたのまわりに今ある愛に気付く良いきっかけになるでしょう。
おすすめ映画⑮:セイフ ヘイヴン
2013年にアメリカで公開された映画です。
北米興行は初日で堂々の1位を獲得したほど人気の作品になります。
ある街で男女が出逢い惹かれあうのですが、過去が邪魔して別れの危機が訪れます。
真実の愛とは何か、ラストは感動の嵐まちがいなしなので、失恋してとにかく泣きたい、感動したい、愛の素晴らしさに触れたい、という方にはピッタリの映画です。
おすすめ映画⑯:ワン・デイ 23年のラブストーリー
2011年にアメリカで公開された映画です。
男女の友情は成立するのか?という、ある意味永遠のテーマともいえるような内容になっています。
運命というのは不思議なもので、何度離れても出会うものなんだと感じさせるストーリーです。
最後に大きな事件が起こるのですが、そのあとに一番の感動ポイントが待ち構えていますので、ぜひ最後までしっかり観てみてください。
失恋して悲しみにくれているときほど観てほしい、大感動できる映画です。
おすすめ映画⑰:あと1センチの恋
2014年に公開された、アメリカ・イギリス合作映画です。
口コミから話題になり大ヒットを果たした作品です。
こちらも男女の友情がテーマとなっていて、応援したくなるシーンもあれば胸が締め付けられるような悲しみ、もどかしさを感じるシーンもあります。
どんな運命のいたずらにあっても、自分の想いを一途に貫く姿は、失恋で心痛めているあなたにも大きな感動を運んでくれることでしょう。
おすすめ映画⑱:ウォールフラワー
甘酸っぱい青春、高校を舞台に描かれた映画です。
どこにでもいる普通の子だった主人公が、高校内で誰からも特別扱いを受けるような子たちと出会い、友情とは何か、恋とはなにか、といったことを知っていきます。
おすすめ映画⑲:マイ・ベスト・フレンド
2016年にイギリスで公開された映画です。
小さいころからの幼馴染だった2人の女性の友情と人生が描かれています。
出逢いと別れ、失恋と両想い、そして結婚、出産など人生にはさまざまなイベントがありますが、どんなときでも支えになってくれる親友の存在ってありがたいなって思わせてくれる映画です。
失恋してしまって辛いときこそ、友達に頼ってみてはいかがでしょうか。
おすすめ映画⑳:今日、キミに会えたら
2011年に制作されたアメリカ映画です。
アメリカで開催される歴史あるイベント「サンダンス映画祭」にて審査員特別賞を受賞しています。
男女が出会って惹かれあうのに、国籍の違いから離れ離れになってしまいます。
さまざまな障害に立ち向かう二人が真実の愛を貫こうとするストーリーには、つい感動で涙ボロボロ流してしまうことでしょう。
失恋したあなたにも、誰かを愛する喜びを感じてもらえる映画になっていること間違いなしです。
おすすめ映画㉑:人生スイッチ
2015年に公開されたアルゼンチン・スペイン合作映画です。
アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされました。
ささいなことがきっかけで人生の大トラブルが起きてしまった人たちが復活しようと奮起したり、復讐しようとしたりするさまを描くオムニバスストーリーです。
サスペンスあり、コメディありとテイストが色々なので、どんな方も楽しめる内容になっています。
泣いたり笑ったり、夢中になってこの映画を観ているうちに、きっと失恋の辛さも癒されていることでしょう。
おすすめ映画㉒:ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー
2009年に公開されたアメリカ映画です。
「ハイスクール・ミュージカル」シリーズとしては第3弾にして最終章となります。
同じ高校で一緒に過ごしてきた仲間たちも、卒業と同時に離れ離れになっていきます。
さみしさや将来への不安、そして希望などがミュージカル形式で綴られ、物語が進んでいきます。
テンポよく進んでいくストーリーと、ミュージカルならではの陽気な雰囲気に、失恋したことも一瞬忘れるくらい楽しめる映画です。
学生時代の自分を思い出して、涙することもあり、失恋の辛さをデトックスするのにも良いでしょう。
おすすめ映画㉓:アバウト・タイム 愛おしい時間について
2014年にアメリカで公開された映画です。
「ムービープラスアワード2014映画スペシャリスト大賞」のベストカップル部門にて第一位を受賞しています。
自分の一族の男性にある特殊な能力が備わっていることに気付いた主人公は、その能力を活かして人生を自分の思い通りに進めていきます。
「今日と同じ日はもう二度と来ない」なんてよく言いますが、それを実感できるストーリーになっています。
失恋してつらいときも、1日1日を大切に生きること、そして失恋してもいいから精一杯生きよう、と思わされる映画です。
おすすめ映画㉔:雨に唄えば
1952年にアメリカで公開された、かなり歴史のある映画です。
当時のアカデミー賞には2部門でノミネート、ゴールデングローブ賞には2部門で受賞・ノミネート、そしてアメリカ映画協会が発表した各種ランキングでも上位にランクインした有名な映画です。
舞台で活躍するスターたちの活躍と恋愛模様を描いたストーリー。
スターともなると、自分の想いを貫くためならここまでするのか、とビックリしてしまいます。
ミュージカルなのでテンポよく観られますし、失恋したてのあなたも笑いあり涙あり、楽しい時間を過ごせることでしょう。
おすすめ映画㉕:建築学概論
2012年公開の韓国映画です。
韓国国内での観客動員数は400万人を超え、韓国の恋愛映画として歴代1位の興行記録を塗り替えたほどの作品です。
タイトルの「建築学概論」からは、あまりラブストーリー要素が感じられませんが、実はとても切ないストーリーになっています。
そして一度見たらなぜかもう一度じっくり見直したくなる、そんな「また触れたくなる切なさ」があります。
とにかく初めての恋のあの切なさの描かれ方がリアルで、主人公の2人に自己投影、没入感というか当事者感を心地よく与えてくれる作品です。
失恋したての独りぼっちのときに観て、自分をゆっくり顧みてみてください。
おすすめ映画㉖:猟奇的な彼女
2001年に公開された、ロマンチックコメディでは定評ある韓国お得意の一本です。
日本でリメイクされたことでもかなり有名な作品で、その後もアメリカ版、インド版、中国版など続々とリメイクされた世界中から愛されている作品です。
ともすれば重くなりがちな「DV」とそれをせざるを得ない主人公(なんと女の子のほう!)が背負った哀しい事情を知った彼氏。
それを全て受け止め、なんとかしようとがんばる、というストーリーになっています。
二人で育むはずの恋愛なのに、独りよがりになりがちな現代において、映画の中のお話しとはいえ愛する者のためにそこまでがんばれるものなのでしょうか?
自分やパートナーに置き換えてこの2人を見てみると、失恋を乗り越えてこれからやってくる次の恋愛をステキなものにできるようになれそうです。
おすすめ映画㉗:男と女
2016年公開の韓国映画です。
互いに名前も知らずに惹かれ合い、結ばれるところから物語は始まります。
出会ってしまえば別れがあり、苦しいくらい一緒にいたいのに離れなければならない理由があります。
「だったら初めから好きにならなければいい」とあなたがもし、思うなら、他人事じゃないと思ってこの映画を見てみてください。
ラストシーンでは全ての人間のする「恋」の結末についてじっくり考えることになるでしょう。
失恋を経て、忘れかけていた「人を好きになることの素晴らしさ」「恋をすることの喜び」を思い出させてくれます。
おすすめ映画㉘:私の頭の中の消しゴム
2005年公開の韓国映画です。
「死より切ない別れがある」というキャッチコピーのとおり切なく、とにかく泣けます。
若年性アルツハイマーという一般的にはなかなかあり得ないシチュエーションを盛り込むことによって、大好きなのに相手のことを忘れていくという切なさ、相手が自分のことを忘れていくのに、それでも愛することをやめられないどうしようもなさが心からツラすぎます。
もどかしくてどうしようもない、別れに涙が止まりません。
誰かを強く思ったことのあるあなたならきっと共感できるシーンがたくさん出てくることでしょう。
失恋後のデトックスにもピッタリの作品です。
おすすめ映画㉙:情愛中毒
2014年公開の韓国映画です。
全てを捨てて彼女を選ぼうとした男と、現実に戻る女性というある意味対照的な2人の恋模様と結末を描いた作品です。
極端なと重めのストーリーを通して、「人が人を愛する理由と悲しさ」がこれでもかというくらいに描かれています。
失恋という経験をしたことがある人ならば、痛いほど理解できてしまうであろう泣きの一本です。
おすすめ映画㉚:傷だらけのふたり
2014年公開の韓国映画です。
ゆっくり進んでいくストーリーと、それいて意外な展開の連続で物語が進んでいきます。
一方的に好かれて、気付いたらいつの間にか好きになって、今度は別れが迫ってくるというもどかしさを強く感じるストーリーです。
ダラダラと続いていくようで、ラストには意外な盛り上がりが待っていますので、失恋で傷ついて思いっきり泣きたいアナタは最後までがんばってみてください。
おすすめ映画㉛:レイトオータム
2010年公開の韓国・香港・アメリカの合作映画です。
2分27秒という映画史上最長のキスシーンがあることでも有名で、このシーンがとっても切なく涙を誘います。
背景描写や細かな状況説明があえて省かれて描かれているので、今ハッピーな恋をしている人が観たなら、この映画は「意味がよくわかからない」という駄作として忘れてしまうようなものかもしれません。
でも、最近失恋した、というアナタが観たならば細かい「あえて描かない心情表現」の裏にある登場人物たちの思いが、痛いほどわかるハズです。
おすすめ映画㉜:痛み
「痛くなければ愛ではない」というキャッチコピーを持つ、2011年公開の韓国映画です。
「無痛症」と呼ばれる全く痛みを感じることができない病を背負った男と、少しの痛みでも命に関わる「血友病」を患う女が出会い、恋に落ち、身体的な痛みを感じなかった男は「心」に痛みを感じるようになります。
暴力シーンや出血シーンがびっくりするほど多いので、そういうのが苦手な人にはあまりお勧めできないかもしれません。
でも我慢してそのシーンを受け入れることができれば、この作品が一番伝えたかったことが理解でき、ラストは感動で号泣してしまうこと間違いなしです。
恋に落ちる男女は必ずしも共感が多いわけではなく、この映画の二人のように正反対の条件を持ってしまった者同士が惹かれ合うこともあります。
正反対だからこそ、相手を思う気持ちが強すぎてしまう。そんな恋のラストはあまりにも悲しい「痛み」の分け合いでしか成就できないのかもしれません。
失恋した悲しみをデトックスするときにどうぞ。
おすすめ映画㉝:追憶に抱かれて
2015年公開の韓国映画です。
失恋した相手と20年ぶりに再会してしまうという、そんなシチュエーションを描いた甘くてつらい大人の恋の物語です。
大好きな人と別れて間もないうちに誰もが考える「いつかまたどこかで偶然出会えたら…」がまさかの風光明媚なイタリアで実現してしまいます。
この都合よすぎる展開に、それでも失恋したばかりの人であれば、少しだけ夢を見させてもらうことができるかもしれません。
ラストはとても切なく、でも失恋したばかりのあなたもまた、恋がしたくなる、そんなもどかしい作品です。
おすすめ映画㉞:ワンダフル・ラジオ
2013年公開の韓国映画です。
劇中の歌や曲がかなり高品質なので、日本公開時、サントラ盤がほしくなっちゃう人も続出したほどの作品です。
落ち目のラジオDJが番組復活とともに自分の復活をも目論み、奮闘する!…というお話なんですが、ちゃんとロマンス要素も押さえてあります。
しかもコメディータッチの展開のところどころに胸にグッとくるエピソードが何度も何度も出てきます。
失恋で傷ついて、ちょっとだけ真面目過ぎる恋のお話から離れたいアナタにピッタリの、ホンワカ胸キュンでちょっとホロ泣きできるラブコメディーに仕上がっています。
癒し満載のハッピーエンドストーリーで鑑賞後はすっきりほんわかになれることをお約束します。
おすすめ映画㉟:ラスト・プレゼント
2001年公開の韓国映画です。
とにかく泣きたいならばこれ!と言えるほど悲しくて悲しい物語で、実際韓国では「史上最高の感涙映画」と、公開時は大いに話題になりました
初恋、不治の病、数々の回想シーン、主演イ・ヨンエ(宮廷女官チャングムの誓いの、あのお方)の美しさ、夫役イ・ジョンジェの「マジなんじゃねぇか?」と思うほどのリアル芝居などなど、ほぼ全部のファクターが泣かせる気満々のストーリーです。
ハッキリ言ってベタな設定だらけの話ですが、失恋の辛さをデトックスしたいとか、失恋に泣いて前を向きたいアナタはしっかり乗っかっておきましょう。
失恋したときに観たいおすすめの映画20選【邦画編】
続いては、失恋したときに観ることをおすすめしたい邦画をご紹介します。
日本人ならではの恋に慎重な様子やドラマティックな展開、そして感動のラストをぜひ楽しんでもらって、失恋の辛さもサッパリ洗い流してしまいましょう。
今では誰もが知る俳優が有名になる前の、若かりし頃が見れる作品もありますので、そういったところもぜひ着目してみてください。
おすすめ映画①:ぼくは明日、昨日のきみとデートする
2016年に公開された映画で、七月隆文さんの小説(2014年宝島社刊)が実写化されたものです。
タイトルだけを見るとSF要素の強いありきたりなストーリーかな、と思われるかもしれませんが、その想像よりも複雑なストーリーに思わず引き込まれてしまうことでしょう。
高校生で恋愛すると体験するような出来事のひとつひとつにキュンキュンする様子は、失恋したての時でさえ、「恋っていいな」と実感してしまうほどです。
「恋をする全ての人に贈るファンタジック・ラブストーリー」というキャッチフレーズがつくほど、恋をすることの素晴らしさを実感できる映画です。
おすすめ映画②:君と100回目の恋
2017年に公開された映画で、シンガーソングライターのmiwaさんが出演したことで有名な作品です。
映画公開後には週刊ヤングジャンプに連載されたり、スピンオフ小説が出版されたりしたことでも話題になりました。
事故にあってしまった幼馴染を助けようと、ある技を使う主人公。
相手を想うエネルギーはここまで人を動かすのか、と感動が止まらない映画です。
失恋したてのあなたもこの映画を観れば、人を愛することの素晴らしさを思い出すこと間違いなしです。
おすすめ映画③:余命1ヶ月の花嫁
2009年に公開になった映画で、実話をもとに作られたストーリーです。
タイトルからも想像できるとおり、余命があと1か月と宣告された花嫁とその夫を描いた作品になります。
限られた命だからこそ、自分がやりたいことや相手にしてあげたいことを大切にしたい。
映画の中ではそんな想いが綴られていますが、それって余命がなくても、きっと大切にすべきことですよね。
失恋した今だからこそ、精一杯生きること、精一杯誰かを愛すること、そして精一杯誰かを思いやることの大切さに気付かせてくれる映画です。
おすすめ映画④:SCOOP!
2016年に公開された映画です。
原作は1985年に製作された映画「盗写1/250秒」という映画で、キャストを変えてリメイクされたのが今回の作品になります。
スクープ写真を撮るために日々奔走するベテランカメラマンと新人記者コンビ。
はじめはちぐはぐでチームワークのかけらもない様子だったが、次第に息の合ったチームプレーを見せていきます。
恋愛映画ではないのですが、失恋した辛さを忘れさせてくれるくらいに引きこまれる映画なので、とにかく何かに没頭したい、というときにオススメです。
おすすめ映画⑤:永い言い訳
2016年公開の映画で、監督を務めた西川美和の著書を実写化したものです。
突然、事故で妻を亡くした主人公のその後を描いた作品となっています。
自分のために生きるのもいいけれど、誰かの役に立つために、そして誰かを想うために生きるのも悪くない。
そんな風に思わせてくれる映画なので、失恋から立ち直って前向きに毎日を過ごしたいときにピッタリの作品です。
おすすめ映画⑥:いま、会いにゆきます
2004年に公開された映画で、市川拓司が書いた同名小説の実写版になります。
死んだ妻がやり残したことのために戻ってくるという、ヒューマン映画になっています。
ずっと家族を思い続ける愛情に心を打たれ、観ていて涙が止まらなくなります。
失恋を癒すデトックスにもオススメですし、また恋がしたいと思わせてくれる映画でもあります。
おすすめ映画⑦:想いのこし
2014年に公開された映画です。
この世の何かに想いを残したまま死んでしまった人を成仏させるビジネスをする男、そしてその様子が描かれています。
誰かを想うがゆえに死んでも死ねなかった人が、その愛を形にする様子は涙なしではとても観れません。
愛することの素晴らしさ、そして愛はエネルギーになるということを、失恋したての人でも十分に実感できる内容となっています。
おすすめ映画⑧:愛を積むひと
2015年に公開された映画で、夫婦の絆をテーマにした作品です。
「こんなふうに将来はなりたい」と思わせてくれるような、理想の夫婦像が描かれています。
失恋したばかりだと、「永遠の愛」なんて信じられないかもしれませんが、そんなあなたにピッタリの映画になっています。
また舞台となった北海道の雄大さと自然の移り変わりの様子は、失恋で傷んだ心を癒してくれることでしょう。
おすすめ映画⑨:死にゆく妻との旅路
2010年に公開された映画で、実際にあったことを描いたノンフィクション作品です。
莫大な借金を背負った夫と、末期の大腸がんを患った妻が、9か月もの間、車で旅を続けます。
「現実は非情なもので」という表現がそのままはまりそうなほど、観ていて辛い部分も多いですが、それでもお互いを想いあい、それまでにきっと存在したであろう2人の距離を埋める出来事が、また涙を誘います。
たとえ失恋で辛くても、毎日生きていること、住む家があること、そして誰かを愛することが出来るということに、感謝したくなる映画です。
おすすめ映画⑩:そのときは彼によろしく
2007年に公開された、小説が原作の映画です。
幼馴染、そして誰かが誰かを想う片思いのまま大きくなった男女4人の様子が描かれています。
誰かが誰かを想い、助ける、そんなシーンが何度も出てきます。
友情とか恋愛とかそういったすみ分けを超えた愛情というものに、失恋という心の傷も癒えることでしょう。
おすすめ映画⑪:そこのみにて光輝く
2014年に公開された映画です。
モントリオール世界映画祭のコンペティション部門に出品された作品でもあります。
貧困というテーマが根底にあり、暗く絶望的なシーンも多く出てきます。
その中でも「愛情」が誰かの救いやエネルギーになるというメッセージが伝わります。
辛い中でも明日を生きるために頑張る姿は、失恋で傷ついた人にもエネルギーとなることでしょう。
おすすめ映画⑫:サヨナライツカ
2010年に公開された映画です。
大人の恋愛模様を、実力のある俳優たちが見事に演じ切ります。
自分にないものを持つ相手に惹かれる気持ちと、現実を見つめて冷静になる気持ちがぶつかり合いながら、自分の思いに正直に生きる様子は、見ていてスカッとさせてくれます。
失恋を乗り越えたいあなたに、そしてちょっとした異世界をみて現実逃避をしたい方に観てほしい作品です。
おすすめ映画⑬:嫌われ松子の一生
2006年に公開された映画になります。
小説を実写化したもので、ミュージカル調で進んでいくストーリーはテンポの良さがあります。
観終わってスカッとした人、なんとなくスッキリしなかった人など、観る人によって全然異なる意見が出てくるのがこの映画の不思議なところの一つでしょう。
どんな人もつい引きこまれてしまい、夢中で観てしまう作品なので、失恋してしまった人も見終わったころには心がスッキリ晴れているかもしれませんね。
おすすめ映画⑭:星守る犬
2011年に公開された映画で、連載漫画を原作とした作品になります。
「読者が選ぶプラチナ本」と「泣けた本ランキング」でダブル首位を獲得し、釜山国際映画祭のオープンシネマ公式招待上映作品にも選ばれました。
北海道の山中から男性と犬の遺体が見つかったことをきっかけに捜索活動がはじまり、1人と一匹の人生が描かれていきます。
せつないストーリーに、観た人誰もが涙してしまいます。
失恋で辛いあなたも、ペットを最近失くしてさみしいあなたも、ぜひこの映画を観て思う存分泣いてしまってください。
おすすめ映画⑮:Every Day
2016年に公開された映画です。
あえて有名俳優を使わず、それでいて実力派を揃えているので、純粋にストーリを楽しめる作品になっています。
事故にあって昏睡状態になったはずの恋人が1週間限りで戻ってくるところから話は始まります。
1日1日を大切に生きる様子はジワリと心を打たれます。
大切な人を失ってしまった人、失恋して大切な人が離れてしまった人、そんな方にオススメしたい映画です。
おすすめ映画⑯:阪急電車 片道15分の奇跡
2011年に公開された映画で、原作は同名小説になります。
阪急電車を舞台に複数のショートストーリーが展開される、のかと思わせておいて、後半でストーリー同士が交わりを持つ進行は原作からアレンジが加わっています。
「人生の機微」というワードが作品中に出てきますが、まさにそういった瞬間が何度も出てきて、観ていてホッコリさせられます。
人の暖かみや、明日からまた頑張ろうと思えるポジティブさは、失恋で傷んだ心を癒してくれることでしょう。
おすすめ映画⑰:世界の中心で、愛をさけぶ
テレビで放映された連続ドラマの続編として、2004年に公開された映画です。
ドラマが社会現象になるほど皆に見られていただけあって、映画も公開期間はかなりの人気ぶりでした。
映画で描かれているのは、ドラマでは高校生だった主人公が大人になってからの話ですが、ストーリーの中で高校時代を思い返すシーンがたくさん出てきます。
甘酸っぱいキュンキュンするシーンでは恋愛っていいなと改めて感じたり、大切な人を失うシーンではせつなくて涙をおさえきれなかったりと、感情を揺り動かされるシーンが盛りだくさんとなっています。
失恋して、「恋ってなんだっけ?」と立ち止まりたくなっているときにはこの映画を観てみてください。
「恋愛って素晴らしいな」と改めて感じていただけるでしょう。
おすすめ映画⑱:この胸いっぱいの愛を
2005年に公開された映画です。
主人公がタイムスリップする、という一見よくありがちなストーリーですが、細かい伏線までしっかり作り込まれた作品になっています。
やり残したことをやり、伝えそびれたことを伝えていく様子には、観ている側も「後悔のないように生きよう」と強く思わされます。
失恋して心にぽっかり穴が開いたときに観れば、「明日からまた頑張ろう」と前向きな気持ちになれること間違いなしです。
おすすめ映画⑲:夏ノ日、君ノ声
2015年に公開された映画です。
難病により聴覚障害を持った女の子を好きになった元不良少年が、その恋をゆっくりと育んでいくストーリーです。
普通なら簡単にうまくいくはずの恋も、障害が邪魔をしてうまくいかず、観ているとつい2人を応援したくなります。
涙なしでは観れない映画なので、失恋のデトックスや恋の素晴らしさに触れたい方はぜひ観てみてください。
おすすめ映画⑳:全員、片想い
2016年に公開になった映画で、16本の「片想い」ストーリーがギュッと凝縮された作品です。
日本最大級の小説投稿サイト
「片想い」ってせつないし報われないことも多いけれど、それでも「誰かを想える」って素晴らしいことだと実感させてくれます。
失恋した直後でも、また誰かを想いたくなる、そんな気持ちにさせてくれる映画です。
失恋の痛みを映画鑑賞で発散しよう
泣ける映画、笑える映画、スカッと出来る映画などまとめて55本、一気にご紹介しました。
どの作品も観ているうちに引きこまれて時間がたつのも忘れてしまうほどなので、失恋したてで時間を持て余している人はぜひ片っ端から見てみてはいかがでしょうか。
「また恋がしたい」と思えたら、それは失恋から抜け出す第一歩です。
失恋を怖がること無く、また次の、映画のようにベタだけど素敵な恋を目指しましょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。