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「恋愛観」の意味とは?

恋愛観が違う二人

恋愛観とは、恋愛においてどういった考え方、価値観を持っているかという意味です。
例えば、恋愛において自分はどういった考えである、こういった価値観を持っているなどがこれにあたります。

男性なら女性にリードさせない、女性を優先するといったものですし、女性なら彼に安心してもらえるように過ごすなどですね。
この恋愛観は人それぞれですし、恋愛観を特に持っていない人もいます。

しかしベースとなる考え方は人それぞれ持っているため、自分の恋愛観をより理解すれば、恋愛で悩むことも少なくなっていくでしょう。
恋愛観は人の数だけ多彩に存在しますから、自分の恋愛観だけに囚われないことが大切です。

男女が持つ「恋愛観」の違い

恋愛観の違いについて話す二人

世には男と女がいますが、これらは同じ人間でも考え方や価値観にいくつかの違いがあります。
男女で違う「恋愛観」は以下の通りです。

  1. アプローチのやり方
  2. 恋に落ちるまでの長さ
  3. 片思い中の思考
  4. 許容範囲
  5. 愛情表現の仕方
  6. デート中の視線の対象
  7. コミュニケーション頻度
  8. 恋愛への優先度
  9. 恋人との秘密について
  10. 浮気の原因

では、それぞれの恋愛観の違いを詳しくみていきましょう。

違い①:アプローチのやり方

男女はアプローチのやり方に価値観の違いが現れます。
例えば男性であれば、相手をどうリードするか、相手からどうかっこよく思われるかを考えて計画を練ります。

これに対し女性は、自分が相手にしたアプローチの反応に対して、浮かれたり落ち込んだりします。
男性の方がアプローチのやり方においては、相手に喜んでもらうことを優先して考えます。

女性の方は、自分を良くみせよう、仲良くなろうという気持ちが先行するため、自分の良さをアプローチするやり方が多いといえるでしょう。

違い②:恋に落ちるまでの長さ

一目惚れをする人を覗けば、恋に落ちるまでの長さだって男女で違うといわれています。
まず男性は恋に落ちるまでの長さが短いです。

これは男性の「好き」という気持ちのパラメーターが、最初がピークといわれているせいです。
次に女性は、相手と徐々に距離を詰めて気持ちを確かめていくため、恋に落ちるまでは長いとされています。

女性はピークに達するまでが長い代わりに、気持ちが冷めにくい生き物です。

違い③:片思い中の思考

辛い片思い期間の思考についても、男女で面白い違いがあります。
まず女性なら、好きな人を思って一喜一憂しますよね。

私のことをどう思っているのか、次はいつ会えるのかなど、相手を思って浮かれたり沈んだりが激しいのが特徴です。
これに対し男性は、好きな女性をどう落とすか、どうデートに誘うかなどポジティブに考えます。

違い④:許容範囲

例えば顔などのスペックの許容範囲は、女性に比べると男性の方が広いといわれています。
男性は見た目が自分好みであれば、とにかくスイッチが入ってしまい、その女性を気になってしまいます。

しかし女性は減点主義なので、顔やスペックが良くてもどこかマイナス要素があれば、恋愛対象から外してしまいます。

恋愛対象に対する許容範囲は、男性が広く、女性が狭いのが特徴です。

違い⑤:愛情表現の仕方

一番分かりやすい恋愛観の違いが、愛情表現の仕方です。
女性は共感を強く求める生き物なので、愛情表現はやはり言葉で欲しがりますよね。

これに対し男性は共感をそこまで求めない生き物なので、愛情表現は行動で表します。
この違いによって、多くのカップルが喧嘩に発展したことでしょう。

女は言葉で気持ちを伝え、男は行動で表す。
恋愛だけでなく生物学も絡んでくる、面白い違いといえるでしょう。

違い⑥:デート中の視線の対象

デート中は互いしか目に入っていない、なんて思っていませんか?
実はここにも男女の恋愛観の違いが垣間見えます。

女性は、デート中の視線は彼氏に釘付けです。
しかし男性はといえば、違う女性に視線を向けることもしばしばあります。

これは男性の方が本能に従いやすいからといえます。
そのためよくドラマや映画でも、彼女以外に目を奪われる男性像が描かれますね。

違い⑦:コミュニケーション頻度

女性は事あるごとに彼氏へ連絡を取ろうとします。
しかし男性は、何か大事な用事がない限りは自分から連絡しようとしません。

これもよくカップルの喧嘩の原因になりますね。
女性は何もなくても彼へ連絡したがりますし、男性は連絡頻度の少なさから女性に文句を言われることが多いでしょう。

これも男女間での恋愛観の違いが良く分かる例ですね。

違い⑧:恋愛への優先度

仕事と恋愛において、どちらを優先するかでも男女で違いがあります。
まず女性は仕事よりも恋愛を優先する傾向があり、仕事をしていても彼のことが気になる…という思いをしたことがあるでしょう。

しかし男性は、恋愛よりも仕事を優先する傾向にあり、仕事が忙しくなると恋愛は二の次になります。
仕事が忙しいと男性の気持ちが冷めやすいのは、一点にしか集中できない傾向があるからです。

人によりけりですが、男女で考えれば男性の方が一点集中型なのです。

違い⑨:恋人との秘密について

恋人との秘密は誰にも言ってはいけない、いわば二人だけしか知らないことです。
しかし恋人との秘密でさえ、女性は喋りたくなってしまう生き物です。

例え大切な人との秘密であろうと、女性は他人に話してしまうことも少なくありません。
これに対し男性は、二人の秘密だからと他人に話すことは滅多にありません。

女性は共感力が強いため、秘密であろうと共感してもらいたいがために話してしまうのでしょう。

違い⑩:浮気の原因

浮気はいけないことですが、この理由・原因においても男女の恋愛観の違いが垣間見えます。
まず女性は、体の関係重視ではなく、心の理由・原因から浮気をします。

例えば恋人が構ってくれない、冷たくされたなどの理由から、心の寂しさを埋めるために浮気をしてしまうのです。
これに対し男性は、心の寂しさよりも本能が勝るため、体の関係を求めて浮気することが多いです。

男女で脳の仕組みが違うため、こうした理由・原因にも価値観の違いが垣間見えるのです。

男性が理解できない女性の恋愛観

恋愛観の違いを乗り越えようとしている二人

カップルが喧嘩するのは、いわば恋愛観が違うからともいえます。
男性が理解できない女性の恋愛観を知ると、喧嘩の種もいくつか摘めるのではないでしょうか?

  1. 記念日を重視したがる
  2. 一々言葉にしないといけない気持ち
  3. 解決よりも共感が優先
  4. 結婚に結び付けて考えたがる
  5. 女友達と遊んではいけない厳しさ

では、それぞれの理解できない女性の恋愛観を詳しくみていきましょう。

①:記念日を重視したがる

男性がいまいち理解できない女性の恋愛観の一つは、記念日を重視したがることです。
例えば付き合った日、初めてキスした日など、女性は何でも記念日として記録に残したがります。

これに対し男性は、特に重要な記念日でないものは記憶にも残りません。
しかしこれを女性に言えば、反発されてしまいますよね。

男性は些細な記念日よりも重要な記念日を重視する生き物なので、何でも記念日にしたがる女性の恋愛観は理解できないのです。

②:一々言葉にしないといけない気持ち

よく喧嘩の理由になりますが、一々言葉にしないといけない気持ちについても男性は理解できないようです。
男性は行動で示す生き物なので、一々言葉にするのは面倒だと感じています。

また言葉にしなくても伝わると思っているため、度々言葉にしてほしい女性の気持ちが分からないのです。

③:解決よりも共感が優先

女性から何か相談を受けたとすると、男性なら先に解決策を導き出すでしょう。
しかし女性は解決策よりもまず「共感」を欲しがります。

これも男性に理解できない恋愛観です。
恋人であっても、共感が先にこないと喧嘩になることだってあるでしょう。

どんな場面であっても、女性は共感が欲しい生き物なのです。

④:結婚に結び付けて考えたがる

女性はある程度の関係が築けると、すぐに結婚に結び付けて考える傾向があります。
これも男性には理解できない恋愛観で、男性は結婚から逃げたがる生き物です。

そのため事あるごとに結婚を匂わせる女性の考えが、理解できないようです。
男性は徐々に徐々に結婚に結び付けていきたいのに対し、女性はすぐにでも結ばれたい気持ちが強いといえるでしょう。

⑤:女友達と遊んではいけない厳しさ

男性は女性に比べると、付き合っている最中でも異性友達と遊ぶ傾向が強いです。
しかし異性友達と遊ぶともなれば、彼女はあまり良い顔をしません。

その厳しさや束縛心が男性には理解できないのです。
彼女なりの独占欲でもあるのですが、男性は行動を制限されるのを嫌がります。

恋愛観の違いを乗り越える方法

恋愛観の違いを乗り越えた二人

男女の恋愛観の違いを乗り越えるのは、恋人とより仲良くなるための手段です。
恋愛観のズレが少なくなればなるほど喧嘩も減少するので、恋愛観の違いを感じているなら互いに乗り越える努力をしてみましょう。

  1. 価値観の違いを受け止める
  2. 一人で妥協せず相談する
  3. 自分ばかりが我慢しない
  4. 良い点を数えてみる

では、それぞれの方法について詳しくみていきましょう。

方法①:価値観の違いを受け止める

男女で恋愛に対する価値観が違うのは当然のことです。
男女で脳の作り方も違いますし、考え方も異なります。

このように、男女にはいくつかの違いがあるため、恋愛観が違うのは仕方のないことです。
それなのに「私の気持ちが分からない」「あなたの考え方は間違っている」と、自分勝手な否定の仕方は恋人に嫌われるだけです。

恋愛観の違いから喧嘩になるのは当然のことですが、譲歩する余地はあるはずです。
生き物として違う部分があることを自身で受け入れてみると、いくらか肩の力が抜けて理解を示すこともできるでしょう。

方法②:一人で妥協せず相談する

相手が分かってくれないからと、自分だけで「まあいいか」と妥協してはいませんか?
これを繰り返していると、互いにズレが生じて一生分かり合うことができなくなります。

互いの価値観の違いを解消するためにも、一人で妥協せず、何かあったならパートナーに相談してみましょう。
相手と話すことは、相手を理解することに繋がります。

自分だけであれこれと考え妥協するのではなく、パートナーを交えてよく話し合ってみましょう。

方法③:自分ばかりが我慢しない

よく喧嘩をすると「私が我慢すれば良い話」と割り切ってしまう人がいますよね。
しかしこれは得策とはいえません。

自分ばかりが我慢を繰り返すと、相手は許されているとも思わず、それが普通だと錯覚してしまいます。
これではさらに自分を苦しい状況に追い詰め、要らぬストレスを溜めるだけです。

時には譲り我慢することも大切ですが、それは毎回ではないはずです。
時には譲り、時には我慢をするのはお互い様といえるでしょう。

方法④:良い点を数えてみる

恋愛観の違いから喧嘩が増えると、相手の悪いところばかりに目が行ってしまうものです。
しかし悪い点にばかり目を取られると、いつの間にか好きという気持ちは薄れてしまい、結局は破局へと行きつきます。

それを回避したいのであれば、悪い点を数えるのではなく、プラスとなる良い点を数えるようにしましょう。
例えば、付き合い始めた頃の気持ちを再確認したり、好きなところを数えるのも良いですね。

悪い点から目をそらすことも、一つの解決法といえるでしょう。

【診断】あなたの恋愛観をチェック

恋愛観を確かめるために書き出している人

あなたの恋愛観がどういったものか、また男性よりか女性よりかを確認してみましょう。
以下の項目について考えることで、自身の恋愛観について気づきを発見できるでしょう。

診断①:連絡頻度について

恋人との連絡頻度は多い方でしょうか?
もし少ないのであれば、男性よりの恋愛観を持っているといえるでしょう。

しかし暇な時さえ恋人と連絡を取りたがるようなら、あなたは女性らしい恋愛観を持っています。
女性は理由がなくても恋人と繋がっていたいと思う生き物です。

ですが連絡を取らなくても信頼しているといえるなら、あなたは相当恋人のことを信頼し安心できる関係を築けているともいえます。

診断②:コミュニケーションについて

恋人とのコミュニケーションの仕方はどんな感じでしょうか?
体を重ね合わせることを重視しているのか、それとも心の繋がりを重視しているかで男性脳か女性脳かが分かります。

まず体の繋がりは男性脳、心の繋がりは女性脳です。
男性は本能が勝るため、どうしてもコミュニケーションの一つとして体の重ね合いが重要視されます。

診断③:デート中の視線について

あなたは恋人がデート中に、他の異性へと視線を動かしているのは許せるでしょうか?
もし許せないのであれば、女性なりの恋愛観を持っています。

自分だけを見て欲しいという独占欲が、あなたの恋愛観の中に垣間見えます。
しかし気にならないのであれば、彼への独占欲は低く、信頼しているといえるでしょう。

ですが話している最中に他の女性にばかり目を向ける男性は、そもそもパートナーとして信頼に値しないので、恋愛観以前にきちんと話し合うことが大切です。

診断④:喧嘩で我慢することは多い?

恋人と喧嘩をした時に、あなたは我慢をすることが多いでしょうか?
もし我慢することが多いのであれば、あなたの恋愛観はストレスを溜めやすい傾向にあります。

あなたの中で自分が我慢すれば丸く収まるという考え方があるようで、これを繰り返すのは自分の損にしか繋がりません。
ストレスを溜めやすい恋愛観は今すぐ捨て、自分が幸せになれる恋愛観を構成し直した方が、自分がより幸せを感じられるでしょう。

診断⑤:連絡の取れない夜の過ごし方は?

連絡の取れない夜の過ごし方はどういったものでしょうか?
恋人を思って寂しい夜を過ごしますか、それとも今は仕方ないと割り切って他のことに没頭できるでしょうか?

もし寂しい夜を過ごすのであれば、あなたは恋愛に依存しやすい恋愛観を持っています。
恋愛を優先する女性らしい恋愛観ですが、依存がひどいと恋人に鬱陶しがられるので、いくらか自立した恋愛観の構成が必要でしょう。

診断⑥:自分からリードしたい?

デートやセックスにおいて、あなたは自分からリードしたいと思いますか?
リードしたいと思うのであれば、男性に近い恋愛観を持っているといえます。

しかし逆に言えば、あなたは自身の価値観がきちんと成立し、自立しているともいえますね。
寄り掛かる、ついていくだけでなく、自分からリードできるのは、自身の考えが自立しており、依存する傾向が少ないことを表します。

また相手をどう楽しませるか考えられる恋愛観を持っているので、男性よりだとしても誇ってよいことでしょう。

診断⑦:気持ちを伝えられない時は苦しい?

あなたは恋人から「好き」「愛している」と言葉にされない時は苦しいと感じますか?
もし苦しくて辛い、言葉にしてくれないことに対して怒りがこみ上げるのであれば、女性らしい恋愛観を持っています。

伝えられなくても信頼しているから平気というなら、あなたは人として自立し、相手を信頼できる恋愛観を持っているのでしょう。

前者は恋愛に依存しやすく、後者は自立しパートナーと対等な関係が築けるといえます。

診断⑧:恋愛について悩むことが多いか

恋の悩みは尽きないともいいますが、恋愛について悩むことは多いでしょうか?
もし悩みが多いのであれば、それはあなたの恋愛観が複雑すぎるか、自身の恋愛観を把握できていないからです。

誰だって時には悩みを持ち、頭を抱えるものです。
しかしその回数が多いのは、自分の中で軸となる価値観がはっきりしていないからです。

自分が「こう」として決めた軸があれば、それに向かって突き進むことができますよ。

診断⑨:気持ちのピークはいつか

男性は熱しやすく冷めやすい、女性は熱しにくく冷めやすい恋愛観を持っています。
あなたの気持ちのピークは、いったいどっちに傾いているでしょうか?

気持ちのピークを知るのは、自身の恋愛観を知る一歩です。
またピークの長さによって、恋愛に対する姿勢・努力方法を変えることもできます。

診断⑩:結婚は急ぎたい?ゆっくりでも良い?

男性にとっても女性にとっても、結婚は一大イベントです。
女性は恋愛と結婚が直結しやすいですが、男性は直結しにくい考え方をしています。

あなたはどっちよりでしょうか?
主に女性は結婚を急ぎたがる傾向にあり、男性は結婚という責任から逃げたい生き物です。

これらの違いを理解できる恋愛観なら、パートナーと話し合いで溝を埋めることができるでしょう。

恋愛観の違いは当然のこと!跳ね除けずに理解を示そう

互いの恋愛観を理解している二人

男女の恋愛観に違いがあるのは当然のことです。
また一人ひとり、恋愛観が違うのも当たり前です。

この世界に同じ人間は存在しませんから、それだけ恋愛観やそれに対する考え方が違うのが「普通」なのです。
自分とは違う恋愛観だからと相手を跳ね除けず、相手の恋愛観にも理解を示せるようになると、より恋愛がしやすくなるでしょう。

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ライター
noel編集部

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