Search

結婚が怖い…これっておかしいこと? 

結婚が怖いと思っている女性

「マリッジブルー」という言葉があるように、結婚を前にして結婚に恐怖心を抱く人は決して少なくありません。
結婚式の打ち合わせが進んでいったり、結納や両家のあいさつなど、結婚前は周りを巻き込んでどんどん話が進んでいきます。
祝福ムードに包まれる中、状況の変化に心が追い付かないこともあるでしょう。

彼のことは大好きだし結婚するのが嫌というわけではない。
しかし、もうすぐ結婚するのだということを無理矢理納得しようとすればするほど、結婚が怖いと思ってしまいます。

「ここが嫌」「あれが不満」という明確な理由があるからではなく、漠然とした不安、モヤモヤした気持ちから結婚が怖いと感じてしまっているのです。

結婚が怖いと感じる理由 

null

漠然と結婚が怖いと感じているのなら、その原因が具体的にどこにあるのかを自覚することで、結婚に対する不安を和らげることができるでしょう。
結婚を怖いと感じる理由には以下のものがあります。

  1. 他人と一緒に暮らすことができるか
  2. 同じ人を一生愛していられるか
  3. 自分の時間やお金が減りそう
  4. 家事や育児ができるか
  5. 義両親や親戚とうまく付き合っていけるか
  6. 結婚後の働き方、仕事をどうするか
  7. 相手を信用しきれていないから
  8. 既婚者の話を聞くと幸せそうに感じない
  9. 実家を離れたくない

以上9つの結婚が怖いと感じる理由について、詳しくみていきましょう。

理由①:他人と一緒に暮らすことができるか

結婚で怖いと感じることは、いくら好きな人であってももとは赤の他人である異性と、一生生活を共にすることだという人が最も多いかもしれません。

生活習慣、価値観、家事の仕方、家族との過ごし方など、それまでずっと当たり前のことと思っていたけど他人からすると当たり前ではないかもしれないことが、結婚を怖いと感じる原因になっているのです。

些細なことでも行き違いがあれば、毎日のこと、それが一生続くと思うと、どうしても暗い気持ちになってしまいます。

理由②:同じ人を一生愛せるか

結婚までに何人かお付き合いをした経験がある人だと、付き合っていたときはその時の恋人が一番好きと思っていたのに、別れた後はまた違う人を好きになっているということになります。
自分の気持ちのことなのに、そうやって好きな人が変わっているという事実が、結婚が怖いと感じてしまう一因となっているのです。

もちろん今は結婚する相手のことが好きなのですが、その人のことを一生愛していけるか、結婚した後に「やっぱりそんなに好きじゃなかった」と思っても、離婚する以外に解決できないということがプレッシャーに感じてしまいます。

理由③:自分の時間やお金が減りそう

独身の時びは、自分で稼いだお金や、仕事でも休みでも自分の時間は自分の思うように使うことができます。
しかし、結婚すると自分一人ではなく「夫婦」という単位での生活になり、一緒に暮らすことで家計や時間を共有することになります。

そうするとそれまでの自由が一気に減ってしまい、それをストレスに感じてしまうかもしれないと思って結婚が怖いと感じてしまうのです。

理由④:家事や育児ができるか

結婚するまで実家暮らしで家事をほとんどしてこなかった、または自分のぶんだけなら家事もきちんとやる必用ないから気楽だったのに、結婚するとそういうわけにはいかなくなります。
家事の分担は夫婦によって異なりますが、ちゃんと家事ができるか、それまでのやり方ではうまくできないのではないかという不安が、結婚を怖いと感じさせてしまうのです。

また、子どもが生まれたらちゃんと子どもを育てることができるのかという育児に対する漠然とした不安がある場合もあります。

理由⑤:義両親や親戚とうまく付き合っていけるか

結婚相手のことは好きでも、その親やきょうだい、親せきまで見て結婚を決めるわけではありません。
「嫁・姑トラブル」はよく聞く話なので、妄想ばかり膨らんで、義両親や親戚付き合いがうまくできるかどうかが不安になり、結婚が怖いと感じてしまいます。

結婚相手が長男だとか、同居を求められたらどうするかとか、将来の介護のこととか、結婚するとなると恋人のときとは全く違うことで悩むことになってしまうのです。

理由⑥:結婚後の働き方、仕事をどうするか

結婚しても同じように仕事を続ける男性に対し、女性はその働き方や仕事の環境が大きく変わる可能性があるのが実情です。
結婚しても今のペースで働き続けるのか、どちらかが転勤になったらどうするのか、子どもができたらどうするのかなど、結婚することで働き方を変えざるを得ない可能性が高いと、結婚が怖いと感じてしまいます。

特に今の仕事が楽しいとか、収入に不安があって絶対に働き続けたいと思っていると、結婚することが自分にとって本当にいいことなのかと思ってしまうのです。

理由⑦:相手を信用しきれていないから

恋人関係の時に相手に浮気、借金、ギャンブルなどの前科があると相手を信用できず、どんなに好きでも結婚が怖いと感じてしまうのは仕方がないことです。
恋人なら別れてしまえば自分が被害を受けることはありませんが、結婚するとその責任は一緒に負わなければいけなくなります。

もしかしたら結婚後に知らない借金があることを知ったとか、急に浮気をするようになるとか、そういう可能性も否定できないのです。

理由⑧:既婚者の話を聞くと幸せそうに感じない

すでに結婚をしている人が、いつも夫や妻の愚痴を言っていたり、決して愛し合っているように見えないと、結婚が怖いと感じてしまいます。
好き合って結婚したはずなのに、実際に結婚した人があまり幸せそうに見えないと、結婚する意味がわからなくなってしまいますよね。

社交辞令的なもので夫や妻を褒める人はあまりいないとはわかっていても、いざ結婚を考えるようになると既婚者の話を真に受けてしまうこともあるのです。

理由⑨:実家を離れたくない

現状では、結婚すると女性は男性側の姓になり、「嫁」という立場になる人がほとんどです。
実家を出て夫の両親と一緒に暮らすことになる人や、帰省は夫の実家を優先させることになるなど、それまで育ってきた実家と疎遠になってしまうこともあります。

実家が居心地がよかったり親と仲が良かったりすると、実家を離れるのが嫌になり、結婚が怖くなってしまうのです。

結婚を怖いと感じる時の対処法 

結婚が怖いなら相手に相談する

自分が結婚を怖いと感じる理由がわかったところで、続いてはその対処法について考えていきましょう。
結婚を怖いと感じる時の対処法には以下のものがあります。

  1. 結婚のメリットを考える
  2. 既婚者に相談する
  3. まずは同棲してみる
  4. 結婚に何を求めているのか自己分析する
  5. 結婚相手に不安に思っていることを正直に話す
  6. 結婚相手は「好きな人」である必要はないと考える
  7. 思いっきり自分の好きなことをする

以上7つの結婚が怖いと感じる時の対処法について、詳しくみていきましょう。

対処法①:結婚のメリットを考える

結婚のデメリットばかりに考えがいってしまい結婚を怖いと感じてしまっているので、デメリットではなくメリットに目を向けてみましょう
結婚のメリットは「好きな人と一緒になる」ということだけではありません。

どんな時でも必ず味方になってくれる人ができるという「安心感」、家計が一緒になって共働きで世帯年収が増える「経済力」、子どもができるなど「家族が増える喜び」、家族を養うという「責任感」など、結婚することで得られるメリットはたくさんあるのです。

対処法②:既婚者に相談する

先ほどもあったように既婚者は夫や妻のことを愚痴ることが多いかもしれませんが、それは社交辞令的なもので、実際の結婚生活を本当に辛いものだと思っている既婚者はほとんどいません。
既婚者は結婚のいいところもたくさん経験して知っているので、自分が結婚を怖いと感じていることを言えば親身になって相談に乗ってくれますし、いいアドバイスをしてくれるでしょう

対処法③:まずは同棲してみる

他人と共同生活をすることに不安を感じているなら、結婚前に同棲してみるのも一つの方法です
同じ家に住むことで家事の分担や生活習慣の違いは許容範囲なのかがわかりますし、一緒にいる時間が長くなっても好きな気持ちのままでいられるのか、彼の態度が変わらないかを見極めるお試し期間として同棲するのもアリです。

結婚は特別な理由がなければ急いでする必要はないので、籍を入れる前ならまだ取り返しがつくこともあります。

対処法④:結婚に何を求めているのか自己分析する

「これが嫌」「これが不安」とわかっているなら、プロポーズを受けたり婚約したり、結婚へ踏み切ることはしません。
結婚が怖いのは、漠然とした将来への不安があるからです。

そこで、結婚に何を求めているのかを改めて自己分析してみましょう
「好きな人と一緒に暮らすことができる」「子どもが欲しいから」「経済的に安心したいから」など、自分の思ったことをあげていきます。

そうすると結婚後のことを具体的にイメージでき、対処する方法や解決する方法を自分の中で整理しやすくなるので、徐々に不安から解放されていくでしょう。

対処法⑤:結婚相手に不安に思っていることを正直に話す

結婚が怖いと感じているなら、一人で悩まないでそのことを結婚相手に正直に話してみましょう
嫌われてしまわないだろうか、結婚破棄されてしまわないだろうかと思うかもしれませんが、不安なままで結婚をスタートさせてしまうと、その後ずっと続く夫婦生活でうまくいかないことがあった時に乗り越えることができません。

結婚相手は信頼できる人なはずですから、一緒に乗り越えていってくれるはずです。

対処法⑥:結婚相手は「好きな人」である必要はないと考える

少女マンガや恋愛小説のように、結婚は大好きな人とすることが夢と思っている人もいるでしょう。
でも実際の結婚生活は好きなだけで続けていけるとは限りません。

夫婦間に適度な距離感があったり、依存しすぎることなく自立した夫婦関係を築くことも円満な家庭を続けていくには大切です。
経済力、安心感、価値観など、「好き」とは違うところで合う点を探していけば、必ずしも好きなだけが結婚相手の条件ではないとわかって結婚が怖いと思う気持ちも薄れていくでしょう。

対処法⑦:思いっきり自分の好きなことをする

結婚が怖いと思うなら、結婚のことを考えるのをやめるためにも、思いっきり自分の好きなことをしてみましょう
海外旅行に行く、好きな歌手のライブに行く、スキーやダイビングなど体を動かすなど、自分が好きなことを思いっきりすることが気分転換になります。

結婚したら結婚相手への気遣いやお金の関係で頻繁にできなくなってしまうかもしれないので、独身のうちにお金も使って好きなことを満喫できれば、改めて結婚に前向きな気持ちに戻れるでしょう。

結婚が怖い…と踏み出せない男性に決意させる方法 

結婚が怖いのはプロポーズのとき

長く付き合っていたり、結婚適齢期と言われる年齢を過ぎていても、なかなか結婚に踏み出せないカップルもいるでしょう。
彼が結婚が怖いと思っている人だと、彼がなかなか結婚を決意することができなくてズルズルと関係が続いてしまいますよね。

それでは、そんな男性に結婚を決意させる方法をみていきましょう。

方法①:タイミングを見極める

付き合っている期間が長いほどいつ結婚していいかわからなくなったり、なかなか踏ん切りがつかなくなってしまうもので、結婚はタイミングが重要です
結婚が怖いと踏み出せない彼にとって結婚を決意させるタイミングは、「生活や仕事での転機」です。

「昇進」「転勤」「家の更新」など、経済的なことや生活そのものに変化があるときを見計らって、彼に将来のことを聞いてみましょう。
収入がUPするなら結婚しても養っていけそう、転勤するから結婚して付いて来てほしい、家は更新せず結婚して一緒に住もうなど、彼にとってもプロポーズのきっかけになるのです。

しかし注意したいのは、環境が変わることに彼が頭がいっぱいになっていると「結婚どころじゃない」と思っている可能性もあるということです。

方法②:自分から結婚を迫る

自分から結婚を迫るのが、いちばん手っ取り早くてわかりやすい方法です。
彼が結婚が怖いと思っているなら、多少強引に結婚を迫るのもいいでしょう。

彼にも男としてのプライドがあるので、少しでも結婚を意識している彼女から結婚を迫られれば、「男としてここで決めなくてどうする」と結婚を前向きに考え、あらためてプロポーズしてくれるはずです。

また、男性側の意見として、女性からプロポーズされることは「アリ」だと思う人のほうが多いです。
つまり、女性側から「結婚してください」「私をお嫁さんにしてください」とプロポーズするのも全然OKなのです。

結婚が怖いと感じる9つの理由!怖さや不安を克服して結婚する方法のまとめ

結婚が怖くて悩む女性

離婚という選択肢はあるものの、結婚したらそれまで生きてきた期間以上の長い期間を夫婦で共にすることになります。

彼を大好きだとしてももとは赤の他人なわけで、その他人とこれから人生を共にするということは、結婚は改めて考えると賭けのようなものなので怖いと思うかもしれません。
でも、世界には無数の夫婦がいるのですし、自分の両親ももとは他人どうしが結婚し、自分を産んで、今にいたっているのです。

結婚を怖いと感じていても、その怖いと感じる理由を明確にすることで克服することができます。
そして結婚を不安に思ったり、反対に期待しすぎることもなく、自然体で受け入れて結婚を重く考えすぎないようにしましょう。

Apple touch icon
ライター
noel編集部

取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。

ライターの記事一覧を見る