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仕事ができない人の特徴

仕事ができないことを悩む男性

どのような人物像なのかを見ていきましょう。

  1. 目標がない
  2. 学習能力がない
  3. スケジュール管理ができない
  4. 臨機応変に対応できない
  5. 時間にルーズ
  6. 言われたことしかしない
  7. 集中力が足りない
  8. 自分から動こうとしない
  9. 整理整頓ができない
  10. 言い訳が多い
  11. ネガティブ
  12. コミュニケーションが下手

具体的に見ていきます。

特徴①:目標がない

仕事ができない人は人生において目標や目的がない人が多いでしょう。
それは、仕事の目標だけではなくて、生きていく上での大きな目標や小さな目標です。

例えば、小さな目標ならば、あの国へ旅行に行きたい、あれを買いたいなど。
大きな目標であれば、何歳までに結婚したい、いつか家を持ちたい、起業したいなどです。

そういう目標がないと、仕事にも身が入りにくいのです。
そして、そのまま社会人となってしまい、仕事に対しても目標を立てるという習慣もついていないのでしょう。

特徴②:学習能力がない

何か失敗した時にも仕事ができない人はそれを反省材料にしません。
そのため、何度も同じ失敗を繰り返してしまうでしょう。

また、毎日、同じ仕事をルーティンでしていても、その仕事の効率を上げよう、仕事の順番を変えてみようという考えが起こらず、繰り返すばかりで仕事の成長がありません。

その上、いい加減に確認してミスをしたとしても、次の時にミスをしないようにチェックを厳重にすることがありません。
つまり、学習能力が欠けているのでしょう。

特徴③:スケジュール管理ができない

仕事ができないのは仕事のスケジュールをうまく立てられない所にも原因があります。
まして、複数の仕事を抱えていると、どれから手を付けて良いのかわからなくなり、目のついたものからやみくもに手を付けてしまうでしょう。

そうして、能率が悪くなったり、最悪の場合、納期に間に合わなくなったりしてしまいます。
順番を間違わなければ充分納期に間に合っているのに、今やらなくてはいいものを先に片付けてしまうから間に合わないのでしょう。

特徴④:臨機応変に対応できない

急なトラブルや変更に対応できないのは仕事ができない人です。
つまり、臨機応変ではないということ。

仕事においては、このスキルは不可欠と言われています。
なぜなら、仕事というのは、急な変更やスケジュールの変動は日常茶飯事だからです。

でも、仕事ができないとこの能力が欠けているので対応しきれません。
そして「この順序で仕事をして」と先輩や上司に教わると、そのやり方しかしないので、今日はこの順番に変更してと言われただけでパニックになってしまいます。

特徴⑤:時間にルーズ

仕事ができない人の共通点に時間にルーズというものがあります。
待ち合わせに遅れたり、仕事に遅刻してきたりする回数が多いでしょう。

しかも、遅刻しても反省する様子はありません。
待ち合わせで遅れても「5分くらいならいいでしょ」という意識があるのです。

そういう意識があるから遅刻癖も治りません。
その上、それを自分のルーズな所が原因と思っていないので治らないのでしょう。

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特徴⑥:言われたことしかしない

指示された事しません
それは、指示されたことしかできないという要因もあります。

例えば、両者に同じ仕事を与えるとします。
そして、それを1週間続けてもらう設定です。

仕事ができない人は、初日と同じように言われた通りに仕事をこなしているでしょう。
しかし、仕事ができる人は別のやり方を試してみたり、自分なりのやり方を見つけて効率よく仕事をこなしたりしています。
そういう所が仕事できる人とできない人の差となっていくのでしょう。

特徴⑦:集中力が足りない

仕事ができない人はひとつのことに集中するのが苦手で、あちらこちらに気が散ってしまいます。

ひとつのことに手を付けても飽きてしまい、別の事を手につけてしまい、その結果、仕事の生産性が落ちてしまいます。

集中力が足りないのは、性格的なこともありますし、神経を集中させる習慣がついていないのもあるでしょう。

それが仕事になると、どれも仕上がっていないということになり、仕事ができないとなってしまいます。

特徴⑧:自分から動こうとしない

仕事で疑問があると自分で調べたりするのが当たり前です。
しかし、仕事ができないと調べる前にすぐに誰かに聞いて解決しようとします。

そうすると、自分で調べていないのですぐに忘れてしまって同じ質問を繰り返してしまい、それが同じ質問だということにも気付いていません。

その上、調べるとすぐにわかるような事を人に聞くので、仕事をしている人の手を止めてしまう事にも気付いていません。
それが理解できないから仕事ができないと言われてしまうのでしょう。

特徴⑨:整理整頓ができない

仕事ができる人のデスクの上は綺麗だと気付いていますか。
逆に、仕事ができない人のデスク周りは片付いていません。

それは、大切なものとそうでないものの判断、選別が出来ないからです。
仕事ができる人は、それがわかっているので、大切な書類はファイルに保管し、良く使う書類は身近に置いてあります。

しかし、それらの判断が出来ない仕事ができない人は、仕事の資料などを雑然と並べているので、いざと言う時に書類がないとなるのです。
それでは、仕事の効率も悪くなるのは当たり前です。

特徴⑩: 言い訳が多い

仕事で失敗や批判された時に、言い訳したり、他人の責任にしたりするのは仕事ができない人。
失敗したことを棚に上げてミスを指摘されたことにイライラします。

また、そういう人はプライドだけ高いという特徴もあるので、素直に反省したり謝ったりするのを嫌います。
こういう人が上司になってしまうと、部下に責任を押し付けることもあるので要注意です。

特徴⑪: ネガティブ

仕事ができない人は、ネガティブ思考の人が多いでしょう。
「どうせ私は仕事ができない」「失敗するに決まっている」など、愚痴や文句も多く、聞いている人も暗い気持ちにさせるでしょう。

仕事に対しても「よし、やろう」という姿勢ではなく「失敗したらどうしよう」とマイナス思考で取り組むので、仕事の成果も違ってきます。

また、仕事ができないことに対して諦めている、できるようになろうと思っていないので、いつまでも仕事ができずにますますマイナス思考になってしまうのでしょう。

特徴⑫: コミュニケーションが下手

仕事ができない人は、人とのコミュニケーション能力に欠けています。
ビジネスとは、仕事をお願いする人と仕事を受ける人がお互いが仕事内容を把握して、納得してすすめるものです。

しかし、仕事ができない人はきちんと確認しないことで誤解があったり、認識違いが生まれたりして仕事がスムーズにいきません。
また、わからないことがあっても質問せず、憶測ですすめてしまい、結局はミスに繋がります。

仕事ができる人とできない人の違い

時間にルーズな仕事ができない人

違いを見ていきましょう。

  1. 注意された時の捉え方
  2. 全体を見ることができるか
  3. 柔軟な考え方ができるか
  4. 自分の可能性を見いだせるか
  5. 自分の考えを反映できるか

具体的に見ていきます。

違い①:注意された時の捉え方

仕事をしているとうっかりミスをしたり、失敗したりすることもあるでしょう。
そういう時に、上司や取引先に指摘された時に違いがでます。

できない人は注意された事実にだけ感情がいってしまい、腹を立てたり言い訳を考えたりするでしょう。

しかし、仕事ができる人は、どうしてこうなったのかを一番に考えます。
そして、その後も、同じミスを繰り返さないようにするにはどうしたら良いかの対策を練ります。

違い②:全体を見ることができるか

仕事ができない人は目の前のことしか見えていません。
しかし、仕事ができる人はタイムリーでやっていること、その後にすべきこと、やりながら並行してしなければならないことを考えています。

そのため、行動が早く無駄な時間がありません。
そして、仕事を広い視野で見ているので、別の角度からも仕事のアプローチをする方法を思いついたりするでしょう。

違い③:柔軟な考え方ができるか

思考の仕方にも違いがあります。
自由で柔軟な考えができるのが仕事のできる人で、同方向からだけではなく色々な角度からも物事を見ることができます。

しかし、できない人はひとつの考えに捉われて、柔軟な発想ができないでしょう。
そのため、企画書を提案したとしても、アイデアは平凡で採用されません。
しかし、仕事ができる人は、固執した考えがないので発想も柔軟です。

違い④:自分の可能性を見いだせるか

仕事ができる人は、自分が成長できることを楽しんでいますし、大きな可能性があると信じています。

しかし、仕事ができない人は「どうせ私は」とネガティブな思考をしているので、明るい未来を描けていません。

そうなると、何事に対しても取り組み方が違ってくるでしょう。
同じことでも前向きにする人と、嫌々する人とでは、結果は明らかでしょう。

違い⑤:自分の考えを反映できるか

仕事は与えられたものだけをしていても成長はありません。
仕事ができる人は、与えられた仕事でも、こうした方が良いと思いついたら、意見を提案したりします。

しかし、仕事ができない人は、こうしてほしいと言われたら、それをこなすだけで、自分の意見があっても反映することはないでしょう。

仕事ができないことでクビになることはある?

だらしがない仕事ができない人

仕事ができないことで、会社が解雇できるのでしょうか。
労働基準法では、一定の手続きを踏めば、会社が従業員を解雇することはできます。

また、解雇するためには、30日前に解雇の予告をしなければなりません。
それも、解雇の理由は正当なものでなければならず、不当な理由であれば解雇はできないでしょう。

しかし、ただ「仕事ができない」という理由だけでは不当な理由になり得ます。
例えば、身体的な理由があって仕事ができない、職務を遂行するのに著しく能力を欠いて仕事ができないならば、解雇できる可能性はあります。

仕事ができない人への対応の仕方

何度教えても理解できない仕事ができない人

どのような対応策があるのかを見ていきましょう。

  1. 技量を見極める
  2. 確認を怠らない
  3. 達成感を与える
  4. サポートしながら教える

具体的に見ていきます。

対応①:技量を見極める

出来ないことをやれといっても、それは逆に仕事の効率が悪くなるだけです。
人には得手不得手があるので、適材適所の仕事を与えることが大切です。

また、ここまでならできるという技量を見極めれば、それ以上の仕事を押し付けることもなくなります。

キャパオーバーの仕事を与えて、精神的にプレッシャーを与えてしまうと、出来ることもできない状況に陥ってしまいます。

対応②:確認を怠らない

仕事ができない人は、完璧でありませんが、ある程度のことはできるでしょう。
そのため、最後の詰めをきちんと見てあげることです。

間違っていないかチェックをする、再度確認する、途中経過を見るなどすれば、ミスや失敗も少なくなります。

仕事ができない人に「もっと確認して」と言ってもなかなかできません。
だから仕事ができないのだから、そこは別の人がすれば良いのです。

対応③:達成感を与える

仕事ができない人は、仕事に対してモチベーションが下がってしまっていることがあります。
そのため、仕事で達成感を味わえるようにしてあげます。

仕事リストを作って、目に見えるようにゴールを設定する、これができれば次の仕事という具合に、ステップアップするようなゴールの設定でもやる気が出るでしょう。

対応④:サポートしながら教える

仕事ができない原因に、仕事のやり方がわからないという人もいます。
そういう人は、手取り足とり、仕事のやり方から教えてあげると良いでしょう。

この場合は、こういう手順ですればやりやすい、まずは優先順位をつけてからした方が効率的など、出来る人ができない人のサポートをすることで効果が出るでしょう。

仕事ができない自分が嫌になる…辛い!

仕事ができないことにイライラする女性

仕事ができないと自覚してしまうと、会社に行くのも辛くなります。
そういう人は、仕事で失敗して怒られたことでトラウマになっている、時間通りに仕事が終わらずにアップアップしている、仕事ができないと思い込んでいるなどです。

仕事が辛いと思ったら、何が辛いかを良く考えましょう。
もしかしたら、今の仕事が能力に合っていないのかも知れませんし、仕事のやり方が間違っていたりするのかも知れません。
まずは、辛い原因を探ることから始めましょう。

仕事ができない自分から抜け出す方法

仕事ができないので教えてもらう人

仕事ができるようになる方法を見ていきます。

  1. 優先順位をつける
  2. 考える習慣をつける
  3. 目標を定める
  4. 努力する

具体的に見ていきます。

方法①:優先順位をつける

仕事ができない人は、今やるべきことを先にやっていないことが多いでしょう。
つまり、今やる必要のないことをやったり、他の人に振れる仕事を抱えてしまったりしています。

そのため、仕事の優先順位をつけて簡単なスケジュールを組むことです。
決して無理なスケジュールではなく、おおまかなタイムテーブルです。
リストにして明確化すれば、段取り良く仕事をすすめられます。

方法②:考える習慣をつける

やみくもに仕事をするのではなく、考える癖をつけるようにしましょう。
こうした方がやりやすいのではないか、これは別の人がした方が早いのではないか、この工程は必要ないのではないのかと常に考えながら仕事をすることで、無駄な時間もなくなり仕事に余裕が出てくるでしょう。
余裕が出てくると焦ることもないので、つまらないミスもなくなります。

方法③:目標を定める

仕事をする上で、目標を設定します。
今日はここまでやろう、今週までにはこれを仕上げようと決めておけば、仕事のペースもつかめるでしょう。

また、いつまでにこの仕事を任せられるようになろうという目標でも良いでしょう。
目標があればそれに向かって何をすればよいのかもわかりますし、することがわかればやる気も湧いてきます。

方法④:努力する

仕事ができる人も、初めから仕事ができるわけではありません。
皆と同じように学生だったわけですし、社会人一年目の同期であれば、仕事を初めてするという立場では同じです。

しかし、仕事ができる人は、それなりに努力をしてきた結果です。
仕事に必要なことを学んだり、仕事のできる上司や先輩のやり方を見たりして勉強しています。
つまり、仕事ができない人でも努力次第で仕事もできるようになるということです。

今の仕事ができない…と思ったら転職すべき?

失敗ばかりの仕事ができない人

いくら努力しても仕事ができないとなると、仕事が自分に合っていない可能性もあるでしょう。
仕事ができる人は、自分の長所や得意分野を生かしていることが多いので、バリバリとこなせるのです。

逆に、苦手な事をやり続けていても上達はしませんし、努力しても楽しくないでしょう。
そこで、自分の得意なこと、やりたいこと、褒められたことを良く考えてみます。

そうすると、今やっている仕事とどれだけミスマッチなのかがわかります。
もしも、マッチしているのに仕事ができないならば、仕事のやり方が間違っているだけなので、仕事ができる人にアドバイスを貰うのが良いでしょう。

仕事ができないのは別の部分でカバー

仕事ができないのを克服しようとする人

仕事ができない人でもスイスイと社会を渡っていく人はいませんか?
仕事ができないならば、それ以外の長所を生かせばよいのです。

例えば、コミュニケーション能力が高いならば、人から好かれるようになって、不得意な部分は手伝ってもらうのも一つの方法です。

また、そういう人が製造業務であれば、営業に回った方が仕事の効率が良いでしょう。
すなわち、仕事は様々な職種や部署があるということです。
長所を生かせる仕事をすれば仕事ができない人から、仕事ができる人になれるでしょう。

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ライター
noel編集部

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