時間にルーズな人の特徴!性格の改善法&約束を守らない人への対処法
いつも約束の時間に遅れる時間にルーズな人に心当たりはありませんか。 あるいは、時間に遅れるって悪いこと? そんなふうに感じていませんか。 今回は時間にルーズな人に見られる特徴を見ていきます。 時間にルーズな性格を改善する方法のほか、時間にルーズな人に振り回されないおすすめの対処法もご紹介します。 時間にルーズな人の特徴を踏まえて、よりよい人間関係にいかしましょう。
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時間にルーズな人とは?
あなたのまわりにも、約束の時間にいつも遅れる時間にルーズな人がいるのではないでしょうか。
時間にルーズという言い方は和製英語です。
時間に対して「失う」という意味の「lose」という英語を合わせています。
そして、この時間にルーズという言葉の意味は、いつも時間に遅れたり、時間に関する約束が守れない人ということになります。
時間にルーズな人の特徴【職場・学校編】
職場や学校など、社会的な場所で見られる人の特徴を見てみましょう。
- 前もって準備をしない
- 無責任
- 人のせいにする
- メモを取らない
- 用事も後回し
特徴①:前もって準備をしない
小学生のころ、前日の夜に明日の準備をしなさいと怒られた経験はありませんか。
出勤や通学前の朝、その日の準備をするのは意外と難しいものです。
ばたばたした朝の空気に焦りも生まれて、忘れ物が多くなったり、時間にルーズな行動パターンができてしまいます。
そこで多くの人は前日の夜に準備をします。
しかし、時間にルーズな人はちょっと違います。
前もって準備をするくせがついていない人が多いでしょう。
当日に一から準備をするため、準備が間に合わず時間に遅れてしまうことが良く起こります。
特徴②:無責任
特に仕事の時間に遅れる人は責任感がない人が多いです。
仕事で時間を守ることは、社会人として最低限のルール。
つまり、時間を守ることも業務の内と考えられます。
こういったことに理解が及ばず、時間を守ることの大切さを考えられないところが大きな特徴です。
自分の仕事に対する責任が持てないばかりか、それ以外の場面でも理解が乏しく無責任な行動が目立つでしょう。
特徴③:人のせいにする
ほかによく見られる特徴の一つに、言い訳が多く、人のせいにするというものもあげられます。
時間に遅れたときも謝るよりも言い訳を先に言いがちです。
学校の遅刻を母親のせいにしたり、ひどいときには仕事への影響も上司や部下に押し付けてしまうことも。
それでも罪悪感ないことも多く反省に至りません。
そこで怒られたり、時間に遅れた理由を問いただされると人のせいにしてしまうケースが多くなってしまうでしょう。
特徴④:メモを取らない
よく見られる特徴には、メモを取らないこともあります。
特に新人の間は覚えることが多く、メモを取りミスがないように注意します。
しかし責任感もなく、細かいところに気配りができないのでメモを取るという基本的なことがおろそかになる場合が多くなるでしょう。
時間にルーズな人とは、そのほかの場面でもルーズになりやすく、仕事の上でも詰めが甘い行動になりがち。
メモを取らずに、物覚えが悪い人が多いのは、よく見られる特徴です。
特徴⑤:用事も後回し
いろいろな用事を後回しにする行動パターンも、よく見られる特徴です。
こういった人は、段取りを考えて準備したり、行動することが苦手です。
時間の流れに沿った行動を組み立てることが苦手なため、必要な用事を後回しにすることもよくあります。
自分に与えられた時間の中で、何を優先し、順序だてて行動するかを考えられず、大事なことを後回しにして急ぐ必要のない用事を優先することもしばしば。
順序だてて優先事項を設定するという発想がないので「どうして、そっちを先にやったの?」と言われても、明確に答えられないというケースも珍しくないでしょう。
時間にルーズな人の特徴【プライベート編】
続いて、プライベートな場面で時間にルーズな人の特徴を見てみましょう。
仕事や学校など、公の場所では時間が守れるのにプライベートになると時間にルーズになる人もいます。
特にプライベートなときに時間にルーズになる人の特徴を考えてみましょう。
- 甘え上手
- マイペース
- 約束をおろそかにする
- 人の失敗におおらか
- ほかのことにもルーズ
特徴①:甘え上手
プライベートでルーズな人は、他のことでも甘え上手な人が多いです。
友人や恋人から時間にルーズでも受け入れられるのは、本人が甘え上手でうまく関係を作れるからと考えられます。
ほかの人が遅れてきたらイライラするのに、なぜか許せてしまうかわいげのある人に心当たりはありませんか。
時間にルーズなことも個性として受け入れられる愛嬌や、甘えを許せてしまう魅力的な部分を持っていることが多いでしょう。
特徴②:マイペース
もともとマイペースな性格の人も、プライベートで時間が守れないケースが多いです。
本来持っているテンポがのんびりしていて、あまり細かいことに頓着しない人は、時間にルーズなことが多くなります。
周りが焦っていても、ペースを乱さずに自分のペースで行動する人は、多少時間に遅れても気にしません。
どんなときでもマイペースな人が多いでしょう。
特徴③:約束をおろそかにする
時間に限らず、いろいろな約束事をおろそかにする人も多いでしょう。
責任感がなく、お金や人間関係の約束も守るべきものだという感覚がありません。
まして、時間の約束はもってのほか。
何度言っても約束を破ってしまう人は、時間も守れない場合が多くなります。
特徴④:人の失敗におおらか
よく見られる特徴としては、そもそもマイペースだったり、のんびりしたところがあります。
細かいことにとらわれないおおらかさを持っているため、人に対しても寛容です。
誰かがミスをしたり、失敗があっても攻めることなく許してしまう寛大さを持っていることが多いでしょう。
特徴⑤:ほかのことにもルーズ
プライベートな場面で時間にルーズな人は、他のことでもルーズな場合が多くなります。
人との約束が守れないのはもちろん、物忘れが多かったり、整理整頓が苦手なケースもあります。
いろいろな決め事、ルールに対してゆるく、ルーズになりがちです。
時間にルーズになる理由
どうして時間にルーズになってしまうのか、その理由について考えてみましょう。
- 自分に甘い
- 反省がない
- 人の時間を奪っているという自覚がない
- 周りの環境
- 時間配分が苦手
- こだわりが強すぎる
理由① : 自分に甘い
そもそも自分に甘い性格は理由の一つになります。
こういう人はいろいろな面で自分を律する心が弱く、自分に甘くなりがち。
自分に厳しい人は時間の約束や、物事のルールを守れなければ深く反省し、同じ失敗を起こさないように改善しようと努力します。
しかし、自分に甘いとそうした反省がなく、何度も時間に遅れることになってしまいます。
一方で自分に甘い人は他人にも甘い場合が多いもの。
人が時間に遅れたり何か失敗してもおおらかで責めない、寛大さも持ち合わせているでしょう。
理由② : 反省がない
時間にルーズと考えられる人は、一度や二度、時間に遅れるわけではありません。
何度も繰り返してしまうからこそ、時間にルーズだと思われています。
つまり、それだけ反省し、改善するチャンスがあったのにもかかわらず反省がなく自分の行動パターンを変えずに来ているということです。
時間にルーズな人はあまり自分を振り返ったり、反省することが少ないため同じ失敗を繰り返してしまいます。
理由③ : 人の時間を奪っているという自覚がない
時間に遅れるということは、相手を待たせるということです。
これは、約束の相手の時間を奪うということにつながります。
何もできず約束の場所にとどまったまま相手を待つ、無駄な時間の切ないこと。
一方で時間にルーズな人はこのように自分の行動が相手の大事な時間を奪い、迷惑をかけていること言う自覚がありません。
相手の迷惑まで想像が及ばないため、何度も時間に平気で遅れてきてしまいます。
理由④ : 周りの環境
周囲の環境も、時間にルーズな理由の一つです。
育った家があまり時間にきっちりしていないのはもちろん、土地柄やお国柄も影響します。
日本は比較的時間に厳しい国民性があります。
しかし、海外ではそれはむしろ例外と言えます。
また、どちらかというと都会の方が時間に厳しく、田舎の方はあまり時間に細かくないケースが多いでしょう。
このように育った環境によって、時間に対する感覚が変わります。
理由⑤ : 時間配分が苦手
約束の時間に遅れないようにするためには、時間配分が大切です。
時間を逆算して、今するべき行動を考えられないと、時間にルーズになってしまいます。
ほかのことはきっちりしているのに、時間の約束だけ守れないといった人は、時間の配分が苦手なのかもしれませんね。
理由⑥ :こだわりが強すぎる
時間にルーズな人の多くは、いろいろなことにルーズな場合が多くなります。
しかし、中には逆にこだわりが強すぎて時間が守れない人も…。
例えば、自分のファッションに納得がいかず出かけられない人やメイクが気に入らないからと時間に遅れる女性もいます。
自分の持ち物や気分などのこだわりが強すぎて、感情をコントロールするのが苦手な人も時間にルーズになりがちです。
気に入らないことがあっても、理性的に考え約束を優先することができません。
結果的に時間が守れない行動パターンに陥ってしまいます。
時間にルーズなのは女性?それとも男性?
時間にルーズな人には男女差はあるのでしょうか。
実は、時間にルーズな行動には男女差はあまりありません。
しかし、その理由には男女で違いも見られます。
女性は比較的、外見へのこだわりから時間に遅れてしまうケースが多くなります。
一方で男性の場合はもともと自分に甘く人への迷惑を考慮できない人や、時間を守る習慣が身についていないケースが多いでしょう。
中には、相手を下に見るあまりに、約束を尊重しない人も見られます。
時間にルーズな性格の改善法
時間にルーズな性格を直すことはできるのでしょうか。
ここからは、時間にルーズな性格の改善法についてみていきましょう。
- メモを取る
- リマインダーを活用する
- 前もって準備する
- 部屋を片付ける
- アメとムチを用意する
- 5分前行動を心掛ける
改善法①:メモを取る
まずおすすめの改善法は、こまめにメモを取ることです。
手帖やスケジュール長を活用し、予定をメモして管理しましょう。
また、一日のタイムスケジュールをメモするのもおすすめです。
起きてから帰宅するまで、あるいは寝るまでの自分の予定をメモに書き出してみましょう。
メモを取るときも、優先順位を考えながら書き出すと、より改善につながります。
遅れてはいけない約束の時間、そのために必要な準備の時間といった具合に、優先順位を考えます。
残った時間に自分の個人的な予定を書き込みます。
持って行くものや、やるべきことも一緒にメモをしておけば忘れ物も減り、ルーズな性格を直せるでしょう。
改善法②:リマインダーを活用する
インターネットを利用したリマインダー機能を活用するのもおすすめです。
自分の予定をメールや電子カレンダーで知らせしてくれるリマインダー機能は、時間にルーズな人にはぴったりです。
忘れてはいけない予定はもちろん、目覚まし時計の代わりにも使えます。
また趣味のゲームの終わり時間など、タイムスケジュール管理の手助けになってくれるはずです。
改善法③:前もって準備する
約束がある前日に、準備をしっかりしておくこともよい改善法になります。
財布やハンカチ、定期券など、忘れてはいけないものをしっかり準備しておきます。
特に女性は服装も決めておくと、遅刻予防になります。
後は当日決めてあった服装に着替えて、用意しておいたカバンを持って出るだけです。
前日夜に準備する時間を確保するように心がけてみましょう。
改善法④:部屋を片付ける
普段から部屋をきれいに片づけておくこともおおすすめです。
散らかった部屋では、出かける前に探し物をしたり、積んであったものが崩れてきたりして遅刻の原因につながります。
普段から整理整頓をし、どこに何があるかを自分で把握しておけば準備もスムーズで、遅刻が少なくなるはずです。
また、気分も変わるところがポイントです。
人は散らかった部屋では、いろいろなことがだらしなくなりがち。
片付いた部屋は、人の行動意識もきっちりしたものに変えてくれるでしょう。
改善法⑤:アメとムチを用意する
きちんと時間を守れたら、お気に入りのスイーツを食べるとか、守れなかったら千円貯めるなどのルールを設定するのもおすすめです。
身近な友人に協力をしてもらうのもよいでしょう。
時間に遅れたらご飯をおごるなどの罰則で、自分のゆるい気持ちを引き締めましょう。
アメとムチをルール化して、自分で時間にルーズな性格を改善する努力をしやすい環境を作りましょう。
改善法⑥:5分前行動を心掛ける
普段から5分前行動を心掛けましょう。
時間にルーズな人は、約束の時間きっちりにつけばいいと考えがちです。
しかし、自分で予定を5分早めて、待つことになっても先に到着しておくくらいの時間設定をしましょう。
小さなことですが、時間に対する感覚を厳しくするためにはおすすめの方法です。
時間にルーズな人への対処法
時間にルーズな人が身近にいると、イライラしてしまうことはありませんか。
時間にルーズな人のせいで、自分までリズムがくるってしまう…。
そんな悩みを持っている人におすすめの対処法を考えてみましょう。
- 期待をしない
- 相手に伝える
- 前もって連絡を入れる
- 半端な時間に待ち合わせ設定する
- 待たない
対処法①:期待をしない
相手が時間を守ることを前提に予定を組むと、遅れてきた時にすべての予定が狂ってしまいます。
そもそも時間は守られるだろうという期待をもたないことも、イライラしない対処法のひとつです。
普段から文庫本を持ち歩いたり、お気に入りの動画をスマホに入れておくなどの工夫をし、待っている時間を自分の趣味の時間にかえてしまいましょう。
はじめから遅れてくるものだという予想を組み込んだ約束を実践してみてはいかがですか。
対処法②:相手に伝える
時間にルーズな人は、そのことで相手に与える迷惑に自覚がないケースがほとんどです。
そこで、一度相手とじっくり話し合うのもおすすめです。
時間が守れないことで被る迷惑や損害のほか、本人の信頼が失われるといったデメリットも伝えましょう。
時間にルーズなことでなくしてしまうものの大きさを、しっかり相手に伝えて改善を促すのもよい対処法です。
対処法③:前もって連絡を入れる
普段から遅れがちな人には、約束の時間よりも前に連絡を入れるのもおすすめです。
約束の1時間前に準備してますか、といった催促の連絡を入れましょう。
また電車の時間などを前もって伝えるものよい対処法になります。
特に電車やバスの本数が多いと、あまり時刻表を調べずに行動する人が多くなります。
この電車に乗れば間に合うといった具合に、段取りを前もって連絡すると時間にルーズな人も、スムーズに行動できるでしょう。
寝坊が多い人や、時間の感覚がルーズな人に有効です。
対処法④:半端な時間を設定する
人は、12時に待ち合わせにすると、なんとなくお昼に間に合えば、という感覚になりがちです。
これが、11時45分に待ち合わせ、といった半端な時間にするとかえって緊張感が出て時間を気にして準備をします。
このように、あえて半端な時間を設定し、時間の感覚を敏感にするのも有効です。
対処法⑤:待たない
そもそも、時間に遅れてきたら待たないという選択もおすすめです。
予定外に相手を待って時間を無駄にするからイライラしてしまいます。
イライラを回避する為に、はじめから待てない旨を伝えて起きましょう。
複数の人で集まる場合、時間にルーズな人に対しては早めの集合時間を伝えるのも良いかもしれません。
時間にルーズなことは悪いとは限らない
時間にルーズなことは、一概に悪だとは言えません。
自分のペースを大事にできるからです。
しかし、その行動によって他人に大きな迷惑がかかったり、信頼を失う場合は問題です。
自分にも他人にもデメリットが大きい行動は、反省し、改善する努力をしてみましょう。
また、身近な時間にルーズな人に振り回されている人も、一度立ち止まる必要があるでしょう。
たかが時間、されど時間です。
ちょっとした遅刻も積み重なれば、お互いの関係にひびが生まれてしまうことも…。
大事な人ほど、一緒に話し合い、改善法や対処法を考えてみてはいかがですか。
お互いにとって心地よい時間の過ごし方を見つけることが、良い関係づくりへの一歩になるでしょう。
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