めざといの意味とは？めざとい人の特徴や悪い意味での使われ方

「めざとい」の意味とは？

めざといには、意味と漢字、使い方にそれぞれ二通りあります。
早速どのような意味があるのかみていきましょう。

意味

普段なにげなく使ってる時のめざといは、「早い」や「敏感」というのを表すときに使います。
「誰よりも早く見つける」ことができる人や「感覚がするどい」人を指し示す言葉です。

もう一つは「眠りが浅いので目がさめやすい」という意味をもっています。
普段の生活ではあまり聞きなれないでしょう。

めざといは、まったく違う意味を持つ言葉です。
さらに使われ方次第で全く違うニュアンスになってしまう場合があります。

たとえば、同じ金額でも高品質な方を選んでいい買い物ができたとき。
「さすが！いいもの見つけるね」など誉め言葉として使われるでしょう。

このような場合は素直に嬉しいと感じるものです。
しかし一方で、めざとい人は些細なことでも気づいてしまう節があります。

隠したいことがあるような人とっては、警戒心を持たせるような印象になります。
例えば、あいつはすぐ見つける！気がおけない相手だというような嫌な印象になります。

使い方によって褒め言葉のように良い印象にも、警戒心を持たせるような悪い印象にもなります。
使う時は慎重に使わないと相手に失礼にあたってしまうでしょう。

「あざとい」との違い

めざといによく似た言葉で最近多く使われているのがあざといです。
しかし、まったく別の捉え方になるので混同してはいけません。

めざといは「誰よりも早く見つける」「感覚がするどい」を表します。
そのため、物を見る目に優れている人やいち早く情報を察知する人表します。

ではあざといはというと、あさはか、こざかしいなどとなります。
姑息な手段を表し、あざとい商売をしているなどネガティブな意味になります。

男女200人にアンケート！めざとい人の割合

あなたの周りには「めざとい」人はいますか？
何か隠したいことがあっても、あの人にはすぐにバレてしまう……なんて相手がいる方もいるのでは？

今回は、男女200人に「周りにめざとい人はいるか」をお聞きしました！

Q.あなたの周りにめざとい人はいる？

なんと約7割の方が「いる」と回答！
周りに、隠し事が出来ないようなめざとい相手がいる方はかなり多いようです。

それでは、皆さんはそんなめざとい相手に対しどう思っているのでしょうか？
めざといと感じたときの具体的なエピソードをお聞きしました！

もっと恋愛アンケートをみたい方はこちら♡

男女200人に聞いた！めざとい人の特徴がわかるエピソード！

めざといと感じた具体的な瞬間はどんなときなのでしょうか？
そしてその「めざとさ」は良いことor悪いこと？

男女200人に「めざとい」と感じたエピソードをお聞きしました！

Q.めざといと感じたエピソードを教えて

男性のコメント

女性のコメント

他人の変化に気づいて褒めてくれる、というプラスな「めざとさ」もあれば、社内恋愛を見抜いたりデートに行くことを察したりといった「あまり知られたくないこと」への「めざとさ」もあるみたい。
男性も女性も、自分の変化に気づいてもらえるのは嬉しいこと。

そのため、気になる相手の容姿には普段から気を配っていることが恋愛を発展させるコツなのです。
一方で、他人があまり知られたくないであろうことをめざとく発見し、指摘するのは「性格が悪い」と判断されることも。

相手や他の人に伝える前に、「これって伝えてもいいこと？」と自分に問いただしてみましょう。

めざとい人の特徴

では早速、めざとい人の特徴を具体的に見ていきましょう。
11個紹介します。

1. 探求心・好奇心が旺盛である
2. 物を見る目に優れている
3. 気が効く
4. 勘違いされやすい
5. あら探しをしない
6. ほめ上手
7. タイミングがいい
8. 冷静である
9. 気配り上手
10. 危機管理に優れている
11. 決断力がある

特徴①：探求心・好奇心が旺盛である

めざとい人は、損するようなことをしたくないと思っています。
そのため日頃からたくさんのことに興味を持ち、調べてたくさんの知識を持っている人です。

たとえば、値段が一緒で同じような商品が二つ並んだ時。
どちらがより優れているのか？を既に知ったうえで購入するでしょう。

物事に対する探求心と好奇心こそが「損することなくいい買い物ができた」に結びつくのです。
めざとい人が持っている数々の知識や情報は、周囲の人も喜ばせる一つの能力です。

特徴②：物を見る目に優れている

めざとい人の一番大きな特徴は、たくさんのいい物を見てきた為に物を見極める力です。
物を見る目というのは、探求心があるがゆえにつちかわれたものです。

よりいい方を選びたい、いい方向へ進みたいという気持ちがあると物事を注意深く見るようになります。
観察能力が高くなると瞬時に正しい判断することができ、多くの信頼を集めることに繋がります。
この注意深く見る観察能力こそ本物を見極める目となるのです。

特徴③：とにかくよく気がつく

何も物だけに限ったことではありません。
めざとい人は、物だけではなく人生においてもいい方向へ進みたいという気持ちがあります。

そのため、周囲の人物のこともよく観察しています。
相手が何を望んでいるのか？どうして欲しいのか？を瞬時に察知することができます。

たとえば、お茶を飲みたいと思っていたらさっとお茶がでてきたりします。
このように、こちらから言わなくても行動することができてしまうのが特徴です。
そのため周りからは「気が利く人だな」という印象もたれることが多いでしょう。

特徴④：勘違いされやすい

めざとい人は残念なことに気が効くあまり、あざとい人と勘違いされるのも特徴の一つです。
しかし、周囲だけに限らず自分が損になるようなことはしません。

行動には一貫性があり、どんな立場に人でも態度は変わらず同じ行動をします。
逆にあざとい人は自分の欲のためにするので行動に一貫性がなく、人によって態度が変わります。

特徴⑤：他人のあら探しはしない

めざとい人は、悪口やうわさ話をしません。
なぜなら悪口やうわさ話は、疲れるだけで何のメリットもないと思っているのです。

たとえ、悪口を聞かされても「それはその人の良さだよ」と良い方に考えて個性と捉えます。
悪口の中にも他人のプラスな部分を見つけることができる洞察力の高さも特徴の一つです。

特徴⑥：ほめ上手

めざとい人は、損するようなことをしたくないと思っているのが特徴です。
仕事でもスムーズに事が運ぶよう人を励ましたり、よく褒めます。

褒めることで相手のやる気を引き出し、互いにいい関係になることを望んでいます。
それが、お互いに損しないということを知っているのです。

褒めれて悪い気になる人など滅多にいません。
余計頑張りたくなるし、いい情報を届けようとするのではないでしょうか？

特徴⑦：タイミングがいい

とにかくタイミングがいいのがめざとい人の特徴です。
日頃から注意深く物事を観察しているからで、周囲の変化を敏感に感じ取るからこそできることです。

ビジネスのシーンでも、今がチャンス！と思ったら即行動に移し、迷うことはありません。
タイミングの良さは周囲に頭の回転が早い、仕事ができる人という印象を与えるでしょう。

特徴⑧： 冷静である

めざとい人で騒がしく動き回っているような人はあまりいないでしょう。
どちらかというと冷静沈着な印象です。

小さな損は許しても大きな損はをしたくない！スムーズに事を運びたいという考えです。
万が一何か起こっても、さっと対応できるよう冷静さをたもち周囲に目を向けているのです。

特徴⑨：気持ちに寄り添える

めざとい人は本当にさまざまなことに気がつきます。
人の気持ちや考えていることでも怖いくらい感じるのです。

今相手に何が必要なのか？どうしてほしいと思っているのか？
このような気持ちを瞬時に察し、フォローすることができます。

またタイミングがいいのも特徴です。
さらっと相手の気持ちに寄り添った行動は、おせっかいというよりは気配りと感じることでしょう。

特徴⑩： 危機管理に優れている

めざとい人は常に冷静沈着で、物事を注意深く見ることができます。
そのため物事の先を見越す能力にたけています。

「これをしたら、後はどうなるだろう」など結果を想像し、損をしないよう策を練るのです。
このような先を見越した考えは危険を回避することにつながり、危機管理に優れた頼りになる人だと思われることが多いでしょう。

特徴⑪：決断力がある

めざとい人には決断力があります。
普通なら迷う場面でも、迷わず決断する事ができます。

多くの人が絡んでいる場合にはちゃんと周囲の状況や意見を組み込んだ決断となります。
周囲の人たちが損にならないよう決断をすることができます。

「めざとい」は褒め言葉？

私たちはめざといと言われたり聞くと、あまり良い印象を持ちません。
どちらかと言うと「すぐに見つけるから気の抜けないやつだ」という感じの嫌な印象を与えます。

しかし、本来は「誰よりも早く見つける」「するどい」という意味です。
マイナスな要素を見つけた時は「見つけてくれて助かった」となるので本当はいい意味で使われる誉め言葉と言えます。

めざといが悪い意味で使われるパターン

本来はいい意味で使いたいめざといですが、場合によっては逆になることも。
嫌な印象で使われる場合とはどのような状況なのでしょうか。

パターン①：評価を得るために行動する

めざとい人は気が利くあまり、評価を得るためにやっていると勘違いされることがあります。
女性同士の場合は気にいられようとしているなど、やっかみを持たれることもあるでしょう。

しかし、よかれと思ってやっているので見返りなど思ってもないでしょう。
誰に対しても同じ行動なので見ていれば分かるでしょう。

パターン②：裏があるのではと思われる

めざとい人は、常に周りに気をくばっています。
その気配りが逆に相手になにかあるのでは？と思わせてしまうことがあります。

しかし、いつもではなく周囲を見渡し、必要な時に必要なことだけしかしていません。
たまたまなんだ、気配りしてくれているんだとありがたく受け入れましょう。

パターン③：出し抜こうとしている

めざとい人は、常に冷静で平常心を保っています。
そのため何を考えているのかわかないという印象を与えてしまいます。

しかし、それは何か起こってもさっと対応できるように周囲に目を向けているだけです。
人のあらを探し、出し抜こうなどとは考えてもいないでしょう。

パターン④：誰にでもいい顔している

めざとい人は褒め上手なあまり、誰にでもいい顔する八方美人と思われることがあります。
ですが、誰にでもどのような話でも同調することはありません。

事がスムーズに行くように、利益になるように立ち振る舞っているだけです。
言動に注目すると勘違いすることもなくなるでしょう。

パターン⑤：おいしいとこだけ持っていく

めざとい人は観察能力にたけているので、言われなくてもさらっと動くことができます。
そのため、おいしい所だけ持っていく人と勘違いされることがあります。

ところが、そもそもその行動自体おいしいと思っていないでしょう。
自分が動くことで損をしないのであればそれがベストいう考えのもと自然と動いているのです。

いい意味でめざとい人になる方法

めざとい人は気転がきき、決断力もあるので多くの人に憧れられる存在です。
どのようなことをしたらなれるのか？その方法をみていきましょう。

1. 見る目を養う
2. 悪口を言わないようにしよう
3. 人のいい部分を見る
4. 褒め上手になろう
5. 自然な行動を心がける

方法①： 見る目をやしなう

めざとい人になるためにぜひ真似してみたい方法として、見る目を養うことから始めてみましょう。
ただ急に明日身に付くような能力ではないので、普段から事の流れや人の言動を注意深く見ること、知ることが大切です。

そうすれば、本心だけで突っ走って後悔すようなことはありません。落ち着いて考えたり判断できる力が身に付き、先を見越した考えができるようになります。

方法②： 悪口を言わないようにしよう

悪口やうわさ話は心を疲れさせ偏った考えにさせてしまいます。
めざとい人は、そのような疲れることに価値を見出していません。

そのため、目指すならそのような環境に身をおかないのが一番。
常に公平な目や柔軟な考えで見れるよう努力してみましょう。

方法③：人のいい部分を見る

先程の悪口を言わないに似ていますが、感謝の気持ちを持つと人のいい部分が見えてきます。
また、人のいい部分を見るということは一方で、その人の足りない部分を知るということです。

そうすれば、困ったときにタイミングよく手助けできるようになります。
たちまちあなたは気配り上手な人となっているでしょう。

方法④：褒め上手になろう

よくも悪くもめざとい人は褒め上手です。
物事がより良い方に進むように、褒めることで相手のやる気を引き出しています。

このような行動をとることで、あなたの為に頑張ろうとする人も出てきてくるでしょう。
そうすれば気持ちに余裕も生まれ、常に冷静で落ち着いた態度をとることができるようになります。

ただ、見返りや何かを期待したような浅はかな気持ちはなしです。
欲をもってする行動は周囲にすぐばれ、あざとい人になるので注意が必要です。

方法⑤：自然体で接する

残念なことに、めざとい人は気が利くあまり勘違いされるのも特徴です。
勘違いされないためには、自然な行動を心がけるようにしましょう。

欲のために動くとすると偏った人にしかいい顔しないようになります。
でも、めざとい人は誰に対しても同じような行動をとります。

見返りを期待せず、よくなればいいなという自然な気持ちが大切です。
そうすることで、物事の流れを掴むことができ先を見越せるようになるでしょう。

めざといはかっこよくていい言葉！

めざといは良くも悪くも印象を与えてしまう言葉。
ですが本来は「目の付け所がいい」「感覚がするどい」などかっこよくていい褒め言葉です。

くわえて、物を見る目があり、決断力がある人。
めざとい人になりたいと思ったらまずは特徴を知って真似してみるのもいいかもしれません。