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男女別!英語のかっこいい名前【アメリカ】

英語じゃなくてアメリカ語のかっこいい名前

それでは、男女別の英語のかっこいい名前を見ていきましょう。
まずはアメリカ版の英語のかっこいい名前です。

男の子

かっこいい名前①:Michael

Michael:マイケル
聖書の大天使長であるミカエルにあやかった英語のかっこいい名前です。
正義と勇敢さのシンボルであり、天使と悪魔の聖戦時には天使軍の軍団長をつとめています。

天使の中でもかなり高地位につく大天使なので、聖書の広がりとともに英語圏でマイケルの名前が増えました。

かっこいい名前②:Kyle

Kyle:カイル
イギリス、スコットランド系アメリカ人に見られる英語のかっこいい名前がカイルです。
イギリスでは姓に見られる名前で、先祖を大事にする気持ちが名前に表現されています。

また女性の名前としてつけられる場合にはKylie(カイリー)などと語が変化するのが特徴です。

かっこいい名前③:Norman

Norman:ノーマン
イギリスでも見られるかっこいい名前ですが、イギリスで使われる時は女子名か姓で用いられることが多いようです。
古代ゲルマン語でバイキングのことを示すnorthmanが由来。

アメリカでも特に歴史のあるドイツ系アメリカ人の家系にある英語名です。

かっこいい名前④:Thomas

Thomas:トーマス
世界中どこにでも多い男の子の名前ですが、英語読みですとトマスとなります。
トマスはイエス・キリストの使徒の一人として新約聖書に登場する人物です。

アメリカの大統領や副大統領の名前、政治関係者に多く見られる名前で、聖人トマスの思慮深く用心深い人物像が政治の世界では好ましいのでしょう。

かっこいい名前⑤:Tom

Tom:トム
トーマスの略形としてアメリカで人気の英語がかっこいい名前です。
ハリウッドで活躍する映画スターにも多い名前なので認知度が高いと言えます。

イギリス名ではThomという英語表記に変化する場合もあるようです。
正直な人という意味を持ち、男子にも女子にも使えます。

かっこいい名前⑥:Edwin

Edwin:エドウィン
古い英語のEadwineに由来し、eadで富と運を、wineで友人を示します。
富と運を友人とするという、とても縁起の良い英語のかっこいい名前です。

かっこいい名前⑦:Jacob

Jacob:ジェイコブ
イギリス版かっこいい英語の名前にジョセフがあります。
ジョセフは聖書の中のヨセフの名前が変化したものですがジェイコブはヨセフの父ヤコブにあやかった名前です。

ヤコブはイエス・キリストにとても近い聖人で、国によって名前の形を変えながら愛されています。

かっこいい名前⑧:Andrew

Andrew:アンドリュー
イエス・キリストの使徒の一人である聖アンデレにちなんでつけられた名前で、謙虚さと勤勉のシンボルになっています。
様々な派生形があり、イギリスではアンドルー、フランスではアンドレ、アメリカではアンドリューと変化するのが特徴のかっこいい英語の名前です。

かっこいい名前⑨:Scott

Scott:スコット
スコットランド人を意味する言葉で、英語圏に多いかっこいい名前です。
スコットランドといえばイギリスが近いものですが、イギリスでは姓にスコットを用いるケースが多く、スコットランドから移住したスコットランド系アメリカ人はルーツを大事に思う気持ちを英語の名前にこめるようになりました。

かっこいい名前⑩:Gene

Gene:ジーン
英語圏のEugeneがアメリカで変化してGeneというかっこいい名前となりました。
Eugen(ユージーン)の略称としても使われます。

Geneの意味は遺伝子で、生命の継承をあらわしているのです。

女の子

かっこいい名前①:Jean

Jean:ジーン
かっこいい名前男の子版に同じ読みを持つジーンという名前がありますが、女の子版のジーンは由来がやや異なります。
古いイギリスの名前にJaneという英語名がありましたが、時代を経るとともに使われることが少なくなり、アメリカにおいてJeanというかっこいい名前としてよみがえったのです。

かっこいい名前②:Amy

Amy:エミー
エイミーとも発音されます。
古いフランス語のaime(エメ)がかっこいい名前に変容したもので意味は愛や好意となります。
中世の時代に英語圏で使われるようになりましたが、それほど一般的ではありませんでした。

19世紀頃、英語圏からアメリカに移住した人たちの間で流行し、女の子の人気の名前としてよみがえったのです。

かっこいい名前③:Katharine

Katharine:キャサリン
イギリスではKatherine(キャスリン)と英語表記され、ドイツではKatharina(カタリナ)というように、国によってさまざまに姿を変えるかっこいい名前です。
愛称はキャシー、ケイティと略されます。

かっこいい名前④:Nancy

Nancy:ナンシー
元はAnn(アン)やAnnne(アンヌ)の略称ですが、現代ではナンシー自体がかっこいい名前として人気のポジションを確立しています。
20世紀頃のアメリカにおいて女の子につける英語の名前として大流行したからです。

かっこいい名前⑤:Gloria

Gloria:グロリア
歌の歌詞に魅力的な女性の名前として登場することの多いかっこいい名前です。
元々は栄光や賛美、成功を示す英語の単語であるgloryから派生しています

ポルトガル女王の名前で、ポルトガル圏では高貴な名前として貴族の間で使われていましたが、アメリカの女優グロリア・スワンソンの知名度によりアメリカ国内で広く一般的に使われる名前となりました。

男女別!英語のかっこいい名前【イギリス】

英語でかっこいい名前を持つ人達

それではイギリス版、英語のかっこいい名前をご紹介します。
イギリスではどのようなかっこいい名前があるのでしょうか?

男の子

かっこいい名前①:William

William:ウィリアム
正統派英語が標準語となっているイギリスで人気のかっこいい名前です。
イギリス王室にウィリアムという英語名が多い理由はイギリス王室の祖となるイングランド王の名前がウィリアム1世だからと言われています。

ドイツ語の名前であるWilhelm(ヴィルヘルム)が由来とされていますが、イングランド平定の争いが続いていた時代、ドイツは友好国で戦にも協力することがあったようです。
そのためイギリス王室には元ドイツ王族の血も混じっています。

かっこいい名前②:Arthur

Arthur:アーサー
アーサー王物語の王様の名前で、その勇ましいエピソードから強く賢い英雄というイメージになり、かっこいい名前として英語圏で多く使われるようになりました。

かっこいい名前③:Colin

Colin:コリン
英語圏で多いかっこいい名前ですが、近年はアメリカでも多く見られるようになってきました。
元はスコットランドの公用語であるゲール語で子犬や若い犬という意味を持ち、スコットランドの主要な産業である牧羊業において犬をとても大切に扱っていた歴史からきています

かっこいい名前④:Joseph

Joseph:ジョセフ、ジョウゼフ
Jo(ジョー)という略称が定着している、英語のかっこいい名前です。
旧約聖書の創世記に登場するヨセフが語源となっています。

ヨセフはエジプトを飢饉による食糧難から救った英雄で、ヨセフにあやかり誠意ある人物に育ちますようにとの願いをこめて名付けられることが多いのです。

かっこいい名前⑤:Connor

Connor:コナー
コリンと同じく、ゲール語を由来としていて猟犬や成熟した犬、オオカミという意味を持ちます。
牧羊の歴史を持つ国では犬が大変大事にされてきました。

特にイギリスと密接な関係にあるアイルランドに多いかっこいい名前です。

かっこいい名前⑥:Jeremy

Jeremy:ジェレミー
Jeremiah(ジェレマイア)の略称です。

新約聖書の中の預言者エレミヤの名前が時代の流れとともに変化しました。

かっこいい名前⑦:kevin

kevin:ケヴィン
英語圏で多いかっこいい名前の一つがケヴィンです。
古いアイルランド語が元になっていて尊い生まれという意味があります。

フランスやドイツ、アメリカやオランダなど、世界各国で見ることのできる名前ですが、近年イギリスで増えている名前です。

かっこいい名前⑧:James

James:ジェームズ
イギリスだけでなくアメリカの俳優にも多いかっこいい名前がジェームズです。
パッと頭に浮かぶ有名人がたくさんいるかと思いますが、元々は英語圏を由来としています。

古くはスコットランド王の名前でしたが、そのジェームズ6世がイングランド王として戴冠したことによりイギリス全土で人気の英語名となったのです。
映画で有名なMI6某スパイの名前もジェームズとなっています。

かっこいい名前⑨:Charles

Charles:チャールズ
イギリス王室に多い名前の一つで、ロイヤルネームの一つに数えられます。
英語圏ではチャールズですが、ドイツ語形だとカール、フランス語圏だとシャルルとなり、王族の名前として共通するかっこいい名前です。

かっこいい名前⑩:Alfred

Alfred:アルフレッド
イギリスだけでなくドイツやフランス、ノルウェーにも多いかっこいい英語の名前です。
アルフレッドの意味は古代英語で天の声を聞ける人という意味です。

イングランドの王アルフレッド大王は勇猛さで有名ですが、かなりの読書家で深い知識を持ち、多くの本を翻訳したことで知られています。

女の子

かっこいい名前①:Sydney、Sidney

Sydney:シドニー
シッドニーと発音するのが、かっこいい英語の名前です。
女の子にも男の子にも見られる名前ですが、やや女子の名前に名付けられることの方が多くなってきました。

yとiのバリエーションがあります。

かっこいい名前②:Audrey

Audrey:オードリー
偉大な女優オードリー・ヘプバーンのおかげでかっこいい英語の名前として広く知られるようになりました。
7世紀頃、イングランド東部のアングリア地方に修道院を設立した功績で聖人となったプリンセスの名前に由来します。

かっこいい名前③:Mary

Mary:メアリー
英語読みだとメアリーとなり、米国読みだとメリーと発音される女児のかっこいい名前です。
日本ではメリーの方が一般的です。

聖母マリアをイギリス形にした名前で慈愛の心を持ち続ける人という意味があります。
スコットランドの女王、フランス王妃の名前として有名です。

かっこいい名前④:Elizabeth

Elizabeth:エリザベス
イングランド王家の女王の名前として、英語圏の女の子の名づけで人気のかっこいい名前です。
古代ヘブライ語のエリザベートから派生していて神に誓うという意味があります。

主な愛称はリズやベスが一般的です。

かっこいい名前⑤:Amelia

Amelia:アメリア
元々、Amalia(アマリア)というヨーロッパ全土に多い女性の名前のバリエーションの一つです。
英語表記でEmilia(エミリア)と間違われやすいですが、意味は異なりますので混同しないようにしてください。

アメリアの意味は生命力にあふれているという意味です。

男女別!英語のかっこいい名前【フランス】

かっこいい名前が英語でつけられた美術館

では、フランス版英語のかっこいい名前を見ていきましょう。
フランスのかっこいい名前を男女別にご紹介します。

男の子

かっこいい名前①:Louis

Louis:ルイ
フランス語圏の男の子の名前でかっこいい英語の名前の一つにルイがあげられます。
フランス国王の名前として継承されてきました。

有名ブランドの名前としてご存知かと思います。
フランス革命の後に知名度が少し落ちたものの、その高貴さで人気が再燃し世界中に広まった名前です。

アメリカでは語尾のsを入れてルイスと発音します。

かっこいい名前②:Georges

Georges:ジョルジュ
フランス語圏、男子のかっこいい名前です。
英語の名前にあるGeorge(ジョージ)をフランス形にするとジョルジュと読みます。

ギリシャの聖人ゲオルギオスから由来したと言われていて、元の名前の意味は大地の恵みを受ける人という意味があるのです。
農業を営む方にはピッタリの名前ですね。

かっこいい名前③:Guillaume

Guillaume:ギョーム
イギリス版、男の子のかっこいい名前にあるウィリアムのフランス語版です。
ドイツ語を語源としていて意志を貫くという意味があります。

英語表記と読みが特殊ですが、フランスの王侯貴族の名前に多く見られる名前です。

かっこいい名前④:Alain

Alain:アラン
Alainは英語読みするとアレンで、ヨーロッパ全土で広く使われているかっこいい名前の一つとして知られています。
語源がはっきり分からないほど古くからあり、4世紀から5世紀ごろにヨーロッパへ移住したイラン系民族からついたのではないかという推測がある名前です。

かっこいい名前⑤:Alexandre

Alexandre:アレクサンドル
英語読みだとアレキサンダーとなりますが、フランス語圏ではアレクサンドルと発音するかっこいい名前です。
ギリシャの勇猛な軍人で王であるアレクサンダー大王から継承された名前で、『三銃士』の著者であるアレクサンドル・デュマ・ペールによりフランス国内で一般的となりました。

アレックスという愛称で呼ばれることが多いようです。

かっこいい名前⑥:Henri

Henri:アンリ
ドイツ語圏の名前であるハインリヒがフランス語形に変化したかっこいい名前です。
フランス語圏ではHを発音しないためにアンリという呼称になりますが、英語圏ではヘンリーと変化します。

日本では女性の名前でつけられることが多いようです。

かっこいい名前⑦:Francois

Francois:フランソワ
元は古いラテン語であるフランキスクスが変化した形がフランソワです。
英語圏ではフランシスとなり、スペイン語圏ではフランシスコとなるなど、国によってさまざまに変化するかっこいい名前として知られています。

フランソワーズはフランソワの女性名称で、発音が美しい名前です。

かっこいい名前⑧:Clovis

Clovis:クロヴィス
現代のフランスやイタリア北部、オーストラリアなどにまたがる大帝国フランク王国を統一した初代の王を讃えたかっこいい名前です。
英語圏ではクローヴィスと発音します。

かっこいい名前⑨:Jean

Jean:ジャン
フランスの男の子の名前として人気のかっこいい名前ですが、世界各国でそれぞれの言語に変化して対応されているのが特徴です。
英語圏ではジョンに変容し、女性形ではジャンヌと変化します。

かっこいい名前⑩:Jerome

Jerome:ジェローム
元々はギリシャの神聖なる名前という単語を由来としているかっこいい名前ですが、歴史の古さから姓として使われているケースも多い名前です。
英語で表現する時の相性はJerry(ジェリー)と呼ばれます。

女の子

かっこいい名前①:Jade

Jade:ジャド
女の子の名前ではジャドを英語のかっこいい名前の一つとして紹介しましょう。
フランス語で翡翠をあらわす言葉で、主に彫刻に使われる翡翠を指し示します。

1970年代頃から女の子の名前として人気になりましたが、それ以前は男の子につけられるケースもありました。

かっこいい名前②:Pansy

Pansy:パンジー
「思慮深い」という花言葉を持つパンジーは、ウィットに富んだかっこいい名前です。
古いフランス語のパンセから派生しました。

小さく可憐な花ですが、色によって幸せや喜び、天真爛漫などの前向きな花言葉がならびます。

かっこいい名前③:Emmanuelle

Emmanuelle:エマニュエル
男性名詞として使用する場合ではEmmanuelと英語表記され、神は私達と共にいるという意味を持つかっこいい名前です。
由来は旧約聖書の中の救世主を示す名からきていて、主にフランスで多く使われるようになりました。

かっこいい名前④:Adele

Adele:アデル
元はAdelaという英語名からフランス語形に変化した名前です。
貴族という意味を持つことから高貴な名前として知られるかっこいい名前で、実際に王族の女児につけられるケースが多いです。

かっこいい名前⑤:Chloe

Chloe:クロエ
ギリシャ語にルーツのあるクロエも女の子のかっこいい名前として人気です。
意味は芽吹きで、植物の芽吹く様子や新緑の美しさを表現した、春にピッタリの名前と言えます。

英語圏には16世紀からの宗教改革以降に広まりました。

男女別!英語のかっこいい名前【イタリア】

英語を話さないかっこいい名前の女王

次は英語のかっこいい名前イタリア版をご紹介します。
イタリアにはどのようなかっこいい名前があるのでしょうか?

男の子

かっこいい名前①:Leonardo

Leonardo:レオナルド
アメリカの俳優の名前として有名なレオナルドですが、ルーツはイタリアにあります。
あまりに有名な人物にイタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチがいることから広く世に知れ渡りました。

Leoはライオンすなわち獅子のことで、強い獅子という意味がこめられたかっこいい名前です。
英語読みはレナードで表記もLeonardとなることがあります。

かっこいい名前②:Andrea

Andrea:アンドレア
アメリカのかっこいい名前の一つであるAndrewのイタリア語形です。
イタリアでは主に男の子のかっこいい名前として使われていますが、響きが美しいので女の子の名前にもつけられるケースが増えてきました。

かっこいい名前③:Rodolfo

Rodolfo:ロドルフォ
英語読みRudolf(ルドルフ)のイタリア語形で、ローマ王となった皇帝ルドルフ1世にあやかって流行したかっこいい名前です
ドイツや、スペインなどにも派生していて高貴さと強さと賢さの象徴とされています。

かっこいい名前④:Gaius

Gaius:ガイウス
由来がはっきりと分からないほど古い古代ローマのファーストネームで、喜びに満ちあふれたという意味を持つかっこいい名前です。
ローマ帝国の要人だけでなく、庶民の間でも人気の名前でした。

かっこいい名前⑤:Marco

Marco:マルコ
イタリア語圏でとても多いかっこいい名前で、由来はローマ帝国のシンボル神であるマルスからつけられたとも、聖人マルコにちなんだ名前とも言われています
マルコを英語読みするとMark(マーク)となり、こちらもポピュラーな名前です。

ヴェネツィアの探検家マルコ・ポーロによって英語圏にその名が広まりました。

かっこいい名前⑥:Adolfo

Adolfo:アドルフォ
英語圏だとAdolf(アドルフ)、イタリア語圏やスペイン語圏だとアドルフォに変化します。
崇高な狼という意味を持つかっこいい名前で、スウェーデン王の名前に使われた歴史もあるほどです。

かっこいい名前⑦:Samuele

Samuele:サムエレ
英語やフランス語のかっこいい名前であるサミュエルがイタリア語形に変化したのがサムエレです。
神の名前や神の声を聞くという意味を持つ言葉で、旧約聖書の中の預言者にちなんだ名前として知られています。

宗教改革後にホーリーネームとして世界各地で使われるようになりました。

かっこいい名前⑧:Antonio

Antonio:アントニオ
イタリアとスペインの古い名前であるアントニウスから派生したかっこいい名前がアントニオです。
古代ローマ帝国に多かった姓のアントニウスが後世に継承されています。

英語形Anthony(アンソニー)は、イギリスで人気の名前の一つです。

かっこいい名前⑨:Luca

Luca:ルカ
イタリアのかっこいい名前男の子版の一つにルカがあります。
新約聖書の著者と言われる聖ルカにちなんだ名前で、フィレンツェ出身のルネッサンス彫刻家の作品とともにヨーロッパに広がりました。

英語圏でLuke(ルーク)と形を変え、さらにアメリカにまで伝わったそうです。

かっこいい名前⑩:Romeo

Romeo:ロメオ
ローマへの巡礼者という意味を持つ後期ラテン語のRomaeusが径年数とともにかっこいい名前に変化したのがロメオです。
英語読みはロミオとなり、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』で悲劇の主人公を演じています。

女の子

かっこいい名前①:Belinda

Belinda:ベリンダ
美しく女性らしいという意味を持つベリンダはイタリア版女の子のかっこいい名前です。
語源は英語のbeauty(美)ともイタリア語のbella(美)とも言われていて、ドイツ語のlind(素敵)との造語とも言われています。

かっこいい名前②:Lucia

Lucia:ルチア
キリスト教で聖女の一人にあげられる聖人の名前がシラクサのルチアです。
同じく聖女であるアガタの声を聞き、癒しの力を持ち、その力をいぶかしんだ役人から迫害を受けても信仰心を失わずに数々の奇跡を人々に見せたと言われています。

英語ではLucille(ルシール)フランス語ではLucie(リュシー)と変化して、ヨーロッパ全土で広く使われているかっこいい名前です。

かっこいい名前③:Julia

Julia:ユリア
古代ローマ帝国におけるユリウス一族の女性名称がユリアです。
18世紀以降、ジュリアという英語読みでヨーロッパ全土に広まりました。

日本でもかっこいい名前として人気になっている名前です。

かっこいい名前④:Elena

Elena:エレナ
イタリアの女の子版でかっこいい名前の一つがエレナです。
ローマ帝国を再統一したコンスタンティヌス帝の母であり、ゴルゴダの丘で聖十字架を発見した聖ヘレナに由来します。

かっこいい名前⑤:Bianca

Bianca:ビアンカ
イタリア語で白色を意味するBlancheと同系の言葉がかっこいい名前となった経緯で、ビアンカともブランカとも呼ばれます。
シェイクスピアの作品でビアンカという名前の女性が登場すると、イタリアだけでなく英語圏でも流行しました。

男女別!英語のかっこいい名前【その他の国】

英語でかっこいい名前を考える

では、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア以外の国での英語のかっこいい名前をご紹介しましょう。
色々な国の英語でかっこいい名前をまとめました。

男の子

かっこいい名前①:Paul

Paul:ポール
イギリスやフランスだけでなく、ドイツやオランダなど世界各地で見かける名前がポールです。
その語源はイエス・キリストの使徒の一人である聖パウロから来ており、キリスト教の広まりとともに世界中でこの名前が増えました。

かっこいい名前②:Gabriel

Gabriel:ガブリエル
偉大な四大天使の中の一人であるガブリエルは閃きと大いなる援助を守護します。
さらに物事を再生させる力もありますので、活力あふれる名前として男児の名前につけられることが多いようです。

発音も意味もかっこいい名前として、英語圏以外でも人気を誇っています。

かっこいい名前③:Raphael

Raphael:ラファエル
偉大な四大天使の中の一人であるラファエルは癒しの力の象徴天使です。
とてもかっこいい名前ですが、イギリスやアメリカといった英語圏では少なく、ブラジルやメキシコ、エクアドルといった聖地信仰の強い国に多く見られます。

かっこいい名前④:Sebastian

Sebastian:セバスチャン
英語表記には2通りあり、SebastianとSebastienがあります。
それぞれの読みはセバスチャンとセバスティアンとなりますが、イタリア語圏ではセバスティアーノとなるなど、それぞれの国による独特の変形が見られるかっこいい名前です。

キリスト教の聖人である聖セバスティアヌスを讃えた名前で、ぶれない信仰心をあらわしています。

かっこいい名前⑤:Simon

Simon:シモン
英語圏ではサイモンと読むことの多いSimonはギリシャでよく見られるかっこいい名前です。
新約聖書の中の聖人シモンが元になっていると考えられています。

シモーヌはシモンの女の子版で男女共通のかっこいい名前として人気です。

かっこいい名前⑥:Florian

Florian:フロリアン
主にドイツでポピュラーなかっこいい名前で、由来はローマ皇帝のフロリアヌスからとも聖人フロリアンからとも言われていますが、ドイツで広まったことを考えると聖人フロリアンを讃えてつけられたと考えるのが自然です。
変わらぬ信仰のシンボルであり、炎などの厄災から守護すると人々から崇拝されています。

かっこいい名前⑦:Heinrich

Hinrich:ハインリヒ
ハインリヒも主にドイツ語圏でよく見られる男の子のかっこいい名前です。
ハインリヒやハインリッヒと形を変えて伝わることがあり、愛称はどちらもハインツと呼ばれます。

元々は英語圏のHenry(ヘンリー)という名前がドイツ語版に変化して、ドイツ王の名前となりドイツ国内で人気の名前となりました。

かっこいい名前⑧:Fernando

Fernando:フェルナンド
元は古いスペイン語のFerdinando(フェルディナンド)から派生したかっこいい名前で勇気ある旅立ちという意味があります。
英語圏よりもスペインやポルトガルの王室で多く使われているようです。

かっこいい名前⑨: Salvador

Salvador:サルバドール、サルヴァドール
救う人という意味を持つ英語のかっこいい名前がサルバドールです。
スペイン語圏に多いこの名前を世界中に広めたのが画家のサルバドール・ダリだと言われています。

かっこいい名前⑩:Friedrich

Friedrich:フリードリヒ
ドイツ語圏に多い名前ですが、オランダやチェコなどヨーロッパ全土において多く見られるかっこいい名前の一つです。
元は英語のFrederick(フレデリック)が様々に変化し、ドイツ王室でフリードリヒとして定着しました。

女の子

かっこいい名前①:Emma

Emma:エマ
ドイツやフランス、スペインやアメリカなど世界各国で見られるかっこいい名前です。
語源は古いドイツ語のermenで、物事の要素とそれらすべての集合体である全体を意味し、子を宿す女性の包容力をイメージしています。

かっこいい名前②:Isabel

Isabel:イサベル
イギリスの女の子のかっこいい名前であるエリザベスのスペイン語形で、意味は同じく神に誓うという意味です。
スペインの王家で受け継がれてきた名前ですが、イサベルの名前と類似した名前はイギリスだけでなくポルトガルやフランスにも見られ、王族の女児の名前として定着しました。

かっこいい名前③:Emilia

Emilia:エミリア
イギリスの女の子版かっこいい英語の名前にあるAmeriaと混同されがちですが、こちらはスペイン語圏でポピュラーな女性の名前です。
元はローマの貴族姓だったのですが、結婚などによってスペイン国に入り、名前としてつけられるようになりました。

かっこいい名前④:Melissa

Melissa:メリッサ
メリッサはギリシャ語で蜜蜂を意味する名前です。
ギリシャの名産品であり人々の生活に欠かせないハチミツを作り出す蜜蜂を大事に慈しんでいる様子が分かりますね。

英語圏で女性らしく美しい成長をという希望をこめてつけられることが多い名前です。

かっこいい名前⑤:Gabriella

Gabriella:ガブリエラ
英語のかっこいい名前男性版にガブリエルがありますが、その女性名がガブリエラです。
四大天使のうちの一人ガブリエルにあやかってつけられましたが、ラテン語派生ですと女性名詞は語尾がaの発音となります。

意味は同じで、インスピレーションと再生の象徴です。

英語のかっこいい名前には歴史がある

かっこいい名前を英語で言える人

英語のかっこいい名前にはキリスト教や聖書がからむ名前が多く、信仰の影響が大きいことが理解できます。
名前は時代とともに変化していくものですから、これからも新しい英語のかっこいい名前が増えていくことでしょう。

近年は日本名として英語の名前を取り入れる方も増えていますので外国人っぽい名前をお子様につけたいという方は参考にしてくださいね

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ライター
noel編集部

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