飲み会のお礼メールは重要!上司・取引先や友達へのメール例文9選
成人してお酒が飲めるようになると、年々飲み会へのお誘いが増えていきます。 そして仕事がらみの上司や取引先相手などからご馳走してもらうこともあるでしょう。 あなたはその後に飲み会のお礼メールを送っていますか? もしも送っていないという人は、次の飲み会からは必ず送りましょう。 飲み会のお礼メールの重要性や例文を挙げてみたいと思います。
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飲み会のお礼メールを送る重要性
社会人になるとお付き合いで飲み会に誘われる機会が増えますが、その後の行動であなたの印象が変わってきます。
飲み会のお礼メールもその行動のひとつです。
具体的にどのような重要性があるのか4つ挙げてみましょう。
- 人としてのマナー
- 自分や自分の所属するグループの印象を良くする
- 今後の付き合いを円滑にするため
- 失敗などのフォロー
重要性①: 人としてのマナー
何かをしてもらったらお礼を言うということは人としてのマナーです。
小さい子どもでも、何かをしてもらえば「ありがとう」と言えますよね。
飲み会に誘ってもらい、さらにご馳走になったのであれば、まずはそのことに対してのお礼の気持ちを伝えるべきでしょう。
またメールというのは非常に便利で、毎日顔を合わせられない状態でも気持ちを伝えることがてきます。
飲み会のお礼メールを送ることで感謝の気持ちを伝えることは、大事なコミュニケーションの一環です。
重要性②: 自分や自分の所属するグループの印象を良くする
見返りを求めてご馳走したのではないにしろ、感謝の言葉が一言もなければ相手からの印象は良くありません。
仕事がらみであれば自分だけでなく、自分が勤めている会社の印象をも左右してしまいます。
最悪の場合、そんなことから取り引きがなくなることに繋がりかねません。
もしあなたが人に何かをしたとき、お礼の言葉がなかったらどう思いますか?
「この人はお礼も言えない礼儀知らずな人だな」と思いませんか?
そうならないためにも、飲み会のお礼メールはお忘れなく。
重要性③: 今後の付き合いを円滑にするため
上記のように、飲み会に誘ってもらったのであればお礼をするのは礼儀です。
こういった些細なことの積み重ねが、あなたという人の印象を左右します。
無礼な人とはできるだけ付き合いたくないという気持ちになりますが、逆にきちんと感謝の気持ちを伝えてくれる人とは接していて気持ちがいいものです。
なので飲み会のお礼メールは絶対に送るべきなのです。
仕事でもプライベートでも、次もまた会いたいと思う相手であればなおさらです。
重要性④: 失敗などのフォロー
飲み会となるとお酒の席なので、何か失態を晒してしまうこともあるかもしれません。
自分が覚えていればもちろんですが、人づてで「昨日はこんなことをやらかしていたよ」などと聞いたのであれば、速やかにお礼メールと謝罪の言葉を述べましょう。
過ぎてしまったことは取り返しがつかないので、せめて謝罪するだけでも印象が違います。
自分の後始末は自分でしましょう。
飲み会のお礼メールに盛り込む内容
飲み会のお礼メールの大切さがわかったところで、実際に文章を作りはじめると何を送ればいいんだろう?と迷うかと思います。
次にご紹介するのは、飲み会お礼メールに入れると良い内容5つです。
飲み会お礼メールでなくても使える基本の構成なので、迷ったときは参考にしてみてください。
- お礼の言葉
- お店や食事の感想
- その日話した内容やその感想
- 今後に対しての自分の気持ち
- 締めの言葉
内容①: お礼の言葉
まずは何よりも最初に、飲み会に連れていってもらったことに対するお礼をしましょう。
メールというのは読むときの相手の反応や状況がわかりません。
もし相手が忙しいときにメールを開けば、最後のほうに書かれた内容は流し読みされてしまうかもしれません。
なのでお礼メールでは特に、一番最初に伝えたいお礼の気持ちを綴ります。
内容②: お店や食事の感想
もしも同僚との飲み会や自分だけだと行けないような高級なお店や人気店に連れていってもらったのであれば、そのことにも触れてお礼メールを送りましょう。
相手はおそらく、こんなお店にも自分なら行けるんだということを多少なりともアピールしたかったはずです。
そのプライドをくすぐるような内容を添えられたら、あなたの印象もきっと良くなるでしょう。
ただし、どこにでもあるようなチェーンの居酒屋などでの飲み会だった場合は嫌味にとられかねないので、送る必要はありません。
ここぞというときにだけ使うように気を付けましょう。
内容③: その日話した内容やその感想
その日の飲み会で話した内容を入れるのも重要です。
きちんと話を聞いていたことが伝わり、相手も悪い気はしません。
すべての内容を入れる必要はありませんが、特に勉強になったことや興味深かった内容をひとつ入れてみてください。
また、何を送るかを思い出すことで、相手との会話を改めて思い出すことにもなり、自分にとってもプラスになるでしょう。
内容④: 今後に対しての自分の気持ち
その日の会話の内容を入れたら、それについて自分が思うことを添えられたらより好印象です。
例えば上司や先輩との飲み会で、仕事に対する姿勢や考え方についてのアドバイスをもらったのであれば、「〇〇さんにいただいたアドバイスを活かせるようにがんばります」などです。
飲み会の席だと、目上の人は部下に対して何かアドバイスをしたくなるものです。
それを真摯に受け止めてくれる部下はかわいがりたくなります。
内容⑤: 締めの言葉
最後の締めの言葉をきれいにまとめられたら完成です。
自分がお礼メールをもらうにしても、「ありがとうございました」だけよりも、「ぜひまたご一緒させてください」の方がうれしくはないでしょうか?
また行きたいと思うほどに楽しかったという気持ちが伝われば、次にも繋がりやすいです。
何か一言添えるようにしてみてください。
飲み会のお礼メール例文【上司・社内】
実際に飲み会のお礼メールの例文を挙げてみましょう。
特に送る機会が多く、内容にも困るのが【上司・社内】宛てのお礼メールでしょう。
場面ごとに使える3パターンをご紹介します。
- お礼メールの基本文(送る内容に困ったとき)
- 今後の抱負をふまえたお礼メール
- 自分の失敗を謝るお礼メール
例文①: お礼メールの基本文(送る内容に困ったとき)
○○さん
昨日はご馳走していただきありがとうございました。
○○さんのお話が聞けて、とても勉強になりました。
仕事に活かせるように改めて頑張りたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
○○(自分の名前)
例文②: 今後の抱負をふまえたお礼メール
〇〇さん
昨日は美味しいお食事に連れていってくださりありがとうございました。
新しい企画について行き詰まっておりましたが、悩みを聞いてアドバイスをしていただきとても勉強になりました。
企画成功に向けて改めて取り組んでまいります。
至らぬところも多々ありますが精進してまいりますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。
〇〇(自分の名前)
例文③: 自分の失敗を謝るお礼メール
○○さん
昨日はお食事をご馳走してくださりありがとうございました。
また、楽しいお食事の場で失礼をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
今後は羽目を外しすぎないように気を付けたいと思います。
もしよろしければまたお誘いいただけましたら光栄です。
今後ともよろしくお願い致します。
○○(自分の名前)
飲み会のお礼メール例文【取引先・社外】
【上司・社内】宛てと同じく送る機会が多いのが【取引先・社外】宛ての飲み会のお礼メール。
こちらは社内の上司に比べると、相手に失礼がないように文面にも配慮が必要です。
言葉遣いに気を付けて作成しましょう。
- 合同飲み会のお礼メール
- 接待飲み会のお礼メール
- こちらからのお誘いの飲み会お礼メール
例文①: 合同飲み会のお礼メール
株式会社○○ △△様
いつもお世話になっております。
○○です。
昨晩は御社と弊社の合同お食事会を開催してくださり、誠にありがとうございました。
お食事はとても素晴らしく、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
弊社社員も皆様とお話しできたことで学ぶことがたくさんあり、大変勉強になりました。
また機会がございましたらご一緒させていただけましたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
メールにて恐縮ですが、昨晩のお礼申し上げます。
例文②: 接待飲み会のお礼メール
株式会社○○ △△様
平素よりお世話になっております。
○○でございます。
昨日はお食事会にお招きいただきまして誠にありがとうございました。
御社の皆様の貴重なお時間をいただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。
現在進行中のプロジェクトについても貴重なご意見、ご指摘を伺えまして、大変参考になりました。
今後の進行に役立てて参りたいと思います。
今度は是非、弊社からお誘い申し上げます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、この度はありがとうございました。
例文③: こちらからのお誘いの飲み会お礼メール
株式会社○○ △△様
いつもお世話になっております。
○○です。
昨晩はお忙しい中お越しいただきまして、誠にありがとうございました。
△△様とお食事ができ、お話できたこと大変うれしく思います。
弊社社員にとって大変勉強になる機会をいただけたこと、重ねてお礼申し上げます。
今後とも長くお付き合いさせていただけましたらと存じます。
メールにて失礼かとは存じますが、お礼申し上げます。
飲み会のお礼メール例文【友達・先輩】
今度は【友達・先輩】への飲み会のお礼メールです。
親しき仲にも礼儀あり、という言葉があるように、仲の良い相手でもお礼メールを送ることは大事です。
仲が良いぶん、相手に合わせた内容をフラットに送りやすいので、その人に合わせた内容を入れてもいいでしょう。
- 友達へのお礼メール
- 先輩へのお礼メール
- 気になる人へのお礼メール
例文①: 友達へのお礼メール
○○ちゃん
今日はご馳走してくれてありがとう!
ご飯もお酒もおいしいし、いいお店だったね。
久しぶりに会えて話も聞けたし楽しい時間でした。
また近々会えたらうれしいな。
お仕事大変みたいだけど、体には気を付けてね。
○○より
例文②: 先輩へのお礼メール
○○先輩
昨日は飲み会へのお誘いに、ご馳走までしていただきありがとうございました。
あんないいお店を知っているなんて、さすが○○先輩ですね。
相談にものってもらって、本当にありがとうございました。
彼氏と仲直りできるように話し合ってみます。
今度は私からお誘いしますね。
それではまた。
○○より
例文③: 気になる人へのお礼メール
○○くん
昨日は飲み会に誘ってくれてありがとう!
いいお店だったし、みんなと会えてすごく楽しかったよ。
今度は昨日言ってた○○にも行こうね!
また連絡します。
○○より
飲み会のお礼メールを送るタイミング
飲み会のお礼メールを送るタイミングでベストなのは、次の日の朝一番です。
時間が経ってしまえば、相手は「忘れているんだな」と感じてしまいますので、当日でもいいでしょう。
基本的には次の日のうちに送るのが良いですが、ビジネスにおいては注意点があります。
それは、次の日に相手が休みの場合は送らないことです。
休みの日に仕事関係の人間からメールが来るのを嫌がる人もいます。
なのでその場合は週明けや、相手が仕事の日に送るようにしましょう。
プライベートでも交流のあるような先輩や上司の場合は、次の日に送っても良いですが、「お休みの日に失礼致します」と一言添えるとイメージアップです。
飲み会のお礼メールを送るときの注意点
最後に飲み会のお礼メールを送るときの注意点もお伝えしておきます。
送る前に最終チェックしておきましょう。
- 文章は簡潔にまとめる
- 誤字や脱字がないかを確認する
- 直接会う場合はそのときにもお礼を伝える
注意点①: 文章は簡潔にまとめる
精一杯感謝の気持ちを伝えたくても、長くなりすぎると読む相手の負担になってしまいます。
できるだけわかりやすく、簡潔に短くまとめて送りましょう。
相手によっては前置きの文章も入りますが、挨拶・締めの言葉以外の本文は4文程度にまとめましょう。
忙しい相手に送る場合はこういった気遣いも大切になってきます。
注意点②: 誤字や脱字がないかを確認する
飲み会のお礼メールに限らず、メールを送る前には誤字脱字のチェックが必要です。
あまりにも誤字脱字ばかりだと、せっかちだったり不注意だったり、相手にマイナスイメージをあたえてしまいます。
スマホやパソコンは予測変換をしてくれるので便利ですが、時に思ってもみない不思議な変換をするときがあります。
送信ボタンを押す前に、暗号のような文章になっていないかを確認しましょう。
注意点③: 直接会う場合はそのときにもお礼を伝える
メールの注意点ではありませんが、やっぱり大切なことは直接伝えることが重要です。
仕事での取引先や、めったに顏を合わせない相手であればとりあえずメールのみになりますが、毎日会う上司などに対しては、メール+直接お礼をするのがベストです。
「メールもお送りしましたが、先日はありがとうございました」の言葉があれば相手も連れていったかいがあります。
気を付けることといえば、直接顔を合わせる前にメールを先に送ることです。
会ってからだと、会うまで忘れていたんだと思われてしまう恐れがあります。
飲み会のお礼メールはできるだけ早めに送ってしまいましょう。
飲み会お礼メールで人間関係を円滑に
仕事でもプライベートでも使える、飲み会のお礼メールについてご紹介しました。
お礼のメール一通があるかないかで、あなたに対する印象は良くも悪くもなります。
どうせなら、デキる人と思われたり、相手からの印象を良くしたいですよね。
これからは飲み会に誘われた後はお礼メールを送りましょう。
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