オラつくとは?オラつく男性・彼氏の特徴と上手な対処法
男性は自分を大きく見せようとして、つい、オラついてしまうことがあります。 「彼氏がオラつくタイプでトラブルに巻き込まれそうになってハラハラさせられた」なんて話を聞いたこともあるでしょう。 オラつくの意味をおさらいしつつ、そんな男性・彼氏の特徴と上手な付き合い方、対処法を紹介します。
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「オラつく」の意味とは?
- 相手を見下した横柄な態度を取る。
- あたりを意識して、自分のほうが上に見られようとする。
- 悪ぶった服装や態度で、「従わなければ損をする相手だ」と思わせようとする。
こんな様子を「オラつく」と表現します。
男性はどちらが上か意識することが多く、いいところを見せようとしたり、ハッタリをかましたりしてしまう…そんなときにも一時的にオラつくことがあります。
「オラオラ、オレは簡単に言いなりにはならないぜ~」と横柄な態度でアピールすることが多く、「オラオラしている奴=オラつく奴」といった表現が生まれました。
オラつく男の特徴
「相手にちょっとかましておくか」という雰囲気を発しているのがオラつく男です。
具体的にオラつく男の特徴をみていきましょう。
- 金髪・茶髪でオールバックやツンツン系スタイル
- ワルを意識したブラック×ゴールドのヤンキーファッション
- オーバーサイズやニット帽のストリート系ファッション
- 肩から前に出るイカツさアピールをする態度
- 低音の怒鳴り声で相手を圧倒しようとする
特徴①:金髪・茶髪でオールバックやツンツン系スタイル
見た目で相手に「やべえやつ」だと思わせたいので、髪を染めて、オールバックやツンツン系のスタイルにキメてる男が多いです。
品の良さや知性といった魅力とは別のベクトルで男の度量を測る価値観に支配されています。
見た目で相手にバカにされないイケている感じをだし、「からんで来たらいつでも痛い目にあわせてやるぜ」という空気を出したいタイプです。
相手が挑発してこなくても、男として上でありたいと考える姿勢は少し自意識過剰なほどです。
特徴②:ブラック×ゴールドのヤンキーファッション
ワルを意識した不良ファッションが好みです。
スカジャンや、龍の刺繍、光沢のある生地、チェーンなどをあわせてケンカが強そう、暴力的でワイルドだというイメージに男らしさを感じています。
もちろん、モテる男のイメージやファッションがこうしたイメージなので、ライバル視している男性に対してだけでなく、女性に対するアピールとしてもワルを強調する傾向が強いです。
特徴③:オーバーサイズやニット帽のストリート系ファッション
力に対して反発する、骨のあるタフガイというイメージからか、ストリート系のファッションを好むオラオラ系男子もいます。
「このあたりエリアで力を持っているイケてるオレ」のように、テリトリーを持っているとでもいいたげな態度で振る舞います。
実際にはケンカを引き起こさず、「オレのほうが上」という空気を出し合ってただ様子をうかがい合うだけのこともあります。
特徴④:肩から前に出るイカツさアピールをする態度
反社会勢力の皆さんの態度を「肩で風を切って歩く」と表現することがあります。
「オレはヤバイやつだから、平凡なやつは近づくな」といった空気をにおわせて、体を揺すって肩から前に出ていくあるき方をさしているのです。
極道が出てくるような映画や、映画「ウシジマくん」では、イカツさをアピールするワルが登場します。
そうしたいかつい悪に憧れ、そんな男性に惹かれる女性にモテたいのが「オラつきやすい男」と言えます。
特徴⑤:低音の怒鳴り声で相手を圧倒しようとする
実際に暴力を振るわなくても、相手を怯えさせるために低音の怒鳴り声を出すことがあります。
オラつく男というのは、本当に腕力にものを言わせて相手を屈服させようとするタイプと、暴力的な一面を見せてワルを気取るけれどケンカは強くないタイプがいます。
女性の前でいいところを見せたい男性は、とりあえず強気で高圧的な態度をとったり、声を荒げて男らしさをアピールしようとします。
偉そうにしても、人格がスカスカなら尊敬を集められないことに気づいていない残念な「オラつく男」も存在しています。
オラつく男に対する女性の本音
オラつく男性は、「自分が上の存在だとアピールしたい」「女性にモテたい」という気持ちが強いようでうす。
オラつく男性に対する女性の本音をみていきましょう。
- 「オラつく男」はうざいと思う女性は多い
- 男の価値観が理解出来ないし「オラつく男」は下品
- 一緒にいてメリットがあると思えない
- 長く一緒にいる相手としては歓迎できない
- 独りよがりで見えっ張りなところがイタイ
本音①:「オラつく男」はうざいと思う女性は多い
男性はプライドが高く、どちらが上かということにこだわりを持っていることが多いものです。
これは、優秀で生存競争で勝ち残ったものが生き残るという、生物としての闘争本能が女性よりも強く働いているからです。
女性にとってこだわりのない上下関係でも、男性にとっては大きな問題だということがあります。
よく理解できない自慢、ライバルへの牽制(けんせい)などに、付き合いきれないと思う女性は少なくありません。
本音②:男の価値観が理解出来ないし「オラつく男」は下品
男性には戦いを好む性質があり、ワルを気取っている男性は特に好戦的です。
自分の価値を確かめ、アピールするためにもケンカ腰で対応することがあります。
中には、自分より弱いもの、立場が的に逆らえないものに対してより強い態度を見せる「オラつく男」もいます。
オラつく気持ちをすっきりさせるために相手に突っかかるのは、下品であきれられるだけです。
本音③:一緒にいてメリットがあると思えない
- 飲食店でクレームを付けるときに激昂する
- 見ず知らずの相手とすぐにトラブルになる
- 友人関係がワルな仲間ばかり
- プライドばかり高く中身がスカスカ
オラつく男は一緒にいると疲れる、うざい、無駄に喧嘩するアホ…。
そんなネガティブイメージを持たれています。
ワイルドな雰囲気をもった男気のある男性に魅力を感じる女性もいますが、その場合には「オラついている」といいません。
「オラついている」と言われることで、人格的に尊敬できるタイプではないと診断されているようなものなのです。
本音④:オラつく彼氏は結婚には向かない
オラつくタイプの男性は、イケているように見せかけているので、遊ぶ相手としては悪くないかもしれません。
しかし、見えっ張りなので金遣いが粗い、雰囲気で他の女性に手を出す、実は小心者、トラブルが絶えない…といったネガティブ要素も多いものです。
注意が必要なのは「周囲に理解されにくい彼を包んであげられるのは自分だけ」と思い込んでしまう恋愛パターンの女子。
オラつくことから卒業の見込みがないままでは、生き方が限定されてしまうので、結婚すると苦労するでしょう。
オラついて調子に乗っているタイプは結婚相手としてはナシだと思う女性が多いのです。
本音⑤:独りよがりで見えっ張りなところがイタイ
オラつく男は、他人からの忠告をすなおに受け入れず、中二病的な独りよがりを持っていることが多いです。
精神年齢が中2でストップしているとしたら、女性からみて理解できない価値観で見栄っ張りな行動にでます。
人格的な成熟が進まず、ペラペラな人間性のまま大きなことを言ったり横柄な態度を取るので、イタイ人だとみられていることが多いです。
オラつく原因
オラつく男性は、自分を上位ランクの男に見せたり、モテたりしたいのに、裏目にでることがあります。
オラつくことで目的が達成できるとは限らないのにオラついてしまう原因を探ってみましょう。
- 男性としてマウンティングの本能が働く
- 表面的な面だけでもイケてる男だと見せたい
- 中身がスカスカなことを見抜かれたくない
原因①: 男性としてマウンティングの本能が働く
サル山でどちらがリーダーか示すことでボスが決まりチームが統率されるマウンティングの現象が、男性社会でも起こります。
威圧的に相手に迫り、先手をとったほうが優位な立場になるのです。
原因②:表面的な面だけでもイケてる男だと見せたい
イケてる印象を相手にアピールすることで、バカにされないようにしたいという心理が働きます。
相手がオラオラした態度なら、その上をいくオラオラで、対等以上の人間であることを見せたいのです。
原因③:中身がスカスカなことを見抜かれたくない
自分に自信がない男ほど、相手の上をいくオラオラ態度で中身がスカスカなことをごまかそうとします。
一気に高圧的な態度を取る、怒鳴りつけて相手をビビらせる男は、心の中で自分の価値を不安に思っていることが多いのです。
男がオラつく瞬間
男としての本能が働いて、ついオラつくときがあるものです。
男がオラつく瞬間をみていきましょう。
- 彼女の前でいいところを見せたい
- オラついている相手と出会ったとき
- イライラの原因を自分の外に求めるとき
瞬間①:彼女の前でいいところを見せたい
相手とやりあって自分の価値を高く見せたいという心理が働いているので、気を引きたい女性の前でオラつく確率は高くなります。
頼もしさや男としてのレベルの高さをアピールしたい気持ちが、オラついた行動となっていることがあるのです。
普段は控えめなのに、彼女の前ではテンパって、オラついてしまったという失敗談もよくある話です。
オラついた人間性なのか、テンパってやりすぎてしまったのか見極めたいところです。
瞬間②:オラついている相手と出会ったとき
「買われたケンカを買わなきゃ男じゃないぜ」という気持ちに日がついてしまうことがあります。
オラついた相手と遭遇したら、相手にせずやり過ごす大人の対応が出来ない男性も多いものです。
相手がオラついた態度で接してきたら、つい、「どっちが上か見えてやる」とムキになってしまうケースがあります。
男性の本能的な部分なので、場面によっては責めるのはかわそうという意見もあるでしょう。
瞬間③:イライラの原因を自分の外に求めるとき
残念なのは、イライラの原因を外に求めて当たり散らしているような「オラつき行動」です。
認められないのは、中身が伴ってない、信頼がえられてない、無責任だ…など、その人自身の人格や行動に原因があるケースがあります。
そうした状況を冷静に分析し受け入れられられず、オラついて荒れた行動に走ると人間性が疑われます。
アウトローで格好をつけるというより、ハグレモノになってしまうでしょう。
しかしどうにもならないイライラした気分になることが誰にでもあるものです。
オラつく彼氏への対処法
男性が、ついオラついてしまう態度に困る女性は多いものです。
次に、オラつく男の対処法をみていきましょう。
- オラつく要素を感じ取ったら場所を移す
- オラつかず大人の対応をした彼に大好きを伝える
- 普段からオラつかない彼の魅力を伝える
対処法①:オラつく要素を感じ取ったら場所を移す
オラつく対象になりそうな相手に出会いそうな場所は避けるのが賢明です。
オラつく要素を感じ取ったら、「そうだ。今度は〇〇したいから他のところにいこっか」など、場所を変えることを提案してみましょう。
彼が得意にしていることが出来るところにいく、二人にきりになりたいなど、彼のプライドを傷つけず高まった気持ちを落ち着かせる効果のあるセリフを選びましょう、
対処法②:オラつかず大人の対応をした彼に大好きを伝える
オラついた相手と出会っても相手にせず大人の対応をした彼に、「周囲の惑わされない大人の男性ってすてき」「あなたの落ち着いたことがすき」だと伝えましょう。
彼女からの評価をあげたくてオラついてしまうタイプなら、オラつかなくても彼女からの評価が上がると実感できれば気持ちが収まります。
対処法③:普段からオラつかない彼の魅力を伝える
男性にはオラついてしまう本能が備わっているので、つい、ムキになってしまうことがあります。
一方、女性から「すごいですね」「そういう人がタイプなんです」と言われると、男性自身の価値観が変化して、ただ悪ぶっているのはガキだなと感じるようになるでしょう。
「オラつく」と「イキる」の違い
横柄で挑戦的な態度は、「イキる」とかぶる印象があります。
「イキる」は関西弁で、実力もないのにすごいことをしてやったと自慢げな態度を取ることをいいます。
調子に乗っているというだけでなく、「大したこともないのに」とか「実力もないのに」というバカにしたニュアンスが含まれています。
オラつくも、オラオラしているけれどガキ臭いアピールをしているというバカにしたニュアンスを含んでいるところが共通しています。
- 【オラつく】相手をあおったり挑発するような行為にフォーカスされている。
- 【イキる】実力もないのに調子に乗っている。
オラつく男をうまく扱う女はデキる女
ワルを気取った男性が好みだという女性もいますが、オラついている行為は好ましくないと思うコトが多いものです。
オラついているという表現をする場合には、少し軽蔑が入っています。
真の男らしさ、人間性が尊敬出来る相手に対しては、ワルを気取っていても、普通にかっこいいと言うでしょう。
男性の本能的な人の上に立ちたいと言う気持ちを、プライドを刺激しつつうまくコントロールして付き合えるのがデキる女なのかもしれませんね。
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