蜘蛛のスピリチュアルな意味と夢に現れたクモがもたらすメッセージ
皆さんは、「蜘蛛」が好きですか? その見た目もあり、家で見つけると怖い!という気持ちが先行してしまうかもしれません。 でも、この「蜘蛛」が何かを伝えようとして目の前に現れているとしたら… 今回は、「蜘蛛」がもつスピリチュアルな意味や夢に現れたときのメッセージをご紹介します。
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蜘蛛に込められたスピリチュアルな意味とメッセージ
まずは、「蜘蛛」そのものがもつスピリチュアルな意味とメッセージはどのようなものなのでしょうか。
蜘蛛は「メッセージマスター」
蜘蛛はその外見から、苦手という方も多いと思いますが、海外では「神の使い」とも考えられている神聖な生き物です。
日本でも、古くから「あの世」と「この世」をつなぐ役割があるとも言われており、神や守護霊からのメッセージを伝えてくれる存在=メッセージマスターとも呼ばれています。
「今は耐えどき」というサイン
メッセージマスターである蜘蛛が伝えるメッセージは、「今は耐えどき」という忠告と言われています。
これは、蜘蛛の元来の習性からきています。
蜘蛛は、長い時間をかけ巣をはり、獲物が来るのをひたすら待ち続けますよね。
このことから、チャンスを掴むためには辛抱強く待ち続けなさい、というメッセージを送っていると考えられています。
「朝蜘蛛」と「夜蜘蛛」の違い
「蜘蛛」のメッセージマスターとしての意味とは別に、「朝の蜘蛛は福が来る夜の蜘蛛は盗人が来る」ということを聞いたことがあるかもしれません。実際、それぞれの意味に違いがあるのでしょうか。
「朝蜘蛛」を見た時の意味
「朝蜘蛛」は、朝に見つけた蜘蛛のことをいい、吉兆の印で神様の使いと言われています。
これは、朝に蜘蛛が巣をはるのは、捕食のため、つまり他の害虫を食べてくれるということです。つまり害虫駆除の働きをしてくれるから、朝にみる蜘蛛は退治しない、というところからきています。
「夜蜘蛛」を見た時の意味
一方、夜にみる蜘蛛である「夜蜘蛛」は、盗人(泥棒)がくる前兆や地獄の使いで、悪いことが起こる前触れとされてきました。「夜蜘蛛」は、悪いことが起こらないようにその場で退治するようにしてきたのです。
これは、夜に巣をはる蜘蛛は、その場に「居つく」ということで、蜘蛛そのものが害虫となって数が増える可能性もあるので、駆除した方がいい、というところからきています。
蜘蛛の巣のスピリチュアルな意味
蜘蛛の巣がはっていると不気味な感じもして、すぐに取り払いたくなりますが、「蜘蛛の巣がはっている」というのは幸運の前兆といわれています。
蜘蛛の巣をモチーフにしたネイティブアメリカンのお守り「ドリームキャッチャー」は、悪い夢を蜘蛛の巣が絡め取ってくれると信じられています。
また母蜘蛛が子蜘蛛を大切に育てる姿から、愛や幸運を意味するとも言われているのです。
つまり、蜘蛛の巣を目にしたら、それは良いことが訪れる前兆かもしれないので、壊さないでおきましょう。
蜘蛛を見たらどう感じたらいい?
とてもポジティブな意味をもつことが多い蜘蛛。実際に目にしたらどのように解釈すればいいのでしょうか。
もし蜘蛛を見たときに、何かやらなければならないことがあるなら、「じっくりと努力しなさい」というメッセージを感じとるとよいでしょう。
また実際に今何かに取り組んでいるのなら、「今は耐えて、努力し続けなさい」ということを伝えてくれているのかもしれません。
一生懸命、獲物(成果)を手に入れるまでコツコツ努力する蜘蛛の姿から伝えられるメッセージを受け取りましょう。
蜘蛛が夢に出てきたときのメッセージ
実際の生活で目にする蜘蛛ではなく、夢に蜘蛛が出てきたら、それはどのようなメッセージを届けてくれているのでしょうか。
夢診断の観点では、蜘蛛の夢はあまり良い意味をもたないことが多いようです。
どのような蜘蛛の形状か色かや、またそれをみたときの感覚によって意味が異なります。
- 悪い意味をもつ蜘蛛の夢 黒い色の蜘蛛や毒蜘蛛や巨大な蜘蛛には悪い意味があり、極度の緊張状態や敵が現れる前兆ともされています。
日常生活での気づかないトラブルやストレスに気づけるチャンスかもしれないので、気をつけるとよいでしょう。
- 良い意味をもつ蜘蛛の夢 同じ蜘蛛でも、「蜘蛛の糸」が夢に出てきた場合、運気が上昇していて、新しい出会いに恵まれる前兆といわれています。
また蜘蛛を退治する夢も、ジレンマやトラブルから解放される、幸運のチャンスが訪れる暗示です。積極的に動くとよいですね。
全体として、蜘蛛に出会ったときにポジティブな感情をもったのであれば、吉兆の意味をもつ蜘蛛ととらえられます。
蜘蛛を祀った神社
さまざまなスピリチュアルなメッセージをもつと世界的にとらえられている蜘蛛。日本では御祭神として蜘蛛を祀っている神社があります。
それは、京都にある「大蜘蛛神社」です。
この地域で昔人さらいが多発し、その所業は山の奥にいる大蜘蛛によるものと思い、その蜘蛛を退治したところ、病が流行したことから、蜘蛛の怒りを鎮めるために神様として祀ったそうです。
「蜘蛛を退治する」ことが災いを起こしたということも、蜘蛛そのもののスピリチュアルな意味を表しています。
蜘蛛以外の虫が持つスピリチュアルな意味
よく「虫の知らせ」という言葉を使うように、蜘蛛だけではなく虫には、何かしらのスピリチュアルな意味があるといわれています。
蝶
昔から蝶は死者の魂をのせるといわれており、蝶を目にするということはご先祖様が守ってくれているというメッセージや、さなぎから蝶へ変化する姿から、何か変化の兆しを伝えています。ハエ
ハエが大量に発生しているところに遭遇したりした場合は、何か健康上の問題を暗示しています。
また何かハエの音の煩わしさを感じた場合は、悩み事が出てきたり、何かに執着している現状への気づきを促していると考えられます。テントウムシ
テントウムシはその名の通り「太陽」です。日本の太陽神信仰から、神様という意味があります。海外でも「lady bug」と呼ばれ、「マリア様の虫」という意味で、幸運のシンボルと呼ばれています。
不意に窓からテントウムシが飛び込んでくるというのは、幸運が舞い込んでくる前兆といわれています。
蜘蛛がもつスピリチュアルな意味を知って毎日を幸せに過ごそう
蜘蛛は苦手!という方も、メッセージマスターとしての意味を知ると感じ方が変わりますね。
仕事に疲れたあなたの前に現れる蜘蛛は、そのコツコツ頑張る背中を押してくれているのかもしれません。
毎日の生活の小さなハッピーに気づいていきましょう。
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