自信過剰な人の特徴・心理12個!上手な接し方&性格を治す4つの方法
あなたの周りには、そこまでの実力もないのに自分を過信している「自信過剰な人」はいませんか? 上から目線の言動や勘違い甚だしい言動をとってくることが多いので、こういった人と接するのは苦手という人も多いでしょう。 では、自信過剰な人には具体的にどのような特徴や心理があるのでしょうか。 そこで今回は、自信過剰な人の特徴や心理、上手な接し方、自信過剰な性格を治す方法について解説していきます。
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「自信過剰」の意味とは?
「自信過剰」とは、「自信を多く持ちすぎること」、「本来の実力を見誤り、自ら課題評価していること」を指します。
自信過剰な人は、自分の力を過信しすぎるあまり、他人に対して上から目線の言動をとって不快な気持ちにさせてしまうことも多々あります。
一方で、こういった人は自分の力を過信しているので、何か難しい課題や新しいことに挑戦する時に「自分なら絶対に大丈夫」だと思い込むことができるので、不安や失敗を恐れずに挑戦することができるという面もあります。
自信過剰な人の特徴・心理
では、自信過剰な人の特徴・心理をみていきましょう。
- 自分のことが大好き
- 他人を見下すような言動をする
- 自分の弱い部分をさらけ出したくない
- 自己顕示欲が強い
- 他人から否定されることを恐れている
- 自分はモテると勘違いしやすい
- 相手を自分の思い通りにさせたい
- 自分を過大評価しすぎている
- 自分の非を認めようとしない
- 自慢話が多い
- 楽観的に物事を考えられる
- ポジティブ思考
続いて、自信過剰な人の特徴・心理を、それぞれ詳しくみていきます。
特徴・心理① 自分のことが大好き
自信過剰な人には、自分のことが大好きという特徴があります。
こういった人は、「自分は可愛い」、「自分は優秀だ」と自分の容姿や能力に絶対的な自信を持っています。
たとえ、第三者から見たらそこまで可愛くない容姿だったり、そこまで優秀ではない実力だったとしても、本人は「自分が可愛いから嫉妬しているんだ」というように、自分に都合の良い勘違いをしてしまうことが多いです。
特徴・心理② 他人を見下すような言動をする
自信過剰な人は、他人を見下すような言動をすることが多いです。
こういった人は、「自分なら絶対にできるはず」、「自分にできないことはない」という絶対的な自信を持っています。
そして、周りの人と比べて自分は優秀な人間なんだと思い込んでしまいます。
そのため、他人は自分よりも劣っていると思い込んでしまうので、基本的に上から目線で発言して、周りの人を不愉快にさせることも少なくないのです。
特徴・心理③ 自分の弱い部分をさらけ出したくない
自信過剰な人には、自分の弱い部分をさらけ出したくないという心理が働いています。
こういった人は、自分の弱い部分を他人に知られることで、相手からバカにされることを恐れていたり、強い劣等感を抱いてしまいます。
そのため、自分の弱い部分を知られないように、自分の強みとなる部分を過剰に演出してしまうことで、自信過剰と思われるような発言や態度をとってしまうのです。
そして、自分の弱い部分を他人に知られてしまった時には、周りの人に責任転嫁したり、見下すような発言や態度をとることで「自分は弱くない」、「自分は劣っていない」と思い込もうとするのです。
そもそも、自分のことを適切に評価して、自分の弱い部分も受け入れられるような人であれば、過剰な自信を持つ必要もないのです。
特徴・心理④ 自己顕示欲が強い
自信過剰な人には、自己顕示欲が強いという特徴もあります。
自己顕示欲とは、自分の存在を認めてもらいたい、自分に注目してもらいたいという思いから、周りの人に自分をアピールしたくなる欲求のことを指します。
自己顕示欲が強いことで、周りの人から注目してもらうために、日常生活が充実していることを過剰にアピールしようとします。
例えば、グループで会話していても、他の人が話しているのに自分の話にすり替えてしまったり、話に割り込んでしまうといった言動をとってしまいます。
また、SNS上で高額のブランド物を購入したという自慢をしたり、彼氏や友達に囲まれて充実した生活を送っているというアピールするなどの言動が見受けられます。
このように、周りの人から注目を浴びることで、「周りの人から羨ましがられたい」、「周りの人からすごい人だと思われたい」と考えているのです。
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特徴・心理⑤ 他人から否定されることを恐れている
自信過剰な人には、他人から否定されることを恐れているという心理が働いています。
こういった人は、自分に自信がある、周りの人よりも実力があって優れていると常に自分自身に言い聞かせています。
そして、「自分のことを否定してくる奴はおかしい」、「自分よりも劣っている奴に否定されたくない」と思い込んでしまいます。
そのため、自分の実力や生き方、意見に対して他人から否定をされてしまい、それに反論することができないと強い怒りを覚えてしまいます。
そして、相手のことを敵対視したり、場合によってはその人のことを陥れようと嫌がらせをすることもあります。
特徴・心理⑥ 自分はモテると勘違いしやすい
自信過剰な人には、自分はモテると勘違いしやすいという特徴もあります。
こういった人は、相手にはそのつもりがなくても、ボディタッチをされたり、少し優しくしたりしただけで「この人は自分に気があるな」と勘違いしてしまう傾向にあります。
そして、自分はモテると思い込んで、アプローチされることを女性は喜んでいると勘違いしてしまうので、相手が嫌がっているのにグイグイとアプローチをしたり、ボディタッチしたりしまうといった勘違い行動をとってしまうことも少なくありません。
特徴・心理⑦ 相手を自分の思い通りにさせたい
自信過剰な人には、相手を自分の思い通りにさせたいという心理も働いています。
こういった人は、他人に対してアドバイスをしたがったり、自分の価値観や意見を他人に押し付けようとする傾向があります。
相手が素直にアドバイスを聞き入れてくれたり、自分の価値観や意見を素直に理解してくれれば自分の心も満足しますし、優しく接することができます。
しかし、相手がそれに反論してきたり、自分の思い通りに従ってくれなかったりすると、相手に対して怒りをぶつけたり、冷たい態度をとることも少なくありません。
特徴・心理⑧ 自分を過大評価しすぎている
自信過剰な人は、自分を過大評価しすぎている人が非常に多いです。
自分で自分のことを適切に評価できずに過大評価しすぎているということは、それだけ自分に自信を持っており、周りの人よりも優れた人間だと思い込んでいます。
そのため、自分の周りには自然と優秀な人間が集まってくると思い込んでいます。
逆に、自分よりも劣ってる人間とは付き合いたくないと考えているので、その人達のことをバカにするような発言をしたり、上から目線の発言をして、その人達を不快な思いにさせてしまうことも少なくないのです。
特徴・心理⑨ 自分の非を認めようとしない
自信過剰な人には、自分の非を認めようとしないという特徴もあります。
こういった人は、自分に自信を持っていて優秀な人間だと思っているので、「自分がミスをするはずなどない」と思い込んでいます。
そのため、仕事でミスをしたり、自分の不適切な言動に対して他人から指摘されるようなことがあっても、過ちを犯したという事実を受け入れられることができないので、自分の非は頑なに認めようとせず、頭を下げて謝罪をすることもありません。
特徴・心理⑩ 自慢話が多い
自信過剰な人には、自慢話が多いという特徴もあります。
自信過剰な人というのは、このような自慢話をすることで、「自分がすごい人間だと思われたい」、「羨ましいと思われたい」と考えています。
そのため、こういった人と会話をしていると、「学生時代はめっちゃモテた」、「高級なブランド物をたくさん持っている」、「親が会社の社長だ」などの自慢話ばかりになってしまうので、自慢話を聞いている人をイラっとさせることも少なくありません。
また、SNS上でも自慢になるような写真や文章を投稿して、「いいね」やコメントをたくさんもらうことで満足することができるのです。
特徴・心理⑪ 楽観的に物事を考えられる
自信過剰な人は、楽観的に物事を考えられるという特徴もあります。
自分に自信を持っていると、将来どんなことがあろうとも、「自分ならどんな壁でも乗り越えていけるはず」だと思い込むことができます。
そのため、結婚や脱サラをして会社を起業するなどの人生の中で大きな決断が迫られた時でも、あまり深く考えずにスムーズに決断することができます。
このように決断力が高いことで、結果的にビジネスが成功したり、結婚生活も意外と上手くいくこともあるので、これも、ポジティブ思考と同じように自信過剰な人の長所であるとも言えます。
特徴・心理⑫ ポジティブ思考
自信過剰な人は、基本的にポジティブ思考で、気持ちの切り替えが上手な一面もあります。
こういった人は、自分に自信を持っていることで、何か新しいことにチャレンジしようという時でも、「自分ならできるはず」だと考えることができるので、失敗を恐れずに積極的にチャレンジしていくことができます。
また、新しいことにチャレンジをして壁にぶつかったとしても、そこで自信を失ったり、「自分の力じゃダメだ」と自分で自分のことを責めず、「絶対に大丈夫だ」と自信を持ち、途中で諦めないで努力し続けることもできます。
一般的に自信過剰というのは悪いイメージがありますが、このような根拠のない自信が自分にとってプラスに働くこともあるのです。
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自信過剰な人との上手な接し方
では、自信過剰な人との上手な接し方をみていきましょう。
- 最低限の付き合いしかしない
- 否定せずに肯定してあげる
- 話は適当に聞き流す
- ポジティブな一面を尊敬する
続いて、自信過剰な人との上手な接し方を、それぞれ詳しくみていきます。
接し方① 最低限の付き合いしかしない
自信過剰な人と接する際には、最低限の付き合いのみに留めておいて、あまり深い付き合いはしないことです。
職場などの組織の中にこういった人がいると、自分は付き合いたくないと思っていても付き合わざるを得ないことが多々あります。
しかし、こういった人とは職場の中で仕事上必要なコミュニケーションをとっていれば良いだけの話であり、プライベートで遊びに行くほどの深い付き合いをする必要は全くありません。
そのため、最低限の付き合いのみに留めておいて、職場の外へ一歩出たら一切その人とは付き合わないというルールを決めておけば、割り切ったお付き合いができますし、その人にいちいち気を遣う必要もありません。
接し方② 否定せずに肯定してあげる
自信過剰な人と接する際には、相手を否定せずに肯定してあげることが大切です。
自信過剰な人は、自分の容姿や能力、考え方などには絶対的な自信を持っているので、相手の容姿や能力に対して「大したことがない」と否定したり、相手の意見に反論してしまうと、自信過剰な人からの怒りを買ってしまうことになり、その人との関係がギクシャクしてしまうことになります。
そのため、職場などでそういった人と付き合わざるを得ない状況にあるのであれば、相手を否定せずに肯定する言葉をかけてあげることが大切なのです。
そうすることで、相手の怒りを買わずに関係がギクシャクすることもなく、良好な関係を築いていくことができます。
接し方③ 話は適当に聞き流す
自信過剰な人と接する際には、その人の話は適当に聞き流して、いちいち真に受けないことが大切です。
こういった人と会話をしていると、自慢話や上から目線のイラっとした発言にウンザリしてしまうことも少なくありません。
そして、時にはそういった発言に対してイライラして言い返したくなることもあるかもれません。
しかし、その人の発言をいちいち真に受けて言い返したとしても、その人の怒りを買って関係が悪化してしまうだけで自分には何のメリットもありません。
そのため、自信過剰な人とコミュニケーションをとらざるを得ない時には、「あぁ、また自慢話が始まったよ…」程度に思っておいて、その人の話は適当に流して、適当に相槌を打ちながら早めに話を切り上げてしまいましょう。
接し方④ ポジティブな一面を尊敬する
自信過剰な人と接する際には、ポジティブな一面を尊敬する気持ちを持って接するようにしましょう。
自信過剰な人の良いところと言えば、根拠のない自信から生まれるポジティブな一面です。
ポジティブに物事を考えられることで、新しいことにチャレンジしたり、難しい課題や問題に対しても「自分なら絶対に上手くいくはず」だと思うことができ、失敗や不安を恐れずにチャレンジし続けることができます。
不安や失敗を恐れて躊躇してしまうような人もたくさんいる中で、こういったポジティブな性格というのは見習うべき点であると言えます。
そのため、「ポジティブな性格が羨ましいな」と尊敬する気持ちを持つことで、少しはその人に対する印象も好転して好きになる気持ちも芽生えるので、その人の言動にいちいち目くじらを立ててイライラすることも少なくなるかもしれません。
自信過剰は悪いこと?
自信過剰な人に対して、あまり良いイメージを抱かない人も多いかもしれませんが、自信過剰なのは悪いことだと言い切ることはできません。
むしろ、自信がない人よりも根拠のない自信を持っている人の方が、失敗や不安を恐れずに何事もチャレンジすることができるので、それだけ視野を広げることができますし、困難な課題や問題に立ち向かって経験を積み、自分を高めていくことができます。
自信過剰な性格を改善する方法
では、自信過剰な性格を改善する方法をみていきましょう。
- 余計なプライドを捨てる
- 自分よりも実力や社会的立場のある人と付き合う
- 自分の弱い部分も認める
- 困難なことにチャレンジする
続いて、自信過剰な性格を改善する方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法① 余計なプライドを捨てる
自信過剰な性格を改善するためには、余計なプライドを捨てることが大切です。
自信過剰な人というのは、自分の弱みを他人に知られたくないという思いから、根拠のない自信で自分を塗り固めてしまいます。
これは、自分の非を認めることで自分の評価が下がりたくない、自分の弱い部分をバカにされたくないという余計なプライドを持っているからです。
しかし、どんなに実力や実績があって優秀な人間であったとしても、相手が必ずしも自分の実力や実績、考え方などを肯定してくれるとは限らないものです。
そもそも、自分は優秀だから周りの人から評価されて当たり前だと思い込んでいることが、自信過剰だと思われる原因なのです。
また、人間であれば必ずミスを犯す生き物ですし、欠点がひとつもない人間というのは世の中に存在しないものです。
そのため、自信過剰な性格を直すためには、余計なプライドを捨て去る必要があるのです。
方法② 自分よりも実力や社会的立場のある人と付き合う
自信過剰な性格を改善するためには、自分よりも実力や社会的立場のある人と付き合うことをおすすめします。
こういった人は、自分の能力や考え方が否定されてプライドが傷ついてしまうのをものすごく恐れています。
そのため、必然的に自分よりも仕事ができないような実力のない人や、社会的立場が下の人など、自分よりも劣っている人と付き合おうと考えます。
しかし、それでは自分よりも上の人間が大勢いることから目を背けているのと同じことであり、実は自分にはそこまでの実力もないという現実を目の当たりにしないまま自分を過大評価し続けてしまいます。
そのため、自信過剰な性格を直すためには、積極的に自分よりも実力や社会的立場のある人と付き合っていく必要があります。
こういった人と付き合っていくことで、自分よりも優れている人はたくさんいるという現実を受け入れることができますし、その人から学べることを謙虚になって学んでいくことができるので、自分の実力を過信することなく、適切な評価を下すことができるようになるのです。
方法③ 自分の弱い部分も認める
自信過剰な性格を改善するためには、自分の弱い部分も認めるようにしましょう。
自信過剰な人というのは、自分の弱みを他人にさらけ出したくないという気持ちから、自分のプライドを守るために自分は優れた人間だと思い込んで過剰な自信を持ってしまうこともあります。
そのため、できないことはできない、分からないことは分からないと素直に言って、自分の弱い部分を認めてさらけ出すようにしましょう。
そうすることで、自分はこれができるけど、これができないと客観的に自分を見ることができ、適切な評価を下すことができるようになるのです。
方法④ 困難なことにチャレンジする
自信過剰な性格を改善するためには、今までチャレンジしたことのないような困難なことにチャレンジしてみると良いでしょう。
こういった人は、「自分は何でもできる」と根拠のない自信を持っていることで、自信過剰になっているところもあります。
そのため、あえて困難なことにチャレンジしてそこで失敗を経験することで、自分の力のなさを実感することができるかもしれません。
そうすることで、今までよりも謙虚な姿勢で周りの人と接することができるようになるでしょう。
自信過剰な人の特徴・心理12個!上手な接し方&性格を治す4つの方法のまとめ
自信過剰な人というのは、自分の実力に対して過大な評価を下してしまう人のことを指します。
こういった人は、周りの人よりも自分は優れていると思い込んでいるので、他人に対して上から目線の発言をすることが非常に多く、周りの人を不愉快にさせてしまうことも少なくありません。
一方で、ポジティブで楽観的な考え方ができ、「自分なら絶対に大丈夫」だと信じているので、不安や失敗を恐れずに何事にもチャレンジしていけるという良い一面もあります。
そのため、こういった人とどうしても付き合っていかなければならない時には、ポジティブな一面を評価しつつも、適当に話を聞き流して最低限のお付き合いしかしないようにしましょう。
そうすれば、上から目線の発言をされてもイライラする気持ちを少しは抑えられるかもしれません。
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