ポジティブな人の特徴とは？ネガティブな人との違いと前向きになる方法

ポジティブな人の特徴・心理

では、ポジティブな人にはどのような特徴・心理があるのでしょう。

1. 自分に対して自信を持っている
2. 他人からの意見をあまり気にしない
3. 自分の好きなことをしっかりとわかっている
4. 過去の失敗をいつまでも悩んだりしない
5. 相手によって接する態度が変わらない
6. 過去よりも未来のことを考える
7. 他人の失敗に対しても責めたりしない
8. いつも口角が上がっている
9. はきはきとした口調で話す
10. 肯定的な言葉をよく使う
11. 困った時には遠慮せずに他の人に助けを求める
12. 周りも一緒に幸せになりたいと思っている

続いて、それぞれの特徴・心理を詳しくみていきます。

①：自分に対して自信を持っている

これは、なにも自信過剰になっているという意味ではありません。
ポジティブな人は、自分のことをとても大切にしているということです。

誰でも、もっと自分きれいだったら、お金持ちだったら、仕事ができたら、友達が多かったら、と思うことがあるはず。

周りと比べて落ち込むのではなく、自分が何をしたいのか考えてその通りに行動する為に、自分のことが好きになり自信を持てるのです。

②：他人からの意見をあまり気にしない

自分のやりたいことをやっていると、それに対して反対する人や嫉妬する人がでてきますが、そんなことは気にしません。

ポジティブな人は他人に褒められたいから、評価してほしいから生きているのではなく、自分の人生を豊かにするために行動すればよいと考えているからです。

周りの目を気にしないで過ごすことができるようになれば、かっこつける必要もないですし、失敗しても恥ずかしがる必要もないのです。

③：自分の好きなことをしっかりとわかっている

ポジティブな人はいつも自分を軸にしているので、自分が好きなことがしっかりと見えています。

よく、自分が何をしたいのかわからない、何をしても楽しくないという人がいますが、それは自分と向き合ってこなかったために、自分の気持ちがわからなくなってしまっていると言えます。

自分が好きなことややりたいこと、やっていて心地よいと思えることを少しづつ増やしていくと毎日が楽しく思えてくるはずです。

④：過去の失敗をいつまでも悩んだりしない

失敗をしたことのない人はいないはずなのに、その後の人生が人によって違っているのはなぜでしょうか。

ポジティブな人も、もちろん過去に何度も失敗をしています。
反省はするかもしれませんが、それはそれ。
その失敗で自分の全てが否定されたわけでも、人生が終わったわけでもありません。

落ち込むだけ落ち込んだら、スパッと忘れてしまえるようになると、いつまでも思い出して暗い気持ちになってしまうことも減り、今を楽しむことができるようになります。

⑤：相手によって接する態度が変わらない

ポジティブな人は、人は人、自分は自分という考え方をしているため、どんな人とも分け隔てなく相手を尊重して付き合うことができます。

ひとつのアドバイスとして聞き入れたうえで、自分の考えをハッキリさせることができます。

あの人はこうだから、自分とは合わないと距離を置いてしまうのはもったいないことです。
相手に合わせるのではなく、相手をわかろうとするので、ポジティブな人の周りには自然と人が集まってくるようになります。

⑥：過去よりも現在のことを考える

楽しかった思い出も、苦しかった思い出も、終わってしまえば全て過去のものです。
いくら思い出したとしても変わることがないと、ポジティブな人は知っています。

ポジティブな人は過去を懐かしく思ったり、未来を心配している時間があったら、現在にしっかり目を向けて今をいかに楽しくするか考えています。

⑦：他人の失敗に対しても責めたりしない

ポジティブな人はあっけらかんとしているようで、実は優しい心の持ち主です。
他人に目を光らせている人とは違って、他人の失敗にも広い心で接します。

ポジティブな人は、失敗を責めるのではなく、許して改善を一緒に考えます。
そうされた人は、心から感謝してその人のことがもっと好きになるのは当然ですよね。

⑧：いつも口角が上がっている

一人でいるとき、あなたはどんな表情をしているでしょうか。
スマホを見ながら、眉間にシワが寄っていたり、むすっとした表情になっていませんか？

他人と接する時にだけ、良い表情を作ろうとしてもなかなか難しいものです。
ポジティブな人は、一人の時でも楽しいこと、うれしいこと、やりたいことを考えているので、自然にやわらかい表情になっています。

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⑨：はきはきとした口調で話す

ポジティブな人は、自分の気持ちを伝えることを恥ずかしいと思っていないため、はきはきと明るい口調で人と話します。

自身がなさそうにおどおどと話したり、相手によって話し方を変えたりしないのがポジティブな人の特徴です。

⑩：肯定的な言葉をよく使う

例えば、他の人から褒められた時には、否定したり謙遜したりする前に、まずありがとう！と感謝の言葉を口にします。

ポジティブな人は誘ってくれてうれしい、このくらいで済んで本当によかった、など、最後は良い意味の言葉で締めくくります。

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この時、もちろん表情はあかるく、相手に心を込めて言っているということがしっかりと伝わっています。

⑪：困った時には遠慮せずに他の人に助けを求める

自分に自信があるのがポジティブな人の特徴ですが、実は自分は完ぺきではないことも良くわかっています。

自分の弱いところを見せることは、相手を信頼しているという証拠ですし、逆に相手が困っている時にはすぐに助けてあげることができるからです。

⑫：周りも一緒に幸せになりたいと思っている

ポジティブな人は、自分中心に考えてばかりいると思われがちですが、実は周りと一緒に楽しんだり幸せになることを考えています。

人を出し抜いて自分だけがうまくいったり成功しても、本当の意味で幸せになれないと知っているからです。
嫉妬されたり、足を引っ張ってくる人も世の中にはいるからです。

ポジティブな人は、助け合ったり、楽しさを分け合ってみんなで幸せになれることを考えています。

ポジティブな人が得られるメリット

では、ポジティブな人が得られるメリットをみていきましょう。

1. 自分のことが好きになれる
2. 不安な気持ちになったり、沈み込んでしまうことがない
3. 毎日が楽しく、未来にはさらに良いことが待っていると信じられる
4. 周りに人がたくさん集まる
5. いつも自然でいられるので疲れない

続いて、ポジティブな人が得られるメリットを、それぞれ詳しくみていきます。

メリット①：自分のことが好きになれる

ポジティブな人は、自分で自分のことを認めてあげることができます。
短所だと思いがちな点も長所と考えることができるからです。

例えば、飽きっぽいという性格をいつも新しいことにチャレンジする性格だと思えたり、失敗したことでも、新しい発見をすることができたと考えます。

そのためポジティブな人は、自分の嫌な面や苦手な点をあまり考えこむことがなく、自分のことが好きになれます。
一生付き合っていくのは、他の誰でもなく、自分自身ですので、自分を心から好きでいられるのは本当に幸せなことです。

メリット②：不安な気持ちになったり、沈み込んでしまうことがない

常に楽しいことや、うれしいことをたくさん持っているため、不安になったり沈み込んでしまうことがないのがポジティブな人のメリットです。

ポジティブな人は、どんな時でも小さな幸せや楽しみを見つけるのが得意です。
意識して探すようにすると、いつの間にか自然と良いことにばかり目が行くようになりますよ。

メリット③：毎日が楽しく感じる

たいていの人は、昨日の辛いことを引きずってしまったり、さらに悪いことが起きるのではないかと考えがちです。

ポジティブな人は、朝わくわくしながら目覚めます。
もし昨日辛いことがあったとしても、今日はまた別の日であり、新しい一日は楽しいことがたくさんあるはずだと考えます。

頭をスッキリと切り替えて、前を向くことができるのがポジティブな人のメリットです。
すると自然に表情も明るくなり、実際に良いことが起きたり、新しい出会いにつながったりします。

メリット④：周りに人がたくさん集まる

ポジティブな人は、いつも笑顔で楽しそうにしているため、自然と周りに人が集まります。
男性からも女性からも、よくモテると言えるでしょう。

また、ポジティブな人ほど恋愛するチャンスがたくさんあります。
友人から新しい人を紹介してもらえたり、みんながあなたの恋を応援してくれます。

また、万が一うまくいかなかったとしても、それほど引きずることなく立ち直ることができるので、次の恋愛にも前向きに立ち向かうことができます。

メリット⑤：いつも自然でいられるので疲れない

相手によって態度を変えたり、無理に会話を合わせたりすることがないので、ポジティブな人は、いつも自然体でいられます。

自分とは違った考え方や、ものの見方を面白いと考えることが出来るので、ポジティブな人は相手からも一緒にいて楽しいと感じてもらえることができます。

ポジティブな人とネガティブな人の違い

では、ポジティブな人とネガティブな人の違いをみていきましょう。

1. 自分のことが好き
2. 自分を信じている
3. 自分のやりたいことをやっている
4. 今を大切にしている
5. 周りと一緒に成長しようとしている

続いて、それぞれの「違い」について詳しくみていきます。

違い①：自分のことが好き

ポジティブな人は、自分の良いところも悪いところも認めて、その上で自分のことが好きです。

自分で自分を落ち込ませることがないように、ポジティブな人は、自分に自信を持って生活しています。

そして、常に自分の理想の人物になろうと、良いイメージを持っているのがポジティブな人の特徴と言えます。

違い②：自分を信じている

ポジティブな人は、いつも自分の心と対話しているので、自分のことをよくわかっています。
自分は良い人間で、良い行いをしているので、何でもうまくいくと信じています。

自分の考えをすぐに疑ってしまう人は、どこか後ろめたい気持ちがあるからではないでしょうか。
自分自身を信じることができないのは、とても悲しいことですよね。

ポジティブな人は自分を信じているので、表情はいつも明るく、誠実に見えます。
すると、物事がうまくいくので、さらに自信を持って自分を信じることができるという良いサイクルになっていきます。

違い③：自分のやりたいことをやっている

自分の好きなこと、興味のあることをよくわかっていて行動するので、ポジティブな人はいつもベースに楽しい気持ちがあります。

あくまで、自分の人生を歩むのは自分と割り切って、自分が心地よくいられるようにやりたいことをやっているのがポジティブな人です。

違い④：今を大切にしている

ポジティブな人は、今日一日を一番大切に考えます。
目の前のことに一生懸命に取り組み、楽しもうと努力します。

過去は戻らないことを知っていますし、今を楽しむことができるのが一番重要とポジティブな人は、よくわかっています。

毎日をわくわくした気持ちで迎えて、夜眠る時に楽しかったと思えたら本当に幸せな人生ですよね。

違い⑤：周りと一緒に成長しようとしている

毎日は競争で、他の人を出し抜いていかなければ、上に行くことができないと考えている人は、周りの悪いところや失敗をひそかに喜ぶようになってしまいます。

友人や会社の同僚が困っていたら助けてあげたり、時には助けてもらうことで、みんなが幸せになれるので、いつもよい雰囲気の中で暮らすことができます。

周りの成功を心から喜び、自分も貢献しようとしていると、不思議と自分にもチャンスが巡ってきます。

ポジティブで前向きな人になる方法

では、ポジティブで前向きな人になる方法をみていきましょう。

1. 今ある悩みや不安を書き出す
2. どんな自分が理想かを具体的に考える
3. 自分の嫌なところは良いところだと考える
4. 誰かに褒められたら素直に受け入れる
5. ワクワクすることを考える
6. 泣くだけ泣いたら、もう忘れる

続いて、ポジティブで前向きな人になる方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①：今ある悩みや不安を書き出す

悲しいことや腹の立つことがポジティブな人に起きないわけではありません。
まずは、今現在の悩みや不安を書き出してみましょう。

重要なのは、過去の嫌だったことや悩みではなく、今の悩みを考えることが重要です。
過去のことは変えることはできませんし、終わったことにして良いのです。

なんとなく漠然と不安になっている人が多いのですが、書き出してみみると何があなたを苦しめているのかはっきりわかります。

意外と大したことない悩みだったと気づけるかもしれません。

方法②：どんな自分が理想かを具体的に考える

例えば、人に親切にできる人になりたい、いつも明るい口調で話す人になりたい、毎日笑って過ごしたい、趣味に没頭できるようになりたい、など、何でもかまいません。

良い自分、良い暮らしを想像すると、自然とポジティブな人の考えに近づいていきます。
今は、その理想になる途中だと考えると、前向きな気持ちになってきませんか？

急に理想の自分にはなれなくても、考え方だけは変えることができます。
ポジティブな人は楽しく充実した毎日をいつも想像しています。

方法③：自分の嫌なところは良いところだと考える

例えば、自分は消極的だと考えると、悪いところになりますが、慎重に考えてから行動に移すタイプなんだと考えると、自分を認めてあげたことになります。

ポジティブな人でも自分の嫌いなところがあるはずですが、自分を否定するのではなくて、良いイメージを持つように変換するのが得意なのです。

自分で自分の良いところを見つけるクセをつけると、気持ちも軽くなり、人と接するのも怖くなくなります。
真面目に悩みすぎないというのもポイントです。

方法④：誰かに褒められたら素直に受け入れる

褒めてもらったのに、いやいや私なんて、全然そんなことなくてダメなんです、と否定してしまっていませんか？

ポジティブな人は、ほんと？ありがとう！と素直に受け入れて心から喜びます。
誰でも褒められてらうれしいですし、それをさらに自信につなげることができるのです。

褒められてうれしいので、逆に他の人の良いところも積極的に褒めます。
ポジティブな人は、悪いところではなくて良いところを探すようにいつもアンテナを張っています。

自分を否定するのではなく、褒められたらやっぱり私って最高！と気分を上げることで、より前向きになることができるのです。

方法⑤：ワクワクすることを考える

おいしいパンを食べること、公園を散歩すること、家族と電話で話すこと、新しい服を着ること、夜ふとんに入ってゆっくり本を読むことなど、自分が何にワクワクするか考えましょう。

人によってワクワクすることは違うので、例えば友人から誘いがあったとしても、気が乗らなければ断っても構わないのです。

悪いから、といやいや行っても、つまらないことで一日を終えてしまい、またあなたのその気持ちは友人にも伝わってしまうことになります。

自分がワクワクすることだったら、夢中になって楽しめるので、心から充実した時間を過ごすポジティブな人になれるはずです。

方法⑥：泣くだけ泣いたら、もう忘れる

ポジティブな人でも、悲しいことや嫌なことは必ずあります。
そういう時は、無理に考えないようにするのではなく、思いっきり泣いてしまいましょう。

もやもやした気持ちを押し込めずに、表に全部出すイメージで涙を出すのはとても良いことです。

涙が止まることはないのではと思うくらい辛くても、実は立ち直るコツがあります。
それは、今から一時間だけ思いっきり泣くと時間も決めてしまうのです。

一時間、思いっきり泣いてもやもやを吐き出したら、はい終わり！と顔を洗ったりお風呂に入り、後は自分の好きなものを食べたりテレビを見たり、普段通りの生活をします。

泣くだけ泣いたからもう大丈夫、もう終わり、と気持ちの切り替えができるようになると、何があってもポジティブな人でいることができます。

ポジティブな人になって、人生をもっと楽しもう！

今あなたが、なんとなく毎日がつまらない、辛いことばかりあると考えてしまっていても大丈夫です。

ポジティブな人も、初めから前向きだった人ばかりではありません。
考え方をほんの少し変えるだけで、自分に自信を持つことができるとわかったかと思います。

自分を見つめなおすことで自分を好きになり、気持ちをオープンにしていくと、今よりもずっと楽に生きることが出来るはずです。

これまでの自分はリセットして、今日からはポジティブな人になって毎日を楽しんで過ごしてください。