外交的とは?外交的な人の5つの特徴や内向的な人との違い
常に、誰かと楽しくおしゃべりをしている外交的な人が周りにはいませんか? すぐに人と仲良くなれたり、コミュニケーション能力に優れている部分にあこがれる方も多いと思います。 そんな外交的な方の特徴をまとめ、内向的な人との違いを詳しく見ていきましょう。 コミュニケーションが苦手と感じている方は、外交的な人の特徴から自分にも取り入れられそうな部分を学んでいくのもおすすめです。
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「外交的」の意味とは?
「外交」という名詞に、接続詞の「的」を付けた言葉で、性格を表すときにも用いられます。
対義語には「内向的」があげられます。
「外交」とは、元々会社などで勧誘や交渉のために外部を訪問することやその担当者、さらに交渉を表します。
そして「外交的」とはそんな立場に倣って、積極的に他者と交流を設け、コミュニケーションをとっていく人を表します。
コミュニケーション能力に優れており、常に興味が自分以外の外側に向いている人を指しています。
他人に認められることに存在意義を持っているさまを表しています。
外交的な人の特徴
では、外交的な人の特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
- 人の大勢いる場所が好き
- 友達が多い
- 好奇心旺盛
- 聞き上手
- 話し方がわかりやすい
次に、外交的な人の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①:人の大勢いる場所が好き
人がたくさん集まって、ワイワイとにぎやかに過ごしている場所を好みます。
パーティー会場や飲み会、イベント会場などによく足を運びます。
人がたくさんいる場所でも、つらいと感じることなく自然体でいつでも楽しむことができます。
たとえ、初めての場所や、初対面の人が大勢いても、すぐに打ち解けて自分らしく振る舞うことができます。
反対に、一人の時間を嫌い、常に人とふれあっていないと寂しくなってしまうという特徴もあります。
コミュニケーション能力が高く、いつも自然と誰かと会話を楽しんでいるからこそ、静かな空間に違和感を感じてしまいます。
特徴②:友達が多い
出会う場所も多いため、いろいろなジャンルの友達がいます。
コミュニケーション能力が高く、すぐに人と仲良くなることができるので、どんな人ともすぐに打ち解けることができます。
スマホを見れば驚くほどの数の友達が連絡帳に登録されていることもあります。
一緒に出掛ければいたるところで声をかけられて、その顔の広さに感心することもあるでしょう。
連絡もマメで、気を遣わずにどんな人とも平等に接しながら楽しむことができます。
いつでも楽し気な、素敵な笑顔も魅力です。
特徴③:好奇心旺盛
好奇心旺盛でいろいろなことに興味を持ちます。
一度興味を持ったら、人任せにしないで自ら積極的に調べます。
フットワークも軽く、気になる場所や人に会いにすぐに出かけに行くこともできます。
常に様々なことにアンテナを張り、流行のものや自分の好みのものを見つけてくる能力もすぐれており、話題に事欠きません。
興味があることに関しては誰にでも積極的に質問をすることができるので、人とも仲良くなりやすいです。
自分の興味があることについて、真剣に尋ねられたら誰だって悪い気はしないものですよ。
特徴④:聞き上手
外交的な人は、話すだけでなく、人の話を聞くのも上手です。
相手の話をないがしろにするのではなく、真剣に目を見ながら相槌を打って話を聞きます。
自分の話を真剣に聞いてくれているとわかれば、誰だって話を続けたいと思うものです。
また、以前に離した内容もきちんと覚えており、一人ひとりに特別感を与えてくれます。
自分の話ばかりするのではなく、相手の話もきちんと聞くことができるコミュニケーションの高さが、外交的な人の特徴です。
特徴⑤:話し方がわかりやすい
だらだらと話すのではなく、落ちのあるわかりやすい話し方をしてくれます。
感情を込めた話し方や、思わずくすっと笑ってしまうような話し方などバラエティも豊富です。
中には説得力にも優れ、仕事面でもその才能を活かしている方もいます。
頭の回転が速いからこそ、どんな場面、どんな人にも対応することができます。
経験を積むにつれ、さらに自身のあるふるまいをすることができ、話し方にも磨きがかかってきます。
外交的な人と内向的な人の違い
では、外交的な人と内向的な人の違いにはどんなものがあるのでしょうか?
- 刺激的なものを好むかどうか
- 問題解決の姿勢
- ストレス発散方法
- 会話の仕方
- 会話の時の視線
- 選ぶ仕事の違い
- 人に会うことへの考え方
- 周りからどう思われたいか
- 集中力の違い
- 感受性の違い
次に、外交的な人と内向的な人の違いを詳しく見ていきましょう。
違い①:刺激的なものを好むかどうか
休みの日になると内向的な人は、極力部屋の中で過ごすことを好みます。
1人で部屋の中にいて静かに、自分だけの静かな時間を過ごす内向的な人に比べ、外交的な人は休みになると外に出て刺激を求める傾向にあります。
みんなでBBQをしたり、パーティーや飲みに出かけることが大好きです。
休みの日こそ、普段はできないことをしなくてはもったいないと感じ、ワイワイにぎやかな場所に出かけるのです。
刺激的なものに心を惹かれるかどうかが大きな違いといえるでしょう。
違い②:問題解決の姿勢
問題が発生したときに、どのように問題を解決しようとするかにも大きな違いが生まれます。
内向的な人はまずはリサーチをして、どうして問題が起こったのか、どうすれば問題をスムーズに解決することができるかなどシュミレーションを立てながら慎重に物事に取り組んでいきます。
しかし、一方で外交的な人は最初から問題が起こった場面に飛び込んでいきすぐに行動を起こしてしまいます。
行き当たりばったりな行動が目立つものの、積極的な姿勢で、問題が早期解決できる場合もあります。
違い③:ストレス発散方法
ストレスの発散方法も、一方は1人きりの時間を設けて内面を見つめる時間を大切にします。
他者との触れ合い自体がストレスに感じてしまうため、家の中で自分の好きな音楽や映画を楽しむことがストレス発散になります。
しかし反対に、だれかと触れ合って話を聞いてもらうったり、にぎやかな空間にいることがストレス発散につながる人もいます。
他者に認めてもらうことに存在意義を感じているため、自分だけの空間よりも常にだれかといることでストレスを発散することができるのです。
違い④:会話の仕方
1対1での親密な会話を好む内向的な人に対して、外交的な人は大勢でワイワイと話すことを好みます。
内向的な人は友達も少ないですが、その分1人の人と深い関係を築いていくことができます。
外交的な人は、多くの方と仲良くなることができるものの、1人の人と深い関係を築くことはなかなか難しく、広く浅い関係を保つことに長けています。
そのため、みんなでワイワイとにぎやかに過ごすことのほうが気が楽に感じています。
違い⑤:会話の時の視線
会話をしていると、その視線にも違いが現れます。
内向的な人はコミュニケーションに自信がないため、会話中にもなかなか相手の目を見て話すことが苦手です。
そのためなかなか話している時に目は合うことがありません。
一方で外交的な人は、コミュニケーション能力に長け、その自信が話し方にも表れています。
聞き上手でもあるため、自身が話している時も、聞いている時にもじっとこちらを見ていることが多いです。
違い⑥:選ぶ仕事の違い
それぞれの特徴を活かして、選ぶ仕事も変わってきます。
内向的な人は自身が前に出るのではなく人のサポートを行うことが増えます。
また、指示役に回って上司として会社を動かす場合もあります。
チーム全体を見渡しながら、的確な指示を出すその姿勢に、徐々に信頼が集まってきます。
外交的な人はコミュニケーションを活かして、実際に交渉を得意とする仕事を選ぶことが多いです。
商談を行ったり、自身が広告となることもあります。
違い⑦:人に会うことへの考え方
人に会うことがわかったら、どのように返事を出すかにも考え方が分かれます。
内向的な人は自分にとって相手に会うことがメリットになるかどうかを考えます。
基本的に人に会うことが得意ではないため、常に損得勘定を行っているのです。
対して、外交的な人は人に会うことが大好きなので、誰が来ても楽しめると考えています。
飲み会やパーティーなどの場所に行くこと自体が楽しいので、誰が来るのかは特に深く考えずに参加することが多いです。
違い⑧:周りからどう思われたいか
内向的な人は常に目立つことを嫌い、注目されたくないと考えています。
人と同じような行動な服装や行動を好み、普通であることを目指しています。
しかし、外交的な人は少しでも周りから注目され、目立ちたいと考えています。
外見や内面、仕事面などいろいろな面で少しでも人より目立つ部分を作りたいと思っています。
周りの目も気にせずに言いたいこともどんどん言うことができることも特徴です。
違い⑨:集中力の違い
内向的な人は1つのことにはまったら、ずっと長い間集中してこだわり続けます。
仕事でも同じ作業をコツコツと行うことが得意で、丁寧に作業を仕上げることができます。
しかし、外交的な人は興味がたくさんあるからこそ、様々なことに目が行きやすく、飽きっぽいのが特徴です。
フットワークは軽いものの、すぐに目移りしてしまいます。
集中力もあまり持続せず、同じ作業を続けて行うことは苦手です。
短時間でぐっと集中して作業を終えることを好みます。
違い⑩:感受性の違い
内向的な人は、自身のこだわりが非常に強く、仕事を丁寧に行いながらクリエイティブな思考を持つ方が多いです。
繊細な感性を持つ方も多く、内面に向けられた感性が、独特なデザインやアイデアになって生まれます。
外交的な人は常に外へと興味が向けられているため、どちらかというと鈍感な部分が多く、細かいことは大きな気持ちで流していくことができます。
そのため、心も強く、些細な問題には心折れることなく突き進むことができます。
外交的な性格になる方法
では、外交的な性格になる方法にはどんなものがあるのでしょうか?
- 笑顔を心がける
- 相手の話に真剣に耳を傾ける
- 自分を好きになる
- 今まで避けてきた場所に行ってみる
- ネガティブな言葉を避ける
次に、外交的な性格になる方法を詳しく見ていきましょう。
方法①:笑顔を心がける
常に笑顔を心がけることを意識しましょう。
これならすぐにでも始めることができます。
外交的な人は常に外に意識が向いており、自然な笑顔を作ることができています。
さらに上手なコミュニケーションに笑顔は欠かせないものです。
最初はぎこちない笑顔でも構わないので、意識をして笑顔を作っていきましょう。
続けているうちに、自然な笑顔が身についてくるはずですよ。
方法②:相手の話に真剣に耳を傾ける
相手の話を適当に聞き流すのではなく、真剣に相手のことを考えながら話を聞きましょう。
コミュニケーション能力を高めるためには話すことだけでなく、聞き上手にもならなくてはいけません。
相手が真剣に話しているのに、下を向いたり、返事を返さないと、聞いているのかどうかわかりません。
きちんと相手を見ながら相槌を打って、相手に向き合いながら話を聞きましょう。
方法③:自分を好きになる
自分を好きになって自分に自信をつけましょう。
自分のことが好きになれば、それが言動にも表れてくるはずです。
自分の中で自分が好きだと思えるところをいくつか紙に書き出して、視覚化していくことがおすすめです。
ぼんやりとしていた自分の長所を明確にすることで、見えていなかった自分の良いところを改めて実感することができます。
自分を好きになれば、積極的に人に声をかけたり、意見を言うことができるようにもなります。
方法④:今まで避けてきた場所に行ってみる
今まで苦手としていた人混みや、飲み会などに思い切って参加してみましょう。
自分のいつもの行動を変えてみることも、大きな変化につながります。
苦手なことを始めるのはとても勇気がいることです。
しかし最初の一歩を踏み出すことで、今まで見えてこなかった新しい世界が開くこともあるのです。
外交的になりたいと願っている人は、苦手意識を克服するためにも一度行動を起こしてみましょう。
方法⑤:ネガティブな言葉を避ける
ついついネガティブなワードばかりを口にしていませんか?
口から出た言葉は、あなたの性格を形成している元にもなっています。
外交的になるためにはネガティブな言葉を控え、できるだけポジティブなワードを選んで話していくことが大切です
。
ネガティブな言葉ばかり話していると、気持ちも落ち込みやすくなってしまいます。
だからこそポジティブなワードを使い、自分を前向きにしていきましょう。
周りも暗くて自分の殻にに閉じこもっている人よりも、明るく前向きな人に声をかけやすいと思うはずですよ!
外交的な人が苦手…どう接すればいい?
もし、あなたが苦手意識を感じているのであれば相手のペースに無理して付き合う必要はありません。
いつでも相手に付き合ってしまうと、自分のペースや自分のプライベートな時間を崩されてしまいます。
そこで、一定の線引きをして相手と付き合っていくことが非常に重要になってきます。
この時にまずは自分の大切にしている家族や恋人などと優先順位を立てて相手を分類していきましょう。
自分のプライベートな時間を割いてまで相手に付き合う必要があるのかどうかを考えていくことです。
もし、相手に合わせた結果、自分の大切な人と過ごす時間や自分のプライベートな時間が満足に過ごすことができないのであれば、きちんと断っていきましょう。
外交的な人は、相手があなたでなくても他にもたくさんの選択肢があるはずです。
断るのはつらいと感じるかもしれませんが、だからといって毎回付き合うとストレスが溜まってしまうので、自分の気持ちもきちんと相手に伝えていくことが大切です。
外交的で内向的な人とは?
では、外交的で内向的な人とはどんな人でしょうか?
- 1人の時間もみんなで騒ぐのも好き
- 場所によって遊ぶ友達を選ぶ
- 話しかけるのは苦手でも話は続く
- 自分でも自分が内向的か外交的か判断できない
- 心を開くまでには時間がかかる
次に、外交的で内向的な人を詳しく見ていきましょう。
特徴①:1人の時間もみんなで騒ぐのも好き
1人で自分に向き合う時間も必要と感じているものの、ワイワイみんなで騒ぐ場所も好きな人です。
1人きりの時間が続くと寂しいと感じ、だれか一緒に過ごすことができないかと連絡を取ってしまいます。
しかし、毎日飲み会やパーティーなどが続くと、うっとうしく感じて一人きりになりたいと感じます。
日によって自分の求めるものが変わり、それぞれの場所で自分らしく楽しむことができます。
特徴②:場所によって遊ぶ友達を選ぶ
いつも同じ友達ではなく、場所によって友達が変わります。
少人数で遊ぶときは、本当に信頼している友達と遊びます。
しかし、ワイワイとにぎやかな場所に出かけるときは、全く違う人を誘って違った顔を見せます。
にぎやかな場所に出かけるのは好きなものの、そこまでしゃべるのは好きではない人も多いです。
そして少人数になると自分の話したいことをきちんと伝え、本音を伝えることができるという方もいます。
どちらのタイプの友達も自分には必要な友達だと感じています。
特徴③:話しかけるのは苦手でも話は続く
自分から話しかけるのは苦手なものの、一度話しかけられるとコミュニケーションが高く仲良くなることができます。
積極的なところはないものの、自分から話さないだけですぐに打ち解ける能力は高いことが特徴です。
パーティーなどに参加をするものの、特に新しい出会いを求めていない方が多いです。
特徴④:自分でも自分が内向的か外交的か判断できない
自分自身、自分がどちらのタイプかわかっていない方が多いです。
どちらの面にも当てはまる部分があり、どちらのタイプの友人とも仲良くできる特徴があります。
だからこそあらゆる面に共感することができ、話を聞いて理解をする能力に長けています。
しかし優柔不断な一面もあり、判断に時間がかかってしまうこともあります。
特徴⑤:心を開くまでには時間がかかる
一見すぐに仲良くなれそうに見えますが、実は本当に心を開くまでには時間がかかります。
相手はとても仲良くなれたとともっていても、本音を話すことはなく、うわべだけで付き合いを続けている場合もあります。
コミュニケーション能力が高いからこそ、相手に気づかれることもなく、そのままの付き合いを続けることもできます。
恋愛面でも相手に惹かれていても、自分自身にストッパーをかけて本当に大丈夫かどうか問いかけるところがあります。
外交的な人の5つの特徴や内向的な人との違いまとめ
コミュニケーション能力に優れ、すぐに人と打ち解けられる外交的な人には憧れる人は少なくありません。
様々なことに興味を持ち、自分の外側に目を向けていることが外交的な人の大きな特徴です。
しかし、内向的な人もその特徴を活かして、クリエイティブな作品を作ったり、信頼される上司として活躍することもできます。
そして、外交的にあこがれる人は、いくつかの方法を試すことで、少しずつ自分を外交的なものへと変化させていくことも可能です。
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